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記録ID: 2423982
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

十勝連峰全山縦走(オプタテシケ山→富良野岳)

2020年07月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:26
距離
25.4km
登り
1,616m
下り
2,382m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:52
合計
9:18
距離 25.4km 登り 1,616m 下り 2,398m
8:57
19
9:16
9:17
34
9:51
9:52
18
10:10
10:13
12
10:25
10:40
37
11:17
10
11:27
11:28
6
11:34
11:44
26
12:14
12:15
32
12:47
16
13:03
13:04
11
13:15
13:16
21
13:37
8
13:45
12
13:57
13:58
9
14:07
14:09
28
14:37
14:38
34
15:12
24
15:36
15:50
14
16:04
43
16:55
10
17:05
17
18:07
8
白銀荘3:45→8:00オプタテシケ山8:20→ 15:36富良野岳15:50→18:15白銀荘
天候 晴れ 稜線では風やや強く時折ガス
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白銀荘駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
この時期としては例年より残雪が多く、斜面のトラバース箇所ではコース上で多数あります。朝は雪面が固く、ルートへの復帰箇所を見失わないよう注意が必要。
その他周辺情報 下山後の入浴は白銀荘のほか、凌雲閣やカミホロ荘、白金温泉など名湯が多いです。
白銀荘からオプタテシケ山を目指し、その後、各山頂を繋ぎながら富良野岳へ縦走し、白銀荘に戻る時計回りの行程。
GPSが一部切れてしまったため、ログはベベツ岳付近からになっていますが、歩行距離は約40.5km。
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白銀荘からオプタテシケ山を目指し、その後、各山頂を繋ぎながら富良野岳へ縦走し、白銀荘に戻る時計回りの行程。
GPSが一部切れてしまったため、ログはベベツ岳付近からになっていますが、歩行距離は約40.5km。
黎明の3:45。長い一日が始まる。
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黎明の3:45。長い一日が始まる。
望岳台方面への連絡路。
背後には、十勝岳連峰南端の富良野岳。予定では13時間後にあの頂にいる筈。
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背後には、十勝岳連峰南端の富良野岳。予定では13時間後にあの頂にいる筈。
十勝岳避難小屋の少し手前の分岐で美瑛岳方向へ。
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十勝岳避難小屋の少し手前の分岐で美瑛岳方向へ。
美瑛岳(右)と美瑛富士の間から日が上がってきた。
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美瑛岳(右)と美瑛富士の間から日が上がってきた。
この時期としては例年より残雪が多いようで、雪渓通過がいくつもありました。
この時期としては例年より残雪が多いようで、雪渓通過がいくつもありました。
深くえぐられたポンピ沢も雪渓で埋め尽くされていた。
深くえぐられたポンピ沢も雪渓で埋め尽くされていた。
美瑛岳との分岐を美瑛富士方向へ。
美瑛岳との分岐を美瑛富士方向へ。
美瑛富士と美瑛岳のコル。休憩していると美瑛富士小屋泊まりの単独男性と単独女性がやってきて少し雑談。
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美瑛富士と美瑛岳のコル。休憩していると美瑛富士小屋泊まりの単独男性と単独女性がやってきて少し雑談。
美瑛富士小屋までの区間でこの先オプタテシケ山までのルート。朝霞がオプタテを一層遠くに演出する。
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美瑛富士小屋までの区間でこの先オプタテシケ山までのルート。朝霞がオプタテを一層遠くに演出する。
石垣山の登りで見返り美瑛富士と美瑛岳(左)。
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石垣山の登りで見返り美瑛富士と美瑛岳(左)。
ベベツ岳からオプタテシケ山を捉える。
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ベベツ岳からオプタテシケ山を捉える。
8時ちょうどに12年ぶりのオプタテシケ山と再会。
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8時ちょうどに12年ぶりのオプタテシケ山と再会。
前回よりも眺望がありますが、北の表大雪方向は見えず、雲間にトムラウシの双耳が薄っすら。
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前回よりも眺望がありますが、北の表大雪方向は見えず、雲間にトムラウシの双耳が薄っすら。
15分ほど休憩したら富良野岳を目指し南下。しかし持病の膝痛の予兆があり、この先ペースを落としながら、ベベツ岳の登り返しをこなす。
15分ほど休憩したら富良野岳を目指し南下。しかし持病の膝痛の予兆があり、この先ペースを落としながら、ベベツ岳の登り返しをこなす。
一旦ガスった稜線も再びクリアーに。
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一旦ガスった稜線も再びクリアーに。
美瑛富士へは空身でピストン。
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美瑛富士へは空身でピストン。
美瑛富士から、歩いてきた方向を望む。
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美瑛富士から、歩いてきた方向を望む。
美瑛富士から、これから歩く方向を望む。コルから美瑛岳までは稜線上で最大の標高差約340m。
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美瑛富士から、これから歩く方向を望む。コルから美瑛岳までは稜線上で最大の標高差約340m。
美瑛岳山頂。登頂時はガスに包まれていました。山頂での密を避けるため、ピーク前で休憩して、山頂では写真だけ撮ってスルーします。
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美瑛岳山頂。登頂時はガスに包まれていました。山頂での密を避けるため、ピーク前で休憩して、山頂では写真だけ撮ってスルーします。
次なる十勝岳方向。ピークは雲の中。
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次なる十勝岳方向。ピークは雲の中。
美瑛岳からしばらく岩場が続きますが、やがて百花繚乱の稜線へ。
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美瑛岳からしばらく岩場が続きますが、やがて百花繚乱の稜線へ。
十勝岳が近づくと徐々にざれ場のルートで、急登では自然にムーンウォーク風になってしまいます。
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十勝岳が近づくと徐々にざれ場のルートで、急登では自然にムーンウォーク風になってしまいます。
日本100名山にも選定されている十勝岳を捉えました。
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日本100名山にも選定されている十勝岳を捉えました。
十勝岳山頂にはオプタテから5時間の13時過ぎ。状況によりここで下山を考えていましたが、時間的にも体力的にも問題なさそう。
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十勝岳山頂にはオプタテから5時間の13時過ぎ。状況によりここで下山を考えていましたが、時間的にも体力的にも問題なさそう。
沢筋に長く残る雪では夏スキーが楽しめそう。。
沢筋に長く残る雪では夏スキーが楽しめそう。。
カミホロ避難小屋の色とりどりのテントは10張。昨今は屋内での密を避け、テント派も増えているのでしょうか。
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カミホロ避難小屋の色とりどりのテントは10張。昨今は屋内での密を避け、テント派も増えているのでしょうか。
カミホロカメットク山。
上富良野岳。
稜線上に残るピークはラスマイの三峰山とラストの富良野岳。
稜線上に残るピークはラスマイの三峰山とラストの富良野岳。
三峰山。文字通り、前後に1つずつ小ピークがあります。
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三峰山。文字通り、前後に1つずつ小ピークがあります。
三峰山から来し方向。
富良野岳とのコル。本日最後の登りは220mのアルバイト。
富良野岳とのコル。本日最後の登りは220mのアルバイト。
最後の100mの標高差は疲れた体に鞭を打ちます。
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最後の100mの標高差は疲れた体に鞭を打ちます。
さすがに花の100名山富良野岳。
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さすがに花の100名山富良野岳。
オプタテから7時間20分。15時半過ぎに富良野岳のピークに立ちました。既に今日最後の登山者は下山し、自撮りにて。
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オプタテから7時間20分。15時半過ぎに富良野岳のピークに立ちました。既に今日最後の登山者は下山し、自撮りにて。
辿ってきた稜線。美瑛岳までが視認できます。
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辿ってきた稜線。美瑛岳までが視認できます。
4月に登った大麓山と原始が原。
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4月に登った大麓山と原始が原。
下山のルートも木の根や岩が多く気が抜けませんが、無事人里(凌雲閣)まで下りました。
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下山のルートも木の根や岩が多く気が抜けませんが、無事人里(凌雲閣)まで下りました。
白銀荘までの連絡通路。草刈され特にありませんが、どこかで分岐を見落としたようです。
白銀荘までの連絡通路。草刈され特にありませんが、どこかで分岐を見落としたようです。
結局道道に戻ってしまい、2kmの舗装道をトボトボと。
結局道道に戻ってしまい、2kmの舗装道をトボトボと。
日が落ちる前にスタート地点の白銀荘まで帰着しました。
稜線の山々は明日の晴れを予報しているようです。
普段の登山なら3つ分。お疲れさまでした。
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日が落ちる前にスタート地点の白銀荘まで帰着しました。
稜線の山々は明日の晴れを予報しているようです。
普段の登山なら3つ分。お疲れさまでした。

