秋真っ盛り♪初めての単独破線ルートで行く鍋割山
- GPS
- 07:31
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
7:45 水源林ゲート
7:48 トイレ
8:00 登山口
9:06 雨山峠分岐
10:30 鍋割山 11:03
11:16 鍋割峠
11:30 茅ノ木棚沢ノ頭
12:00 雨山峠
12:31 雨山橋
12:47 ユーシンロッジ 12:51
13:04 雨山橋
13:42 新青崩隧道
14:12 玄倉林道ゲート
14:46 玄倉バス停
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:玄倉15:06→(富士急湘南バス寄行き)→15:55新松田16:05→(小田急)→17:27新宿17:32→(中央線)→17:48三鷹 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・雨山峠鍋割峠の分岐まで小さいものも含めて7回渡渉があるので、大雨のあとなどは注意が必要。 ・鍋割峠直登のルート 前回は迷わなかったが今回はだいぶ東へそれてしまい、鍋割山直登となってしまった。 ・鍋割峠から雨山峠までは長い鎖があったり、やせた尾根や枯葉などで滑りやすいところを歩くので大人数では時間を多めに見た方が良い ・新青崩隧道は長いトンネルなのでヘッデンが必要 ・ユーシンロッジも素敵だったが、その下の川原も良さそうだった。是非キャンプに来たい。 ・玄倉までは長い |
写真
感想
2週間後、会山行で行くルートなので、下見として行ってきました。
(と いうか、せっかくの天気なので下見を口実に出かけてきちゃいました)
上りは、寄から鍋割峠。
このルートは2年前に行って、沢登り気分で近道が出来、そして眺めのいい穴場スポットもあり楽しかったルート。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-87886.html
一度行っているので一人でも大丈夫だろう‥と思ってやってきたが、楽しかったことばっかり覚えていて 実際にはルートは全然覚えていなかった。
恐るべき、記憶喪失。
ずっと沢沿いを歩き、足元にはゴロゴロの石と鹿の糞、みあげれば青い空と木にぶら下がるリボン やテープ というのが自分の記憶。でも実際には沢はほとんどが横切るだけ。雨山峠との分岐からが沢歩きだった。
最初の二股。右にピンクリボン。左にはリボンはない。コンパスを見ると結構な東を指している。でもまぁ、鍋割山は鍋割峠よりも東なんだし、リボンに従うか‥
という決断のもと進む。
いや〜 大変でした。浮石が多く木の根っこを掴んで体を引き上げようとすると木がパリパリと乾いた音を立てて折れてしまう‥ 足元の石も砂の上に乗っかっているだけなので、踏み込もうとすると、砂がザラザラと流れて行ってしまう‥
そうです、ここは絶対にルートではない‥
でも、尾根も見えているし、引き返せないし‥ と四つん這いで這い上がり続け、やっと枯れた草原に出た。踏み跡もある。
ひゃっほ〜 と2本足で歩き始めると、すぐに写真を撮っている人に出会った。
これで私の生還は保証されたようなものだ(大げさ?)木の柵に沿って進むとそこは鍋割山だった。日本足歩行になって2分程度の出来事だったので、やはりだいぶ東に来てしまっていた。
なにわともあれ、無事到着したことと予定よりも時間が早いこともあり、おにぎり4個を担いできたのに、一度食べてみたかった鍋焼きうどんを注文。15分待ちでありつけた。はらわたにしみこむ甘いアツアツの汁♪ かぼちゃの天ぷらの甘みところもの油、半熟の卵。あ〜幸せ。雲ひとつかかっていない富士山を眺めながら 至福の時を過ごすことが出来た。
さ〜、後半戦。
木の階段をこえると急に整備されていない雰囲気の道になった。鍋割峠を過ぎ少し行ったところで登りの雨山峠分岐で言葉を交わした人と再開。ほっとしたひとときだった。鎖場や細い尾根を抜けてようやく雨山峠へ。
けっこう遠い。
迷子になっても(なっちゃダメだけど)、やっぱり鍋割峠直登がいいな。
雨山橋までは沢沿い。鉄のはしごや木のはしごをいくつも渡って行く。
雨山橋に出るとここからは林道歩きだ。
時間も早かったし、2週間後にはルートにいれていないのでユーシンロッジを見に行くことにした。
休業中にもかかわらず、多くの人で賑わっていた。
とても素敵な空間で、是非また訪れたいと思わせるところだった。
そして川原の白い岩と赤や黄色の紅葉と青い空と白い雲を眺めながら歩く。
玄倉ダムの上流はエメラルドグリーンの水で美しかった。
あとはひたすらゆる〜いゆる〜いくだり道。
隧道という名がついたところを歩くのは初めてだったが、まだ明るかったので一箇所以外ではヘッデンはつけずに歩けた。が、路面が平らではないところでは 並行感感がおかしな感覚になったりもしたので、点けた方がよかったのかも。
鍋割山から、ユーシンロッジでトイレに行っただけで休憩していなかったせいか、いい加減歩くのにうんざりしてしまった。玄倉林道で車に乗り込む人びとを尻目にさらに歩くのは精神的にもかなりうんざりしてしまったので どこかでお楽しみタイムを作れば良かったな〜と反省。
ビール♪ビール♪ と自分を励まし歩き続け、ようやく玄倉バス停に到着。
