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Yamareco

記録ID: 2369573
全員に公開
ハイキング
北陸

六谷山 新緑の林道をMTBで繋ぎ周回

2020年05月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
08:25
距離
61.7km
登り
2,410m
下り
2,415m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:04
休憩
0:20
合計
8:24
距離 61.7km 登り 2,415m 下り 2,415m
6:25
6:26
100
東茂住
8:06
74
茂住峠
9:20
9:37
0
9:37
176
茂住峠
12:33
12:35
88
桧峠
14:04
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
MTBで道の駅細入から国道41号線(トンネル)を回避して一般道を走り東茂住へ。
さらに、茂住谷の林道を茂住峠までヒルクライム、MTBをデポして六谷山を登山で往復。
その後、MTBに乗り換え長棟方面へ下り、長棟林道を北進、桧峠を超え、
林道町長水須線を通り、道の駅細入に戻る。
コース状況/
危険箇所等
・茂住峠までの林道は通行止めの看板があるが通行可。山手の北斜面で日が差し込みにくい(涼しい)。
・六谷山の登山道は明瞭で危険個所なし。山頂は登山道から右手に進むとすぐにある。最初の急登区間はロープが古くなっている。眺めは草木に遮られ良くない。西にある反射板まで登山道があり、反射板の下は草が刈られていて見晴らしが良い。
・長棟林道はゲート3か所あり、一般車は通行止め。
ほとんどがダートでとにかく長いが走りごたえあり(それなりの体力と装備必要)。
桧峠の下りは比較的坂が急で路面が荒れている。
・林道町長水須線 日光を遮るものがなく暑くて苦戦。それがなければいい道だ。
西側の展望台からの神通川の眺めよし(通行止め案内あるが工事区間はなかった)。
猪谷トンネルを避けるため神通川にかかる神峡橋を渡り、右岸を南進。まだ序盤でペダルが重い。
2020年05月30日 05:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 5:52
猪谷トンネルを避けるため神通川にかかる神峡橋を渡り、右岸を南進。まだ序盤でペダルが重い。
船渡の集落にて。昔は街道があり、お地蔵さんが多い。
2020年05月30日 05:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 5:58
船渡の集落にて。昔は街道があり、お地蔵さんが多い。
関所の名残り。キラズ山方面は抜け道に使われたという人もいる。
2020年05月30日 06:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:01
関所の名残り。キラズ山方面は抜け道に使われたという人もいる。
再び神通川を渡り、ここから国道41号線へ。
2020年05月30日 06:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:04
再び神通川を渡り、ここから国道41号線へ。
昔の国道を走り横山トンネルを回避。
2020年05月30日 06:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:07
昔の国道を走り横山トンネルを回避。
横山集落の国道わきにこんな道もある。のんびりと南下。MTBならではだ。
2020年05月30日 06:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:13
横山集落の国道わきにこんな道もある。のんびりと南下。MTBならではだ。
荒田口不動さまに到着。以前は横山集落寄りにあったが国道工事で移設されたとのこと。
2020年05月30日 06:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:17
荒田口不動さまに到着。以前は横山集落寄りにあったが国道工事で移設されたとのこと。
ここで空のボトルに水を入れる。この界隈を走るときに利用する。車だと気が付かない。
2020年05月30日 06:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:17
ここで空のボトルに水を入れる。この界隈を走るときに利用する。車だと気が付かない。
国道41号線を少し走り東茂住へ。茂住谷の林道へ向かう。
2020年05月30日 06:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:26
国道41号線を少し走り東茂住へ。茂住谷の林道へ向かう。
脇を通過できる。
2020年05月30日 06:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:29
脇を通過できる。
ダートになり腰が痛い。昔の名残りか?
2020年05月30日 06:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:43
ダートになり腰が痛い。昔の名残りか?
茂住坑の鉱滓貯留地入口を過ぎる。冬はここが雪崩による雪に遮られる。コンクリートで固められた急斜面だ。
2020年05月30日 06:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 6:57
茂住坑の鉱滓貯留地入口を過ぎる。冬はここが雪崩による雪に遮られる。コンクリートで固められた急斜面だ。
茂住峠まで見えてくる。
2020年05月30日 07:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 7:07
茂住峠まで見えてくる。
大津山方面との分岐。左へ。
2020年05月30日 07:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 7:18
大津山方面との分岐。左へ。
新緑のトンネル。この辺からペダルが軽い。
2020年05月30日 07:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 7:25
新緑のトンネル。この辺からペダルが軽い。
六谷山の稜線。
2020年05月30日 07:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 7:39
六谷山の稜線。
この先からヘアピンの急登区間へ。
2020年05月30日 07:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 7:50
この先からヘアピンの急登区間へ。
茂住峠到着。
2020年05月30日 08:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:08
茂住峠到着。
まだ誰も来ていない。
2020年05月30日 08:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:08
まだ誰も来ていない。
峠から雪の白山が見えた。
2020年05月30日 08:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:09
峠から雪の白山が見えた。
峠のお地蔵さんに挨拶して登る。
2020年05月30日 08:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:11
峠のお地蔵さんに挨拶して登る。
MTBをデポしてシューズ履き替え。
2020年05月30日 08:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:12
MTBをデポしてシューズ履き替え。
標高1250mまで急登が続く。足にこたえる。ブナ林で涼しい。
2020年05月30日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:35
標高1250mまで急登が続く。足にこたえる。ブナ林で涼しい。
空が青い。少しずつ展望が広がる。
2020年05月30日 08:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:44
空が青い。少しずつ展望が広がる。
六谷山方面。
2020年05月30日 08:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:46
六谷山方面。
2020年05月30日 08:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:48
ようやく標高1350mのピーク。ここから西に稜線を進む。
2020年05月30日 08:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:57
ようやく標高1350mのピーク。ここから西に稜線を進む。
快適な稜線歩き。吹き上げる風が涼しい。すでに雲が出てきた。
2020年05月30日 09:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:01
快適な稜線歩き。吹き上げる風が涼しい。すでに雲が出てきた。
スーパーカミオカンデの池ノ山。
2020年05月30日 09:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:01
スーパーカミオカンデの池ノ山。
乗鞍? 雲がかかって不明瞭。
2020年05月30日 09:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:02
乗鞍? 雲がかかって不明瞭。
ズームアップ。
