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Yamareco

記録ID: 2358654
全員に公開
沢登り
日光・那須・筑波

足尾の峻険渓谷 ウメコバ沢〜中倉山

2020年05月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:01
距離
16.0km
登り
1,312m
下り
1,305m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:25
休憩
0:31
合計
9:56
6:53
7:24
327
12:51
12:51
28
13:19
13:19
4
13:23
13:23
15
13:38
13:38
45
14:23
14:23
15
山旅ロガー使用
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
渓相:★★★☆☆
水温:シャワー△
水量:平水(普通)
水質:動物が多いのでフィルター必須
雪渓:無し
沢靴:ラバー◎ 
ザイル:50m×8.5mm×1本(メイン) 10m×8mm×1本(お助け)
ナメ:無し
藪漕:無し
害虫:松木川の林道と稜線に出る前の笹薮にマダニ確認。ご注意を。

登攀 :+級(F5 /25m)

総合的な難易度 3級(独断と偏見による)

F5登攀する場合は、クライミングシューズが有利。
カムが6本程度そろっていればハーケンとハンマーは不要。
5時にゲート前よりスタート!
2020年05月24日 05:01撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 5:01
5時にゲート前よりスタート!
けっこう長丁場なルートなので、iroiro先輩は体力を心配してました(結果問題なし!)
2020年05月24日 05:27撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 5:27
けっこう長丁場なルートなので、iroiro先輩は体力を心配してました(結果問題なし!)
朝霧でしたが、晴れ間もチラホラ…
2020年05月24日 05:29撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 5:29
朝霧でしたが、晴れ間もチラホラ…
足尾鉱毒事件がきっかけで廃村になった松木村の跡地
2020年05月24日 05:34撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 5:34
足尾鉱毒事件がきっかけで廃村になった松木村の跡地
石垣が生活の跡を物語ってます
2020年05月24日 05:39撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 5:39
石垣が生活の跡を物語ってます
足尾ジャンダルムが見えてきた!
2020年05月24日 05:51撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 5:51
足尾ジャンダルムが見えてきた!
松木川沿いの廃道を歩いて行きます
2020年05月24日 05:58撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 5:58
松木川沿いの廃道を歩いて行きます
ジャンダルムが凄い迫力!
2020年05月24日 06:14撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:14
ジャンダルムが凄い迫力!
対岸に見覚えのある巨大なテントが…と思ったら、jaiさんとsatoちゃんでした!手を振ったら気付いてもらえた(笑)
2020年05月24日 06:15撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:15
対岸に見覚えのある巨大なテントが…と思ったら、jaiさんとsatoちゃんでした!手を振ったら気付いてもらえた(笑)
このあたりはもうすぐ全部崩れるかも
2020年05月24日 06:39撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:39
このあたりはもうすぐ全部崩れるかも
左手に廃車になったブルドーザーがある。ここを過ぎたら、河原に降り立ちます
2020年05月24日 06:44撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:44
左手に廃車になったブルドーザーがある。ここを過ぎたら、河原に降り立ちます
すると、ウメコバ沢出合いに到着です。
アプローチは1時間40分くらいですね
2020年05月24日 06:48撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:48
すると、ウメコバ沢出合いに到着です。
アプローチは1時間40分くらいですね
ウメロバに見える
2020年05月24日 06:50撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:50
ウメロバに見える
入渓するとすぐにF1が現れる
2020年05月24日 06:51撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:51
入渓するとすぐにF1が現れる
右壁にFIXあり。
ここから登ります
2020年05月24日 06:58撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 6:58
右壁にFIXあり。
ここから登ります
先輩がたは食事タイム。
暇なので、石英探してました(笑)
ちっこいの見つけた🔮
2020年05月24日 07:01撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:01
先輩がたは食事タイム。
暇なので、石英探してました(笑)
ちっこいの見つけた🔮
ロープは使わなくても問題ないが、少し脆いのでFixにプルージックかけた
2020年05月24日 07:14撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:14
ロープは使わなくても問題ないが、少し脆いのでFixにプルージックかけた
峡谷がカッコいい!
2020年05月24日 07:14撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:14
峡谷がカッコいい!
すぐにF2が現れる。
これは登れなそう…
2020年05月24日 07:19撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:19
すぐにF2が現れる。
これは登れなそう…
右側の藪にFixありますので、これで高巻く
2020年05月24日 07:21撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:21
右側の藪にFixありますので、これで高巻く
巻き降りたらすぐにF3かな。
簡単そうだけど、取り付きが腰まで浸かりそうなのでここも左岸から小さく巻いた
2020年05月24日 07:27撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:27
巻き降りたらすぐにF3かな。
簡単そうだけど、取り付きが腰まで浸かりそうなのでここも左岸から小さく巻いた
両側の岩壁がそそり立ち、良い雰囲気です。
2020年05月24日 07:35撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:35
両側の岩壁がそそり立ち、良い雰囲気です。
20分ほど河原状を歩くと…
2020年05月24日 07:48撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:48
