青空いっぱいの甲武信ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
07:55 ナメ滝
09:00 千曲川水源地
09:30 稜線分岐点
10:00 甲武信ヶ岳山頂(休憩20分)
10:40 甲武信小屋(ランチタイム50分)
12:00 木賊山山頂
13:20 徳ちゃん新道
14:50 下山完了
15:15 西沢渓谷バス停
天候 | 雲一つない快晴〜 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
駅までお宿さんがお迎えに来てくれました。 毛木平までお宿さんに送ってもらいました。 帰り:西沢渓谷(山梨貸切バス→)塩山駅(1,000円) 満員でした(・。・; |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆毛木平から千曲川水源地 千曲川源流遊歩道 なだらかなとても歩きやすい道です。 沢沿いなのでところどころ凍結してます。滑るのでご注意。 (軽アイゼンがあったほうが無難です) ◆千曲川水源地から甲武信ヶ岳山頂 ここから少し急登ですが危険ではありません。 稜線に出ると絶景が待っています。 ◆甲武信小屋から木賊山から戸渡尾根 シャクナゲの林を行く道。 ガレ場が続きます。 ◆徳ちゃん新道 急降下と平坦な道が交互に続く。 △岩根山荘 http://www.iwane-inc.co.jp/sanso/index.php ボルタリング・冬季限定アイスツリーもあるお宿さん。 駅・登山口までの送迎をしてくれます。 |
写真
感想
「甲武信ヶ岳へ行くよ!」
いつものように、clioneさんの鶴の一声で決まった今回の山行。
甲武信ヶ岳へはまだ行ったことがなく、以前より行先の候補として何度となく
挙がっていた山ですが、行程からして日帰りは厳しいと思われ、山小屋泊を模索
している状態でした。
そんなときにアップされたのが、kumiyanさんの甲武信ヶ岳レコ。
「これだ〜!」
岩根山荘に前泊、当日は毛木平から入って、県境をまたいで西沢渓谷へ下る。
なんと言っても毛木平への車送迎付きなのです。
この計画なら私たちでも真似できそう〜(^^
というわけで、ようやく甲武信ヶ岳への山行が現実のものとなったのです。
kumiyanさん、ありがとうございます♪
【千曲川源流遊歩道】
毛木平から続く、千曲川源流遊歩道。
距離にして6〜7kmと思われますが、千曲川源流の沢沿いに続くこの道は、とても
歩きやすい道でした。
沢のせせらぎを聞きながら、森林浴を楽しみながら歩くことができます。
初めて甲武信ヶ岳を訪れる人にはお奨めのルートかと。
しかし、あえて言うと、この千曲川源流遊歩道は北側の沢沿いルートということで
まったく日が差しません。
快晴!を思わせるこの日の空にも、朝日を拝むこともなく、延々と日陰の道を進む
ことになったのでした(写真を見てもらっても分かるかと…)。
ちなみに朝の気温はマイナス6℃。
それでも天候に恵まれ、無風に近かったこの日、思ったよりも寒さは感じませんでした。
沢の氷を眺め、ダケカンバの森やナメ滝を鑑賞し、凍結ツルツルの道を攻略し、
3時間ほど歩くとついに千曲川水源地に到着。
kumiyanさんの時は水が枯れていたようでしたが、この日は水が滾々と湧いていました。
千曲川水源の水、ありがたくいただきました。
おいしかったですよ(^^♪
さて、水源地の先は一気の急登。
いきなり現れるシラビソの森を分け入るように上へ上へと登って行きます。
そしてついに稜線へ。
明るい日差しは突然やってきます。
【甲武信ヶ岳山頂へ】
奥秩父の縦走路、東(甲武信ヶ岳)へ進路をとります。
するといくらも歩かないうちに、樹林の切れ間から青空と冠雪した富士山が登場です!