2020年05月30日 09:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:02
ズームアップ。
六谷山。一度下って登り返す。
2020年05月30日 09:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:02
六谷山。一度下って登り返す。
標高1300mまで下る。北斜面に残雪あり。
2020年05月30日 09:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:06
標高1300mまで下る。北斜面に残雪あり。
登り返して山頂が近い。
2020年05月30日 09:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:11
登り返して山頂が近い。
2020年05月30日 09:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:14
野生のつつじ
2020年05月30日 09:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:17
野生のつつじ
登山道から右へ
2020年05月30日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:20
登山道から右へ
三角点にタッチ。
2020年05月30日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/30 9:20
三角点にタッチ。
薬師と北の俣岳か
2020年05月30日 09:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/30 9:21
薬師と北の俣岳か
剱と大日岳
2020年05月30日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/30 9:22
剱と大日岳
山頂概観。虫がいっぱいで眺めは利かない。
2020年05月30日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:22
山頂概観。虫がいっぱいで眺めは利かない。
反射板まで進む。
2020年05月30日 09:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:28
反射板まで進む。
風通しが良く草も刈られている。
2020年05月30日 09:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:28
風通しが良く草も刈られている。
反射板からの南のパノラマ
2020年05月30日 09:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:29
反射板からの南のパノラマ
来た道を戻り下山。標高1350mの小ピーク。右手の尾根から登り返し。
2020年05月30日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:44
来た道を戻り下山。標高1350mの小ピーク。右手の尾根から登り返し。
快適な尾根歩き。
2020年05月30日 09:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:51
快適な尾根歩き。
手前の小佐波御前山の後ろに富山平野。肉眼では能登まで見える。この後二人組とすれ違い。
2020年05月30日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:52
手前の小佐波御前山の後ろに富山平野。肉眼では能登まで見える。この後二人組とすれ違い。
下りは早いが滑らないように注意。
2020年05月30日 10:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:03
下りは早いが滑らないように注意。
チャリへチェンジ。シューズに履き替え。
2020年05月30日 10:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:22
チャリへチェンジ。シューズに履き替え。
車は二台。長棟方面へ下る。
2020年05月30日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:25
車は二台。長棟方面へ下る。
なかなかハードな下り。角のある小石が敷き詰められている。
2020年05月30日 10:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:30
なかなかハードな下り。角のある小石が敷き詰められている。
長棟林道と合流。三叉路を左へ。緩い下りが続く。
2020年05月30日 10:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:35
長棟林道と合流。三叉路を左へ。緩い下りが続く。
最初のゲート。釣りと思われる車が二台停まっていた。
2020年05月30日 10:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:39
最初のゲート。釣りと思われる車が二台停まっていた。
沢があるところでラーメンタイム。まだ半分の時間。
2020年05月30日 10:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:53
沢があるところでラーメンタイム。まだ半分の時間。
長棟大橋で
2020年05月30日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 11:15
長棟大橋で
ここから右岸に渡る。川ははるか下を流れる。
2020年05月30日 11:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 11:16
ここから右岸に渡る。川ははるか下を流れる。
こんな感じの道が続く。
2020年05月30日 11:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 11:28
こんな感じの道が続く。
いろいろな滝も見られる。
2020年05月30日 11:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 11:35
いろいろな滝も見られる。
固い岩盤に付けられているのだろう。
2020年05月30日 11:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 11:39
固い岩盤に付けられているのだろう。
まだ入りたいとは思わない。
2020年05月30日 11:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 11:53
まだ入りたいとは思わない。
第二のゲート。
2020年05月30日 12:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 12:05
第二のゲート。
南西側の山々が見えてきた。
2020年05月30日 12:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 12:15
南西側の山々が見えてきた。
桧峠のゲート通過。ニホンザルと狸に遭遇。
2020年05月30日 12:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 12:32
桧峠のゲート通過。ニホンザルと狸に遭遇。
桧峠からここまで下り舗装路に。路面が荒れて手が痛い。
2020年05月30日 12:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 12:43
桧峠からここまで下り舗装路に。路面が荒れて手が痛い。
林道町長水須線に入るが、直射日光でとにかく暑い。
2020年05月30日 12:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 12:50
林道町長水須線に入るが、直射日光でとにかく暑い。
栄養補給で何とか乗り越える。ここからダウンヒル。
2020年05月30日 13:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 13:21
栄養補給で何とか乗り越える。ここからダウンヒル。
神通峡の眺めが良い、バックは富山平野。
2020年05月30日 13:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/30 13:29
神通峡の眺めが良い、バックは富山平野。
雲に覆われることもなく天気が良い。
2020年05月30日 13:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 13:32
雲に覆われることもなく天気が良い。
展望台の案内板。
2020年05月30日 13:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 13:32
展望台の案内板。
神通川第一発電所に渡る橋から神通峡を捕らえる。
2020年05月30日 13:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/30 13:44
神通川第一発電所に渡る橋から神通峡を捕らえる。
下ってきた道と第一発電所。集落は寺津。
庵谷トンネルを通ってスタート地点へ。
2020年05月30日 13:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 13:54
下ってきた道と第一発電所。集落は寺津。
庵谷トンネルを通ってスタート地点へ。
撮影機器:

