御座山（山口ルート↑ 栗生ルート↓） なんか様子が変？

2020年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,298m
• 下り: 1,301m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:55

距離 15.1km 登り 1,298m 下り 1,305m

8:09 スタート地点
8:48 8:50 山口ルート登山口
10:30 南の鞍部
10:43 11:19 御座山
11:29 南の鞍部
11:33 御岳神社
11:55 11:58 不動の滝
12:25 12:44 栗生登山口
13:07 栗生バス停
14:04 車庫前バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山口ルートに入って1キロ位の路肩に駐車

コース状況／危険箇所等

・山口ルートですが、登山口手前の林道が流失しています。でも歩いて通過は可能です。車の場合、かなり手前の空きスペースに止めることとなります。
・登山道は2ヵ所ばかり流失していますが、通過は容易。この時期、下草が伸びていて、靴やスパッツがたちまち濡れます。スパッツは必携でしょう。実際のルートは原生林の中の薮の中の細いルートですが、視界には必ずテープが見えます。ホーロー看板もあるので、基本的にはルートミスしにくいと思われる。比較的緩やかな上り一辺倒なので他のルートと比べると楽と思われる。兎に角テープが豊富です。
・栗生ルートは上部は問題ないが、不動の滝より下は沢沿いで流失や崩落多数。取り付きが分かりにくい場所も多い。（西上州ならどこも然りですが）

その他周辺情報

ピストン登山がほとんどの御座山ですが、縦走も楽しいです。南相木・北相木村の村営バスは１乗車たったの100円ポッキリです。平日なら本数も多いので上手く利用すれば周回が可能でしょう。川又バス停での乗り換えが重要です。

