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記録ID: 2348815
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ハイキング
中国

二上山でお気楽さんぽ

2020年05月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:46
距離
4.5km
登り
234m
下り
227m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:36
休憩
0:10
合計
2:46
12:01
65
スタート地点
13:06
13:16
91
14:47
ゴール地点
アマノジャク岩への登りだけ,登山道。後はゆっくり車道歩き。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市中区より赤磐市に出て,県道96号,県道27号,美作やまなみ街道,国道53号 から久米南町里方まで。美咲町打穴上経由で両山寺まで。若干道は細い。
コース状況/
危険箇所等
天の邪鬼岩への登りは踏み跡が薄い。登山道の入り口はやぶ。後は西峰山頂までは登山道を適当に進む。山頂からはずっと車道歩き。
その他周辺情報 亀甲まで出るとかめっちの卵かけご飯など,楽しみな場所あり。大垪和西の棚田は日本の原風景がすてきなところ。
朝の天気は曇りがちにつき遅めのスタート。久しぶりに二上山に行ってみた。自転車では来ているが歩いて登ったことはない。今日もチャリダーの方が何人か来ていた。大垪和西の棚田には水が張られている。新緑と棚田の眺めが美しい。秋もよいが今もいい。
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朝の天気は曇りがちにつき遅めのスタート。久しぶりに二上山に行ってみた。自転車では来ているが歩いて登ったことはない。今日もチャリダーの方が何人か来ていた。大垪和西の棚田には水が張られている。新緑と棚田の眺めが美しい。秋もよいが今もいい。
田んぼの畦にはレンゲが元気。
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田んぼの畦にはレンゲが元気。
カノコソウ。こちらも畦にたくさん開いている。
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カノコソウ。こちらも畦にたくさん開いている。
棚田を巡る道がある。チャリで下ると登り返しがきつい。車だと谷底に簡単に下りることができるので楽ちん。ジャーマンアイリスと棚田。
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棚田を巡る道がある。チャリで下ると登り返しがきつい。車だと谷底に簡単に下りることができるので楽ちん。ジャーマンアイリスと棚田。
どこに行ってもコウゾリナがいっぱい。山さんぽの前に棚田さんぽ。
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どこに行ってもコウゾリナがいっぱい。山さんぽの前に棚田さんぽ。
棚田探訪を済ませてから,今日のお山へ。両山寺手前,広い駐車場には自分の車だけ。ここにはトイレもある。アンテナの立った西峰はすぐそこ。車を停めて出発する。
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棚田探訪を済ませてから,今日のお山へ。両山寺手前,広い駐車場には自分の車だけ。ここにはトイレもある。アンテナの立った西峰はすぐそこ。車を停めて出発する。
今の時期はアザミはとても元気。シジミチョウが休憩中。
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今の時期はアザミはとても元気。シジミチョウが休憩中。
イチモンジチョウ?道路にとまって休憩中。
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イチモンジチョウ?道路にとまって休憩中。
道ばたに大きなホオノキの葉っぱ。緑いきいき。
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道ばたに大きなホオノキの葉っぱ。緑いきいき。
ムラサキケマン。二上山の道ばたにいっぱい。
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ムラサキケマン。二上山の道ばたにいっぱい。
下の道路から山頂に直登するルート。入り口を見落として行き過ぎて戻る。道はあるが,入り口はやぶ〜っ。突入!
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下の道路から山頂に直登するルート。入り口を見落として行き過ぎて戻る。道はあるが,入り口はやぶ〜っ。突入!
入り口にヤマツツジ。
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入り口にヤマツツジ。
杉林の中に山頂へと続く道。ここはやぶでなくて歩きやすい。
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杉林の中に山頂へと続く道。ここはやぶでなくて歩きやすい。
ほどなく,アマノジャクの重ね岩の標示がある。ちょい草ぼうぼう。顔が隠れたマムシ注意標示。これ以後,草があるところはストックで地面をたたきながら進む。
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ほどなく,アマノジャクの重ね岩の標示がある。ちょい草ぼうぼう。顔が隠れたマムシ注意標示。これ以後,草があるところはストックで地面をたたきながら進む。
ツボスミレがそこかしこに。
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ツボスミレがそこかしこに。
アマノジャク岩の近くにヤブデマリの木。白くてきれいな花。
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アマノジャク岩の近くにヤブデマリの木。白くてきれいな花。