20分ほど河原状を歩くと…
F4が現れた!
門みたいでこれもカッコいいなぁ〜
2020年05月24日 07:52撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:52
F4が現れた!
門みたいでこれもカッコいいなぁ〜
iroiro先輩とF4のアベックショット
2020年05月24日 07:54撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:54
iroiro先輩とF4のアベックショット
中間までは登れそうだけど、そこで詰まるなぁ…
2020年05月24日 07:54撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:54
中間までは登れそうだけど、そこで詰まるなぁ…
Mさんはアイスもやってるから、凍ってればやるでしょうね
2020年05月24日 07:56撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:56
Mさんはアイスもやってるから、凍ってればやるでしょうね
ここのルンゼから高巻きます
2020年05月24日 07:55撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:55
ここのルンゼから高巻きます
いい調子で行くと、大きく巻いてしまいそうなので、なるべく早めに左の壁を越えて沢へ復帰しましょう。
2020年05月24日 07:59撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 7:59
いい調子で行くと、大きく巻いてしまいそうなので、なるべく早めに左の壁を越えて沢へ復帰しましょう。
沢床に降りる。ガレてるけどクライムダウンで行けます。
2020年05月24日 08:15撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 8:15
沢床に降りる。ガレてるけどクライムダウンで行けます。
このあたりにヒメイワカガミが群生していて感動してました。
2020年05月24日 08:14撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 8:14
このあたりにヒメイワカガミが群生していて感動してました。
沢へ復帰すると、すぐにF5が現れた。
バッチリじゃん♪さすがです。
2020年05月24日 08:20撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 8:20
沢へ復帰すると、すぐにF5が現れた。
バッチリじゃん♪さすがです。
F5はカッコイイ滝です〜^^
25m程度と推測。
2020年05月24日 08:22撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 8:22
F5はカッコイイ滝です〜^^
25m程度と推測。
※登攀ルート
2020年05月24日 08:22撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 8:22
※登攀ルート
bicycle手を挙げました。
クライミングシューズ持ってきて正解。
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bicycle手を挙げました。
クライミングシューズ持ってきて正解。
登攀の詳細を知りたい方は、感想欄に書きましたのでご参考に。
知りたくない!って人は見ないように!
2020年05月24日 09:07撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:07
登攀の詳細を知りたい方は、感想欄に書きましたのでご参考に。
知りたくない!って人は見ないように!
落ち口のところ。
2020年05月24日 09:07撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:07
落ち口のところ。
※高巻きルート(予測)
2020年05月24日 09:07撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:07
※高巻きルート(予測)
落ち口のところに立派な終了点がありました。
2020年05月24日 09:07撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:07
落ち口のところに立派な終了点がありました。
Nさん沢靴でセカンド。
スタンス薄いから怖そう…
実際怖かったそうです。
2020年05月24日 09:10撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:10
Nさん沢靴でセカンド。
スタンス薄いから怖そう…
実際怖かったそうです。
それでもスムーズに攀じる
2020年05月24日 09:12撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:12
それでもスムーズに攀じる
このあたり、垂直に近い。幸い岩がしっかりしているのでダイナミックに掴める
2020年05月24日 09:13撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:13
このあたり、垂直に近い。幸い岩がしっかりしているのでダイナミックに掴める
F5の続き(2段目)
2020年05月24日 09:13撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:13
F5の続き(2段目)
落ち口を跨ぐのが少し怖いが、滑り落ちるようなことはなさそう
2020年05月24日 09:13撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:13
落ち口を跨ぐのが少し怖いが、滑り落ちるようなことはなさそう
跨いじゃえば、あとは-で簡単に越えてF5は終了。
一応、F5は2段滝という認識でレコしました。
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跨いじゃえば、あとは-で簡単に越えてF5は終了。
一応、F5は2段滝という認識でレコしました。
振り返ると渓谷美!
2020年05月24日 09:14撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:14
振り返ると渓谷美!
こんな世界に囲まれて滝を登るのは、楽しい!
2020年05月24日 09:14撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:14
こんな世界に囲まれて滝を登るのは、楽しい!
50mザイルはここでたたみました。
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50mザイルはここでたたみました。
僅かに進むと、また滝が見えてきます。
2020年05月24日 09:48撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:48
僅かに進むと、また滝が見えてきます。
F6かな。
この滝も多段っぽく見える
2020年05月24日 09:50撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:50
F6かな。
この滝も多段っぽく見える
はじめは右から越えていき、途中で左へ渡ります。
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はじめは右から越えていき、途中で左へ渡ります。
あの2条になってるCSのところが、ラストの滝です。
これも、F6としてレコします。