感想

梅雨前の爽快な晴天に恵まれそうなので、じっくりと身体を動かせるコース狙いで
六谷山にMTBで出かけることにする。
登山口となる茂住峠から登れば2時間ほどで終わってしまうので、
これに長棟林道を組み合わせると長大な周回コースが可能となる。
このコースであればあまり人と接触することもない。

5時前に自宅を車で出る。すでに空は薄明るい。
国道41号線の道の駅細入に駐車し、6時前にMTBを組み立ててスタートする。
まずは東茂住まで国道41号線沿いに南下。
いきなり向かい風でペダルが重い。身体がMTBになじんでいない。
猪谷手前の国道41号線の崩落個所は神通川の方に臨時で
二車線の舗装路が設けられていた。
左足の靴のクリートを固定するネジが緩んだので停車して増し締め。
(このあと何度も締め直す)
猪谷から猪谷トンネル回避のため神峡橋を渡り右岸へ。
東猪谷を通過。昔の街道の名残で地蔵が多い。
再び神通川の橋を渡り左岸の国道へ出る。
今度は横山トンネルを回避するため廃道となった国道を走る。
東茂住手前で荒田口不動さまに寄る。
MTBについているボトルは最初から空で湧水をボトルに詰める。
飛騨方面に行くときはここで水を汲んでいくことにしている。
杉山トンネルは国道41号線を走る。大型車が多くやはり風圧が凄い。
東茂住の集落に着き、すぐに茂住峠へ向かう林道に入る。
峠までの標高差は約800mの登りだ。
通行止めの看板を過ぎ、ヘアピンを二つほど過ぎるとダートになる。
すぐに熱くなりソフトシェルを脱ぐ。
道はやがて茂住谷の南側を登っていく。左手に茂住坑がある。
まだまだMTBが重く感じて腰が痛い。
道が山の北側についているので日光が当たりにくいのが救いだ。
勾配は容赦ない。ギアはどんどん軽くなる。
やがて緑が濃くなり、鉱滓貯留地を過ぎると山らしなってくる。
大津山へ向かう道との分岐を過ぎるとペダルが軽くなる。
ようやくMTBに慣れてきた。左手の稜線に六谷山が見える。
標高850mを過ぎて、茂住峠手前のヘアピン区間に入る。
ここはさすがに二速を使うくらいの急坂。
舗装ならごまかせるがダートだと後輪が空回りしてしまう。
じっくりと腰を落として後輪がスリップしないように踏み込む。
やがて茂住峠に到着。腰が痛いが行くしかない。
峠からは草が遮り展望は良くない。
唯一、まだ雪を抱いた白山が見えた。
ここで水を取り、トレランシューズに履き替える。
二体のお地蔵さんにもご挨拶。