ところが売店にはノンアルビールしかおいていなかった。
この時のショックたるや‥
でも、バスの座席に腰をかけると即爆睡。相当疲れていたと思う。
三鷹まで戻り、プチ打ち上げ?で2件飲み屋をはしご。
自転車を押して家に帰った。
なんと、万歩計は43465歩となっていた。今まで最高かも‥
秋晴れを大満喫してしまった、長い長い一日だった
はじめまして、こんにちは。
寄コシバ沢、無事故でなによりです。
二俣のところは左ですね。進行方向左には沢はないということですね。
寄コシバ沢の分岐から15分〜25分歩くと左側にテープがついてあり、そこを高巻いて沢から離れます。↓これを間違えて過去に死亡事故もあったそうです。
http://nabewari.net/route
写真18/64、大きな杉の倒木が3〜4本、右岸から左岸にかけて
倒れています。根っこ(右岸)の方から回り込めます。これも
昨年の台風で倒れたようです。前回行かれたのが2010年ですね。
自然の影響は毎年なんらかしらでているようです。
寄沢の渡渉も今年の6月と10月では状況が一変していました。
お時間ありましたらご参照ください。↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-233785.html#pagetop
写真9/64、登山道方面に行かないで真っ直ぐ「成長の森へ 川をわたる」
方向に行かれると近道になりますよ
何回か寄コシバ沢近辺を歩いたことがあるものにとっては
無事故で戻られましたこと、大変良かったと思います
navecatさん、はじめまして。こんばんは。
コメント戴きました、miekoroと申します。
やはり、あの二股は左だったのですね。
右を進んでいった後、倒木の手前の根っこ側にピンクリボンがあったのですが、沢から離れたくなく無理やり進んでしまいました。
「成長の森へ 川をわたる」から入った場合は水量どうなんでしょう?
本番(再来週末)まで これ以上雨が降らないことをいのるばかりです。
それにしても、オガラ沢から登り返す というルートは思いもよらないもので、興味深く拝見させていただきました。
どうもありがとうございます
すいません。また来てしまいました・・・
「成長の森へ 川をわたる」から入りますと、そのまま水平移動という感じで登る必要がありません。「登山道 雨山峠へ」へ行きますと鹿柵を頂点にそこまで登らないといけません。怠け者の私はいつも楽な方へということで登りのない「成長の森へ 川をわたる」へ足が向いてしまいす。で、どこにでるかと言いますと、「登山道 雨山峠へ」で到達する渡渉点の下流約30mぐらいの河原にでます。渡渉に関しましては現時点では下流の方が明らかに狭く渡りやすいです。そこには以前、鉄製の橋が架けてあったり流木の橋が架かっていましたが10月13日時点では何も架かっていませんでした。そういった手が入っている点からも今は、「成長の森へ 川をわたる」方向へ行かれている方が多いのではと思います。実際は林業作業用で橋を架けたりされているのだと思います。
今の渡渉点どこにも橋がない状況で増水していたら怖いですね。以前に最初の渡渉点に橋が架かっていないころ、増水で渡渉できず、写真10/64まで戻り、「ボランティア林A 一周30分」の指導標どおりに進み、そのまま作業道を登り後沢乗越から鍋割山頂に繋がる道に出たこともあります。ですので寄から入って寄沢が増水していても鍋割山山頂に行くことは可能です。
長々と失礼いたしました
それにしても素晴らしい記憶力ですね!
大変参考になりました。
来週もう一度下見に出かけないとかな‥と思っていましたが、再来週「成長の森へ 川をわたる」から鍋割峠へと向かって行きたいと思います!
本当にありがとうございました。
miekoroさん、こんにちは。
当日、鍋割山から峠に下る木の階段ですれ違いましたね。
私は1本あとの8:20着バスで寄に入って鍋割峠を目指しましたが…やっぱり迷ってmiekoroさんとは逆に(西に)上がってしまいました。
例の倒木を右岸から回り込んだ直後に道が分らなくなって、力ずくで尾根まで上がりました。
雨山山頂で一緒になった方も、鍋割峠を目指して迷ったと言っていました。私の持って行った昭文社の登山地図(95年版)は実線でしたが、今は点線ルートになっているようですので…沢を詰めるだけなのに難しいルートなんでしょうね。
すれ違った時は結構ヘロヘロだったので、ご挨拶だけで失礼しちゃいました。
歩き慣れてるようにお見受けしましたが、あの後ユーシンに寄ってから玄倉バス停まで下って15時前とは素晴らしい歩きっぷりですね。
なにはともあれ無事に下山できてお互い良かったです。次の週末の鍋割峠到達成功をお祈りしています。
階段ですれ違ったの、覚えています!
単独で不安な私とは対照的に お一人を楽しんでいらっしゃるようにお見受けし、余裕でいいな〜
と思ってました
それにしても檜岳・伊勢沢ノ頭・秦野峠経由で寄とは!すごい体力ですね。
トレランをなさるのですか?
私には日帰りには無理そうな距離です
丹沢はハードにもソフトにも、ひっそりもワイワイも、いろいろな楽しみ方が出来るところだとあらためて実感しちゃいました
山は奥が深いですね〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する