山梨百名山 雨乞岳
- GPS
- 06:15
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 910m
- 下り
- 891m
コースタイム
09:10 #2道標(遊歩道)⇒ 09:15 #3道標(遊歩道)登山道に入ります⇒
09:45 標高1605m地点付近⇒ 10:15 運が良ければ水場⇒ 10:25 #4道標⇒10:55 #5道標(笹ノ平付近)⇒ 11:10 #6道標⇒ 11:35 雨乞岳山頂
12:35⇒ 13:20 #4道標⇒ 14:05 #3道標⇒ 14:45 ヴィレッジ白州雨乞岳登山道入り口
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
トンネルを抜け釜無川を渡り牧原交差点から国道20号線に入りました。 道の駅はくしゅうを過ぎて下教来石交差点を過ぎ直ぐにヴィレッジ白州の看板を見落とさないように西に左折しました。 途中肥料工場がある細い道を約7km程上がると平久保池畔にヴィレッジ白州の施設が右側に見えてきました。 過ぎると直ぐに10台程の駐車スペースの広場がありそこに車を置きました。 登山道入り口は広場脇にありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道入り口から#3道標までは、カラマツ林の中に造られた木製の階段と歩きやすく整備された遊歩道を登りました。 #3道標からは秋の紅葉が色付き始めた広葉樹林に変わり、遊歩道から本格的な登山道になりました。 緩やかに登って行くにつれ紅葉した葉が色付きを増して鮮やかな色に染まってきました。 さらに高度を上げ高く伸びたカラマツ林の脇を過ぎると、かすかに水の流れる 音が聞こえてきました。 立木にくくりつけられた「運が良ければ水場」の小さい案内板があり、仲間の一人が水場に下りてみると少量の水が流れていたそうです。 明るい光が差し込み照らされた紅葉と、床一面に緑の笹が茂り対照的な色合いが 何とも言えない美しさでした。 #4道標からは片方が切れ落ちた細尾根状態急登になりました。 登りきると展望が開きうっすらと谷筋に雪を付けた南アルプス甲斐駒ケ岳が見えて、感激の一瞬をあじわいました。 #5道標付近はうす暗い笹の中を、曲がりくねって進み再び明るい尾根に出ました。 背の高い針葉樹林に変わると#6道標があり、登山道を塞いている倒木などをかわして間もなく標高2036.8mの雨乞岳山頂に着きました。 南から東方面の展望があり、どっしりとかまえた甲斐駒ケ岳 鳳凰三山地蔵岳オベリスク遠く富士山が見えました。 目の前に白い砂礫の山容を見せている日向山、思い切り東を向くと八ヶ岳が見えました。 その他の方向は樹林に覆われて展望はありませんでした。 三等三角点があり山梨百名山に数えられています。 展望が開けた方向が南向きなので、秋の日差しを浴びていつになくのんびりとした昼食時間になりました。 周囲の10人程の登山者も同じように秋の陽だまりを楽しんでいるようでした。 帰りは来た道を戻り無事ヴィレッジ白州雨乞岳登山道入り口に下山しました。 |
写真
感想
雨乞岳に登頂するのは個人的には2回目になります。
山の先輩に今回のルートを教えていただき、3年前に単独でこの時季と同じ秋に登頂しました。
その時の時紅葉がとても綺麗でしたので、登山愛好会の山行計画に採用してもらい今回実施しました。
合わせて今回登頂したルートは登山道がしっかりとあるのに登山地図には載っていませんので、地図上に登山ルートを記してみたいとメンバーの人達に学習を兼ねてお願いしました。
GPSなどの現代の機器など持っていませんので、配布した地形図とコンパス高度計などで特徴あるポイントで現在地をわりだして線で結び登山ルートを地図に記し
て登りました。
真剣に取り組み自分のものにしようと頑張る人、何となく分かったような人いろいろでした。
道標があり登山道も迷う事無く鮮明に踏み跡がありましたのでさほどの緊張は無く、コンパスや地図の必要性は無かったと思いました。
各自興味を示してもらい地図上にルートが記されたようです。
私達素人はこのような機会に学び、自分の技術としていざとゆう時に役立てるようにしたいです。
山登りやハイキングを楽しむ登山者はたくさんおりますが、全員が地形図やコンパスを駆使して行動できるか疑問です。
毎年何度となく路迷いで下山出来なくなり捜索願の記事を目にします。
自分は素人で未熟者ですが「伊豆の忘れられた山を歩く」裾野麗峰山の会後藤隆徳氏の伊豆の藪山山行記録に出合い興味を抱きました。
参考にして伊豆の山に入りますと、どうしてもコンパス地形図は必要でした。
何度となく入口が解らず右往左往したり方向を見失い冷や汗をかいたり、目的を達せず敗退を繰り返しながら地図読みとコンパスの使い方を自己流ですが覚えました。
まだまだ完全ではありません、自分勝手な思い込みなので失敗します。
雨乞岳は標高差900m程ありますが、意外と高度を稼ぐことができ危険個所もありませんでした。
出合う登山者は少なく紅葉を楽しみながら静かな山旅が出来ました。
以前訪れた時には登山道入り口に「熊注意」の看板がありましたので、熊避けの鈴は付けて行動しました。
下山途中の登山道脇の木には熊の爪痕が残り、良く見ると数本の毛が付いていました。
山栗の実をむいた跡もみられました。
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