三峰山・鷲ヶ峰 ☆中央分水嶺トレイルで散歩☆

2020年05月25日(月) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 12.4km
• 登り: 990m
• 下り: 985m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:54
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:29

距離 12.4km 登り 990m 下り 991m

10:59 和田峠
11:16 11:18 中山道古峠
11:41 和田山北峰
12:06 三峰大展望台分岐
12:18 12:36 三峰山
12:43 三峰大展望台分岐
12:57 12:58 和田山北峰
13:12 13:13 中山道古峠
13:20 13:21 和田山南峰
14:02 安曇幹線2号線No.８4鉄塔
14:34 14:46 鷲ヶ峰
15:08 安曇幹線2号線No.８4鉄塔
15:26 峠橋
15:28 ゴール地点

平日のこのエリアなら人と会わずに済みそうだし遭難リスクもないだろうし、ステイ信州だし・・と思って歩いてきた。
レコ書くためにネットで検索したら”霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイル”からトレッキング自粛の要請が出てました。(5月24日現在）
http://www.c-trail.com/

内容的には山岳4団体の自粛要請を引用しつつも、山岳4団体の要請は39県で緊急事態解除後内容が見直されて新たな内容の要請になっていますが、こちらのwebサイトのものはそれ以前の要請を受けての内容のままのようです。

全国で緊急事態宣言解除される時期でもあり、その旨サイト運営者にお伝えしました。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和田峠の「農の駅」の広い駐車場を利用しました。
トイレ、登山ポストはありません。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありませんでした。
ただし、計画コースはヤマレコの「ラクルート」に用意されたコースで作ったのですが和田山（南峰）からの下り、和田峠トンネルの上を越えてビーナスライン（道路）に出るまでの区間、現地に登山道はありませんでした。
踏み跡は無きに等しく、マーク等はありません。
（山と高原地図ではルートではありません。）
けもの道か薄い踏み跡頼りに藪漕ぎしながら下ってみました。
樹木刈られてススキ原になっているエリアと林の境目のようなところを歩きましたが、まったく歩けないこともないけど道ではありません。
和田トンネルの上を越える箇所は崩落して植物も生えない箇所を斜面の石や砂地を滑らないように注意して下り、対岸まで登り返します。
先に道路（ビーナスライン）が見えているのでそこまでたどり着けば何とかはなりますが、敢えて歩く意味が見出せません。
ビーナスラインまで出ると、その先に鷲ヶ峰方面入口の階段があります。

その他周辺情報

時節柄、自宅からどこにも立ち寄らずに往来しました。

写真

5/25 10:55

「農の駅」の広々した駐車場。

5/25 11:04

今日歩いたコースあちらこちらにタチツボスミレが咲いてました。

5/25 11:06

トレッキングコースはとても気持ち良いです。

5/25 11:12

これもあちらこちらで見られたミツバツチグリ。

5/25 11:16

中山道古峠
標高1,605mです。昔の人は歩いてこの峠を越えたのかと思うと「凄い！」の一言です。

5/25 11:26

結構アップダウンのある道で三峰山を目指します。

5/25 11:33

標高上がると背後に八ヶ岳が見えてきます。

5/25 11:38

車山の上に赤岳の姿、左右に阿弥陀岳や横岳がかっこいいです。

5/25 11:36

タチツボスミレに次いでよく見られたスミレですが、さてお名前は？！

5/25 11:43

目指す三峰山はなかなか遠い！
でも、広々した草原の中を歩くのは最高に気持ちい！

5/25 11:48

この気持ちよい景色、思わずシャッターを切ってしまう。

5/25 11:56

三峰大展望台　三峰茶屋ですね。
車やバイクで来た時によらせていただいたことがあります。

5/25 12:00

先ほどのスミレと少し違う気がするけど同定は難しい！

5/25 12:07

振り返った道の先に八ヶ岳や霧ケ峰、美しいなあ！
右のピークが後で行く鷲ヶ峰でしょう。

5/25 12:14

三峰山まであとわずか。

5/25 12:20

三峰山山頂に到着。

5/25 12:20

奥に美ヶ原、中央付近が茶臼山だと思う。
茶臼山とこの三峰山の間の赤線を繋げたいなあ！

5/25 12:21

諏訪湖が望めます。

5/25 13:18

中山道古峠から和田山南峰に登りました。

5/25 13:25

ヤマレコの「ラクルート」に示されていたルートを降ります。踏み跡らしきものが所どころある程度。
獣道かも！
マークはありません。
これは通るべきところではないですね。

5/25 13:32

ススキをかき分けて下ったりもしました。

5/25 13:35

古いトンネルの上を通って対岸の上を通るビーナスラインに登り返します。
足下は急なザレ場です。

5/25 13:38

対岸に渡ったところで振り返っての一枚。

5/25 13:39

何とか道路にたどり着いたら登山道入り口の階段がありました。

5/25 13:41

和田山南峰です。
歩いて下ったのは樹木が切り開かれたカヤ原と林の境目の部分でした。

5/25 13:50

先に見えるのが目的地の鷲ヶ峰です。

5/25 13:53

鷲ヶ峰へのルートではフデリンドウがちょくちょく見られました。嬉しいなあ！

5/25 14:08

鷲ヶ峰へ向かう道もアップダウンの連続。

5/25 14:27

タチツボスミレは相変わらず多いです。

5/25 14:30

キジムシロですね。

5/25 14:30

ヒメイチゲを1輪だけ見つけました。

5/25 14:32

鷲ヶ峰到着！

5/25 14:33

霧ケ峰はすぐそこですね。
あちらへの赤線も繋げたいな！

5/25 14:34

車山の上に南八ヶ岳の峰々です。

5/25 14:34

中央に先ほど登った三峰山、その先に茶臼山や美ヶ原です。

5/25 14:42

ここからは諏訪湖が近いです。

5/25 14:53

タンポポがあちらこちらに咲いていましたが、いずれも西洋タンポポでした。

撮影機器：

STYLUS1,1s OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

MYアイテム

Q_B

重量：0.67kg

感想

Q_B

4月から風越山でのお散歩・トレーニングを続けていたけど、別の場所歩きたかったので最近のレコ参考に歩いてきました。

中山道古峠で休憩している男性二人組を見かけた以外は誰にも会いませんでした。

ビーナスラインには自動車や大型バイクが相当数走っていました。
かつて大型スポーツバイクのライダーだった自分は、コーナーを颯爽と切り返して走り抜けるライダーの気持ち理解できてしまう。
ただ、デカい爆音とともに音楽を大音響で流しながら走る、さながら街宣車のようなライダーは好きになれないなあ。

霧ケ峰周辺の高原地帯は、アップダウンがあるものの比較的なだらかな草原が広がっているような印象を持っていたのですが、この日歩いた和田峠から中山道の古峠、三峰山、鷲ヶ峰、なかなか急坂のアップダウンはことのほか歩きごたえがあって驚きました。
素晴らしい景色の広がる大空間をこの日は独り占め、ビーナスラインはすぐ近くを走っているのですがトレッキングコースに一歩入ってしまうと、そんなことは忘れて気持ちよく大自然にはまり込むことのできる素晴らしい場所でした。

本日、全国的に緊急事態宣言解除に向けたニュースが報道されてますね。
ワクチンや治療薬が開発されない限りは根本的には何も変わらないわけですが、それまでの間”新しい生活様式”の中ではこのエリアの山歩きはどう変化するのか気になるところです。