屋久島縦走(淀川口→宮之浦岳→縄文杉→白谷雲水峡)
- GPS
- 32:41
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 2,158m
コースタイム
−9:40黒味岳分岐−10:33投石岩屋−11:35栗生岳
−11:55宮ノ浦岳12:06−12:27焼野三叉路12:39−13:12平石岩屋
−14:38新高塚小屋
11/05 新高塚小屋7:20−8:22高塚小屋8:28−8:33縄文杉8:53
−10:00ウィルソン株10:20−10:40大株歩道入口−11:50楠川分れ12:05
−13:00辻峠−13:09太鼓岩13:18−13:27辻峠13:32
−14:58白谷雲水峡登山口
天候 | 11/04:曇り 11/05:曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
飛行機
−16:25屋久島空港:タクシーで屋久島グリーンホテル 11/04 早朝ホテルから淀川登山口までタクシーで送ってもらう 11/05 白谷雲水峡にてタクシーを呼びホテルへ送ってもらう 11/06 ホテルからタクシーで屋久島空港12:25−13:00鹿児島空港13:20 −14:55羽田空港15:30−17:00新千歳空港 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はとても整備が行き届いており、迷うようなところはありません。 2日目の白谷雲水峡への道で、一ヵ所川を横切るところがあります。 降水量が増えたときには事故も起きているので、雨の降り方に注意。 多いときは荒川口へ下山もありです。 |
写真
感想
北海道に住んでいる人間にとって、南の島はあこがれの地。
屋久島は洋上のアルプスと言われ、一つの島の中に亜熱帯から亜寒帯までの
気候があります。そして樹齢1000年を越さないと屋久杉とは呼んでもらえない
大木の杉が鎮座しているそうです。
10月・11月は屋久島の天候が一番安定して、晴天率も高いらしい。
11月は北海道の紅葉も終わり、高山には雪が降り始め、でもスキーには
早すぎで、中途半端。山登りには端境期となります。
ということで、屋久島に行ってきました。
淀川口から入り、宮之浦岳に登り新高塚小屋で小屋泊。白谷雲水峡へ降りました。
小屋泊が一泊なので、食材も少なく、とてもいいルートだと思いました。
さすがツアーだわ!(^^)! 知り合いのガイドさんが企画したツアーで
お客さんが私を入れて4名と、とてもこじんまりとしてアズマシカッタ(北海道弁)
11/04 夜中の雨音に何度も目が覚めましたが、朝起きると雨は止んでいます。
暗いうちにタクシーで淀川登山口へ。登山口から1時間ほどで淀川小屋です。
前日に、ここまで登って小屋泊も考えられますが、一時間早起きして
ホテル出発ができるのであれば、ホテル出発が快適ですね。
登山道、この辺りは雨が降らなかったようで、登山道も乾いていて歩きやすい。
登ったり下ったりと、距離の割には高度が上がらないけど、深い森の雰囲気を
楽しみながら歩きます。高度が上がると、植相も変化し、ヤクザサが増えてくると
雲がなければ景色が楽しめそう(+_+) でも、面白い花崗岩がニョキニョキは分かりましたよ。
宮之浦岳山頂では雲が流れ寒いです。さすが亜寒帯!
稜線の見えそうで見えない景色を楽しみながら、立ち枯れた杉を見、
アップダウンを繰り返しながら新高塚小屋へ。
小屋前のシャガの赤い木肌が北海道人には珍しいです。
11/05 夜中の雨風に、不安がつのる。早朝、4時頃からガサゴソする音に
目が覚めると、どうやら雨は降ってないみたい。のんびり朝食で、ほとんど
みんなが出発した後に出発です。雲の合間に青空も見えています。
前日は宮之浦岳の南側、この日は北側になり、山道の植相の変化に
感激しながら降ります。縄文杉、ウィルソン株の辺りまで来ると
日帰りで登ってくる人たちも増え、すれ違いに時間が掛かるときも。
大株歩道というだけあり、大株の屋久杉がすごいです。
トロッコ道に入ると、右下の深い谷の急流が瀑布になっています。
苔に感動しながら楠川分かれでトロッコ道を離れ、辻峠まで一登り。
太鼓岩までは10分ほどの急登ですが、岩の上からは
見れなかった山の稜線が見れて感激です。辻峠からの下りも
苔の道で、感動しまくりの山道です。奥深い山のエネルギーというのか
太古の歴史の重さなのか、ちっぽけな私は森に吸い込まれそう。
白谷雲水峡へ降りると、すっかり観光地。
深い森のエネルギーを体にまといながら、二日間の感動を胸にホテルへ。
屋久島の三岳、宮之浦岳・永田岳・黒味岳の一つだけの山行でしたが
変化ある植相・山道、そして屋久杉のエネルギー、苔生す森の神秘。
どれもが素晴らしかった。言葉にうまく表現できない感動がもどかしいです。
ホテルの窓から見えた平らな種子島。
北海道の利尻島と礼文島が、屋久島と種子島に重なりましたが
似て非なるものですね。
marikkaさん、こんにちは。
アサギマダラの翅にマーキングしてありますね。
一週前のものみたいですが地元産でしょうか。
屋久島産は島の縦の環境を生かし渡りをしないものもあるようだとガイドブックにありました。
「YAKU」「10.31」とマーキングされてます。
なんだ屋久島産かぁと思ったのですが、島内で満足ですか。
北海道で越冬できないのに渡ってくるのもいるし
不思議がいっぱいのアサギマダラですね。
rasawさんて、HYMLの方ですか?
ハンドルネームはなんだろう(^_-)
marikkaさん、こんばんは。
夏鳥の場合は繁殖のためといわれていますが、アサギマダラの場合はどうなのでしょう。
marikkaさんはHYMLの方でしたか。
私はHYMLには所属していませんが、時々ご一緒させていただいてます。
アサギマダラのマーキングは
渡りの管理というか範囲を調べているみたいですね。
函館近辺は結構多くの目撃情報がありますが
函館でマーキングしたものが本州へ戻っている
確認はされていないようです。
そんなことを調べているみたいです。
rasawさん、HYMLに入っていないけど
ご一緒している方なんですね!
ワー、誰なんだろう?
判明するのが楽しみだな
今さらですがじっくりと写真を見せていただきました!
とっても楽しそうなルートですね。
歩きながらワクワクしそうで、疲れとか感じなさそう。
こんな離島なのに、ものすごくしっかり整備されてる辺りが、北海道とは違いますね。
屋久島って結構大きな島で、人口も多いんですね。
北海道以外はほとんど知らない僕ですが、北海道の離島とは全然違うイメージなんですね。
いつかは行ってみたいなぁ。
5月はシャクナゲが綺麗なんだそうです。
シャクナゲだらけでした。
今回はツアーだったので(弱い人に合わせ)、とてもゆっくりな歩きでした。
早い人なら山泊なしで歩けるのかも知れませんが
つまらないですね。やはり屋久杉や植相を観察しながら
のんびり歩かなくては意味がないです。
利尻島と違い、複雑な地形で日帰りできる山も
いっぱいあるので、次回(?)は違う歩き方もしたいです。
やはり登山道整備も世界遺産ということかな。
本州の山を歩いている友に言わせると、北海道の
山を歩けたら(日高とか)本州の山は、迷わないって言ってましたよ。
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