金峰山 奥秩父の山々に紅葉を求めて
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,052m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
11:35金峰山山頂11:45-12:00金峰山小屋(昼食)12:35-13:40砂防堤-14:35金峰山荘
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10/15(月) 金峰山荘駐車場に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《ピストンのため往路・復路とも同じ》 [金峰山荘〜砂防堤] 沢沿いの傾斜が緩やかな林道 [砂防堤〜金峰山小屋] 樹林帯の登りやすい登山道 [金峰山小屋〜金峰山山頂] 岩稜の急登 ※特に危険個所なし |
写真
感想
前日、甲武信ヶ岳を疲れを癒すため岩根山荘に宿泊した。露天風呂に入り、ボリュームもありバラエティにとんだ夕食(好物の馬刺し、手打ち蕎麦も含まれる)に舌鼓をうち、21:00には就寝した。そのため朝は疲れがほとんど残っていなかった。7:00に朝食食後にコーヒーを飲み満足感一杯だった。(本当に8000円台の宿泊料でいいのですかという内容)宿を出るときに、奥さん(?)の話によれば例年よりも紅葉のペースが10日位遅れているようだ。事前にその情報をつかんでいればよかったのに。まあ、気を取り直して宿を出た。
今日のコース(廻目平口)を選んだのは、ヤマレコで大弛峠ピストンコースと瑞牆山荘からのコースの記録は多く見かけるのに、このコースはほとんど目にしないからだ。この私の天邪鬼さが前回の鳳凰三山の御座石温泉スタートで失敗したのにもかかわらず、懲りずに不人気コースを選ぶゆえんである。今回は失敗でないと願いながら、金峰山荘兼ふれあいの森キャンプ場の大駐車場に車を駐車し、キャンプ場トイレで用を足し、キャンプ場を見ながら歩きだした。
歩き始めキャンプサイトを眺めながら進んでいく、見ているとキャンパーたちは遅い朝食の準備をしたり、のんびりくつろいでいる。快適そうなキャンプ場だ。
キャンプ場を過ぎ緩やかな林道歩きが続く。今日はパートナーもなく黙々と沢沿いの林道を進んでいく。つまらない!!
林道が終わり沢に架かる丸太橋をわたると、登山道になる。ようやく登山をしている気分になり、心が弾む。橋のところで背負子を背負った歩荷(金峰山小屋の主人か?)とすれ違い、こちらから挨拶をしても返ってこない。どうも山小屋の主人は朴訥な方が多いのかと心で思いながら歩みを進めた。
登山道は、静岡県の山伏を思い出させる樹林帯の中を進むまあまあ傾斜のある道だ。こちらのほうが楽かな?いいペースで金峰山小屋に到着し小休止。
金峰山小屋からは森林限界を超えたため、ハイマツ帯の岩稜を登るが目の前に頂上がせまっており、気も楽だ。ほどなく山頂に到着、晴れのため視界も良く、周囲の山々の写真をとる。山頂はそれほど広くなく、五丈石に登る勇気もないので早々に頂上を立つ。
金峰山小屋の日当たりのよいベンチで昼食を摂ることにした。今回の山行で持参したガスバーナーとお気に入りの薬缶を初めて使うことにした。(カップヌードルとコーヒーとお粗末な昼食でした) 食後、あまりにもポカポカ陽気なので(2000m以上の高度なのに)昼寝したい気分になってきたが、秋は日暮れが早いことを思い出し、欲求を抑えて出発した。
下りの斜度はそれほどきつくないので、せっかく持参したダブルストックを一切使用せず快適に下山できた。途中からトレランもどきで走ってもみたが、これも結構楽しかった。
下りの林道で若い2人組の男性に道を訊かれた。「小川山の登り口はどこですか」
確か金峰山荘から5分ほどのところで行きで見かけたはずなので、地図で確認して「戻ったところにあるのでは」と助言した。歩きながら話では、彼らはキャンプ場に泊まっていてこれから弘法岩で夕日を見に行くらしい。「クロックスで登るのか?」と心の中で心配したが、過去に近辺の山々に登っていると話していたので安心した。また、キャンプ場では直火で焚火OKだそうでなかなか良いキャンプ場だ。このキャンプ場をベースにして周辺の山々に登るのも楽しそうだ(人から得る情報は時には正しく有益だ)今日も人との出会いに感謝。いい気分で下山できた。
駐車場代を払いに金峰山荘へ行くと、通常300円が金峰山登山者は100円だとかで、得をした気分になり(我ながら単純)帰路に着いた。
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