写真

6/7 7:54

山口公民館前を右折

6/7 7:54

立派な案内板があります。

6/7 8:09

県外ナンバーは嫌われそうなので、右折して1キロ程度の場所に駐車しました。

6/7 8:13

登山開始。

6/7 8:18

多数の分岐には

6/7 8:24

「御座山」の

6/7 8:25

案内板があります。

6/7 8:30

歩きはじめて20分程度でコーンが置かれています。この感じは軽なら通れます、と云うことでしょうね。

6/7 8:36

「御座山→」

6/7 8:38

「←御座山」

6/7 8:44

山口ルート登山口手前の200m位に土砂崩れ

6/7 8:46

山口ルート登山口手前の100m位は完全崩落。
通過は出来る。

6/7 8:48

あの看板を右折

6/7 8:48

肝心のここだけ表示が消えている。
なんとか御座山と読める。

6/7 8:55

ちょっと休んで作業道を上る。
草が茂りたちまち靴が濡れはじめる

6/7 8:58

そして5分後には完全流失

6/7 8:59

しかしピンクテープで迂回路を示している。

6/7 9:04

無事通過して荒れ荒れの作業道となる。
涸れ沢みたいだ。

6/7 9:14

落葉松林となり

6/7 9:18

薮が濃くなるが通れる

6/7 9:22

ここを右折。大事なポイントです。

6/7 9:23

足元にはマイズルソウが何株かありました。

6/7 9:22

少し登ると

6/7 9:25

ちょっと荒れぎみの草ぼーぼーの場所。
遠くのテープを目印に辿る。

6/7 9:27

ここにもあったホーロー看板。今来たルートが正しいということ。

6/7 9:28

ほとんど原生林

6/7 9:31

足元にはラショウモンカズラ

6/7 9:33

6分後にもホーロー看板

6/7 9:39

視界には必ずテープが見えますので安心。
この先左気味にカーブして

6/7 9:40

涸れ沢を渡ります。

6/7 9:42

なんかこの雰囲気のルート、好きだなあ。

6/7 9:43

大きなブナの木？

6/7 9:46

倒木をくぐる

6/7 9:47

6/7 9:52

6/7 9:53

おおっ、晴れてきました！

6/7 9:56

原生林の雰囲気良い。

6/7 9:58

ここは登山道が流失。でも容易。

6/7 9:59

100均ザイルが垂れ下がっています。

6/7 10:03

だんだん傾斜がきつくなります。

6/7 10:04

山頂の岩稜帯がうっすら

6/7 10:07

彷徨っている感じだがルートはよく分かります。

6/7 10:13

6/7 10:23

この倒木、短足の山狸にはなかなか越えられません。

6/7 10:26

このつぼみの花の正体は？

6/7 10:26

そして草地になり

6/7 10:29

南の鞍部に到着。

6/7 10:30

諸看板類

6/7 10:30

山口ルートをみる。
踏み跡？

6/7 10:31

さて山頂へ向かいます。

6/7 10:34

岩岩しくなりました。

6/7 10:35

さて石南花がちらほら

6/7 10:35

ピンクの石南花

6/7 10:35

足元には

6/7 10:36

イワカガミ

6/7 10:36

岩下を通り左上に上る

6/7 10:39

避難小屋

6/7 10:40

山頂岩稜帯に入ります。
天気が良くなっています。
4度目にしてやっとの晴れ！

6/7 10:42

岩稜帯を注意深く進む

6/7 10:43

そしてよく見る山名板と祠
この先で大休止

6/7 10:42

あの谷間を上ってきました。

6/7 10:43

男山と天狗山

6/7 10:44

北西に岩峰が有り、踏み跡あるので行けそうだが、今日はパス。

6/7 10:52

で、一人だけ登山者がいたけどもう誰もいない。
晴れの200名山なのに。。。

6/7 10:52

上信国境はガスっていて見えない。

6/7 11:08

待っていても八ケ岳は見えません。

6/7 11:14

石南花と

6/7 11:15

イワカガミみているうちに

6/7 11:19

山頂までガスってきました

6/7 11:22

で、バスの時間もあるので下山します。

6/7 11:26

ピンク掛かった白の石南花

6/7 11:29

南の鞍部

6/7 11:29

そして登り返し

6/7 11:30

細い鎖がかかっています。

6/7 11:31

そしてトラバース

6/7 11:32

そして御岳のピーク

6/7 11:33

鉄剣やたら太い。

6/7 11:34

下り、、、10年くらい前にここで滑って手を突いて切り株で切創。縫合しました。傷跡残っています。超慎重に下る

6/7 11:35

と、林間から山頂は晴れていました！

6/7 11:36

トウゴクミツバツツジだと思うが。。。鮮やかなピンクです。

6/7 11:36

鎖の下り

6/7 11:37

中間テラスでは展望

6/7 11:37

下段も慎重に

6/7 11:38

（振り返っています）
鎖場とツツジ

6/7 11:38

やがてトラバースから

6/7 11:40

九十九折りの急な下りなる。

6/7 11:47

下っていて気になる。なんか踏まれてないなあ？　という登山道

6/7 11:54

不動の滝が見えてきた。

6/7 11:55

滝下の岩ゴロが歩き難い！

6/7 11:56

美しい適量の水量の滝でした。

6/7 11:57

滝からの下り、登山道が流失していますが、直ぐ右手にルートあります。

6/7 11:59

なんか踏まれていない。ちょっと外傾斜で沢側に足が取られる。

6/7 12:02

実線ルートとしては細いです。

6/7 12:07

面白い曲がりの木

6/7 12:08

この看板、神格化している？

6/7 12:08

そして、、、

6/7 12:10

大崩落地

6/7 12:13

とても沢筋は歩けそうもない。

6/7 12:13

