鍋割山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス:大倉行き(下記URLより検索できます) http://dia.kanachu.jp/bus/viewtop |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉に登山届を出すよう促す臨時の出張所のようなものができてました。 二俣にも登山ポストがあります。 小丸尾根分岐から二俣までは、道はついていますが迷いやすいです。 慣れていない人はいきなり下りから使わないほうがいいかもしれません。 下山後は鶴巻温泉に入りました。2時間1000円です。 |
写真
感想
この土日は天気がいい!しかし土曜日は都合がつかず…
ならば日曜日に山に行こう!ということで、大室山か鍋割山のどちらかで迷ったのですが、最近やたらと人恋しいような気がしたため、人の多い(であろう)鍋割山を選びました。
鍋割山は、これまで3回ほど登りましたが、いずれも天候に恵まれていませんでした。
そのため、「鍋割山から富士山が見られるかも」という期待も込めていました。
いざ、目覚ましを4時半にかけて、5時に出発!
しかし、このアラームで目覚めることのなかったわたくしは、1時間遅れでスタートすることになってしまいました。
時間厳守でやってきたつもりなのに、何たる体たらく。単独行だったからよかったものの、あぶないところでした。次からはアラーム二個つけます。
なんだかんだで8時に登山の前線基地、大倉バス停にたどり着きました。
ここから二俣まで、ほぼ平坦な道を1時間20分歩きます。
ずっと平らなので、いまいち面白みにかけます。途中、道を間違えた車が脱輪して動けなくなっていました。アーメン
二俣からは後沢乗越(うしろざわのっこし)まで行きます。途中、水道水を山頂の小屋まで運ぶボランティアがあるので、2リットルのペットボトルを2本ザックに入れます。
二俣までの道と違い、後沢乗越まではいわば山道です。道は一本なので、迷うことはないと思います。
後沢乗越からは、南と北に道が分かれています。道しるべがあるので、それに従い北へ向かいます。ここが、この日一番つらいところでした。
前述のとおり、今まで鍋割山では天候に恵まれていなかったため、正直どのくらいの斜度か分かっていなかったのです。今回、斜面を見ながら「いつもこんなところを登ってたんだ」と考えていました。妙にはりきって、ここでバテるという自分のパターンも納得でした。
さて、山頂へ。まずは写真を撮ってもらい、食事のスペースを確保。
小屋に入って鍋焼うどんを注文します。注文のしかたは、紙に名前を書いて待っていると名前を呼ばれる感じでした。お会計はうどんと引き換え。以前は950円だったような気がするのですが、今日は1000円でした。10人くらいのうどん待ちの後、マイうどん到着。さっそく富士山が見える山頂の広場でうどんを食べます。
んんんん、ンマーイ!(゜∀゜)
眼前に広がる景色とあいまって、うどんのウマさが全身に伝わってまいります。
4回目の挑戦で、はじめて姿を現した富士山、ほとんど雲もかかっておらず、最高の眺めでした。南側に目をやると、相模湾から遠く伊豆半島までが一望できました。
この山を選んでよかった、と、心から思いました。
うどんをいただいた後は、余裕のティータイム。
2杯飲んで後片づけします。
通常であれば、来た道をそのまま引き返すのですが、今回は小丸の分岐から訓練所尾根を通って二俣まで下りました。
聞いたところでは、鍋割山の山頂よりも小丸のほうが標高が高いとか。でも、あまり標高差は気になりませんでした。鍋割山頂と小丸の間は鞍部になっていて、どちらから行っても下って登る感じです。
訓練所尾根は、ひのきの木(だと思う)に囲まれた、薄暗い尾根でした。
登りで使う分には構わないのでしょうが、下りで使った今回、かなり道の選択に迷いました。幸い迷い込んで遭難、とはなりませんでしたが、きわどいところにテープがついていなかったり、踏み跡がはっきりしなかったり、ちょっと焦りました。
この尾根を使う初心者の方は、経験者と一緒に行くのが得策かと思います。
意外とあっさり尾根を下り、二俣へ。
二俣からは1時間20分の平坦な道のりを、ひたすら戻ります。
今年上高地に行った時、横尾から河童橋まで戻ってきたことを思い出しました。
奥穂高から標高差1500mを下り、あげく3時間歩き続けたことに比べれば、ぜんぜんたいしたことないぜ、と自分を励ましながら、大倉まで戻ってきました。
午後3時ぴったりくらいに到着して、トイレを済ませたらバスがやってきました。
本当は座って渋沢駅まで行きたかったのですが、たいして長い時間乗ってないだろう、ということで立ったまま渋沢駅まで行きました。
渋沢駅からも、今回登った丹沢の山々が、いつまでも私の眼前に広がっていました。
今回の山行は、天候に恵まれ素晴らしいものになりました。
山の神様、どうもありがとうございました。
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