戸隠西岳周回 〜快晴の初夏〜

2020年05月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:24
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,422m
• 下り: 1,422m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:49
• 合計: 9:21

5:45 どんぐりハウス
7:19 7:19 望岳台
8:59 9:06 無念の峰
9:28 9:31 第一峰
10:02 10:03 西岳
10:38 10:53 本院岳
12:46 12:48 八方睨
12:56 12:56 戸隠山
13:06 13:11 八方睨
13:21 13:36 蟻の塔渡・剣の刃渡
13:58 13:58 百間長屋
14:37 14:37 戸隠神社奥社
14:47 14:48 随神門
15:01 15:02 天命稲荷神社
15:09 15:09 鏡池
15:10 ゴール地点

天候

快晴のち薄曇り
下山後に夕立ち

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鏡池の駐車場に停めました。
無料で10台ぐらいでしょうか。

ちょっと離れたところにたくさん停められる駐車場があるらしいです。

コース状況／危険箇所等

破線ルートですが、ルートそのものはきちんと整備されて歩きやすいです。

鎖場はよく一般ルートにあるようなあってもなくてもいい鎖ではなく、鎖がないと登れない下れないレベルの鎖場です。
そういった鎖場がモリモリあるので破線ルートになっているのだと思います。
無雪期にはロープなどは不要です。
落石が起こりやすいガレ場もほぼないですが、念のためヘルメットはあったほうがいい感じです。

例年6月は残雪のためにアイゼン、ピッケルらしいですが、今年は残雪は少しだけで基本的にはツボ足で問題ないです。

その他周辺情報

登山口のどんぐりハウスは休業中でした。

写真

5/30 5:29

早朝の鏡池
まさに鏡でした。いかに薄くモヤがかかってこの景色が見れただけでも今日きた甲斐がありました

5/30 5:50

林道スタート

5/30 5:52

スント7にヤマレコアプリを入れてみました。
なお今回は地図をダウンロードできてなかったので全く使えませんでした。
それだけではなくなぜか心拍数は全く測られないし、標高もずっと0mでした。
Apple Watchのヤマレコアプリは使いやすいので、ヤマレコが悪いのではなく、スントのUIの問題だと思います。

5/30 5:53

戸隠西岳登山口
ここから不動沢まで降ります

5/30 5:56

林道を左に折れて、ここから沢沿いに。
入り口がわかりにくい。

5/30 5:58

沢沿いを下ります

5/30 6:10

最初の渡渉

5/30 6:11

全く問題なく渡れます

5/30 6:17

不動沢渡渉点

5/30 6:22

さらにもう1箇所渡渉

5/30 6:29

5/30 6:29

登り返しはかなり急です。
日も出てきて暑い。

5/30 6:37

牧草地

5/30 6:38

牧草地から見た戸隠西岳全貌

5/30 6:39

今日はP1尾根から第一峰に登って本院岳からさらに先の戸隠山まで縦走。
少し戻って八方睨から戸隠神社に下山します

5/30 7:04

しばらくは歩きやすい登山道が続きます

5/30 7:19

第1峰が見えました。

5/30 7:19

西岳と本院岳

5/30 7:20

5/30 7:24

マイヅルソウのつぼみ
小さい折り鶴のような花が咲くらしい

5/30 7:30

イワカガミ

5/30 7:31

痩せた尾根

5/30 7:40

最初の鎖場　
鎖が新品でした。
ここから先はヘルメット推奨です。
ストック持っている人はザックにしまいましょう。

5/30 7:44

5/30 7:44

このトラバースの先が...

5/30 7:45

いきなり垂直に近い壁

5/30 7:49

飯綱山

5/30 7:49

5/30 7:56

5/30 8:04

5/30 8:06

5/30 8:08

5/30 8:10

ここが熊の遊び場
ヤマレコの地図ずれてました。
修正報告出したのでいずれ修正されるかも

5/30 8:13

5/30 8:13

5/30 8:14

5/30 8:16

トラバース
積雪期なら怖いだろうなぁ

5/30 8:18

5/30 8:18

5/30 8:22

結構な急傾斜の壁が続きます。
確かに破線ルートだなぁ。

5/30 8:22

5/30 8:24

5/30 8:25

5/30 8:26

5/30 8:31

ロープを使って登ってるわけではなく、フィックスロープです。

5/30 8:47

5/30 8:52

5/30 8:56

何を見てるかというと...

