ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2386102
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

鳥居戸山 - 琵琶ヶ沢周回。思いがけず古の山に思いを馳せることができた。

2020年06月08日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:16
距離
7.6km
登り
817m
下り
818m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:05
休憩
1:11
合計
5:16
距離 7.6km 登り 818m 下り 818m
8:20
53
尾根取り付き
9:13
9:17
51
10:08
10:21
46
P868.13(里前)
11:07
11:25
19
P737.23(不動沢)
11:44
32
遊歩道合流
12:16
12:50
8
ランチ休憩
12:58
13:00
20
布滝
13:20
箒川ダム駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
塩原渓谷遊歩道駐車場(箒川ダム駐車場)に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
塩原渓谷歩道は、よく整備されていて問題なし。
塩原渓谷歩道以外は、ヤブもなく問題なく歩けます。(VR基準)
登った尾根は、760圏まで単調だが美尾根で歩きやすい。以降、鳥居戸山(P832)まで細木が濃くなるが、歩行に支障なし。
鳥居戸山(P832)から下ってしばらくすると左に作業道が現れるが、すぐ尾根筋から離れて行くので、利用できる距離は短い。
P868.1手前は尾根が多重になっていてどれを登るべきか迷うが、最も左が正解。
P868.1からP737.2までは、下り基調で問題なく歩ける。地理院地図の破線は確認できず。
P737.2以降は斜度が増し美尾根とは言い難いが、変化がありそれなりに楽しめる。
その他周辺情報 塩原グリーンビレッジは休業中のようでした。
水道から水は出たが、トイレは施錠されていた。
ファイル
計画ルート図
(更新時刻:2020/06/08 17:50)
駐車場が塩原渓谷歩道の入り口です。
2020年06月08日 08:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
6/8 8:03
駐車場が塩原渓谷歩道の入り口です。
箒川ダムに降りる。
2020年06月08日 08:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 8:04
箒川ダムに降りる。
箒川ダムに付けられた歩行者用の橋を渡る。
こういうのが意外と怖い。
2020年06月08日 08:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
6/8 8:06
箒川ダムに付けられた歩行者用の橋を渡る。
こういうのが意外と怖い。
木漏れ日が気持ち良い。
2020年06月08日 08:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 8:09
木漏れ日が気持ち良い。
取り付く尾根末端まで箒川沿いの歩道を進む。
2020年06月08日 08:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 8:11
取り付く尾根末端まで箒川沿いの歩道を進む。
歩道が乗っ越すこの尾根にココから取り付く。
2020年06月08日 08:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 8:18
歩道が乗っ越すこの尾根にココから取り付く。
想像以上の美尾根で歩きやすい。
斜度も緩くはないが激しくもない。
2020年06月08日 08:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
6/8 8:26
想像以上の美尾根で歩きやすい。
斜度も緩くはないが激しくもない。
右から別尾根が合流。
2020年06月08日 08:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 8:55
右から別尾根が合流。
ここに来て突然のテープ。(5本の木に3連テープ)
辺りに理由を探してみたが判らなかった。
2020年06月08日 08:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 8:58
ここに来て突然のテープ。(5本の木に3連テープ)
辺りに理由を探してみたが判らなかった。
こういうの嫌い。
2020年06月08日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
6/8 9:02
こういうの嫌い。
細木が多くなったが、避けるように踏み跡もある。
2020年06月08日 09:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/8 9:04
細木が多くなったが、避けるように踏み跡もある。
鳥居戸山(P832)手前右側に道型があった。
2020年06月08日 09:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 9:09
鳥居戸山(P832)手前右側に道型があった。
鳥居戸山(P832)には石標だけ。
ここが鳥居戸山だということは後で知った。
2020年06月08日 09:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
6/8 9:13
鳥居戸山(P832)には石標だけ。
ここが鳥居戸山だということは後で知った。
読めない。
2020年06月08日 09:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
6/8 9:15
読めない。
うっかり綺麗な東の尾根に進んでしまったが、歩きにくいコッチだった。残念。
2020年06月08日 09:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:19
うっかり綺麗な東の尾根に進んでしまったが、歩きにくいコッチだった。残念。
左に道型が出てきたので、これを進むと、
2020年06月08日 09:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:25
左に道型が出てきたので、これを進むと、
林道の終点っぽい場所に出た。
2020年06月08日 09:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:27
林道の終点っぽい場所に出た。
道を歩くか、右の尾根筋を歩くか、休憩しながら検討した。
2020年06月08日 09:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/8 9:29
道を歩くか、右の尾根筋を歩くか、休憩しながら検討した。
歩けそうだったので、尾根筋を行く。
2020年06月08日 09:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:41