2020年05月24日 09:54撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:54
あの2条になってるCSのところが、ラストの滝です。
これも、F6としてレコします。
ここからさらに水流を渡るが、滑りがいちばん酷いので要注意。
2020年05月24日 09:56撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:56
ここからさらに水流を渡るが、滑りがいちばん酷いので要注意。
※落ち口への抜けルート(卦)
最後のスタンスが滝の奥にあるので、シャワーは避けられません。
2020年05月24日 09:56撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 9:56
※落ち口への抜けルート(卦)
最後のスタンスが滝の奥にあるので、シャワーは避けられません。
F6の落ち口より。
けっこう迫力のある風景です
3
F6の落ち口より。
けっこう迫力のある風景です
無事に越えて、休憩します。ちょうど日が射してきて暖かい。
2020年05月24日 10:09撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 10:09
無事に越えて、休憩します。ちょうど日が射してきて暖かい。
もう怖いところはなさそうなので、のんびり昼食。
2020年05月24日 10:12撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 10:12
もう怖いところはなさそうなので、のんびり昼食。
晴れてきて嬉しいが、稜線歩きが暑いのは嫌だなぁ…
2020年05月24日 10:12撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 10:12
晴れてきて嬉しいが、稜線歩きが暑いのは嫌だなぁ…
遡行してきた渓谷を眺めながらのんびりと。
2020年05月24日 10:12撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 10:12
遡行してきた渓谷を眺めながらのんびりと。
あとは詰めるだけです。
最初の二俣は右へ
2020年05月24日 10:29撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/24 10:29
あとは詰めるだけです。
最初の二俣は右へ
初夏の気配をところどころに感じる
2020年05月24日 10:36撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 10:36
初夏の気配をところどころに感じる
次の二俣は左へ
2020年05月24日 10:38撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/24 10:38
次の二俣は左へ
分岐3つ目、最後の二俣は左へ(1,500m付近の地点)
2020年05月24日 11:04撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 11:04
分岐3つ目、最後の二俣は左へ(1,500m付近の地点)
コケが蒸してる
2020年05月24日 11:21撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 11:21
コケが蒸してる
ここがウメコバ沢の源頭。最初の一滴ってヤツです。
2020年05月24日 11:27撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 11:27
ここがウメコバ沢の源頭。最初の一滴ってヤツです。
ここで水を汲んでおきます。足尾は動物が多いので、なるべく湧きだしているポイントにしましょう。
2020年05月24日 11:28撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 11:28
ここで水を汲んでおきます。足尾は動物が多いので、なるべく湧きだしているポイントにしましょう。
笹藪歩き…僕的にはここが核心部でした。
だってマーダニーが多いんだもん…
2020年05月24日 11:45撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 11:45
笹藪歩き…僕的にはここが核心部でした。
だってマーダニーが多いんだもん…
先輩は全く気にしないって笑っていたが、調べると早速マダニが足についていた!
2020年05月24日 11:48撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 11:48
先輩は全く気にしないって笑っていたが、調べると早速マダニが足についていた!
慌ててNさんから虫除けを付けてもらうの図(笑)
2020年05月24日 11:50撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/24 11:50
慌ててNさんから虫除けを付けてもらうの図(笑)
稜線に合流しました。
ここで景色を眺めながらのんびり休憩します。
2020年05月24日 11:52撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 11:52
稜線に合流しました。
ここで景色を眺めながらのんびり休憩します。
気持ちがよくてお昼寝…
2020年05月24日 12:01撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 12:01
気持ちがよくてお昼寝…
20分ほど休んで、さぁ下山しましょう!
2020年05月24日 12:21撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/24 12:21
20分ほど休んで、さぁ下山しましょう!
少しアップダウンあります
3
少しアップダウンあります
休憩中、先に下山へ向かったiroiro先輩。すぐに追い付けるかと思っていたけど、けっこう早くてなかなか追い付かない(汗)
2020年05月24日 13:11撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 13:11
休憩中、先に下山へ向かったiroiro先輩。すぐに追い付けるかと思っていたけど、けっこう早くてなかなか追い付かない(汗)
孤高のブナまで来ました
2020年05月24日 13:14撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 13:14
孤高のブナまで来ました
また会えましたね
2020年05月24日 13:15撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 13:15
また会えましたね
あとは歩くだけなので急ぎません
2020年05月24日 13:17撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 13:17
あとは歩くだけなので急ぎません
松木村のとこに、カラミがどす黒く見える。
緑を取り戻すには、まだまだかかりそうですね。
2020年05月24日 13:19撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/24 13:19
松木村のとこに、カラミがどす黒く見える。
緑を取り戻すには、まだまだかかりそうですね。
満足の沢遊びができました♪
Nさん、iroiro先輩、お誘いありがとうございました。
2020年05月24日 13:20撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
5/24 13:20
満足の沢遊びができました♪
Nさん、iroiro先輩、お誘いありがとうございました。

