雨の志賀高原 〜田ノ原湿原・志賀山・四十八池〜

2020年06月22日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.3km
• 登り: 572m
• 下り: 578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:00

9:10 田ノ原湿原Ｐ
11:52 志賀山
15:10 田ノ原湿原Ｐゴール地点

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田ノ原湿原p(無料、トイレなし）→木戸池pは、無料でトイレあり

この日は殺生ゲート（草津）から先は、R292（志賀草津道路）は、終日通行止めだったみたい
万座ハイウェイ経由（片道1070円）

写真

6/22 9:14

志賀高原の天気予報悪く、『田ノ原湿原のわたすげを、ガスの中、垣間見るだけでもいい』と思い、出発したけれど、途中の上信県境では、ガスで真っ白で視界10M位？で、車の運転も怖かった。
あまりのガスの真っ白さで、白いわたすげは、見れないかと思った。だが、横手山辺りから視界が広がり、田ノ原湿原では、曇りでもこの景色(^_^)

6/22 9:18

青空以外の、役者が揃っていて、午後からの雨予報でも、来て良かった

6/22 9:27

今年は、わたすげの当たり年！？
東北へでも見に行こうかと思ったけれど、近い志賀高原でも見れるならとやって来た。こんな『わたすげ』見たことない。

6/22 9:30

オレンジのレンゲツツジとダケカンバの白を背景に、
ぽわぽわの真っ白なわたすげの湿原に走る木道。
おとぎの国のよう

6/22 9:39

丘から見下ろす
カメラマンの方が何名かいたので、長居はせず、
帰りに雨の中で、たぶん1人だけだろうから、ゆっくり撮ろう！
ガスで見えなくなるかもしれないけれど・・

