藻琴山
- GPS
- 02:12
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 308m
- 下り
- 305m
コースタイム
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 2:10
ただ私のほうも4月の骨折(全治4ヶ月)のため、今はこのくらいのペースで登ることがいいのではないか?と考えています。
天候 | 曇り/霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
標高725mに位置する道の駅が登山口になりますが、今日は標高500mほどから上が雲の中で、駐車場の視界で10m程度。雲の切れ目もなく景色に恵まれることはありませんでした。 なお、ここから東藻琴寄りに銀嶺山荘から登るルートの登山口入り口があります。林道を少し入ると鹿除けゲートがあるので、そこを開いて進み、通った後は必ず閉めます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲の中ってことで濡れた状態。滑りやすくて気を使いました。 |
その他周辺情報 | 川湯公衆浴場を利用しました。 川湯温泉は道内屈指の名湯ですが、コロナ騒ぎもあってホテルは次々と倒産。ホテル街の隙間を埋める土産物屋も閑散としています。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
前日の摩周岳登山に続いて、今日は藻琴山に登ってきました。
今日は最初は剣山を第1候補(帰りにピア21しほろにて、前回営業時間内に下山できず逃してしまった剣先ステーキを食す!)として狙っていたのですが、昨日以上に微妙な天気予報だったこともあって遠征登山は避け、近場の低山にターゲットを切り替えることにしました。
藻琴山は標高約1000mです。実は1000mを少しだけ切る標高だそうです。(GPSデータを見ると、1000mに全然届いていないように見えるんですけど)
そして藻琴山はお手軽な里山なので、遠くからわざわざこの山に登りに来る人は少ないと思いますが、山頂からの景色は100名山にも遜色ない絶景が楽しめます。(今日は真っ白でしたけど)
さて、昨夜洗濯したウェアがまだ生乾きだったため、今日はスペアのウェアを着て行くことにします。今日の予報もパッとしませんでしたが、外を見ると晴れ間が見えます。「でも昨日も厚岸は快晴だったのに、山はガスガスだったんだよなぁ。今日も気温が低いので、きっと雲も低く同じような天気になりそう。」などと考えながら厚岸を出発します。
予想通り、弟子屈町内までは悪くない空模様でしたが山を見ると山頂部分には厚い雲が掛かっています。そして藻琴山展望駐車公園を過ぎた辺りから雲の中へ。
ハイランド小清水725駐車場(登山口が道の駅なので、トイレなどの不安が全くないのが有難いですね!)は10m先も見えないほどの濃霧の中でした。風も強く、登山初心者の連れが不安な顔を見せます。
私は連れに「山頂はきっと強風だろうけど、登山道はハイマツに覆われたところが多くて意外と静かだよ。それに風が強ければ雲が切れて視界が開ける可能性だってあるから。それに、山頂は雲の上に出るかもしれない。まぁ、可能性はあまり高くないけど。」と説明します。
藻琴山の登山道は恐らく、8合目=標高800m、9合目=標高900mだろうと思われます。登山口の道の駅の標高が725mなので、登り始めて間もなく8合目に達します。
余談ですが、この道の駅ハイランド小清水725から展望台へと続く道には所々にひまわりの種を入れた餌付けスポットがあり、運が良ければ間近でエゾシマリスを見ることが出来ます。(私的には野生動物の餌付けには賛成しかねますけど)
「あれっ?もう8合目なの?」連れが不思議そうな顔を見せます。私は自分の推測を披露します。「なるほどね」いや、単なる推測に過ぎませんけど。
間もなく分岐の広場に出、そこを過ぎるとすぐに9合目です。ここから尾根伝いを歩くことになり、傾斜も一気に緩くなります。藻琴山の登山道は片道約2.2劼任后そして9合目から山頂までは約1.4辧バランスの悪い「合目」表示です。(笑
それでも、偽ピーク前後から山頂までの稜線歩きはずっと尾根を歩くため、低いハイマツやダケカンバの切れ目から覗く景色はなかなか秀逸です。
ただそれも「晴れていれば」の話ですが。(笑
やがて偽ピークに到達しますが、ここからの景色もなかなかのものです。(今日は真っ白ですけど)
「初めて藻琴山に登った」人は、藻琴山の山頂までの見た目の距離に軽くショックを受けてここで引き返す人も多いようです。(今日は真っ白ですけど)
偽ピークを過ぎるとコースは一旦下りに入ります。藻琴山山頂が遠く感じますが、歩いてみればここから20分もかかりません。屏風岩にはロープが設置されていますが、あまり必要ないかな?少なくとも、私はここのロープを使ったことがありません。
山頂の手前には広いスペースがあります。近場の小学生が遠足で訪れる時は、ここでお弁当を広げているようです。数十人程度の団体さんなら、この広場でくつろぐことが出来ます。それくらいの広さがあると思って下さい。そしてここは銀嶺山荘から登るコースとの合流点でもあります。
この広場から既に山頂が見えていますが、ここは直登せずに右に巻くように山頂へと向かいます。登頂!