感想




※F5登攀


梅雨入り前に、そこそこ手ごたえのある沢へいっておきたいなぁ、と思っていた矢先に、某山岳会のNさんと沢の先輩iroiro57さんからウメコバ沢のお誘いをいただいたので、行ってきました。

ウメコバ沢っていうと、アイスクライミングがメジャーで沢登りというイメージはあまりなかったのだけど、ヤマレコユーザーさんの記録を見てみて「沢でも面白そうだなー」っと思っていたところだったので、願ったり叶ったりでした。

ウメコバ沢は、足尾を象徴するような岩だらけの世界で、中倉山北面にあるこの峡谷は、日が差す時間も少なく「なるほど、アイス向きな谷だナァー」というのが第一印象だった。

けっこう大きい滝がいくつかあるらしいが、高巻きが多い様子。
iroiro先輩からも「雰囲気を見に行きたいから登らなくてもいい」と言われていたのだが、どうせ行くなら1本でもいいから攀じってみたいと思い、Nさんとひそかに登攀具を多めに忍ばせて、いってきました。

アプローチは銅(あかがね)親水公園よりゲートを越え、松木川左岸沿いの林道を歩き、旧松木村を目指す。
現在、親水公園は利用中止になっているため、路上駐車するしかない状況だ。

崩落しかけたような林道を進むと、左手に廃車になった車両重機があり、それを過ぎたあたりから、河原へ降りる。
河原を歩けば、右岸の暗〜い谷から流入してる沢がウメコバだ。
ここだけ渡渉(飛び石でも可)し、少しの休憩をとり、装備を整えた。

■以下、ざっくりルート概要

F1 しょっぱなすぐに現れるが、右壁にFIXロープがかかっているのでこれにプルージックを使って登った。ロープが無くても簡単だが、岩がもろいのでFIXがあるのだろう。