6/22 9:42

燃えるような朱色　レンゲツツジ

6/22 9:49

木戸池
湖面に緑が反射しているけど、鏡にはなっていない

6/22 9:55

R292（志賀草津道路）を横切り

6/22 10:02

トレッキングコースへ
アカモノの群生が続きます
レコはアップしていませんが、5日前の黒斑山は、もっと凄かったですが・・

6/22 10:03

仲睦まじいツマトリソウ

6/22 10:04

こちらは、可愛いい姫様に囲まれた、王子様

6/22 10:13

沢を渡渉すると

6/22 10:13

様相が深い森へと変わる

6/22 10:17

森の下で、舞鶴草は生き生きと踊り

6/22 10:23

アカモノは、マクロの世界に
華やかさをもたらしている

6/22 10:28

静かなトレイルです

6/22 10:30

巨大なクロベ？

6/22 10:32

ひょうたん池
リフレクションあるけれど、残念ながら、落ちてきた雨粒が、
レンズの水滴になってしまった（今後も、何度か水滴あり）

6/22 10:35

もう片側のひょうたん池
ミズバショウの花は終わり

6/22 10:36

深い針葉樹の森は、志賀高原の見所の一つ
雨は降っていても、飽きることはありません

6/22 10:37

年古る切り株に、苔生して

6/22 10:41

生きた古木にも、数種の苔が生えている
原生林の趣に、引き付けられます

6/22 10:45

見落としそうな単独のミツバオウレンも、
燐と咲いていて

6/22 10:48

咲き残りのムラサキヤシオは、
雨露で、生き生きとしている様子

6/22 10:50

渋池

6/22 10:52

水面にも白いボンボンが、咲いています

6/22 11:11

四十八池への道を分け、志賀山への山道へ入る。
土の道や木道の両側は、笹に覆われています。

6/22 11:17

水たまりにも、森の一片が映ります
長靴歩きなので、ドロドロは気になりません

6/22 11:19

登りに差し掛かり、花弁閉じたコミヤマカタバミ
あまり日が当たりそうにない、この場所で、
花開く割合は、どれくらいあるのだろうか

6/22 11:20

今度は仲間の居る、オウレン

6/22 11:21

咲き初めの、ゴゼンタチバナ
咲き初めだから、緑がかっているのかな？

6/22 11:23

コメツガの新芽が、瑞々しい

6/22 11:24

イワカガミ　
幼木が翼のよう

6/22 11:24

鬱蒼とした岩ゴロの路

6/22 11:36

木の根の道になり

6/22 11:52

志賀山山頂
展望悪く、雨も降り、すぐに出発

6/22 11:54

無名池かと思ったけれど、名があるみたい
『鬼の相撲場の池』形が相撲の行司が持つ軍配に似ていることが、名の由来らしいです
凝った名ですね

6/22 11:55

裏志賀山への路
左が寺子屋山、その奥にチョコンと岩菅山

6/22 11:56

志賀高原のペンション・ホテル

6/22 11:59

鞍部に、上弁落ちているけれどキスミレ

6/22 12:01

ウラジロヨウラク

6/22 12:10

濡れたピンクに、魅せられます

6/22 12:11

四十八池、鉢山、横手山

6/22 12:11

四十八池アップ

6/22 12:11

原生の森

6/22 12:12

裏志賀山の展望地
大沼池が覗き、奥に赤石山

6/22 12:15

裏志賀山の神社

6/22 12:18

北の展望地から
道は無いけれど、北東の尾根を下りたい衝動に駆られた。当然、今日は抑えた。行けば、原生の森で彷徨いそう。
今日の目的は、この景色を見るのが一つ。（たぶんガスで、見られないと思っていたけれど、幸運です）

6/22 12:17

針葉樹・ダケカンバの森に囲われた、
コバルトブルーの大沼池

6/22 12:44

イワナシ
終盤だけど、残っていてくれた

6/22 12:47

四十八池
雨が本降りになって来たけれど、
ペンタックス（今はリコーになってしまった）を信頼して撮影

6/22 12:50

田ノ原湿原では散ってしまっていたヒメシャクナゲが、
たくさん咲いている

6/22 12:55

雨粒が池塘に、打ち付けています

6/22 13:00

ミズバショウ
見れた花は、この二株のみ

6/22 13:01

裏志賀山バックに、
緑の湿原と池塘
木道の曲線が美しい

6/22 13:07

針葉樹・ダケカンバ林を進む

6/22 13:42

前山湿原では、雨を物ともせずに、一面にわたすげが咲き誇り、
密集度では今日一番の凄さでした

6/22 13:58

懐かしい熊ノ湯スキー場
昔はG/Wに良く通い、コブコブのゲレンデを楽しんだ

6/22 14:11

R292沿いのトレッキングコースを行く
露纏うスミレ

6/22 14:22

平床辺りでも、レンゲツツジとダケカンバのコラボが見れました
道路の反対側は、もっと凄かったです

6/22 14:39

木戸池温泉にて、
涼しげなオダマキ

6/22 14:40

木戸池へ戻ってきました

6/22 14:48

丘から田ノ原湿原奥の、
レンゲツツジ・ダケカンバ林を望む

6/22 14:54

田ノ原湿原には、やはり、雨なので誰もいません
わたすげは雨でも、うなだれていません

6/22 14:59

緑メインで

6/22 15:02

木道は、濡れてテカっています

6/22 15:03

振り返り、名残惜しいですが・・

6/22 15:45

国道最高地点より芳ヶ平
毎年のように行っていて、こちらも魅力的だったけれど、
またいつか・・

撮影機器：

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

ben1966

今年はわたすげが、当り年のよう。東北へ行きたいが、近くの志賀高原で見られるならと、出発。志賀草津道路へ行くが、通行止め。万座ハイウェイに入るが、だんだんガスで、視界悪くなり、10M？位先も見えなくなり、車の運転も危険。

　もともと天気予報では、ガスで曇りのち、午後は雨なので、わたすげの湿原を、垣間見れればいい位の気持ちで来たが、このガスの白さでは、白いわたすげは、ほとんど見れそうにない。しかし、横手山辺りから、視界が広がり、田ノ原湿原では、曇りでも近景はしっかりしていたので、安堵する。

　わたすげの湿原に、背景はレンゲツツジやダケカンバと、役者が揃っていて、来て良かったと実感。裏志賀山からは、雨の中、これは無理かと諦めていた、もう一つの目的の、コバルトブルーの大沼池が望めて、この日は幸運でした。わたすげの密集度では、前山湿原が一番でした。また、針葉樹の原生林も、とても魅力的です。

　志賀高原は、スキーに夢中だった頃から好きな場所で、秋にも再訪したいです。