月山：クロユリ開花！

2020年06月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 7.7km
• 登り: 573m
• 下り: 572m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:42

9:16 月山リフト山頂駅
9:56 10:03 姥ヶ岳
10:28 10:36 金姥
11:05 11:05 牛首
12:21 12:46 月山
14:04 14:04 牛首
14:26 14:26 牛首下
14:58 月山リフト山頂駅

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

山形駅周辺に前泊して、当日朝レンタカーで姥沢駐車場へ。バス利用も検討したものの、途中乗換が必要、高速が使えない等の理由で、マイカーの倍近い時間がかかるので見送った。

姥沢駐車場は朝8時地点で8割以上埋まっていた。

コース状況／危険箇所等

雪渓は一部ですべり止め必要。

姥沢からリフトを使わずに牛首下分岐まで登る姥沢小屋裏コースは残雪の影響で6月19日から通行止め。
https://www.gassan-info.com/news/715

その他周辺情報

下山後は水沢温泉館。温泉は19時まで受付けてもらえるけれど、食事処は15時まで。隣の道の駅にしかわのレストランは15時半まで。

写真

6/21 9:16

リフトを降りて、令和の鐘の脇から出発！

6/21 9:40

月山ゼブラ！

6/21 9:47

朝のうちは朝日連峰がはっきり見えた。一番右に大きく見えるのが以東岳、一番左は最高峰の大朝日岳。

6/21 9:54

池塘越しに朝日連峰。

6/21 10:04

姥ヶ岳到着。

6/21 9:59

三角点に置かれたお地蔵さんの石がかわいい。

6/21 10:02

姥ヶ岳から金姥にかけてミヤマウスユキソウがたくさん。

6/21 10:16

チングルマ畑と鳥海山。

6/21 10:25

金姥から行く手を望む。山頂小屋がかすかに見える。

6/21 10:32

キバナノコマノツメ

6/21 10:36

ミヤマキンバイ

6/21 10:38

ミヤマキンポウゲ

6/21 10:40

ハクサンイチゲ

6/21 10:42

ハクサンチドリ

6/21 10:43

マイヅルソウ

6/21 10:43

ミヤマカラマツソウ。初めて見た。ほのかなピンク色。

6/21 11:23

リフト上駅の赤い屋根がだいぶ遠くなった。その上には以東岳。

6/21 11:40

岩々の急斜面はしんどいけれど、さらに花が増える。

6/21 11:44

ミヤマキンバイがてんこもり！

6/21 11:45

上から撮るとバックに朝日連峰！

6/21 11:50

横向きで。

6/21 12:04

芭蕉の句の石碑。

6/21 12:06

ミヤマダイコンソウ畑

6/21 12:10

山頂肩の池塘。

6/21 12:12

ハクサンハタザオ・・・というらしい。ビジターセンターHPより。

6/21 12:18

コエゾノツガザクラ

6/21 12:20

ミネザクラと月山神社。

6/21 12:21

山頂付近は賑わっているのに月山神社は無人だった・・・

6/21 12:24

6/21 12:33

北側に足を伸ばして三角点。こちらにもお地蔵さん。

6/21 12:38

梅雨のさなかにこんな景色を見られて幸せ・・・

6/21 12:51

ハクサンイチゲ畑。「天空の」って付けたくなる。

6/21 12:55

この広い野原いっぱい・・・の世界。

6/21 12:54

クロユリ！

6/21 13:05

地面に這いつくばって何枚も撮ったらこれはきれいに映ってくれた。

6/21 13:07

イワベンケイ

6/21 12:58

山頂を振り返る。

妻の望遠レンズを借りて以東岳を撮ってみる。朝日連峰、いつか縦走したい・・・

6/21 14:00

帰りはアップダウンの少ないトラバース道を選んでみた。ずーっと斜めの雪渓をルーファイしながら進むので意外にストレス。

6/21 15:02

ウズラバハクサンチドリ。葉がウズラの卵の模様だからとか。

ここからは妻が撮った写真。まずは鳥海山。昼前には雲に隠れてしまった。

イワイチョウ

チングルマ

ミヤマウスユキソウ

イワカガミと一緒に。

居合わせた年配の男性が「十八かハタチのハクサンイチゲだねぇ」。うまいこと言うなあ。残雪がよく似合う。

青空で良かった・・・

アオノツガザクラ

ハクサンイチゲ

クロユリ

感想

Echigoya

妻も自分も初めての月山。

せっかく行くなら有名なクロユリを見てみたいと思ったものの、ネットで調べると3日前の18日時点でまだつぼみだったようで、ビジターセンターに電話してもたぶん7月に入ってからとのこと・・・もうひとつ候補に考えていた別の山とどちらにするか前日の昼まで悩んだ挙句、結局月山にした。

で――月山にして良かった。

クロユリも咲いてくれていたし、ハクサンイチゲやミヤマウスユキソウはまさにピークだった。月山によくいらっしゃるという地元の方と山頂近くでお話したところ、山開きは毎年7月1日だけれど、花が一番きれいなのはその2週間ほど前とのこと。

残雪と緑が交互する山肌もきれいだし、南には雪をかぶった朝日連峰がずっと姿を見せてくれていた。

ただし、開山前ということで山頂小屋が営業していないのは調査不足だった。涼しくなかったら水が足りなくなっていたかも。

帰りは姥ヶ岳経由ではなく牛首下分岐を経由するコースを採ったけれど、残雪のこの時期は往復とも姥ヶ岳経由の方が良いように思った。牛首下分岐コースは9割がた雪渓で花が少なく、方向を確認しながら斜めの雪面を延々歩き続けるので、意外に疲れた。