登山初心者の連れが拍子抜けした顔を見せます。
「一條君、こんなコースに往復5時間半もかかったの?」
5時間半と言えば、雌阿寒岳でも休憩時間を入れても楽に往復できる時間です。急げば斜里岳往復も可能です。しかし私も実は大きなことは言えません。道東に来て初めて登った山がこの藻琴山で、往復3時間半を要してしまったのです。しかも偽ピークを山頂と勘違いして「登頂を果たしていない」のに。(笑
山頂は思った通り真っ白な景色で、思った通りに強風だったので、長居をせずに、すぐに下山を開始します。初心者が一緒だったのに、コース時間は往復2時間を切っています。私や一條君の面目がぺちゃんこに潰れます。
山頂からは、お天気によっては眼下に一面の雲海が広がっていたり、屈斜路湖の全貌を見渡せたり、お手軽な山のワリに絶景を楽しめる山だけに、登山を始めたばかりの連れにその景色を見せてあげられなかったことがただただ残念です。
そのうち、また来ることになるでしょう。お天気の良い日に!
今日の私は最初からレインウェアを着込んで登りましたが、正解だったハズです。横殴りの強風に、時々雨粒が混じります。撥水コーティングスプレーをかけ直したばかりだったので、雨は完全にシャットアウト出来ました。しかし下山後にレインウェアを脱ぐと、ウェアの中はずぶ濡れでした。私は極端な汗っかきだったのでした。(笑
下山後は、川湯温泉公衆浴場に向かいます。川湯温泉街は藻琴山から厚岸に帰る途中にあります。公衆浴場はそのほぼ中央に位置します。
川湯公衆浴場は露天風呂こそありませんが、泉質は流石の川湯、酸性明礬泉が最高です!もちろん、かけ流し。これで入浴料金が250円なんて信じられません!温泉からそのまま上がると、石鹸が利かなくなるので隣に真湯の浴槽があります。この真湯がとてもぬるいので、熱い風呂が苦手な人の中にはせっかくの川湯温泉に浸からずに、ただの真湯に浸かって出てしまう人もいます。そしてこの真湯で温泉を落としてから身体を洗います。と言うか、私は入浴前に洗いますけどね。(笑
真湯は上がり湯としても使われます。
私のように皮膚が弱い人は、川湯の強い酸性泉にかぶれてしまうこともあるのです。
さて、熱めの温泉で疲れ(あまり疲れていませんでしたけど)を癒すと空腹に気づきます。
今日の昼食は川湯から厚岸に戻る途中(標茶町)にあるスープカレーで有名な「奥芝商店標茶基地」を選択します。
スープ
メイン具材
トッピング
辛さ(10段階)
ライス
それぞれを指定出来ます。私はこれまで奥芝商店の前に何度か訪れたことはあったのですが、営業時間外であったり営業終了していたりで、これが初めての奥芝商店となりました。
また。また行きます!
そして更に肥えます!
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