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Yamareco

記録ID: 243573
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

寄から鍋割山&雨山(鍋割山〜雨山〜檜岳〜秦野峠)

2012年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:42
距離
24.0km
登り
1,905m
下り
1,812m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:37寄バス停発-9:09寄大橋-9:59釜場平-10:13寄コシバ沢-10:40ごろ道迷い-10:53尾根道-10:56鍋割峠-11:15鍋割山着

11:48鍋割山発-12:00鍋割峠-12:15クサリ場-12:18茅ノ木棚沢ノ頭-12:39雨山峠-13:04雨山-13:21檜岳(7分休憩)-13:47伊勢沢ノ頭-14:16秦野峠-14:43林道秦野峠-15:36寄大橋-16:04寄バス停着
天候 一日中、晴天!
気温は高め。日中の行動時は長袖1枚で充分。朝夕用に薄手のフリース1枚は必携
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き)7:51新松田着(小田急小田原線)
 7:55新松田発-8:20寄着(富士急湘南バス3番乗り場「松51系統」寄ゆき;\510)

帰り)16:35寄発-17:00新松田着(富士急湘南バス「松51系統」新松田駅ゆき;\510)
 17:05新松田発(小田急小田原線)
コース状況/
危険箇所等
寄バス停に登山ポストが設置されています。
バス停のすぐ隣にある寄自然休養村管理センターでトイレを使わせてもらいました。
「やどりき水源林」エリアを抜けると寄沢沿いに歩きます。要所要所に道標はありますが、石がゴロゴロした河原ではちょっと気を抜くと道を見失いそうになります。赤ペンキ、赤テープをよく探しましょう。
釜場平の先で雨山峠への道と分かれた後は、さらに判りにくくなります(迷いました)。
鍋割峠→雨山峠の間にクサリ場があります。やや長めですので慎重に。
その後、伊勢沢の頭からの下りでは一部急斜面で足場が悪いところもありますが、危険箇所はありません。
林道秦野峠からは延々と舗装路を下ります。
自販機は寄バス停周辺のみです。後半は結構な長丁場なので水は多めに持っていくと良いでしょう。
寄のバスターミナル
今日のスタートはここから
右端の看板の裏の待合室に登山届ポストあり
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
11/14 0:24
寄のバスターミナル
今日のスタートはここから
右端の看板の裏の待合室に登山届ポストあり
水源林までは広い舗装路
先行する山G5人組はワイワイ楽しそう♪
今回の目的地の1つ雨山を遠くに臨む
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
11/14 0:24
水源林までは広い舗装路
先行する山G5人組はワイワイ楽しそう♪
今回の目的地の1つ雨山を遠くに臨む
馬頭観音
きっとここも古くから人馬が行き交った路なのでしょう
今日の無事を祈願
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
11/14 0:24
馬頭観音
きっとここも古くから人馬が行き交った路なのでしょう
今日の無事を祈願
アザミ?
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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アザミ?
道路から川の対岸に見えた紅葉が気になって
河原まで下りてみた
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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道路から川の対岸に見えた紅葉が気になって
河原まで下りてみた
朝日を浴びて輝いてました
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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朝日を浴びて輝いてました
山頂を境に右が針葉樹、左が広葉樹
手前の綺麗な森は混交林…かな??
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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山頂を境に右が針葉樹、左が広葉樹
手前の綺麗な森は混交林…かな??
やどりき水源林エリアに入ってすぐ
鍋割山が見えてきました
まずはあそこを目指します
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
11/14 0:24
やどりき水源林エリアに入ってすぐ
鍋割山が見えてきました
まずはあそこを目指します
「枕状溶岩」だそうです
1700万年前に海底火山から噴出した溶岩で
その火山が500万年前に本州に衝突してできたのが
今の丹沢山地です…との説明あり
でも、童話に出てくるキャラクターの顔にも見えたりw
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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「枕状溶岩」だそうです
1700万年前に海底火山から噴出した溶岩で
その火山が500万年前に本州に衝突してできたのが
今の丹沢山地です…との説明あり
でも、童話に出てくるキャラクターの顔にも見えたりw
まだらな紅葉も綺麗です
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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まだらな紅葉も綺麗です
水源林エリアを抜けると寄沢の河原
手前の木で隠れちゃったけど
右側の鞍部が鍋割峠かな?
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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水源林エリアを抜けると寄沢の河原
手前の木で隠れちゃったけど
右側の鞍部が鍋割峠かな?
水量は多くないけれど、速くて綺麗な流れ
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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水量は多くないけれど、速くて綺麗な流れ
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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樹種のせい?南斜面だから?もう終わり?
この辺りはあまり紅葉していませんでした
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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樹種のせい?南斜面だから?もう終わり?
この辺りはあまり紅葉していませんでした
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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10:13 雨山峠に向かう登山道(←)から逸れて
寄コシバ沢を鍋割峠へ(↑)
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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10:13 雨山峠に向かう登山道(←)から逸れて
寄コシバ沢を鍋割峠へ(↑)
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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途中にかなり大規模な土砂崩れのあと
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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途中にかなり大規模な土砂崩れのあと
土砂崩れのすぐ上に赤ペンキをみつけましたが
この後に道を見失ってしまった。。。
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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土砂崩れのすぐ上に赤ペンキをみつけましたが
この後に道を見失ってしまった。。。
どうにか尾根道にたどり着くと…
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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どうにか尾根道にたどり着くと…
すぐに鍋割峠の道標が見えてきました
寄に下る道もしっかり明示されています
どうして迷ったのかなぁ。。