F2 チョックストーンの滝で登攀は無理っぽい。これも、右のヤブにFIXがあり容易に高巻く。

F3 取り付きの釜がちょいと深く、まだ寒かったので右から巻く。取り付ければ簡単そうな滝だった。

F4 見事な直瀑で、「門」ってイメージがしっくりくる良い滝だった。氷瀑なら良さそうだが、とてもこの時期は攀じれるようには見えない。
ここは鑑賞だけにして、滝のすぐ右にある枯れたルンゼから僅かに巻いて、早めに沢床へ戻った。
どうやら、このルンゼを調子よく行ってしまうと、次のF5までまとめて巻いてしまうらしいので注意。
沢床への復帰は、クライムダウンで行ける。この辺りに、ひっそりとヒメイワカガミが群生してて感動した。

F5(25m登攀)は、左の乾いた階段状を10mほどフリーで登る。
小テラスっぽいところから、右にトラバースしてクラックが顕著に伸びているところから登る。体感は元蘢度だが、垂直なのでけっこう怖い。
スタンスは小さいので、クライミングシューズ持参推奨。沢靴だとつま先が曲がるため、危ないかもしれない。
カムを3本使った。かなり幅広いサイズがそれぞれフィットしそうな良いクラックだ。
残置物は、ハーケンとピトンが合わせて3本と、リングボルト1箇所あるので、クイックドローも4本くらいあると便利。
ホールドについては、無理にクラックでジャミング決めるよりも、薄いカチが随所にあり、そちらのほうが態勢を変えやすい。
足はクラックに突っ込むと安定して登れるだろう。
核心はこのクラックの出だしから4mくらいだけ。あとは簡単で、右へ斜上して落ち口へ上がるとアイス用(?)の立派な終了点があり、それを使ってピッチを切った。
ハーケン、ハンマーは不要。

2ピッチ目はそこから落ち口傍の水流を横切り、左岸側から登る。
ここはフリーで簡単。
30mほど行くとまた終了点がありここでF5は終了となる。

F6 ※もはやどこまでがF6なのかわからない感じの連瀑なので、F5を越えた滝すべてをF6として記載する。
しばらくは階段状の滝を水流右からから登っていける。途中で左に渡り、CSで2条の流れとなった所で、再び水流を跨ぎ、落ち口をかすめるように登攀する。(卦+ぬめり+ちょいシャワー)
なるべく濡れたくないが、最後の左足スタンスが水流の奥にあるため、けっこうずぶ濡れになります。
ここを越えると、今回の詰めルートを選択した場合、もう滝はありません。


■感想

想像よりも遥かに良かった!
かっこいい岩壁に囲まれた渓谷は、十分雰囲気だけでも楽しめます。
岩が脆いというイメージ(一部脆いけど)でしたが、割としっかりしており、登攀はそこそこ楽しめます。
F5は、巻く場合はおそらく右側にあるルンゼだろう。
登攀する場合は50mロープ、カム5本程度(中サイズ推奨)、クイックドロー4本、クライミングシューズで十分かと思います。

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コメント

ASIO!
皆様お疲れ様です!
あぁ愛しの足尾じゃありませんか!
ジャンダルムから中倉山へ登った時、松木沢の最奥部は一体どうなっているんだろうと興味津々でした。
いやぁ素晴らしい渓谷が存在するんですね。
各滝がそれぞれ立派で美しい、とても行ってみたくなりました。

そろそろ県外移動も出来るようになりそうなので、またよろしくお願い致しまするm(_ _)m
2020/5/25 20:10
SM100Cさん
毎度どうもですー!!
梅雨前の頃は、足尾の沢がちょうどよい具合なのですが、ウメコバ沢も楽しかったです
途中にある松木村と、帰りの林道にある仁田元村は鉱毒事件がきっかけで廃村になった場所なので、そういった歴史的な観点からも興味深い遡行となりました。

まともに登れる滝のほうが少ない沢ですが、そのぶん迫力いっぱいの魅力がありますね^^
こちらこそ、SM100Cさんの出動をまだかまだかと待ち望んでおりますので、よろしくお願いしますヨ!!

後ほど、今後の計画などご連絡しまーす!!
2020/5/25 20:26
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