歩けそうだったので、尾根筋を行く。
植林の掲示でしょうか?
でも植林帯っぽくないけど。
2020年06月08日 09:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:42
植林の掲示でしょうか?
でも植林帯っぽくないけど。
今日は暑いはずなんだけど、見事に日差しを新緑が受け止めてくれて、そよ風が涼しい。
2020年06月08日 09:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 9:47
今日は暑いはずなんだけど、見事に日差しを新緑が受け止めてくれて、そよ風が涼しい。
登る尾根が分かれる場所。(実は右にもある)
このまま行くぞ、勝負だ。
2020年06月08日 09:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 9:55
登る尾根が分かれる場所。(実は右にもある)
このまま行くぞ、勝負だ。
負けた。
2020年06月08日 09:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
6/8 9:58
負けた。
ペナルティは鬼斜面。
2020年06月08日 10:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
6/8 10:00
ペナルティは鬼斜面。
三等三角点P868.13(里前)に到着。
案内図で見た根本山ってココだろうか?(違いました。)
2020年06月08日 10:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12
6/8 10:10
三等三角点P868.13(里前)に到着。
案内図で見た根本山ってココだろうか?(違いました。)
この辺が本日の最高点。(約880)
西側斜面はエグい。
2020年06月08日 10:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 10:27
この辺が本日の最高点。(約880)
西側斜面はエグい。
この辺で進路を北西に取り、もう下山か。。。
2020年06月08日 10:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/8 10:34
この辺で進路を北西に取り、もう下山か。。。
ヤブは勘弁よ。
2020年06月08日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 10:41
ヤブは勘弁よ。
西の方に見えた山はどこだろう。
2020年06月08日 10:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 10:42
西の方に見えた山はどこだろう。
尾根が分かれる場所。左へ。
2020年06月08日 10:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/8 10:52
尾根が分かれる場所。左へ。
四等三角点P737.23(不動沢)。
持ってきたオニギリどうしようか。
2020年06月08日 11:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
6/8 11:11
四等三角点P737.23(不動沢)。
持ってきたオニギリどうしようか。
細尾根上の倒木は辛い。
慎重に左から巻いた。
2020年06月08日 11:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 11:31
細尾根上の倒木は辛い。
慎重に左から巻いた。
急だけど右に左に、単調じゃないので意外と飽きない。
2020年06月08日 11:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
6/8 11:39
急だけど右に左に、単調じゃないので意外と飽きない。
ここで塩原渓谷歩道に出た。
2020年06月08日 11:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 11:46
ここで塩原渓谷歩道に出た。
歩道の下に何かの施設。行ってみた。
2020年06月08日 11:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 11:48
歩道の下に何かの施設。行ってみた。
塩原グリーンビレッジのBBQ施設らしい。
休業中のようだ。
2020年06月08日 11:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/8 11:50
塩原グリーンビレッジのBBQ施設らしい。
休業中のようだ。
戻らず更に進むと歩道に合流できた。
2020年06月08日 11:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/8 11:55
戻らず更に進むと歩道に合流できた。
未開通の潜竜峡トンネル。
コレのせいで歩道は高巻きになったようだ。
2020年06月08日 12:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 12:10
未開通の潜竜峡トンネル。
コレのせいで歩道は高巻きになったようだ。
陽光が気持ち良さそうだったので、河原でランチにした。
2020年06月08日 12:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
6/8 12:48
陽光が気持ち良さそうだったので、河原でランチにした。
布滝に寄り道。伝わらないけど迫力ある。
流れ落ちる水のスピードが恐ろしいほど早く見えた。
2020年06月08日 12:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
6/8 12:57
布滝に寄り道。伝わらないけど迫力ある。
流れ落ちる水のスピードが恐ろしいほど早く見えた。
朝の取り付き地点通過。
2020年06月08日 13:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/8 13:04
朝の取り付き地点通過。
歩道には所々にベンチやテーブルあり。
真夏でも日陰が多くていいかもね。
2020年06月08日 13:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 13:09
歩道には所々にベンチやテーブルあり。
真夏でも日陰が多くていいかもね。
ゴール。
快晴の下、たっぷり時間をかけて楽しめました。
2020年06月08日 13:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
6/8 13:18
ゴール。
快晴の下、たっぷり時間をかけて楽しめました。
駐車場内にあった歩道案内図。
中央の「根本山」が気になったのでした。
2020年06月08日 08:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
6/8 8:02
駐車場内にあった歩道案内図。
中央の「根本山」が気になったのでした。

