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Yamareco

記録ID: 2384408
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

三度目の正直なるか!? 翁山

2020年06月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:41
距離
5.2km
登り
432m
下り
420m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:35
休憩
0:07
合計
2:42
5:55
70
ハリマ小屋
7:05
7:12
85
8:37
ハリマ小屋
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
麓の集落から未舗装の林道を通り、登山口であるハリマ小屋まで入ります。
「翁山を愛する会」の皆様により道標は整備されていますが、この林道は時々通行止めになります。
またすれ違い箇所が少なく、対向車があるとどちらかが延々バックする羽目に…。
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はありませんが、豪雪地帯のため残雪期には注意が必要です。
林道終点にあるハリマ小屋からスタート。
林道終点にあるハリマ小屋からスタート。
三度目の正直なるか。
いってきま〜す。
三度目の正直なるか。
いってきま〜す。
道はすぐに二手に分かれます。どちらを行っても山頂に行けますが、左手に行くことを推奨しているようですね。
道はすぐに二手に分かれます。どちらを行っても山頂に行けますが、左手に行くことを推奨しているようですね。
板が割れていて、危なくひっくり返りそうになりました。
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板が割れていて、危なくひっくり返りそうになりました。
道は樹林帯の中をゆるゆると登っていきます。
道は樹林帯の中をゆるゆると登っていきます。
白髪の泉。
うーん、飲めるようなものではなさそう。
白髪の泉。
うーん、飲めるようなものではなさそう。
前回敗退した場所。
この斜面にべったり張り付いた残雪を突破できずに引き返したんですよね。
前回敗退した場所。
この斜面にべったり張り付いた残雪を突破できずに引き返したんですよね。
今回は雪は残っておらず突破可能でした。
でも、なんとなく嫌らしいトラバースです。
慎重に進みます。
今回は雪は残っておらず突破可能でした。
でも、なんとなく嫌らしいトラバースです。
慎重に進みます。
ツマトリソウ。
樹木が低くなって眺望が得られるようになってきました。
…おや? なんだか天気が怪しいぞ?
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樹木が低くなって眺望が得られるようになってきました。
…おや? なんだか天気が怪しいぞ?
一時間弱で山頂が見えてきました。
こんなお手軽な山なのに二度敗退って…。
一時間弱で山頂が見えてきました。
こんなお手軽な山なのに二度敗退って…。
山頂手前には翁山神社のお社が建っています。
ずいぶん堅牢なお社です。なんか金庫みたい。
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山頂手前には翁山神社のお社が建っています。
ずいぶん堅牢なお社です。なんか金庫みたい。
で、山頂です!
三度目の挑戦でようやく山頂を踏むことができました。
長年の宿題を片付けた思いです。
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三度目の挑戦でようやく山頂を踏むことができました。
長年の宿題を片付けた思いです。
ただ、山頂からの眺望はイマイチ…。
天気はいいんですが、雲がべったり張り付いていて景色を眺められる感じではありません。ちなみに、こちらは山形県側。
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ただ、山頂からの眺望はイマイチ…。
天気はいいんですが、雲がべったり張り付いていて景色を眺められる感じではありません。ちなみに、こちらは山形県側。
で、こちらは宮城県側。
うーん、残念な感じ。
で、こちらは宮城県側。
うーん、残念な感じ。
三角点の足元にかわいいストーンアートが奉納?されてました。
誰がどんな思いを託して置いたのか。
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三角点の足元にかわいいストーンアートが奉納?されてました。
誰がどんな思いを託して置いたのか。
さて下山は別コースに行きましょう。
山頂から一旦南下する道を辿ります。
さて下山は別コースに行きましょう。
山頂から一旦南下する道を辿ります。
うーん、虚無が広がっている…。
うーん、虚無が広がっている…。
すっきり晴れていたら気持ちよさそうな道なんですがねぇ。
すっきり晴れていたら気持ちよさそうな道なんですがねぇ。
細かい霧の粒子を載せた風が吹き抜けていくばかり。
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細かい霧の粒子を載せた風が吹き抜けていくばかり。
うーん、もう少しで雲が離れてくれそうな感じもするんですが…。
うーん、もう少しで雲が離れてくれそうな感じもするんですが…。
眺望はイマイチですが、足元に目を移せば花々が目を楽しませてくれます。
眺望はイマイチですが、足元に目を移せば花々が目を楽しませてくれます。
アカモノが鈴なりになってました♪
8
アカモノが鈴なりになってました♪
ウラジロヨウラク
3
ウラジロヨウラク
ヤマツツジ?
ガクウラジロヨウラク。
なんだかワチャワチャしてますね。
密ですよ、密。
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ガクウラジロヨウラク。
なんだかワチャワチャしてますね。
密ですよ、密。
ガスの向こうに一瞬なにか見えたような…。
花畑? ハリマ小屋の屋根? なんだろう、赤いものだったんですが…。
ガスの向こうに一瞬なにか見えたような…。
花畑? ハリマ小屋の屋根? なんだろう、赤いものだったんですが…。
前方に丘が見えてきました。
道はあの丘を登っていくようになっていますが…
前方に丘が見えてきました。
道はあの丘を登っていくようになっていますが…
我々はその手前の分岐を右に折れてハリマ小屋へ戻ります。
我々はその手前の分岐を右に折れてハリマ小屋へ戻ります。
急な下り坂で一気に高度を落としていきます。
滑りやすい場所があるので足運びは慎重に。
急な下り坂で一気に高度を落としていきます。
滑りやすい場所があるので足運びは慎重に。
若干足がガクガクするほどの急坂を降りると、一転して平らな森の中に出ました。
若干足がガクガクするほどの急坂を降りると、一転して平らな森の中に出ました。
不老長寿の泉ですって!
不老長寿っていいですよね。不老不死だとなんかろくなことにならなそうですけど(笑
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不老長寿の泉ですって!
不老長寿っていいですよね。不老不死だとなんかろくなことにならなそうですけど(笑
ただまぁ、これを飲む気になるかどうかはまた別の話。
この他にも近くにいくつも水が湧いている場所があります。
湧き水の豊富な山のようです。
ただまぁ、これを飲む気になるかどうかはまた別の話。
この他にも近くにいくつも水が湧いている場所があります。
湧き水の豊富な山のようです。
そんなわけでいくつも渡渉があります。
乗ると沈む木橋とか、信頼の置けない工作物が多数あります(笑
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そんなわけでいくつも渡渉があります。
乗ると沈む木橋とか、信頼の置けない工作物が多数あります(笑
沢を越え…
淵を越え…
川原のような湿っぽい平地を進みます。
雪解けの時期や、大雨後は水に沈むんじゃなかろうか。
川原のような湿っぽい平地を進みます。
雪解けの時期や、大雨後は水に沈むんじゃなかろうか。
ゴール間近の森の中には、翁山を愛する会からのメッセージ。
白髪の老人と白い鹿には会えませんでしたが、いい山でした。
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ゴール間近の森の中には、翁山を愛する会からのメッセージ。
白髪の老人と白い鹿には会えませんでしたが、いい山でした。
おまけ。ハリマ小屋の内部。
応接間にありそうな座卓が(笑
きれいな小屋ですね。
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おまけ。ハリマ小屋の内部。
応接間にありそうな座卓が(笑
きれいな小屋ですね。
冬期入口?は二階にありますが、階段やはしごは見当たらず。
冬はあの格子の中だけでなんとかしてねってことだろうか?
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冬期入口?は二階にありますが、階段やはしごは見当たらず。
冬はあの格子の中だけでなんとかしてねってことだろうか?

