雨上がりのブナ林尾根歩き(扇ノ山、雨滝)
- GPS
- 02:56
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 587m
- 下り
- 581m
コースタイム
天候 | 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
予定では大峰方面に行っているはずだったのですが、あいにくの雨で中止。雨がやんでいるところはと探したら、日本海側はやんでいるようなので、一度行っておきたかった扇ノ山に行ってきました。4時に家を出て、名神-新名神-中国道-舞鶴若狭道-豊岡道-9号線と辿ります。但馬の滝巡りに何度も通った道ですが、扇ノ山まで行くのは初めてでした。途中、大丈夫なのかと言うくらいの雨に見舞われましたが、9号線に出てしばらく行くと雨はやみました。上山高原避難小屋を目指し、その前の駐車場に車を停めました。数組のキャンプ客が来ておられましたが、あの雨の中でテント泊をしていたのでしょうか?
私はよくわかってなかったので、上山高原からスタートしましたが、鳥取県側の河合谷登山口まで舗装林道がそのまま続いており、そっちに停めた方が距離はぐっと近くなります。ただ、後述のようにソフトな行程なので、少々延ばした方がいいかもです。一応、最初の予定では周回してみようということになっており、周回するのなら上山高原に停める理由にはなったのですが、結果的には林道歩きが延びることになりました。
2kmあまり歩いて登山口に着きます。ここからしばらく登ると、小ズッコ避難小屋。さらに登ると、河合谷からの道と合流します。合流するまでの道は、下草や蜘蛛の巣が多く、また足元もかなり濡れていますが、斜度的には全くしんどくはありません。合流してからはかなり広い登山道です。迷う余地はほとんどありません。大ズッコ付近を除けば、急な坂もありません。あまりしんどい思いをせず、たらたら歩いていればいいだけの道です。ただ、足元は前日からの雨で泥濘と化しており、ある程度気をつける必要があります。
なにより、このルートは、ほとんどが美しい広葉樹林(ブナが多い)の中を通ります。あるいはアシウスギも見ることができます。残念ながら雲は依然として多かったため、光は弱かったのですが、目を楽しませながら歩くことができました。頂上は雲の上に出ていて、雲海ができていたことはよかったのですが、高層雲が残ったままなのと、雲の上に出てくる峰がないので、単に雲を見てきただけになりました。
さて、最初の予定では帰りは左馬殿道を通ろうと思っていたのです。そうなると、途中で猿壺の滝の近くまで行くから、どうせなら見ていこうかと、長靴も用意してきました。しかし、尾根歩きであれだけ泥濘になっていると、ただでさえレポートに「泥に脚がはまる」とか書かれている左馬殿道を通るのは如何なものか。というわけで、軟弱にピストンすることに。最後に上山までちょっと登っておしまい。加藤文太郎ゆかりの扇ノ山なので、もうちょっとしっかり登っても良かったかも知れないのですが、えらく楽ちんルートになってしまいました。そうそう、文太郎図書館に行こうかとも少し思ったのですが、日本海まで出ないといけないんですね。今日は断念。
ただ、まだ時間が早くて、シワガラの滝に行ってもいいかなと思っていました。しかし、どうも雲が残って光の具合がよろしくなさそうなのと、山頂でお会いした方に、「今日はバスツアーが来ますよ」と伺ったため、なにも今日行くことはないだろうと判断。これまで行ったことのなかった雨滝に行くことにしました。結局、上山高原からさっきの林道をまた登り、河合谷登山口を過ぎてまた林道を降りていく道を通りました。30分あまりで雨滝到着。名瀑百選に算えられる立派な滝です。滝本体はまっすぐ流れ落ちるだけですが、水量はたっぷり。また、筥滝も見ておかなければ、という情報を読んでいたので、足を伸ばします。こちらもよい滝でしたが、川の水が多すぎて対岸に渡るのを躊躇してしまいました。
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