最初は急な登りで始まる。真っすぐ北に進む。
腿に疲れが溜まり足が重い。
とりあえず我慢して脚を出してゆく。
ペースができるまで我慢の歩き。
木立の中で日光が遮られる。
標高1250mを超えると空が近づく。
標高1350mのピークから西の伸びる稜線を進む。
峠からちょうど1kmだ。
風が直接当たるので気持ちが良い。
ここからは南の山々が良く見える。
池ノ谷山も近い。白山も見える。
ここから標高1300mの鞍部まで下る。
北側の斜面に残雪があった。
この辺は冬はナイフリッジになるらしい。
脚はいつの間にか疲れを忘れ軽くなった。
六谷山まで一気に登り返し。
山頂到着だが眺めは草に遮られ良くない。
一等三角点を写真に納める。
ここから反射板のところまで西へ進んでみる。
反射板まで登山道が刈りこまれている。
山頂は虫が多く、お昼を食べるなら反射板まで進んだ方がいいだろう。
眺めも良く反射板の下は草が刈られ広場になっている。
帰りは軽やかだ。立山、剱、薬師から笠ヶ岳まで見える。
富山平野も山の間から眺められる。
途中、稜線で初めての登山者とすれ違う。
標高1350mポコで南に下る。
下部の急坂を慎重に降り峠に戻る。
再びシューズを履き替えて茂住峠から長棟林道へ向かう。
峠からダウンヒル。路面に大きな石があり飛ばせない。
広葉樹から杉林になりやがて三叉路に出る。ここを左へ進む。
長棟川の右岸を緩やかに下る。
どこか水が確保できるところでランチタイムの予定。
工程はまだ半分、どこかで補給しなければ後半が持たない。
長棟川を渡り、暫く進むとゲートが設置されている。
釣りと思われる車が二台止めてあった。
更に進み、標高940m地点辺りで昼食を取る。
ラーメンを作りながらおにぎりを頬張る。
そろそろ風が出てきて高い山は雲がかかってきていた。
今日はこれくらいの標高で正解だろう。
腹を満たして再スタート。第一長棟大橋を過ぎ、
コンクリートのヘアピンを過ぎると赤い長棟大橋が見えてくる。
ここから右岸を下る。
延々とダート道を進む。

道はやがて西寄りに進むようになる。
奥山発電所近くにもう一つゲートがある。
長棟川第一発電所への送水管を過ぎ、道は北側に進路を変える。
桧峠まで少し登り返して最後のゲートを通過。
だいぶん疲れを感じてきた。
ここから一気に標高を落とす。
路面も荒れていてハンドルを握る手が痛くなった。
ようやく舗装に出るが、次は林道町長水須線でピークを超える必要がある。
200mの登り返しだ。
直射日光のなか緩い坂を登る。暑さで脚が重くなり、汗が噴き出す。
途中で日射病にならないように日陰で止まっておにぎりとゼリーを補給する。
何とか復調しコーナーを幾つかこなすとやがてピークに達する。
振り返ると北アルプスが見えたが高いところは雲の中だ。
ここから神通川までダウンヒル。途中に展望台があり神通峡の眺めを写真に収める。

神通川第一発電所から対岸に渡り、庵谷トンネルを通り道の駅に到着。
無事に走り切ることが出来て、いいトレーニングになった。
まだ走り始めの段階、幾つかの修正を加えて次のステップに進もう。

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