三斗小屋お泊まり会
- GPS
- 08:50
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,352m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
10:00 峠の茶屋P-10:45/11:00峰の茶屋-11:20牛ヶ首-11:45/12:00ひょうたん池-12:18沼原三斗小屋分岐-12:50沼原分岐-13:10三斗小屋(煙草屋)
10/20
7:20三斗小屋(煙草屋)-7:55/8:00隠居倉-8:40/8:45朝日岳-9:20峰の茶屋-9:45/9:50茶臼岳
-10:05牛ヶ首分岐-10:25牛ヶ首-10:55/11:30南月山-12:15峰の茶屋-12:50峠の茶屋P
天候 | 快晴 19日は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。峰の茶屋〜朝日岳の鎖場が逆カントの板が滑りやすいので注意くらいか。 登山カードは峠の茶屋登山指導所で提出 下山後は那須ICそばお菓子の城裏のお風呂を使用。土日1000円とちょっと高いけど、いい湯でした。 |
写真
感想
いつかは訪れてみたいと思いつつなかなか機会がなかった「幻の名湯」三斗小屋温泉。ましてや紅葉の時期は厳しいと思っていた。しかし今年は紅葉がやや遅れたこともあり、紅葉の時期の金曜に予約が取れた。
10時前に峠の茶屋P着。平日とはいえ快晴の日、この時間だと駐車場もほぼ満杯だ。しかし見上げる朝日岳はしっかり深紅に染まって、やる気を盛り上げる。それにしても風が強い。
計画では朝日に登ってから熊見曽根〜隠居倉経由で三斗小屋に向かう予定だったが、この風では朝日へのトラバースも危険だし、そもそも楽しくない。今回の主旨はあくまで温泉、ということで、計画を変更し、計画の逆回り、牛ヶ首からひょうたん池経由で三斗小屋を目指すことにした。
牛ヶ首から下ると風もすっかり収まった、というかここは風が通らない。ルート選択は正解。そしてここは紅葉の名所。園地でお湯を沸かし、卵スープとおにぎりの昼食で寛ぐ。ここからは三斗小屋までは殆どアップダウンの無いまったりハイキング。紅葉の合間を通る木漏れ日が気持ち良い。
沼原分岐を過ぎるといきなり山道が開け、憧れの三斗小屋温泉が現れた。左に大黒屋さん、そして右が今回お世話になる煙草屋さん。
女将さんに案内され早速チェックイン。支払いは前金です。「いいお部屋ですよ」と案内された部屋は階段上がってすぐの部屋。うーん、ちょっと日当たり悪いな。相部屋は予約時に言い渡されていたが、6畳に二名だから全く問題なし。早速荷を解き、露天風呂へ。露天風呂へは長い外廊下を歩き、石段を登る。雨の日はちょっと厳しそうだが今日は快晴で問題なし。ちなみにここは混浴だが3時から5時が女性専用だ。なので、1時のチェックインから3時までが事実上男湯の時間。早く到着しないと、絶景を眺めながらの露天を楽しめないのだ。石造りの浴槽はかなり広く、2つに分かれていて湯温を選べる。熱い方はたぶん45℃以上ありかなり熱いが、露天なのでそれも快適。うーん。山好き、温泉好きにとってはまさに極楽だ。ちょっと意外だったのは洗面所、トイレもしっかりしていること。トイレは清潔な水洗、洗面所では歯磨き可能なのがうれしい。ただ風呂で石けんは使えない。
3時が近づいたので風呂を上がり寝室へ。この時期、夕方はちょっと寒いな。しかも暖房無し。照明も5時までは点かない。4時半の食事の時間まで、ビールと読書で時間を潰す。
食事はマスの甘露煮と豚肉が中心の、質素ながら十分な内容。がっつりご飯をいただき、部屋へ帰って持参したカップ酒とつまみを賞味。相部屋氏は夕食後そそくさと床についてしまったので、私も早々に寝ることにする。
翌朝は5:30起床。6:30の朝食には時間があるので身支度を先に済ませる。7時過ぎにはあらかたの宿泊客は出発し、広間の掃除も始まってしまう。7:20発の私の出発はほぼビリに近い。
2日目は朝日、茶臼と登り、時間があれば南月山まで足を伸ばすことにする。なにしろ9時間も寝たので体調は絶好調。隠居倉までは鎖もあり結構な急登だが気持ち良く登り詰める。隠居倉は眺望がよい。そして熊見曽根までは快適な尾根道。どうやら前日通り雨が降ったようで山道は濡れ、霜柱が立っていた。今日は風も弱く、朝日登頂は問題なし。
朝日、茶臼と登り、牛ヶ首到着は11時前。十分時間があるので南月山まで足を伸ばすことにする。南月山は初体験だが、尾根道は木も低くて閉塞感無く、気持ちのよい歩きが楽しめた。山頂でまったりとラーメンを食べ、峰の茶屋経由で下山。
2日間、秋の那須をしっかり楽しんだ、充実した旅だった。
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