5/30 8:56

北アルプスがこんにちは

5/30 8:59

無念の峰
この裏側がややハングした下りです

5/30 9:00

錆びた鎖でトラバースして、ややハングしてる梯子を降る。
完全に鎖に体重を預けることになるが、ここの鎖が錆びてて怖い。新品にして欲しいです。

積雪期なら懸垂下降が必要ですね。

5/30 9:01

右手で持ってる錆びた鎖は信用していいんだろうかとドキドキでした。

5/30 9:05

蟻の塔渡り　遠景
こっちの蟻の塔渡りは高度感はさほどないです。
難易度はともかくとして戸隠山の方が高度感は強い。

5/30 9:05

5/30 9:08

蟻の塔渡り

5/30 9:08

5/30 9:09

5/30 9:09

こんな感じの垂直近い鎖がこの先2〜3箇所

5/30 9:10

5/30 9:11

5/30 9:13

2つ目

5/30 9:14

5/30 9:27

第1峰の直下

5/30 9:28

5/30 9:29

第1峰から見た西岳、本院岳

5/30 9:30

5/30 9:32

5/30 9:35

ダイレクト尾根

5/30 9:37

飯綱山
見えているのは戸隠スキー場
飯綱山なのにね

5/30 9:39

きれいに笹刈りされてる

5/30 9:41

笹刈りロードが続いている
こんな鎖場だらけの場所に草刈り機を持ってきて管理してくれている方たちに感謝です

5/30 9:44

シラネアオイ

5/30 9:51

北アルプスが見えました。
正面にあるのが白馬岳
杓子岳と白馬鑓ヶ岳は雲がかかってる

5/30 9:51

栂海新道を思い出す

5/30 9:54

花に癒される
名前は知らない

5/30 10:00

5/30 10:00

本院岳とダイレクト尾根

5/30 10:02

西岳 2053m
本日の最高峰

5/30 10:03

5/30 10:06

本院岳
あいかわらず笹の刈り込みがすごい

5/30 10:07

5/30 10:09

5/30 10:10

第1峰〜西岳間は癒しの稜線歩きだったけど、西岳の下りから再び鎖場天国へ
一気に降りるね〜。

5/30 10:12

これを降りてきた

5/30 10:14

懸垂下降してるみたいな絵ですね

5/30 10:15

西岳からの下り　遠景

5/30 10:16

さらに遠景

5/30 10:17

途中にはこんなキレットも

5/30 10:17

5/30 10:19

ちょっとだけ雪渓トラバース

5/30 10:20

登ってきたP1尾根

5/30 10:29

芸術的な笹刈り

5/30 10:30

5/30 10:33

急登でもちゃんと笹刈り

5/30 10:36

西岳と白馬岳
しつこいけど笹刈りが美しい

5/30 10:39

本院岳　2030m
この山頂もきれいに刈り込まれている

5/30 10:39

ダイレクト尾根は無雪期は無理？
笹藪の藪漕ぎが凄そう

5/30 11:07

戸隠山と飯綱山
ここから戸隠山まで300m降って、200m登ります。
300mの下りが意外と長くて辛かった...。

5/30 11:09

本院岳から先にはそこそこ雪渓が残ってました。
ツボ足でも問題ないレベルです。

一つ一つの区間は短いのでチェーンスパイクや軽アイゼンは着脱が面倒だと思います。

5/30 11:13

5/30 11:15

5/30 11:17

5/30 11:28

5/30 11:29

こんな感じで300mの下りは意外と大変

5/30 11:30

5/30 11:32

これも下はザレザレだし、非常にトラバースしにくい

5/30 12:16

ピークっぽく見えているのが八方睨
あそこまで登ればあとはほぼ降り

5/30 12:27

だいぶ疲れてきた

5/30 12:29

八方睨まだもう少し

5/30 12:30

本院岳方向を振り返って

5/30 12:34

最後の急登

5/30 12:37

八方睨に到着
多分この岩が八方を睨んでる石像のように見えるから、この名前なんだと思う。

5/30 12:37

5/30 12:38

八方睨とツーショット

5/30 12:38

蟻の塔渡りにちょうど蟻のように渡ってる登山者がいた。
こういう写真は人がいるとわかりやすくていいですよね。

5/30 12:39

最高の景色ですね〜

5/30 12:56

せっかくなので寄り道して戸隠山の山頂も踏んでおきました。

5/30 12:58

5/30 13:04

蟻の塔渡り
この角度から見るとゴジラの背びれだね。

5/30 13:08

八方睨から下山開始

5/30 13:09

5/30 13:10

5/30 13:15

蟻の塔渡り

5/30 13:16

5/30 13:19

5/30 13:27

5/30 13:31

5/30 13:33

5/30 13:38

5/30 13:38

5/30 13:43

蟻の塔渡りの後もひたすら鎖場
そろそろお腹いっぱいです

5/30 13:45

5/30 13:49

上にも鎖がついてるから間違えそう
左下が正解
ちゃんと❌はついてます

5/30 13:50

5/30 13:53

西窟
ここまで来たら鎖場は終了

5/30 13:57

5/30 14:34

鎖場過ぎたら疲れてたこともあり全く写真を取らずに戸隠神社まで降りてきました。
ここから鏡池まで40分ぐらい。

5/30 14:38

参拝客でいっぱい

5/30 14:42

杉が美しい

5/30 14:46

5/30 14:48

ここで右に曲がる

5/30 14:55

5/30 15:01

天命稲荷

5/30 15:09

鏡池に帰ってきました。
朝とは打って変わり夏らしい雲がかかってきた。
帰りの車の中で夕立ちが降ってきました。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

感想

とも

最近は1〜3時間ぐらいで登れる低山ばかりだったので、久しぶりのガッツリ縦走でした。
低山とは言え、久々に山登りを堪能しました。

予想はしてましたがこの時期の低山は暑いですね。今後さらに暑くなるので、何らか対策を練るかより高所に逃げるか沢に行くか...。
とりあえず次回はウィダーインゼリーをもっとたくさん持っていこうと思いました。

このルートはまさにセミバリエーションという感じです。
ルートそのものはかなり整備されているのでルートロスということはないでしょう。
鎖もしっかりついているので基本的にはロープも不要です。
ただ、鎖場のレベルとしては一般道よりはだいぶ上で剱岳のカニのヨコバイ、タテバイを彷彿とさせるような鎖が連続します。