いや〜この日の富士山はすごかった。
なんと言っても雲一つない青い青い空に悠然とそびえているのです。
よかった、本当に来てよかった♪
こうなればあとは山頂を目指すのみ。
ちょっとした岩場・ガレ場を登りきるとついに山頂と絶景が待っていたのでした。
富士山に八ヶ岳に北アルプスに…
雲一つない青空に広がる大パノラマ。
もう何も言うことはありません。
clioneさんも重いザックを背負って無事登頂。
お疲れ様でした。
でも、これだけの景色が楽しめるのなら、疲れなんて吹っ飛んじゃうよね〜(^^
しばし絶景を楽しんでいた私たちでしたが、気付くと山頂はものすごい人数で大混雑に…
「撤収〜」
clioneリーダーの掛け声とともに私たちはあわてて山頂を後にしたのでした。
【戸渡尾根から徳ちゃん新道へ】
甲武信小屋で徳さんに会い、小屋の前でのんびりランチ。
雑踏の山頂とは比較にならないくらい静かな甲武信小屋でした。
個人的にはこちらでランチがお奨めかも。
そして下山開始。
目指すは西沢渓谷です。
まずは戸渡尾根を徳ちゃん新道の分岐目指して進みます。
この間の道がなかなか険しい。
なんというか…急こう配のガレ場といった感じでしょうか。
かなり足にダメージがきます。
西沢渓谷までの距離を考えると、ここはあまり無茶をせずに確実に歩を進めたほう
が無難でしょう。
しかしながら、よく言われるようにこの道にはシャクナゲがたくさん自生していました。
シャクナゲが咲く時期に来たら素敵なのでしょうね。
徳ちゃん新道への分岐に着くころにはかなり足の疲労がたまった状態になっていました。
徳ちゃん新道に入ってもさらに続く急坂。
「長いねぇ」
「そうだねぇ」
確かに長〜く感じる下山路。
疲労からだいぶ元気がなくなってきたころ、そこには最後のサプライズが待っていました。
それはカラマツとモミジの見事な紅葉のコラボレーション。
光を受けた紅葉の美しさにしばし呆然でした。
赤い葉、黄色い葉、緑の葉…さまざまな色に囲まれての下山路となったのでした。
本当に素晴らしかったの一言です。
西沢渓谷に下山後はバス停でバス待ち。
25分ほど待ち時間があったので、例の「よもぎ餅」を買って食べながら待ちました。
美味しかったです〜♪
【最後に】
青い空、白い富士山、赤いモミジ、黄色いカラマツ。
甲武信ヶ岳はこの上ない好天に恵まれて素晴らしい山行となりました。
今回は本当にいろいろな方、そして甲武信ヶ岳に感謝です。
ありがとうございました。
おわり
masataroさん、clione師匠、おはようございます。
快晴、先週のリベンジですね。
綺麗な の写真ありがとうございます。
3日は全く見えなかったので、写真で 堪能させて
もらいました。
も綺麗な雪化粧ですが、標高の高い は
凍結、アイゼンとかの季節に入ってきたんですね。
そろそろイボイボ軍手では厳しい季節に突入です。
カップラーメンも美味しいですよね。
素晴らしい青空と紅葉ですね。
4日は、ホントに山日より、私はあわてて帰っちゃいましたが、
帰ってみると、奥は絶好調でびっくり。
前半は、沖縄の海の中、後半は炎上したサイト。
堪能しました。
masataroさん、clioneさん、こんにちは!
こちらの紅葉はまだまだ全開見頃ですね〜
素晴らしい
富士山も綺麗に見れて最高の山日和でしたね
あのなが〜い徳ちゃん新道疲れたでしょう〜
お疲れさまでした!
素敵なレコでした〜
中々山に行けないので楽しかった〜
fall
clioneさん、masataroさん こんばんは!
スゴイ青空 最高の山日和でしたね
素晴らしい写真の数々ありがとうございます
スタートからゴールまで、始終すごく楽しそう
紅葉 の鮮やかさが目に沁みます。
とはいえ、高い山はもう氷や雪の季節なんですね
着々と冬が近づきつつあるんだなぁと感じました。
甲武信かぁ…いいなぁ。
しかし、甲武信をこんな風に登る方法があったとは
来年の夏にチャレンジしてみたいけど、単独初心者にはちょっと難しいかしら??
millionさん、こんばんは
今季、最高の富士山 だったと思いますよ!
喜んでいただけて光栄です
何も考えずに向かった岩根山荘では、翌朝いきなりマイナス6℃。
関東の低山なら完全に真冬ですよね
ああ、そういう場所に来たんだ、とあっけにとられていました
いつもの特製ランチをお披露目できず、申し訳ありませんが、
青空の下のランチは最高でしたよ〜
jpさん、こんばんは!
先週の鬱憤を晴らすような、見事な青空♪
最高の気分でしたよ
沖縄の海と炎上したサイト。
なるほどです
丹沢は何やら盛り上がっていたみたいですね。
早くlonさんが全快して丹沢に復帰されることを願っております
fallさん、こんばんは
実は紅葉はそれほど期待していなかったのですよ。
それだけに、日差しを受けて輝く紅葉に出会えて感激でしたね
富士山も本当に秀麗でした。
下山路は時間以上に長く感じましたが、美しい紅葉で報われた気がしますね
fallさんもあまり無理せずに頑張ってください
neko-tamaさん、こんばんは
行けますよ、neko-tamaさんなら。
そもそも、千曲川源流遊歩道に危険な箇所は皆無です
道に迷うこともありませんから、体力さえあれば大丈夫ですよ
源流をたどる沢沿いの道、眺望最高の山頂、下山中に現れる紅葉。
どれをとっても素晴らしいものでした。
ぜひともneko-tamaさんにもチャレンジしてほしいですね〜
日帰りに不安がおありでしたら、甲武信小屋泊もありますし。
