燕岳へ 残雪の北アルプス 雪面登り北燕 27回目
- GPS
- 07:38
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:42
5:00 安曇野穂高発
5:40 第1駐車場着
<復路>
13:40 駐車場発
14:30 自宅着
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第1駐車場のみ解放されていた |
コース状況/ 危険箇所等 |
2日現在 山荘は営業していない 富士見ベンチから上は積雪 |
その他周辺情報 | 中房温泉 営業については確認すること |
写真
感想
2020年(令和2年)6月2日(火)
燕岳へ 残雪の北アルプス 雪面登り北燕 27回目
里山ばかり登っていたので今シーズン初の本格的山行。
自粛解除とはいうものの遭難リスクは大きい山だけに慎重に。
第1駐車場以外すべての駐車場は閉鎖されていた。
朝早かったのもあるが全く車の止まっていない第1駐車場へ。
こんなことは初めてで躊躇してしまう。
それでも「山小屋5月31日までは営業中止」と表示があり
6月にもなっているし、日帰りで気をつけて登ることを決める。
静かだ。
この時期であっても必ず何人かが登り。
また下ってくる人とのすれ違いもあるのだが全く合戦小屋までなかった。
なんと!
GPSまで位置情報が登山口に止まったまま。
私まで登って来ていない異常な標示にびっくり。
駐車場から出発して登山口まで来て、そこで止まったまま登ってきてないのだ。
第2ベンチで異常に気が付き、新たに「登山開始」。
GPSが正常に動き出したことに安心して登り始めた。
若葉の美しい季節。
ミツバツツジも満開で登山道を彩る。
花はショウジョウバカマが群生しているところが見られた。
富士見ベンチ辺りから登山道にも緩んだ雪が見られるようになる。
合戦小屋でスパッツを着け登り始める。
いつもより踏み固められていないのと整備がされていないところもあり
気をつけて登る。
なおアイゼンは必要ない雪質。
期待した景色は槍見ベンチからは槍が見えず、燕山頂方向も雲がかかり
全く見えない状態だった。
ところが槍見ベンチを出たころから雲が徐々にとれ始め槍が雲から顔を出してくれた。
燕山荘に登ると、目の前に槍から裏銀座の山々が広がった。
溶け始めた雪模様も山肌をより浮きだたせている。
その中でも迫力のあるのが槍ヶ岳。
燕岳までの稜線で何枚撮影したことだろう。
槍を見るとその美しさに魅了され足を止めてしまう。
燕岳からの360度の大展望。
長野県側は雲が湧き上がるのだが、西側は奥穂を除きほとんどの山が見られた。
北燕岳へも時間が十分あったのでいってみた。
登り口に雪があったためにどうしようか迷ったが慎重に登った。
登った甲斐があったのか立山、針ノ木などが迫り見られた。
燕岳と雲に浮く有明山のツーショットも印象的だった。
尾根を歩きながらの大展望。
めがね岩、イルカ岩、ゴリラ岩がいつものように待っていてくれた。
そして花崗岩の燕岳は雪にも似た装いを今日も見せていた。
合戦小屋では荷揚げが始まり、
燕山荘から下ってきた山小屋の方が同じく準備を進める姿が見られた。
思っていた以上に静かで登っている方の少なさに驚く
27回目の燕岳山行になった。
ふるちゃん
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