山伏峠-菰釣山-モロクボ沢の頭-鳥ノ胸山
- GPS
- 08:34
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 1,610m
コースタイム
山伏峠BS 0713
山伏峠 0736
大棚の頭 0749
自然歩道合流 0752
水の木分岐 0802-10
石保土山 0825
西沢の頭 0843
樅ノ木沢の頭 0900
油沢の頭 0912-23
ブナの丸 0941
菰釣山 1000-11
菰釣避難小屋 1024
ブナ沢ノ頭 1045
中の丸 1059-1109
城ヶ尾山 1133
城ヶ尾峠 1138
浦安峠分岐 1150
大界木山 1158
忘路峠(犬峠) 1215
モロクボ沢の頭1225-41
忘路峠(犬峠) 1254
大界木山 1314
浦安峠分岐 1322
浦安峠 1334-46
平指山 1405
雑木の頭 1415
鳥ノ胸山 1440-55
林道出合 1519
道の駅道志 1547-1600
天候 | 晴れのち時々曇り。はじめ風やや強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
平日と土日でバス時刻が大きく異なる。 平日なら山伏峠BSに駐車して朝の逆方向のバスを使う西行山行、もしくは 道の駅に駐車して夕方のバスで戻ってくる西行山行等も可能で自由度が大きい。 土日の場合、山伏峠BSに駐車。東行山行後に中山BS15時過ぎのバス利用する一択。 (速い人、あるいはモロクボ沢の頭まで行かない場合は、車を使わず橋本駅からの バスを乗り継いでの西行山行も可能) |
コース状況/ 危険箇所等 |
中の丸西側、北方向に明瞭な迷い道あり。 大界木山〜モロクボ沢の頭と、大界木西〜浦安峠はやや地勢が険しく、踏み外しに一応注意。 大界木山西から浦安峠への下りは不明瞭ではないが、下り始め2、3分の所で尾根から 急に右折して巻き道に入るところで直進してしまう明瞭な踏み跡もあるので注意。 その他、倒木や小規模な道の崩壊が数ヶ所あるが、さして問題なし。 |
写真
感想
2日は勤務先の休日。連休として活用し、御在所岳・武奈ヶ岳を考えていたが、
冬型の気圧配置。翌日はともかく、この日はどちらも天気イマイチになりそうだ。
ならばということで、バスの都合で平日のほうがプランを立てやすい、
甲相国境稜線とした。
実は、山を始めた1989年の晩秋11月下旬に、蛭・加入道・菰釣山に泊まって
山伏峠までの計画でヤビツ峠から入山したことがある。
しかし、雨こそ降らないものの、曇りで展望悪く、季節は冬枯れ、加えて
加入道の段階でやや水不足にもなり、挫けて畦ヶ丸から中川温泉へ下山している。
それにしても、太平洋日本海横断を終わり、制約がなくなって楽になったはずなのに、
結局赤線つなぎに血道を上げている。我ながら少々アホかとも思う。
道の駅道志へは、相模湖ICから一時間弱で到着。気温3℃で寒い。
道の駅の目の前の中山BSから山伏峠BSへは居眠りしながら15分。470円
山伏峠BSからトンネルを戻って、山伏峠へ向かうが、半分寝ぼけていて、
峠への登り口でいきなり道を外してしまい、グズグズの斜面を笹をつかんで
無理矢理登る羽目になった。
道に戻れば普通の歩道で、直登・巻道、大棚の頭を経由するものと
そうでないものと、色々あるようだが、大棚の頭を経由して東海自然歩道に
合流した。
水の木分岐、油沢の頭、と休憩を入れて進む。全般に展望は良くないが、
紅葉は素晴らしい。
左手には御正体山、振り返れば富士山、右手には箱根の山や太平洋が
木の間越しに見える。木々が繁って、写真はほとんど撮れないが、
目にしみるような紅葉に包まれているのだから、不満のあろうはずはない。
ブナの木が多くなってきて、菰釣山10時着。ここは東面を除き展望が利く。
富士山、御正体山の他、南アルプスも遠くに見える(塩見以南位か?)
間もなく、菰釣避難小屋、最近建て直されたと見え、とてもきれい。
菰釣山から先の紅葉はムラがあるように思えた。概ね西面、北面は良く、
東面、南面が悪いようだ。台風時の強風の当たり方、紅葉が始まってからの
強風の当たり方等、色々な要素があると思われるが、新しい倒木が
若干見られることから、後者の要因が大きいのかも。
中の丸(西側に明瞭な迷い道注意)で休憩を取り、大界木山の先に
忘路峠(犬峠)の標識がある。昭文社の地図に、地名のない単なる時間の
区切りとして表示されている謎の地点と思われ、北方道志側への踏跡あり。
なお、この辺りは、特に沢の源頭で地勢が険しいので注意がいる。
途中小ピークの数を読み違えてがっかりしたが、12:25モロクボ沢の頭に到着。
ここまでが、24年前の足跡に接続する、本日の基本目標。時間により、
畦ヶ丸まで行く、鳥ノ胸山経由下山、この2つのオプションを考えていたが、
あまり時間短縮できなかったので、両方はきつく、畦ヶ丸を省略することにした。
大界木山から数分の所に黄色テープでゲート風にマーキングしてあるのが
往路にチェックしておいた浦安峠への下り口。2分ほどで一旦トラバースして
一本東の尾根に移り、浦安峠直前は大変急傾斜だが、概して明瞭で問題なし。
紅葉は国境稜線よりこちらのほうが綺麗だったかも知れない。
鳥ノ胸山へは、峠からすぐと、山頂手前の檜林が急な登りだが、どちらも
短く、さほどのことはない。雑木山の先、左斜面で大型動物が逃げていった。
(この日は鈴は持っていたが、終日鳴らさなかった)
鳥ノ胸山は西面の展望が良い。雲に隠れていた富士山は少ししたら顔を出した。
下り始めて間もなく、夫婦連れに出会う。すれ違うのは本日3組目。
初めて登ったのです、と言っていたが、ちょっと時刻が遅めに過ぎるかも。
下りは主に杉林の中、かなりの急傾斜。標高900mで林道に出るが荒れており、
すぐにまた離れる。数分登山道を下ってまた林道に出る(駐めて良いのかどうか
不明だがここは数台の駐車スペースはあり)が、この直前で道を外したので、
今日は歩きはじめと終わりに数分づつプチ道迷いをしたことになる。
15分ちょっと車道を歩いて道の駅道志に到着。
大変楽しい山行だった。この稜線はこの時期に限ると思う。
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