写真をお褒めいただきありがとうございます
でも楽しくて美味しそうなレコはいつも拝見していますよ。
今回まったく同じコースを歩いて同じものを見たんですね。嬉しいです
私はツアーだったので、ゆっくり写真が撮れず心残りででしたが、追体験ができるような詳細なレコをありがとうございます。
青空と富士山、カラマツとモミジ、本当にきれいでしたね
これだから山はやめられません
mattyanさん、初めまして
レコ、拝見いたしました。
時間差で同じルートを歩いていたのですね
綺麗な紅葉の色は私たちのものと同じですし
カラマツ紅葉を見るのが今季の私の目標でした。
思いもかけず、見事なカラマツを見られたのは嬉しかったですね〜
確かに山はやめられませんね。
見てしまいました!見事な富士山
やっぱり富士山は見る山なんだと改めて感動しました。
私はまだまだ は見る専門なので、
登り専門はプロにお任せします
masaさんを弟子入りさせますので
足の筋肉痛は3日目突入です
燃え上がるような美しい紅葉を堪能してきました。
カラマツ紅葉に覆われた山々は毛皮をきているようで、
ひとりにやにや して見てました
lonさん 快方に向かっているのですね
それはよかった
これからますます寒くなりますが
どうか気をつけてください。
徳ちゃん新道疲れましたぁ〜
でも紅葉の美しさに救われましたね。
今年は錦秋を感じるいいお山に行けたと思います。
fallさん夫妻は冬山登山のイメージです。
これから楽しい山が待っているのですね。
絶景の写真楽しみにしてます
…うまそうな写真がもっと楽しみだったりします
紅葉美しかったです。
ただ今、標高1500mあたりが真っ盛りなので、
もうそろそろ秩父も染まってきていることでしょう
masaさんも言っていますが、この道は全然大丈夫ですよ
アクセスは少し遠回りのような感じですが、
眺望が素晴らしい小海線が楽しいのですよ♪
プチ旅行気分です
ぜひぜひ行ってください
いつもご覧になっていただいてありがとうございます
本当に素晴らしい日でしたね。
同じ景色・紅葉を共有できてうれしい限りです。
3日は甲武信小屋は100人ぐらいお泊まりの人がいたそうですね。
大にぎわいだったことと思います。
徳さん大忙し
だから山はやめられない
本当にそのとおり
「鎖場のない」甲武信岳、おつかれさまです
kumiyanさんの取られたコースで行ったのですね。
長野県側の道と徳ちゃん新道、詳細なレコでどんな感じなのかがよくわかりました。
甲武信岳、いいですよね。
何と言っても、名前の響きがいい
この日は本当に快晴だったようで、周りの山、たくさん見えたんですね
気のせいか、甲武信から見る富士山は特に秀麗で、是非、見てみたいです。
手軽になってしまうかも知れませんが、秋の西沢渓谷も最高ですよ
ハイカーで大渋滞しますけどね
私ごとで慌ただしくレコ訪問が遅くなってしまいました〜すみません。。
すばらしい紅葉と青空!!
そして山並み!!
ほんとに良い季節、天候の時に歩かれたのですね〜
ラストのよもぎ餅まで同じで、びっくりしました。。
岩根山荘さんはホントに良い宿ですよね。
そして長野県側と山梨県側とのコース、全然見える景色が違うし、この山の
良さを存分に味わえるコースですよね♪
写真については後日ゆっくりと改めて拝見させて頂きます。
おつかれさまでした〜
でも大展望の山頂とすばらしい紅葉に会えたので
とても楽しいお山になりました
毛木平からの周回コースはクサリ場があるようなので、
こちらも行ってみたいですね。
十文字小屋にお邪魔してみたいのです。
西沢渓谷も行ってみたい場所のひとつですが、
混雑嫌いの私たちは紅葉の時期は無理ですね…
masaさん写真上達してますか
最近、私は 持ってはいるもののほとんど撮らなくなってきました
宿も登山道も紅葉も青空もすべて素晴らしかったです
岩根山荘は本当に親切なお宿さんでした。
朝食も5時からで登山者にはありがたい対応…
も1個150円とはいいですねぇ〜
よもぎ餅 バス待ちの人が何人も食べていました。
見ていたら「買ってくる!」と走りだしていました 美味しかったです。
機会があったら川上村から金峰山ですかね
noronoroさん、こんばんは。
今回はkumiyanさん、さまさまなのです
「鎖場なし」の甲武信ヶ岳満喫でしたよ〜
甲州・武州・信州の交わる山頂ですものね
レコって、登山道の状況・難易度などの情報を提供することが大事な役割だと思うのです
noronoroさんに「よく分かった」と言ってもらえてよかったです
noronoroさんならもっと秀麗な富士山が収められる ことでしょうね。
ぜひ、行かれることをお勧めします
西沢渓谷ですか?
紅葉シーズン以外で考えてみましょう
kumiyanさん、おかげさまで無事、甲武信ヶ岳に登ることができました
岩根山荘泊からの毛木平〜山頂〜西沢渓谷へ。
完璧なルートだと思います!
うちのclioneさんも危なげなく歩き切りましたので
それにしても本当にいい時期だったようです。
今年の印象深い山行、ベスト5には間違いなく入りますね
よもぎ餅…
「kumiyanさんはここでよもぎ餅を食べていたんだよ」
なんて会話をしながら食べていました
こんなことをするのも楽しいですね
また役立つ情報、よろしくお願いします!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する