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Yamareco

記録ID: 239036
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

笊ヶ岳(老平-布引山-笊ヶ岳(往復))

2012年10月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:15
距離
20.1km
登り
2,639m
下り
2,639m

コースタイム

老平04:30-06:15広河原06:20-07:04山の神07:05-09:32桧横手09:35-11:30布引山11:35-12:37笊ヶ岳12:47-13:45布引山13:50-14:52桧横手14:55-15:55山の神15:55-16:20広河原16:30-17:45老平
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
桧横手の下りでちょっと迷ったが、大きな問題はなし
登山前日に駐車場付近の様子を下見
2012年10月26日 16:35撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/26 16:35
登山前日に駐車場付近の様子を下見
駐車場には誰もいない
2012年10月26日 16:40撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/26 16:40
駐車場には誰もいない
雨畑集落の奥にある見神の滝
2012年10月28日 12:02撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/28 12:02
雨畑集落の奥にある見神の滝
雨畑湖から布引山を見上げる あれに登れるのだろうか不安である
2012年10月26日 16:57撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
3
10/26 16:57
雨畑湖から布引山を見上げる あれに登れるのだろうか不安である
その夜はつむぎの湯で鋭気を養う
2012年10月26日 19:29撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/26 19:29
その夜はつむぎの湯で鋭気を養う
老平の駐車場で仮眠して、翌朝4時半に出発
2012年10月27日 04:28撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 4:28
老平の駐車場で仮眠して、翌朝4時半に出発
林道終点、看板の左に小さく登山口の表示
2012年10月27日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 5:04
林道終点、看板の左に小さく登山口の表示
いよいよ登山道だ
2012年10月27日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 5:04
いよいよ登山道だ
ちょっと入ると廃屋があり、その先しばらくは手摺完備の安全な登山道が続く
2012年10月27日 05:34撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 5:34
ちょっと入ると廃屋があり、その先しばらくは手摺完備の安全な登山道が続く
タケ沢の吊橋。しっかりした造りである
2012年10月27日 05:38撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 5:38
タケ沢の吊橋。しっかりした造りである
崖下の道、上から天然シャワーが落ちているが、しぶきを避けるのは難しい
2012年10月28日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/28 12:03
崖下の道、上から天然シャワーが落ちているが、しぶきを避けるのは難しい
広河原に到着。対岸のテープマークを確認して渡渉点を決める
2012年10月27日 06:12撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 6:12
広河原に到着。対岸のテープマークを確認して渡渉点を決める
沢の上流からの流れは多い。しばらく降っていないのでこの程度で済むが、多い時は難しいであろう
2012年10月27日 06:14撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 6:14
沢の上流からの流れは多い。しばらく降っていないのでこの程度で済むが、多い時は難しいであろう
飛び石伝いに渡る
2012年10月27日 06:15撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 6:15
飛び石伝いに渡る
対岸ですぐにジグザグの登山道が尾根まで続く。道は登りやすい傾斜に造ってあるが、下山時でもうんざりするくらい長い。
2012年10月27日 06:37撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 6:37
対岸ですぐにジグザグの登山道が尾根まで続く。道は登りやすい傾斜に造ってあるが、下山時でもうんざりするくらい長い。
山の神まで一気に登る
2012年10月27日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 7:02
山の神まで一気に登る
この辺りの黄葉が一番の見ごろである
2012年10月27日 07:04撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
10/27 7:04
この辺りの黄葉が一番の見ごろである
桧横手山に到着。山の神からここまでが最も苦しかった
2012年10月27日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 9:34
桧横手山に到着。山の神からここまでが最も苦しかった
桧横手山の様子
2012年10月27日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 9:34
桧横手山の様子
ガレ場に出る手前で、動物の糞を見た。犬系の動物だと思うが、タヌキ・キツネかクマか?
2012年10月27日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 11:03
ガレ場に出る手前で、動物の糞を見た。犬系の動物だと思うが、タヌキ・キツネかクマか?
ガレ場のすぐ手前は草紅葉。
2012年10月27日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 11:14
ガレ場のすぐ手前は草紅葉。
ガレ場に出る。その全景は下山時を参照
2012年10月27日 11:16撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 11:16
ガレ場に出る。その全景は下山時を参照
布引山のすぐ手前で、主稜線の縦走路分岐があった。ちょっと覗いてみたが、木の枝がびっしり被っている。
2012年10月27日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 11:31
布引山のすぐ手前で、主稜線の縦走路分岐があった。ちょっと覗いてみたが、木の枝がびっしり被っている。
布引山山頂。
2012年10月27日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 11:33
布引山山頂。
山頂の様子
2012年10月27日 11:35撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 11:35
山頂の様子
北側の山が見えたが、笊ヶ岳の下の方か
2012年10月27日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 11:41
北側の山が見えたが、笊ヶ岳の下の方か
笊ヶ岳との最低鞍部
2012年10月27日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 12:00
笊ヶ岳との最低鞍部
笊ヶ岳山頂直下
2012年10月28日 12:04撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/28 12:04
笊ヶ岳山頂直下
笊ヶ岳に到着。しかしガスで何も見えない
2012年10月27日 12:36撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
10/27 12:36
笊ヶ岳に到着。しかしガスで何も見えない
山頂の様子
2012年10月27日 12:41撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 12:41
山頂の様子
帰り、布引山に取りかかるところで、笊ヶ岳がガスの中に見えた
2012年10月27日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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10/27 13:05
帰り、布引山に取りかかるところで、笊ヶ岳がガスの中に見えた
布引のガレ場
2012年10月27日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 13:51
布引のガレ場
結構長い
2012年10月27日 13:52撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 13:52
結構長い
同じような景色が続くが、違う場所である
2012年10月27日 13:53撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 13:53
同じような景色が続くが、違う場所である
ガレ場中部
2012年10月27日 13:53撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 13:53
ガレ場中部
これくらいしか被写体が無い
2012年10月28日 12:16撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/28 12:16
これくらいしか被写体が無い
ガレ場の一番下。カラマツの幼木が多い
2012年10月27日 13:57撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 13:57
ガレ場の一番下。カラマツの幼木が多い
ガレ場が終わる
2012年10月28日 12:17撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/28 12:17
ガレ場が終わる
山の神の黄葉
2012年10月27日 15:44撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 15:44
山の神の黄葉
広河原に下るジグザグの道を見下ろす
2012年10月27日 16:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 16:00
広河原に下るジグザグの道を見下ろす
何とか明るいうちに広河原に着き、無事に渡渉完了
2012年10月27日 16:18撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
10/27 16:18
何とか明るいうちに広河原に着き、無事に渡渉完了
17時を回るととっぷり暮れる。その前に稜線が見えたので撮ったが、手ぶれする。
2012年10月28日 12:17撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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10/28 12:17
17時を回るととっぷり暮れる。その前に稜線が見えたので撮ったが、手ぶれする。
撮影機器:

