高野山トレイル(黒河道→女人道→町石道)

2020年05月29日(金) [日帰り]

• GPS: 10:45
• 距離: 42.7km
• 登り: 2,274m
• 下り: 2,272m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:02
• 休憩: 0:43
• 合計: 10:45

8:52 スタート地点
9:43 9:44 明神ヶ田和
10:10 10:12 市平橋（県道102）
11:07 11:16 久保小学校跡（北又）
12:04 12:06 雪池山
12:23 12:27 楊柳山
12:35 12:36 黒河峠
12:47 12:48 摩尼山
13:19 13:25 奥の院
14:35 14:35 大滝口女人堂跡
15:31 15:34 大門
16:36 16:40 矢立峠
17:10 17:10 笠木峠
17:35 17:35 神田地蔵堂
17:54 17:54 二ツ鳥居
17:58 17:58 古峠
18:09 18:10 六本杉峠
19:12 19:21 慈尊院
19:36 19:36 九度山駅
19:37 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

5/29 8:49

黒河道(くろこみち)のスタート地点、南海高野線 橋本駅です。

5/29 8:50

漫画家、楳図かずおさんの出身地だそうです。

5/29 8:50

5/29 8:56

駅の少し南を流れる紀ノ川です。前畑秀子さんが幼少期に飛び込み台として使った石がある、とのことで少し寄り道しました。あの出っ張った部分だそうです。

5/29 8:59

橋本橋の直前にある黒河道の看板。

5/29 9:00

長さ256mの橋本橋を渡って、スタート地点の「定福寺」を目指します。

5/29 9:10

定福寺前に到着しました。ここから高野山までこのような道標(No.1〜No.26)が立っています。おおよそ等間隔のようですが迷いやすい箇所は短い間隔で現れます。

5/29 9:17

5/29 9:23

道標No.3の後は「五軒畑岩掛観音」(ごけんばたいわかけかんのん)らしいです(by Wikipedia 黒河道)

5/29 9:23

道標No.3は展望の良い場所です。先ほど渡った橋本橋も見えます。

5/29 9:32

5/29 9:32

5/29 9:39

5/29 9:42

林道部分にはこのようなのぼりが一定間隔でありました。

5/29 9:44

5/29 9:49

5/29 9:55

5/29 9:55

5/29 9:57

前半は沢沿いの道が多く、このような丸太橋を何度も渡ります。

5/29 9:57

5/29 9:58

「わらん谷の滝」です。

5/29 9:59

5/29 10:07

5/29 10:09

路肩に咲く大文字草です。

5/29 10:13

5/29 10:13

5/29 10:13

「丹生川」（にゅうがわ）に出ました。

5/29 10:13

橋からの眺めです。丹生川は岩の景勝地としても有名だそうです。

5/29 10:14

5/29 10:14

5/29 10:14

5/29 10:14

5/29 10:20

「久保小学校」は黒河道の途中にあり、現在は「くどやま 森の童話館」に変わっています(後述)。

5/29 10:20

5/29 10:23

「桂の木」です。地域のご神木だそうです。

5/29 10:31

5/29 10:31

5/29 10:42

5/29 10:47

5/29 10:53

5/29 10:57

5/29 11:02

5/29 11:07

道標No.19は"元"久保小学校、現在の「くどやま 森の童話館」です。

5/29 11:15

黒河道はここで「黒河峠ルート」と「粉撞峠(こつぎとうげ)ルート」に分岐します。両ルートともに奥ノ院につながっていますが、黒河峠ルートはやや東側を進むようです。しかし黒河峠ルートは現在通行止めです。予定通り本道の粉撞峠ルートを進みます。

5/29 11:15

観光マップでは「久保小学校跡」として記載されているようです。

5/29 11:18

5/29 11:28

5/29 11:35

木立の間から楊柳山(ようりゅうさん)の山頂部が見えました。見上げるような位置にあります。「あんな場所まで行くのかぁ〜」(T.T)

5/29 11:37

想像した通り、登りは徐々に急になってきました。

5/29 11:48

5/29 11:51

道標No.24の手前で黒河道を外れて、雪池山(せっちさん)を登ります。このルートの方が女人道に早く合流することができるようです。

5/29 11:57

雪池山の三角点です。山頂の少し手前にあります。

5/29 12:06

雪池山(せっちさん)[標高984m]の山頂です。

5/29 12:19

女人道に合流しました。女人道は高野山の街を取り巻く山々を反時計回りに縦走する約17kmのコースです。スタートとゴールは不動坂口女人道になります。コース上には全57個の道標が設置されています。今回は時計回りにNo.35からNo.6(大門)までを歩きます。

