【過去レコ】大峰山(弥山・八経ヶ岳) 2005年GW百名山遠征
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,110m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今から振り返るとよく行ったもんだと思います |
その他周辺情報 | 上北山温泉 薬師湯 http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tomaru/onsen/ に入ったあと、 大台荘に宿泊しました 大台荘は現在は「心・湯治館」に変わったようです https://www.cocoro-toujikan.com/ |
写真
感想
GWの遠征は奈良の大峰山・大台ヶ原へ.初日は世界遺産に登録されている「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である大峰山.大峰山とは吉野から熊野に至る広範囲の山脈のことだが,宗教的には山上ヶ岳を指し,一般に登山の対象となるのは最高峰の八経ヶ岳である.
2時間ほど仮眠してから,23時30分に岐阜を出発する.清洲東ICから東名阪で亀山IC,そこから名阪国道で針ICへ.針IC からはR369→R370→R169と進んで,登山口のある上北山村に向かうはずであったが・・・
今回は地図もなかったが,国道を走るだけなので大丈夫だろうとなめてかかっていた.しかし,R370への分岐を見逃してしまい,R369をひたすら1時間走った時点で間違いに気づく.針ICまで戻らなければならないかと不安になったが,幸い途中でショートカットする道にうまく入ることができ,何とか行者還トンネルにたどり着いた.やはり県外に行くときに地図なしは無謀であったと反省.
トンネル西口の駐車スペースに車をとめ,早速出発する.登山口から奥駈道出合までは,木の根が張り出し,岩がゴロつく急登であり,足元要注意.睡眠不足の割には,調子が良い.やがて稜線に出ると,大峰奥駈道出合に着く.ここには,木の切り株がベンチとなっており,モーニングとする.
ここからはなだらかな稜線歩きで,ゆるいアップダウンを繰り返していく.右側に「石休の宿跡」の名盤を見過ごし,足元にバイケイソウが多くなると,小広い台地状となった弁天の森である.さらに,稜線をさらに進むと,左手に山頂が見えてくる.左側の尖った頂が八経ヶ岳,右の台地状のが弥山である.
聖宝理源大師像のある聖宝の宿跡からは「行者泣かせ」と言われた聖宝八丁の急登が始まる.木段で整備されてはいるが,息が切れる.展望が開けて,大峰北部の山々(山上ヶ岳〜大普賢岳)が見えるようになると,弥山小屋は近い.
弥山小屋から弥山を往復.最初はどこが頂上か分からなかったが,後で小屋の方に訪ねると,天河奥宮のある広場が山頂とのこと.弥山小屋は平成2年に皇太子殿下が訪れたことで有名で記念の石碑まで建っていた.小屋でバッジ(八経ヶ岳&弥山)を購入し,休憩した後,今度はもう1つのピーク,八経ヶ岳へと向かう.
次第にガスが立ち込めてきて,トウヒの白骨林が不気味な景色となってきた.天然記念物のオオヤマレンゲを鹿の食害から防ぐための柵やネットがあり,途中4箇所ほどは扉を自分で開け閉めして通っていく.途中雪が残っている所があったが問題なく通れる.天気が良ければ,大台ヶ原まで見渡せる山頂もガスに覆われて,残念ながら展望は全く得られない.
下山は往路を戻る.モーニングをした切り株のベンチで今度はランチ.駐車場に戻ると,車であふれかえっており,観光バスまで停まっていたのにはビックリした.
下山後,上北山温泉で汗を流し,大台ヶ原へ移動.せまいドライブウェイは降りてくる車が圧倒的に多いのですれ違いに難渋した.大台荘に受付したあと,駐車場付近にあるビジターセンターやお土産物屋で時間をつぶし,5時から夕食.6時半には眠りについた・・・
翌日の大台ヶ原へ続く.
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