感想

この日の降水確率は0%で晴れ確定。
多くの人は展望の山を目指すんでしょうね。わかりますけど。
でもね、森の中こそ日差しが欲しいんですよ。じゃないと暗くて気分も滅入るってもんです。展望は曇りでも得られるでしょう? 半分は言い訳ですけど。
今回のルートは遊歩道もあるけど、レコは無いし渓谷に近くてなんとなく山深そうなイメージを勝手に持ってて晴れの日限定と考えてました。

登り出すと、あらま意外と美尾根だった。新緑で弱められた日差しと時々吹く風が心地よい。鳥居戸山(P832)手前からは細木が多くなり真っすぐには歩けなくなったが、踏み跡もあり問題なく鳥居戸山に到着した。
鳥居戸山から、下山する尾根のピーク(約870)までは余り標高を変えず、歩きにくかったり尾根が広くわかりにくかったりしたけど、GPS頼りに快調に進んだ。

そして、まだ10時半だというのに下山する尾根のピーク(約870)に着いてしまった。せっかく持ってきたコンビニオニギリ、まだ腹は減ってないしせっかくのんびり食べるなら少しは開けた場所がいいし、どうしようか。そう思いながら下って行きとうとうP737.2。ここも眺望はほぼ無し。時刻は11時。オニギリは下山後でいいか。

ココからの尾根下りは今日一番楽しかった気がする。スキーのモーグルのような感じで。細尾根上に大木が倒れていたのを見た時は、一瞬だけヤベって思ったけど。
ほんでもって写真の通り、結局オニギリは持っていったお湯で作ったコーヒーと共に遊歩道脇の箒川の河原で食べたのだった。
あえて短めのルートを選択したとは言え、13時終了はやっぱりもったいないよなぁ。そんな名残惜しい気持ちからの終了直前のランチ、よくある悪あがきですね。

そうそう、帰りの箒川ダムを通過する時、狭い通路でカップルがいちゃついてて「ヤレヤレ」と思いながらすり抜けようとしたら、女性の方が「そこに蛇」って下を指差した。見ると1mくらいの蛇がいた。スナ蛇っぽかったんで私は「マムシじゃないね」と言って通過してきたんだけど、後で思うとアレのせいで先に進めず立往生していたのかもしれない。都会人じゃしょうがないかとその時は思ったが、戻った駐車場に停まっていた車は私のと青森ナンバーの2台だけだった。


ところでP832は地元では鳥居戸山と呼ばれているらしい。(確認のためレコ公開が遅れた。)ただし、この情報は意外なきっかけで得られたものだった。それは、、、
スタート前に駐車場にあった案内板に「根本山」の表記があり、どこなのか気になったので翌日翌々日といろんなトコに電話して聞いたところP832の古い呼称らしく、しかも現在では鳥居戸山だということを知るに至ったのだ。
里山とか地元だけに親しまれる山って、いろいろ話を聞くと面白いよね。
長話に付き合って下さった塩原温泉ビジターセンターの人は、根本山のピークを特定したい私に対し、「駐車場から南に見える山が根本山。あなたがP832だと考えるならそれでいいんじゃない?」と。それを聞いて私はハッとした。
そもそも「根本山」は、等高線もない古地図に大まかな位置だけが記された山名である。そうか、当時の根本山はあくまでも「里から南に見える山」であって、それ以上の定義は不要なんだな。どのピークかを特定することは野暮かもしれないと、チョット気付かされたというか、少しだけ古の感覚に触れられたような気がした。
不確定ながら、せっかくの情報なので山のデータに登録しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=49818


いよいよ梅雨に入りそうな雰囲気ですね。
せっかく山感が戻ってきたというのになぁ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:793人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら