記録ID: 2389625
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
朝日岳
2003年07月26日(土) ~
2003年07月27日(日)
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:13
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 729m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:12
距離 12.7km
登り 1,409m
下り 734m
蓮華温泉からの朝日岳山行は、白高地沢への長い下りから始まりました。そこからはカモシカ坂と呼ばれる急登に入り、下った分の高度を上げる勢いでぐいぐいと登りました。ぬかるんだ、きつい道が続いて少しへこたれてきた頃、木道の広い草原に出ました。カモシカ坂を抜けたとホッとしている私達を可憐で清楚な高山植物達が静かに迎えてくれました。霧がかった草原に咲く花々は幻想的で、花園三角点という名前がぴったりの素晴らしいところでした。一歩進むごとに別の花に出会い、その度に島田先生に教えていただきました。花の名前が分からなくても楽しいですが、知っているともっと楽しいと実感しました。再び稜線の登りに入り、黒曜石に似た小さな石が多く見られる青ザクを抜け、雪渓を踏み、雪解けのぬかるんだ道を進み、朝日岳に着く頃には山々の霧もすっかり晴れて、緑濃い残雪の夏山を見ることが出来ました。頂上についてホッとして気が緩んだのか、山頂から朝日小屋までの下りが遠く感じました。お昼から、しかも北アルプスの山々や、日本海側の雲海を眺めながら飲むビール&ウイスキーは最高でした。小屋でくつろいでいる人々は皆、いい表情をしていました。山小屋の食事は、野菜の天ぷらや肉じゃがなど家庭的な料理で、また忙しいにも関わらず親切に対応していただき、山小屋の人達の暖かさが伝わってきました。帰り、雪解け水で作った、タマネギ薬味素麺はとても美味しかったです。行きも帰りも長い山行でしたが、途切れることなく笑いがありました。とーとく3兄弟のギャクのセンス(?!)はすごいです。朝日岳は、感謝でいっぱいの山行でした。心に残る景色、山で出会った人々と、それからカリスマ登山家若尾さん、島田先生、やさしくて頼りがいのある佐藤のさん、本当にありがとうございました。(児玉)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
20年振り位での朝日岳です。北陸地方はちょうど梅雨明けで素晴らしい天気と花と残雪の稜線に出会えました。隣の白馬岳に比べると人出は少なかったですが、やはり夏山最盛期で今年最高の人出とのことです。蓮華温泉からの往復コースはやはり大変でした。行きも帰りも行動時間は約9時間でした。いい所ですが、楽には入れない山域です。
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