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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すぐに鍋割峠の道標が見えてきました
寄に下る道もしっかり明示されています
どうして迷ったのかなぁ。。
峠から鍋割山へ向かう途中に注意の看板
その奥に崩れた階段が見えます
…でも左側に新しい階段が設置されているので心配いりません
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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峠から鍋割山へ向かう途中に注意の看板
その奥に崩れた階段が見えます
…でも左側に新しい階段が設置されているので心配いりません
金色に輝く黄葉
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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金色に輝く黄葉
鍋割峠から山頂までは急登です
道迷いで力を使いすぎた体にはキツイ!
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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鍋割峠から山頂までは急登です
道迷いで力を使いすぎた体にはキツイ!
「檀(マユミ)の実」は秋の季語
丹沢の檀は背が高い気がします
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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「檀(マユミ)の実」は秋の季語
丹沢の檀は背が高い気がします
喘ぎながら登る途中で
富士山とご対面です
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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喘ぎながら登る途中で
富士山とご対面です
11:15 鍋割山到着
ここまでずっと静かな山歩きでしたが
山頂は人だらけでビックリ(@@;)
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
11/14 0:24
11:15 鍋割山到着
ここまでずっと静かな山歩きでしたが
山頂は人だらけでビックリ(@@;)
人が続々と上がって来ます。
名物鍋焼うどん(\1000)は
40分以上待ちなので断念
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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人が続々と上がって来ます。
名物鍋焼うどん(\1000)は
40分以上待ちなので断念
2012年11月14日 00:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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鍋割峠に戻って雨山・檜岳方面へ向かうと長いクサリ場
慎重に下ります
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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鍋割峠に戻って雨山・檜岳方面へ向かうと長いクサリ場
慎重に下ります
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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12:39 今日ここまで何組かのグループやカップルとすれ違いました
ここの峠でも若い男女4人のグループがお弁当を広げてました
この先はさらに人が減ります
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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12:39 今日ここまで何組かのグループやカップルとすれ違いました
ここの峠でも若い男女4人のグループがお弁当を広げてました
この先はさらに人が減ります
過ぎ行く秋が惜しまれます〜
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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過ぎ行く秋が惜しまれます〜
13:04 雨山の頂上にてパチリ
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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13:04 雨山の頂上にてパチリ
夫婦リンドウ発見
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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夫婦リンドウ発見
13:21 檜岳到着
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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13:21 檜岳到着
シカのヌタ場?
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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シカのヌタ場?
これから向かう伊勢沢ノ頭と
その背後には霊峰富士
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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これから向かう伊勢沢ノ頭と
その背後には霊峰富士
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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13:47 伊勢沢ノ頭
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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13:47 伊勢沢ノ頭
この植物はなんですか?
途中の道端に群生していました
向こう側から日が指してキラキラ輝いてました
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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この植物はなんですか?
途中の道端に群生していました
向こう側から日が指してキラキラ輝いてました
14:16 秦野峠
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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14:16 秦野峠
14:43 林道秦野峠
登山道入り口に立つ道標
その矢印が指す先には…
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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14:43 林道秦野峠
登山道入り口に立つ道標
その矢印が指す先には…
この看板
娘に鈴を借りてなかったら
きっと不安だっただろうなぁ
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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この看板
娘に鈴を借りてなかったら
きっと不安だっただろうなぁ
光と影のコントラストに赤が映えていました
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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光と影のコントラストに赤が映えていました
林道入り口のゲートに到着
その向こうに寄大橋
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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林道入り口のゲートに到着
その向こうに寄大橋
沢ノボリスト3名@寄大橋
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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沢ノボリスト3名@寄大橋
16:04 無事、スタート地点のバスターミナルまで戻ってきました。
2012年11月14日 00:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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16:04 無事、スタート地点のバスターミナルまで戻ってきました。
撮影機器:

感想

先月に引き続き丹沢へ。
今回の目的地は、職場のヤマレコユーザーに勧められた雨山。
天気予報は一日中晴れ。にも関わらず、家族は誰も行けないという。
ならば…と、トレラン気味に歩けるよう荷を軽くして出かけました。

日頃の寝不足&夜更かしがたたって朝寝坊
予定よりも1時間ちかく遅れて自宅を出発。

でも、新松田に着くとすぐ出発のバスに乗れてラッキー♪
スシ詰めバスの乗客はほぼ全員がハイカー、皆で終点の寄へ向かいます。

8:37まずは鍋割山を目指して水源林方面へ出発!
バスには大勢ハイカーがいたのに同じ方面へ向かう人はまばら。
「みんなどこへ行くんだろう??」と不思議に思いながら歩き始めました。
栗の木洞を経由する尾根道が鍋割山へのメインルートだと気づいたのは
大賑わいの山頂に着いてからのことになります。

やどりき水源地を抜けて寄沢の河原に出ると
沢を渡ったり山に入ったりを繰り返しながら遡っていきます。
所どころに道標と赤テープはあるものの注意していないと道を見失いそうです。
時には「この目印は測量用で登山用ではありません」などという表示もあり
どうすりゃいいの?〜って気にもなります。

釜場平を過ぎて「そろそろかな?」と思ってたあたりで寄コシバ沢に到着。
雨山峠への道と分かれ鍋割峠へ向かう路に明瞭な道標はありません。
ここから先、踏み跡がはっきりしませんが石コロだらけの涸れ沢を登ります。

途中、大規模な土砂崩れの爪痕を過ぎると石に赤○を発見して一安心。
それなのに、ここを過ぎたあたりから道を見失いました。
古い地図(昭文社95年版)には「沢の途中で左の尾根に取り付く」とあったので、
左を意識しすぎて取り付くのがちょっと早かったみたいです。

しばらく登って「おかしいな?」と気づいたけれど
もともとはっきりした登山道でもなかったし、戻ったところで
道が見つかるとも限らない、GPSロガーの標高を見ると尾根道までも
それほど遠くなさそう、一度登ったのを降りるのも口惜しくて、
結局そのまま尾根道を目指して直登することに。
これが結構、脚には応えました

木の根を掴み、泥にまみれて登ること15分程で尾根道に到着。
右にたどると5分もしないで鍋割峠に着きました。
ここから下って見失った道を確認するのは次に来た時の課題にします。

鍋割山の山頂に近づくと喧騒が聞こえてきました。
到着してみると人人人…で大賑わい。先月の大山と同じような人気ぶりです。
同じ山でも表と裏では全く表情が違うんですね。

時間がもったいないので鍋焼うどんは諦めて、雨山・檜岳方面へ戻ります。
鍋割山から雨山峠までの間は歩く人もそれなりにいますが、
その先から秦野峠まではグッと人の気配がなくなります。
途中、追い越した人1名、すれ違った人2名、あとは鹿狩りのハンター御一行様たちのみ。

雨山〜檜岳〜伊勢沢ノ頭は起伏も少なく快適に歩けます。
山ランにもちょうどいいので少し走りましたが、道幅の狭い箇所もあるのでスピードの出しすぎには注意を。

伊勢沢ノ頭から林道秦野峠までは急な下りが多いです。
林道秦野峠から寄へ戻るのにシダンゴ山を越えるルートもありましたが
今回は時間的にも体力的にも用心して林道を歩くことに。
寄大橋まで1時間、そこからは朝歩いた道を下ること30分で寄バス停に到着です。

久しぶりのお1人さま山歩きで、気ままな山旅が楽しめました。

追記)
他の方々のレコを拝見すると、この日、丹沢エリアの山々は
どこも人人人…人だらけだったみたいですね。
行きやすい山とルートに人が集中するのは解るけど
少し時間をずらしたりルートを変えたりするだけで
同日同エリアでもずいぶん違う山歩きを味わえるんですね。
もちろん、どちらが良いかは人それぞれですけれど。


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