常念岳(一ノ沢からピストン)
- GPS
- 08:31
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,716m
コースタイム
天候 | 下の方はガスでしたが、森林限界から上は快晴でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口より徒歩で10分ほど歩いた所に20台ほどの無料駐車場あり。 登山口にトイレ、登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■注意■ 常念岳の登山口の一つ、三股へ至る林道は落石の為11月5日から通行止めになっています。 11月中の復旧予定はなく12月に入れば冬季通行止めになるので、来年の春まで通行出来ない模様です。 これから常念岳に登るなら、一の沢の登山口へどうぞ。 11月に入り常念も雪化粧していますが、林道が閉鎖されるまではまだまだ登れます。 登山道も途中から雪がありますが、常念乗越まではアイゼンなしでも普通に登れます。 乗越から山頂の間は途中から岩場に雪と氷のミックスになるので、要アイゼンだと思います。 ・登山口〜笠原沢 樹林帯の登り、積雪ありません。 ・笠原沢〜常念乗越、常念小屋 樹林帯の登り、積雪ありますがアイゼン無しでも登れます。 下山時には雪が溶け掛かって滑りやすくなっていたので注意。 ・常念乗越、常念小屋〜山頂 岩場の急登。 半分くらいまでは積雪もそんなに多くなく、アイゼン必要なし。 そこから先は氷と雪と岩になるので要アイゼン。 立ち寄り湯は、蝶ヶ岳へ登る三又登山口へ向かう途中の蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ〜へ寄りました。 営業時間10時〜21時半(受付終了21時) 入浴料500円。 |
写真
感想
前々から一度行ってみたかった雪の常念岳に登ってきました。
雪のと言っても、実際に雪が積もっているのは山頂付近だけなんで、登るのに掛かる手間も時間も夏山と殆ど変わりません。
更に12月に入ると登山口までの林道が冬季閉鎖に入ってしまい、長い舗装路歩きをしないといけないんですが、この時期だったらそんな手間もなく本当にお手軽にプチ冬山が楽しめました。
まあ、プチ冬山と言っても天候が悪化したりすると普通の冬山になってしまうので油断は禁物です。
今回も装備は万全に、安全に気をつけて行って来ました。
例によって例のごとく朝全然起きれなかった為、予定よりかなり遅い8時頃に駐車場を出発。
そんな時間からの出発でしたが、このコースを歩くのは今年3回目だったりしてコースも掛かる時間も分かっているので特に焦りもせず黙々と登っていきました。
歩き始めは特に雪もなく、ちょっと寒い秋の山といった感じ。
寒さに備えてかなり厚めのウェアで来てしまったので、歩けば歩くほど汗をかいてしまいかなり難儀しました。
そんなわけで意識していつもより若干遅めのペースで登ります。
標高1700m辺りから登山道に雪が積もっていました。
でも、10cm程であまり深くもなく凍ってもいない為、アイゼンなしでも普通に登れました。
雪道をガシガシ登って行くと、いつの間にかガスの中に突入して真っ白な世界に。
まあ、天気予報を信じるなら上の方はきっと晴れてるだろうと楽観的に考えて、更にガシガシ登ります。
幾つかの沢を越え、胸突八丁と言われる急登を登り、水の枯れた最終水場を通り過ぎ、乗越までの最後の樹林帯を登っていると思ったとおり、太陽が顔を出し、頭上に青空が広がりました。
天気の回復でテンションもかなり上がり、勢いづいて早めのペースで登り続け、あっという間に常念乗越に到着!
残念な事にここから見える筈の槍ヶ岳は、向こう側に湧いている雲に隠れていましたが、雲の動きが早いのできっとその内姿を現すだろうと、ここでも楽観的に考え、しばしの休憩。
休憩中に山頂から降りて来たソロの方に話を聞くと、山頂までの道は途中まではアイゼン無しでも登れるものの、山頂直下だけはアイゼン装着して登った方が良いとの事。
個人的には重いアイゼン持ってここまで登って来たのに、全く使いどころがなかったら悲しいなぁと思っていたので、よし、今日はアイゼン使えるぞ!と心の中で妙に喜んでおりました。
10分の休憩の後、山頂に向けて出発。
標高差391mの登りをゆっくり登ります。
路面状況は岩場と氷と雪のミックス。
下の方は岩が出ている箇所が多く、それほど凍結もないので普通に登り、先ほど聞いた話の通り、半分から上は雪も氷も多くて滑ると危険な為、アイゼンを装着して慎重に登りました。
辺り一面青空が広がる中を黙々と登って行くと、いつの間にか山頂に到着。
今年5回目の常念山頂は青空の中で、眼前には雪の槍・穂高連峰が見事に広がっていました。
そうそう、こういう雪の山を下からじゃなく、上から眺めたかったんだよな!と一人で感動して写真を一杯撮りまくりました。
あまりにも天気が良く気温も1℃もあり風も殆どなかった為、そのまま山頂でお昼ご飯のラーメンを作って食べたり、更にゆっくり山を眺めたりしていると、あっという間に1時間が経過してしまいました。
本当は更にゆっくりして山頂でコーヒーでも飲んで行きたかったんですが、そろそろ帰らないと明るい内に登山口まで辿り着けなくなってしまいそうだったので、コーヒーは諦めて急ぎで下りました。
3時間ほど頑張って下って無事に駐車場に到着。
今回の山行は、お手軽にプチ冬山が楽しめ、期待した通りの雪の槍・穂高連峰の写真も撮れた非常に満足度の高いものでした。
あ〜、山行きたい山行きたい山行きたい
仕事忙しくて全然行けてない
下手すると次の山行、12月半ばくらいになっちゃいそう(T_T)
それはまぁ置いておいて…
雪の槍穂がとてもきれいでうらやましいっす
うちは一の沢からは登ったことないんだけど、
夏場は三股からと違って沢水飲み放題のルートと聞きました。
次はこちらから挑戦してみようかな?(=^・^=)
コメありがとうございます
お仕事忙しいんですね。
そんな時はヤマレコで他の人のレコ見て、気持ちだけでも山に行ったつもりになってみるとか…
余計に山に行きたくなっちゃいますね(^_^;)
一の沢からのルートは、距離は長めなんですがおっしゃる通り水場が豊富で歩きやすい良いルートですよ
僕は最初に常念に登ったのがこちらからだったんで、常念と言えば一の沢からってイメージがありますね。
来年の夏にでも是非登ってみてください。
もしくはジンさんも誘ってご一緒にでも。
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