アマノジャク岩の立派な標示。いろんな木の説明がある。新緑の登山道。立派な標示の割には道は荒れている。
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アマノジャク岩の立派な標示。いろんな木の説明がある。新緑の登山道。立派な標示の割には道は荒れている。
重なった岩がごろごろ。草木が茂って,岩が分かりにくい。
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重なった岩がごろごろ。草木が茂って,岩が分かりにくい。
シキミのつぼみかな。
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シキミのつぼみかな。
このまだら模様は,ホトトギス?
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このまだら模様は,ホトトギス?
ガクウツギの白い花も道べりにたくさん登場。
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ガクウツギの白い花も道べりにたくさん登場。
チゴユリ,ユキザサの葉っぱがいっぱいある。ところが花はなかなかない。もう終わっているのか...。そうこうしているうちに,西峰山頂へ向かう車道に合流。
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チゴユリ,ユキザサの葉っぱがいっぱいある。ところが花はなかなかない。もう終わっているのか...。そうこうしているうちに,西峰山頂へ向かう車道に合流。
ありました!二上山西峰山頂道路脇にチゴユリ群生。もう終わりかけだが間に合った。
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ありました!二上山西峰山頂道路脇にチゴユリ群生。もう終わりかけだが間に合った。
チゴユリ,花が少し傷んでいるものが多い。
チゴユリ,花が少し傷んでいるものが多い。
北から見ても,南から見ても,ピークが二つ見える二上山。久米郡最高峰は西峰の689m。頂上はアンテナだらけ。
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北から見ても,南から見ても,ピークが二つ見える二上山。久米郡最高峰は西峰の689m。頂上はアンテナだらけ。
三角点に行こうとすると,真っ黒ででかいにょろが日なたぼっこ中。
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三角点に行こうとすると,真っ黒ででかいにょろが日なたぼっこ中。
三角点は中継局の間にあった。山頂標示はなし。
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三角点は中継局の間にあった。山頂標示はなし。
山頂のアンテナをくるっと一周すると...。ナルコユリの群生。人工構造物,無線中継局のすぐ裏手。道べりにいっぱい。
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山頂のアンテナをくるっと一周すると...。ナルコユリの群生。人工構造物,無線中継局のすぐ裏手。道べりにいっぱい。
となりにはいい感じのチゴユリ。ここは生きのよい花がたくさん。
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となりにはいい感じのチゴユリ。ここは生きのよい花がたくさん。
ナルコユリーズ。
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ナルコユリーズ。
花が開くと,少しだけ先が広がる。
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花が開くと,少しだけ先が広がる。
山頂のユリを楽しんで西峰を下りる。曲がったマムシグサがへびの雰囲気。
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山頂のユリを楽しんで西峰を下りる。曲がったマムシグサがへびの雰囲気。
新緑の切れ間から青い空。天気がすっかりよくなった。
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新緑の切れ間から青い空。天気がすっかりよくなった。
西峰に下りたら東峰に上り返し。上には東屋があった。
西峰に下りたら東峰に上り返し。上には東屋があった。
両山寺の開祖,泰澄の墓。東峰の山頂にひっそりとあった。
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両山寺の開祖,泰澄の墓。東峰の山頂にひっそりとあった。
ここからすぐ下の道路に下りれそうだが,ローカットの普通の靴なのでやめる。
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ここからすぐ下の道路に下りれそうだが,ローカットの普通の靴なのでやめる。
再び鞍部に戻る。塩場の池があった。お祭りで修行者が水ごりをする場所だそうだ。
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再び鞍部に戻る。塩場の池があった。お祭りで修行者が水ごりをする場所だそうだ。
車道沿いに両山寺の方へ歩く。途中で花の残ったユキザサ発見!今年も見ることができた。
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車道沿いに両山寺の方へ歩く。途中で花の残ったユキザサ発見!今年も見ることができた。
もう終わりかけ。ラッキー。
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もう終わりかけ。ラッキー。
そのとなりには大きなササユリの株が育っていた。後一ヶ月くらいで咲くかな。
そのとなりには大きなササユリの株が育っていた。後一ヶ月くらいで咲くかな。
アスファルトのすきまにたくましいキランソウ。
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アスファルトのすきまにたくましいキランソウ。
カキドオシもいっぱい。小さな春の花々が続く。
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カキドオシもいっぱい。小さな春の花々が続く。
今日一番の眺望ポイント。正面に那岐三座。木が少し邪魔だが泉山も見える。見通しがよければ後山も見えそう。
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今日一番の眺望ポイント。正面に那岐三座。木が少し邪魔だが泉山も見える。見通しがよければ後山も見えそう。
広戸仙は見晴らしがよさそうだが,那岐山頂は少し雲の中か。
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広戸仙は見晴らしがよさそうだが,那岐山頂は少し雲の中か。
お寺に近づくと,いろいろなシャクナゲが出迎えてくれた。
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お寺に近づくと,いろいろなシャクナゲが出迎えてくれた。
白,ピンク,赤と鮮やかなシャクナゲの生け垣が美しい。
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白,ピンク,赤と鮮やかなシャクナゲの生け垣が美しい。
ビビッド!
オオデマリかな?
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オオデマリかな?
道ばたのニワゼキショウ。栽培種。
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道ばたのニワゼキショウ。栽培種。
ニワゼキショウの色違い。
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ニワゼキショウの色違い。
南の方向には金山。あちらからもいつもよく見える。
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南の方向には金山。あちらからもいつもよく見える。
両山寺にはホームページがあった。「本尊に聖観世音菩薩をお祀りし,往昔には天台・真言の二道場にして山内に二十八の僧坊と五重の塔をはじめとする僧堂伽藍が甍を並べていたといいます。」由緒正しい古刹だ。今は真言宗の格式の高いお寺。二上大杉が立派。
両山寺にはホームページがあった。「本尊に聖観世音菩薩をお祀りし,往昔には天台・真言の二道場にして山内に二十八の僧坊と五重の塔をはじめとする僧堂伽藍が甍を並べていたといいます。」由緒正しい古刹だ。今は真言宗の格式の高いお寺。二上大杉が立派。
高野山から分けていただいたというクリンソウが花を開いていた。
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高野山から分けていただいたというクリンソウが花を開いていた。
葉っぱが特徴的なクリンソウ。サクラソウにそっくりさん。
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葉っぱが特徴的なクリンソウ。サクラソウにそっくりさん。
お寺の裏には二上神社が祀ってあった。神様も仏様もみんないる霊山。
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お寺の裏には二上神社が祀ってあった。神様も仏様もみんないる霊山。
お寺の建物横にシラン。お寺の方と少しお話。どうぞゆっくりしていってください。訪れる人に優しい。
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お寺の建物横にシラン。お寺の方と少しお話。どうぞゆっくりしていってください。訪れる人に優しい。
ランチを食べようと仁王門の向こうの東屋へ。よく晴れた南の空。東屋と思ったのは,五智如来の皆様のおうちでした。この如来像は室町時代後期の作だそう。長い歴史を感じる。
ランチを食べようと仁王門の向こうの東屋へ。よく晴れた南の空。東屋と思ったのは,五智如来の皆様のおうちでした。この如来像は室町時代後期の作だそう。長い歴史を感じる。
暑いが日なたのベンチで昼ご飯。ここからはすぐ南に吉備中央町の本宮山が見える。
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暑いが日なたのベンチで昼ご飯。ここからはすぐ南に吉備中央町の本宮山が見える。
少し西に目をやると,これも吉備中央町の大和山,大平山と600m峰が連なる。どこもアンテナが目印ですぐに分かる。
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少し西に目をやると,これも吉備中央町の大和山,大平山と600m峰が連なる。どこもアンテナが目印ですぐに分かる。
ご飯を食べて車道を歩いて車の所まで。短い時間でも山の春を楽しむさんぽができた。
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ご飯を食べて車道を歩いて車の所まで。短い時間でも山の春を楽しむさんぽができた。

感想

朝のうちは天気が回復していていなかった。昼からは岡山は晴れ予報。遅出でスタートし,久米郡の最高峰二上山に行ってみた。数年前に自転車で登ったことがあったが,歩いて登るのは初めて。いつも県南から二つのピークの山を眺めていた。山頂部には花もあるようで楽しみに登る。
車道から山頂への入り口を見落としたり,プチやぶこぎをしたりした。道は一部はっきりしないところもある。しかし,どうにもならない道でなくローカットのシューズで気楽にさんぽした。
山頂の眺望はないものの,標高700mの山らしく県南では見ることができない花が見られた。チゴユリ,ナルコユリが山頂にたくさん咲いていた。時期がもう少し早ければ,ユキザサも多かっただろう。歴史好きな人には,由緒正しい両山寺の散策も楽しめそうだ。爽やかな5月の自然を満喫するさんぽができた。

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