5/29 12:24

5/29 12:27

楊柳山(ようりゅうさん)[標高1008m]に到着しました。

5/29 12:36

5/29 12:49

続いて摩尼山(まにさん)[標高1002m]に到着しました。

5/29 12:59

5/29 13:05

5/29 13:06

5/29 13:07

5/29 13:09

5/29 13:10

奥ノ院に続く舗装路に出ました。

5/29 13:13

奥ノ院に到着です

5/29 13:14

奥ノ院の裏口から弘法大師様の御廟に入って参詣しました。この中は撮影禁止です。

5/29 13:28

5/29 13:29

5/29 13:31

5/29 13:59

奥ノ院前バス停は大きな広場のようになっており、土産物店や大きな駐車場があります。自販機前で少し休憩してから再び女人道に入りました。道が少し分かり辛いです。二階建て駐車場の1階部分の中に女人道への看板がありました。

5/29 13:59

5/29 13:59

5/29 14:00

5/29 14:15

5/29 14:19

5/29 14:21

5/29 14:30

5/29 14:30

5/29 14:30

途中、銀竜草(ギンリョウソウ)を見つけました。

5/29 14:32

5/29 14:36

轆轤峠（ろくろとうげ）から先は南側に展望が開けた明るい稜線歩きになります。この稜線歩きのため女人道を歩く価値は十分あると思います。

5/29 14:41

5/29 14:41

5/29 14:46

5/29 14:46

5/29 14:46

5/29 14:46

5/29 14:47

5/29 14:47

5/29 14:50

5/29 14:51

5/29 14:55

5/29 14:55

5/29 14:58

5/29 15:00

5/29 15:22

道標No.11はほぼ高野山の街中に一旦下りてきます。

5/29 15:04

街中を少し歩くとコンビニがあります。

5/29 15:23

コンビニからは街中を歩いて大門まで行った方が早いのですが、あえて女人道に戻りました。

5/29 15:25

5/29 15:28

5/29 15:29

道標No.6で大門に到着です。

5/29 15:30

5/29 15:30

5/29 15:30

5/29 15:31

5/29 15:31

立派な門です。

5/29 15:34

ちょうど大門の正面に町石道に入る道があります。

5/29 15:37

町石道には鎌倉時代に立てられた町石(ちょういし)が1町（約109メートル）ごとに立てられています。町石には数字が掘られており、根本大塔の1町から九度山の慈尊院180町まで続きます。ちなみに大門は6町のようです。さすが鎌倉時代に立てられただけあって数字が非常に読み取りにくいですが、109m毎に現れますのでルート外れしていないかの確認ができます。すでに夕刻です。(180町 - 6町) × 109m = 19kmを無事歩き通せるか少し不安になってきました。

5/29 15:38

5/29 15:56

5/29 16:09

途中、大阪方向に展望が開けている個所がありました。大阪湾、その先の六甲山も望むことができました。

5/29 16:26

5/29 16:26

5/29 16:30

弘法大師様が袈裟をかけたと言われている石です。

5/29 16:30

この隙間をくぐると長生きできるそうです。くぐれるでしょうか。

無事くぐれました。泥だらけになりましたが、きっと長生きできるでしょう。
(^^;

5/29 16:37

5/29 16:41

矢立(60町)で車道を横切ります。自販機やトイレがあるのが嬉しいです。

5/29 17:42

5/29 17:49

二ツ鳥居(120町)に来ました。

5/29 17:49

5/29 17:50

5/29 18:35

5/29 18:35

5/29 18:43

5/29 18:43

何とか明るい内に紀ノ川が現れた時はホッとしました。

5/29 19:10

慈尊院です。

5/29 19:12

慈尊院に入るための石段の登り口横に180町石があります(暗くてほとんど映っていませんが)。無事歩き通すことができました！！
PS.九度山駅の電車の時間の都合で、この後さらに3kmのジョギングをしなければなりませんでした。。。

感想

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高野山への参詣の道、「町石道」(ちょういしみち)と「黒河道」(くろこみち)、それに高野山の周囲を周回する「女人道」(にょにんみち)の一部を歩いてみました。
さすが世界遺産の道、随所で歴史を感じることができました。
※歩いたコースをReliveで動画にしてみました。