感想

笊ヶ岳、その名前はかなり以前から知っていたが、テン泊をしない私に登れる山とは思っていなかった。相当前に読んだ記憶では、早川沿いの保集落から道なき道を登るとかいう話が載っていたし、雨畑のルートも相当時間がかかり山中一泊が基本と聞いていたからである。
その考えが変わったのは、2年ほど前に悪沢岳に登るのに椹島に泊まったときである。同宿の方の中に、あくる日に笊ヶ岳を往復すると聞いたのであった。それなら私にも行けるかもと思い始め、今回も椹島からの往復で計画した。しかし事前に椹島に聞いたところ台風の後行った人がいないという。それでネットで情報を集めたところ老平からの日帰りの情報が多かったので、トライしてみる気になったのである。途中で帰れる時間を判断して難しそうなら諦める覚悟である。
老平の様子がわからないので、事前に駐車場付近を偵察、夜は近くの日帰り温泉と食堂で腹ごしらえをして老平で仮眠を取る。夜中に1台駐車場に入って来たので、少しは心強くなった。
朝4時に起きて、4時半に出発。まだ真っ暗なので、日頃は使わない熊鈴を付けて出発。林道終点を過ぎて、廃屋でちょっと空が明るくなり始めたので腹ごしらえ。しかし、その先の登山道はまだ真っ暗である。何か動く姿が無いかと目を凝らしながら進む。2時間足らずで明るくなった広河原に到着。CTよりかなり速いペースである。水量も少なかったので難なく沢を渡り、急登に挑む。斜面に造られたジグザグの道を我慢しながら進むと、CTより30分も早く山の神に到着。ちょっと自信を持ちながら先を急いだが、ここからが正念場であった。特に昭文社の地図でカーブ地点と記されている辺り(現地がどこか確認できなかかった)から桧横手山までが苦しく、10分15分歩いては一休みを繰り返し、CTからも相当遅れたと感じていたのでこのままでは笊ヶ岳どころか布引山も難しいと思い始める。桧横手山で、余程下ろうかと思ったが、まだ9時過ぎなので気を取り直して先へ進む。ガレ場を過ぎると程なく「所の沢越」と書かれた壊れた道標に着く。右には布引山の看板があったのでてっきり山頂かと思ったら、実際の山頂は数十メートル先であった。
布引山で12時前なので、笊ヶ岳が2時間ほどで往復できれば何とか明るいうちに広河原に着けるであろうと目論んで行くことにした。(暗くなっての渡渉は避けたかった。)
布引山を下るのにかなり時間を要したが、何とか12時30分過ぎに笊ヶ岳に到着、写真を撮り、腹ごしらえをして帰途に着く。布引山を登り返し始めたところで4-5名のパーティとすれ違い心を強くする。布引山は13時40分、そこからフルスピードで下り始めた。桧横手山までは思った通りの時間で下れたが、そこからがなかなかスピードが出ない。山の神に着いたのは4時前、しかもかなり足にきている。
ここから広河原までのジグザグの道が長かった。奥多摩にも同様の道が結構あるが、その倍以上あるように感じた。それでも何とか明るいうちに広河原に到着、無事に沢を渡ることができた。ここさえ渡ってしまえばあとはランプを頼れば歩けるところである。駐車場到着は6時前、とっぷりと暮れた後であった。
書き忘れたが、隣に駐車した方は私よりも後で出られたのだが、山の神の先で追い抜かれた。また笊ヶ岳の登りで下って来られたので、おそらく私より1時間以上早く降りられたと思う。やはり明るいうちの行動が基本であるし、その意味では私のような遅い人間はこの時期のこのコースは避けるべきであろうと感じた次第である。

