雨竜沼湿原〜暑寒別岳〜増毛山道
- GPS
- 43:00
- 距離
- 109km
- 登り
- 3,600m
- 下り
- 3,621m
コースタイム
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 13:00
天候 | 1日目:曇り 2日目:曇り一時雨/稜線は強風 3日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴールは沿岸バスの浜益区柏木バス停/札幌行8:35(札幌方面は毎日これ1本のみ) 尾白利加ダムから先は自動車通行止め中 登山道の吊り橋は踏み板が外されている。通過は可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南暑寒から暑寒別岳の間はヤブっぽい道 |
写真
感想
JR江部乙駅スタートで暑寒別岳・増毛山道をつないで歩いてみた。スタートとゴール地点が違うため電車とバスでの移動である。
【1日目】
札幌駅発10時37分、江部乙駅着12時19分の普通電車に乗って移動。初日の今日は登山ではなくただのウォーキングだ。まずは暑寒別岳の登山口であるゲートパークまで約32kmの車道歩き。夕方までに登山口へ着くようにトボトボと散歩気分で歩いた。ただ湿度が高くて不快。あまり散歩日和ではなかった。
雨竜のセコマで昼メシと水を追加で調達する予定だった。しかしアレの対策でゴミ箱は撤去中でゴミの回収はしないとのこと。意味が分からない。もしここで弁当を食べて水を飲んだら僕はゴミをずっと持ち歩かなくてはいけない。今回は20リッターのザックでゴミを入れておくようなスペースはない。仕方がないので食べず飲まずに出発。手持ちの分だけで我慢することとした。
登山口にはほぼ予定通りの時間に到着。日没まではまだ時間があるので湿原手前まで登っておこうかとしばらく悩んだが止めておく。吊り橋の手前でツェルトを張った。喉が渇いたけどセコマで水を追加で調達しなかったので残りが少ない。明日のために我慢した。火器も持参していないため夕食も行動食。することもないのでメシ?を食べたらすぐに寝た。
【2日目】
2時過ぎに目が覚める。そのまま準備して出発。雨竜沼湿原に到着したころには空が明るくなってくる。早朝の湿原は幻想的な雰囲気だった。湿原から先は登るにつれ風が出てくる。南暑寒岳の山頂は風が強くて寒いので写真を数枚写したら先を急いだ。
南暑寒岳から暑寒別岳までの間は藪が酷くて全身びしょ濡れとなる。風も強いしガスで視界も悪いしでひたすら我慢の歩きだった。暑寒別岳の山頂もガスで強風。ハイマツに隠れて最後の一口の水を飲んだらさっさと下山を開始した。暑寒コースを下る。暑寒コースはスキーでは何度も滑っているけど夏道を歩くのは初めて。
少し標高を下げるとガスが晴れてくる。一気に視界も広がる。増毛の街までよく見えた。5合目辺りまで下ったところで急激に空腹感が襲ってくる。しかし口の中の水分を全て奪われるような行動食しかなくて喉を通らない。雨竜のセコマで水を調達しておかなかったことを後悔。我慢して進む。下りるにつれ蒸し暑くなってくる。
暑寒荘まで下山後は増毛の街まで車道歩き。喉が渇いて辛い。暑くて干からびそうだった。増毛のセコマでコーラ1リッター牛乳1リッターを飲み干す。体中に水分が染み渡った。落ち着いたところでカツ丼大盛を食べる。これがダメだったのかしばらくすると胸がムカムカして気分が悪くなってくる。オエオエしながら増毛山道の入り口まで車道を歩いていく。
別苅側の入口から増毛山道へ入る。胸がムカムカして歩くのがマジ辛い。消化不良か。あまりの辛さに何度も倒れこんでしまう。フラフラになりながら進む。2時間ぐらいしてようやく胃の中のものが消化されたのか徐々に回復してくる。
岩尾温泉との分岐を過ぎた辺りでポツポツと雨が降り出す。少し進んだところにある避難小屋で休んでいると大粒の雨に変わる。ラッキー濡れずに済んだ。ベンチに座っていると急に睡魔が襲ってくる。そのまま爆睡。気が付いたら19時になっていた…。雨も上がっている。さすがにこの時間から先に進む気にはならなかった。そのままもう少しここで過ごすこととした。
【3日目】
0時30頃に準備を開始して出発。暗闇の山道を進む。星が良く見える。時々ヘッドライトを消して夜空を眺めていた。雄冬山の山頂からは留萌の街だろうか夜景が素敵だった。しばらく山頂に居たい気分だったけど風が強くて寒いので残念ながら長居は出来なかった。浜益御殿に着いた頃にようやく明るくなってくる。ここからはひたすら緩い斜面を下るだけ。下山途中に5人グループとスライド。この山でこの時間に人と会うとは思わなかったのでビックリだった。
国道と合流後は浜益の街まで車道歩き。海からの風が心地良かった。浜益のセコマで朝食を食べる。帰りのバスまではまだ時間があったので海岸やキャンプ場をぶらぶら散歩した。
【まとめ】
このルートは車道歩きが多くてあまり山登り感は少ないかもしれない。途中コンビニがあるので荷物が少なく済むのは良いと思う。
自分用メモ:ダニ被害 x 4匹
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