感想

やりたいと思いながら、なかなか実行に移せなかった十勝連峰全山縦走。

吹上温泉白銀荘と十勝岳温泉凌雲閣を結ぶ連絡通路が開削されたとの情報を得て、日の長いこの時期に、やるなら”今でしょ”とのノリでチャレンジしました。

日のある時間内での登山というのが一応の目標でしたが、結果的には何とか日没までに白銀荘帰還となりました。

オプタテシケ山からの引き返し後に持病の膝痛が出て、撤退もよぎりましたが、ペースを抑え、細目に休憩することで、やり過ごしました。
いつもより水、食料を3kgほど多く持ったので、これが祟ったのかもしれません。やわな身体です。汗

この日は涼しくやや風の強かった稜線では寒いほど。これが体力の温存につながり思った以上に元気にゴールしましたが、暑い日ならバテバテだったでしょう。

50代も半ば。自分の体力の限界に近い登山は遭難の危険や、体を酷使し体に悪い気がするので、何度もできるものではありませんが、その時々の自分の体力と相談し、エスケープルートなども加味したルートを設定しながら、年に1,2回はこういったチャレンジ的登山をこれからも続けていこうかと思います。


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コメント

お疲れさんでした
こんばんは♪
十勝連峰全山縦走お疲れさんでした
歩行距離約40.5劼箸篭辰です。それに相当のアップダウンですよね
獲得標高はかなりなのでは?
2020/7/5 20:13
Re: お疲れさんでした
akadakeさん、こんにちは。
年甲斐もなく無謀なことにチャレンジしてしまいました。
やってみたいと思うことが、毎年行動に移せずシーズンが終わることが多いので、今年は一念発起してみました。

標高差は3000m弱でしょうか。普通の山3つ分位?
2020/7/6 12:31
プロフィール画像
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