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コメント

ゲスト
こんばんわ
はじめまして metabomanと申します。
人によっては笊ヶ岳のルートのほうが甲斐駒の黒戸尾根よりきついとおっしゃるかたもいます。

大変なコースお疲れさまでした。自分もいってみようとおもっている山ですので参考にさせていただきます

お疲れさまでした。
2012/10/28 20:37
こんばんわ
metaboman様
コメントをありがとうございました。
私がヤマレコのルート図の拡大図で表される数値を記録したものですが、甲斐駒(竹宇駒ケ岳神社-山頂)で水平距離17.17km 累積標高差2435m に対し、笊ヶ岳(老平-山頂)で 水平距離20.1km 累積標高差2883mでした。この数字を見る限りですが、笊の方がきついと思います。これは私の感じですが、布引山-笊ヶ岳間がある分長いのではないでしょうか。
お気をつけていらしてください。
2012/10/28 21:30
こんばんわ
有名な急登シリーズでは体力的にはきつい部類ですね

総合的には黒戸尾根が一番ですかね。

笊ヶ岳は早月尾根よりはキツイですよ
2012/10/28 21:51
大好きな笊ヶ岳
こんばんは。
ロングコースお疲れ様でした。
老平、ランカン、沼平などのいろいろなルートから登っていますが、笊ヶ岳はどこから登っても日帰りするのはそれなりの脚力は必要ですね。
個人的には早月や黒戸、大門沢以上のモンスターコースだと思っています。それでも深い森のすばらしさは何とも言えませんね。眺望は残念でしたけど、充実した山歩きだったのではないでしょうか?

時期的にも日は短いですが水を多く担がなければならない夏場よりも今の時期の方が登りやすいと思います。
雪を纏った南部の巨大な山々や小笊越しの富士山が望める冬も素晴らしいですよ♪
2012/10/29 1:28
tanzawa様 こんにちは
tanzawa様からこのようなコメントを頂き、ちょっと自信を持ってしまいます。
ただ、私もこの歳になって思いますのは、いつまでも動ける訳ではなく、動けるうちに行きたいところに行っておこう、という発想になっております。
いつでも行けるから、まだいいや、と思えるのは若い証拠で、あるところを過ぎるとこうなってしまうということなのでしょう。
後ろ向きのご返事で申し訳ありませんが、まだやれることはやろうと思ってますので、時々お付き合いのほどよろしくお願いします。
2012/10/29 10:10
mamepyon様 こんにちは
コメントありがとうございました。
今回も記録の方参考にさせていただいたと思います、あの人形記憶にありますから。
笊ヶ岳、老平から山の神辺りまで散策するくらいのつもりであれば、とても良いところだろう、という感じがしました。でも、上まで登る、とか、時間が少ない、とか思い始めると途端に苦難の山になってしまいました。
mamepyon様のようにトランスジャパンアルプスレースに参加しそうな勢いの方とは比べるべくもないですが、少しずつ山を楽しみながら、時には自分なりの冒険もしてみたいと思っております。
2012/10/29 10:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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