右上に高巻きの道があるのでそちらを辿るが、かなり細いです。このルートがこれほど細いとは、、、もしかしたらがよぎってくる。

6/7 12:15

（振り返っています）
降りてきた高巻きの道？

6/7 12:21

草地になりその先で

6/7 12:23

右上に踏み跡があるので行ってみると

6/7 12:25

駐車場の上でした。

6/7 12:25

で、ポツンとクリンソウ

6/7 12:27

ここから強引に駐車場へと下る。というよりみんな降りている。

6/7 12:27

駐車場に車無し。
で、先に登山道の入り口があるらしいので行ってみると

6/7 12:28

面白い絵図がある。でも水害後は実地は変化してしまうし、コースタイムに無理がある気がする。

6/7 12:32

復習で少し戻りました。さっきは右上に行きましたが、今度は左下の沢を下る

6/7 12:33

踏み跡とテープがあるではないか！

6/7 12:35

右手をへつって

6/7 12:36

駐車場に

6/7 12:36

こっちも復習。
登り2時間、下り1時間半はかなり無理

6/7 12:38

空は夏空

6/7 12:45

さて、林道を下る

6/7 12:51

ここが林道流失場所で、補修はほぼ終了か？　だってわだちがほとんどない。。。ん　もしかして

6/7 13:01

いろいろと考えながら下ると、、、
林道入り口が封鎖されています。

6/7 13:02

通行止めだったのだ！

6/7 13:02

登山禁止だって。そんな訳で人いないのだった。

6/7 13:02

おぐら山荘のお池には

6/7 13:03

クリンソウ

6/7 13:05

三川、、、か。大蛇倉山からの下りのルートがあったかな？

6/7 13:06

立派な栗生バス停

6/7 13:07

平日は9便もある
本日は2便だけ。しかも2便めは予約が必要

6/7 13:37

で、てくてく中島まで歩きます。

6/7 13:45

芸術的な縞々の畑

6/7 13:54

千が淵の滝だそうだ

6/7 13:54

千が淵の滝

6/7 13:56

中島集落がやっと見えてきた。

6/7 14:04

車庫前バス停に到着ここより川又までバスで下る。
運賃たったの100円ポッキリ。
ホントはタダでも良いのだが受益者負担として気持ち程度、なのでしょう。

6/7 14:55

川又に到着。ここは北相木村と南相木村の分岐点。朝通った時は川又バス停が気になっていてあまり気にしなかったが、数多くの看板がおいでおいでしています、が、あれっ？？？

6/7 14:56

草に隠れて「登山禁止」の張り紙がありました。A4程度では気づかないと思います。しかもこの場所じゃ。また外国語に完全に負けています。文責が書かれていません。（南相木？　北相木？）

6/7 14:56

滝見の湯は県外自粛。

6/7 14:56

北相木の方は何も掲示されていませんでした。

6/7 14:57

バスの時刻、乗る予定のバスの時刻が消えかかっていてちょっとビビった。

6/7 15:02

バスを待つ

6/7 15:12

車窓から御座山の雄姿が見えました。

6/7 15:26

バスから降りて駐車場所に戻りました。

6/7 15:35

山口公民館前の入り口を再確認しましたが、ネガティブなことは掲示無しでした。

6/7 15:42

帰りにも御座山の雄姿を眺めます。4度目にして初めて見えました。

6/7 15:42

山口ルートはあの谷間を辿ったのでした。

6/7 15:47

国指定史跡の栃原岩陰遺跡というのがありました。

6/7 15:48

よくある岩陰の住居跡ですが、

6/7 15:48

相木式土器、様々な出土品、あとで考古博物館訪問してみたいです。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

yamadanuki

・今まで3回登ったが、展望に関してはほぼ全滅。今回は天気予報も晴れぎみなので、行ったことのない山口ルートを選択。下りは栗生ルートで中島からバスを利用して周回という大作戦を実行。
・ガラガラの高速を飛ばして山口ルートの入り口へ。県外ナンバーが目立つとイヤなので、山口公民館前を右折後1キロくらい上った路肩に止めました。
・先ずは林道歩き。分岐には必ずといっていいほどホーロー看板が導く。以外にも早く登山口に着きました。
・登山ルートは最初は荒れ荒れの作業道ですが、原生林に入るとまるでジャングル？のようなルート展開。アップダウンが一切無く上り一辺倒のルートは比較的苦労しない。でも久々の原生林歩きは気持ちのいいものでした。獣の気配はありませんでした。長者の森ルートは登山道をブルで固めてしまったゲレンデみたいな道で登りにくいし、栗生ルートは九十九折り上りが辛そうで、私としては山口ルートが最も歩きやすいルートかな？　と思います。展望はありませんが、山頂までお預けということで。
・で、山頂からは八つは見えませんでしたが、まずまずの展望で昼飯を済ませました。人がほとんどいないのが不気味でしたが、下山して納得。
・お花はシャクナゲが終わり気味なれど残っていたものはきれいです。イワカガミも全開でした。
・下山後は天気はほぼ快晴に近い状態になり、午後の登山なら大展望が開けたと思いますが、これも運。北相木村から初めて御座山の全景をみることができました。
・山行中、出会った人はたった1人のみでした。全くの疎。
・北相木と南相木村のHP見たつもりですが、栗生ルートの登山禁止は気づきませんでした。知らなかったことに私には過失は無いと思いますが、ちょっと後味悪い感じ。
・次回は快晴の日に登りたいものです。

コメント

キラ＠kira

山口コース
5月に北西稜末端から登る計画でしたが、コロナで延期となりました。ぶどう峠も通れませんし、長者の森コースも通行禁止だったような・・・。コーン付近に車停められそうなポイントありませんでしたか？

yamadanuki

Re: 山口コース
コーン付近､駐車スペース幾つかありました。長者の森は施設閉鎖の為､駐車場も使用できなかったのではないでしょうか？　今はどうだか分かりませんが。山口ルートは登山禁止や自粛の表示は一切ありませんでした。