感想

翁山は山形県北部、尾花沢市にある山で東北百名山に数えられている山です。
実はこの山には過去二回挑戦しているんですが、いずれも山頂を踏むことができないまま敗退していました。
そんなに難しい山なのか?
いえいえ、ハリマ小屋を起点にすれば3時間もあれば周遊できる山ですし、岩場などの危険箇所があるわけもありません。
一度目はハリマ小屋へ通じる林道が土砂崩れで通行止め。
二度目は谷の側壁に残った残雪を突破できずに退散…。
言ってみればタイミングが悪かった…と、そういう感じです。

今回は事前に林道の状態や登山道の状態を可能な限り情報収集した上で挑みました。
狙い通り、初めて林道を最後まで通ることもでき(二度目の時も途中で倒木があり、林道を歩いたのでした)登山道も通行困難箇所なし。あっさりと山頂に立つことができました。今までの苦労はなんだったのかと拍子抜けするほどに(笑

しかし、せっかく登った山頂付近ではガスに巻かれて視界が悪く、100%翁山を堪能できたかと言えば少々疑問符が付く結果となったのが残念でした。下山した頃にはスッキリ晴れてきましたからねぇ…。やっぱりタイミングが悪いようで。
稜線の花は見頃で、鈴なりのアカモノやウラジロヨウラクなどを見て楽しむことができツートンは満足そうでした。

朝早かったため、山中では誰にも会いませんでした。
静かなマイナー山域なのかと思いきや、駐車場に戻ると大勢人がいてびっくり。
その後、林道を下っていく途中でも何台もの車とすれ違い、実は多くの人が訪れる山なんだなと認識を改めました。
麓から我々を導いてくれた看板は「翁山を愛する会」が設置してくださったもの。本当に愛されている山なのだなとちょっとほっこりして帰ってきました。

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コメント

登れてよかったね(;^ω^)
そういう山ってあるよね〜
3回敗退して未だ到達出来てない山が一つ・・・
距離が長いから仕方無いのかもしれないけどダメ!って言われてるようで・・・(;^ω^)
登れるときに登れてよかったね!
景色はイマイチでもお花が歓迎してくれてよかったね〜
2020/6/10 16:04
Re: 登れてよかったね(;^ω^)
ここは正直なところ難しくも長くもないのに二度もハネられていたので(笑
翁にようやく心を許してもらえたようです。
2020/6/17 20:02
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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