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Yamareco

記録ID: 243918
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雪の穂高連峰を一望!北アルプス・焼岳(新中の湯からピストン)

2012年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
wadachi その他3人
GPS
09:45
距離
7.0km
登り
904m
下り
893m

コースタイム

6:20新中の湯登山口
7:50下堀沢出合
9:55焼岳北峰10:20
10:30南峰と北峰の間のコル11:50
12:30下堀沢出合
13:35新中の湯登山口
天候 快晴、山頂、稜線上は多少の風はあるものの、ほぼ無風に近い状態。
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
金曜日夜東京出発、午前2時頃に新中の湯温泉登山口駐車場に到着。第11カーブまで問題なくいくことができました。駐車場には3台程度、13時過ぎに下山したときは5台ほど駐車されていました。
下山後も一部路面が凍結していたので、この時期以降はタイヤチェーン等が必要になると思われます。
下山後は中の湯温泉旅館へ
http://www.nakanoyu-onsen.jp/
日帰り湯は大人700円。露天風呂から穂高連峰が見渡せます。
コース状況/
危険箇所等
登山口付近は積雪がないものの、5分ほど登ったあたりから積雪あり。2000mを超えたあたりからアイゼンを装着。このあたりで積雪10cmくらい、深いところで積雪40〜50cmほど。朝方は凍結していた。下山する頃には樹林帯では雪が解けていた。
登山口に登山ポストはありません。
アイゼンがなくても登ることは可能だと思われますが、特に午前中はまだ雪が凍結していたので、アイゼンがあったほうが安心です。
新中の湯駐車場からスタート
2012年11月10日 06:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 6:11
新中の湯駐車場からスタート
朝焼けの穂高連峰
2012年11月10日 06:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 6:23
朝焼けの穂高連峰
一部路面が凍結しています
2012年11月10日 06:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 6:23
一部路面が凍結しています
カモシカがお出迎え
2012年11月10日 06:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 6:29
カモシカがお出迎え
15分くらいで雪が出てきます
2012年11月10日 06:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 6:51
15分くらいで雪が出てきます
凍っていて滑りやすい
2012年11月10日 07:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:01
凍っていて滑りやすい
樹林帯を登っていきます
2012年11月10日 07:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:04
樹林帯を登っていきます
30分ほどで登山道は完全に雪道に
2012年11月10日 07:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:31
30分ほどで登山道は完全に雪道に
ふみ心地ばつぐんです。
2012年11月10日 07:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:33
ふみ心地ばつぐんです。
雪かぶっていていい感じ
2012年11月10日 07:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 7:34
雪かぶっていていい感じ
広場に出る手前あたりから雪質が変わってきます
2012年11月10日 07:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 7:42
広場に出る手前あたりから雪質が変わってきます
青空が見えてきた
2012年11月10日 07:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:42
青空が見えてきた
針葉樹林がいい感じです
2012年11月10日 07:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:49
針葉樹林がいい感じです
急登と平らな道が交互になっていて疲れを感じさせません
2012年11月10日 07:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:50
急登と平らな道が交互になっていて疲れを感じさせません
テンション上がってきた
2012年11月10日 07:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:50
テンション上がってきた
山頂が見える広場
2012年11月10日 07:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 7:51
山頂が見える広場
青空が映えます
2012年11月10日 07:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 7:52
青空が映えます
この辺りから一気に急登が始まる
2012年11月10日 08:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 8:05
この辺りから一気に急登が始まる
霞沢岳が道中のお供
2012年11月10日 08:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 8:05
霞沢岳が道中のお供
2012年11月10日 08:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 8:13
2012年11月10日 08:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 8:32
はるかかなたに南アルプス。甲斐駒ケ岳と北岳
2012年11月10日 08:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 8:59
はるかかなたに南アルプス。甲斐駒ケ岳と北岳
山頂が近くなってきた
2012年11月10日 08:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 8:59
山頂が近くなってきた
12本爪の新しいアイゼンを試したかった装着。ほとんどの人はアイゼンなしで登っていたみたい。
2012年11月10日 08:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 8:59
12本爪の新しいアイゼンを試したかった装着。ほとんどの人はアイゼンなしで登っていたみたい。
2012年11月10日 09:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:04
乗鞍岳がきれいです
2012年11月10日 09:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:07
乗鞍岳がきれいです
雪をかぶるときれいです
2012年11月10日 09:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:10
雪をかぶるときれいです
もうすぐ北峰と南峰の間のコルに
2012年11月10日 09:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:10
もうすぐ北峰と南峰の間のコルに
振り返ると南アルプス
2012年11月10日 09:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:11
振り返ると南アルプス
2012年11月10日 09:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:11
噴煙
2012年11月10日 09:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:11
噴煙
2300m地点。石に書いてあって教えてくれます
2012年11月10日 09:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:14
2300m地点。石に書いてあって教えてくれます
やっぱり乗鞍がきれいだ
2012年11月10日 09:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:23
やっぱり乗鞍がきれいだ
2012年11月10日 09:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:24
崩壊地も雪をかぶって
2012年11月10日 09:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:24
崩壊地も雪をかぶって
近寄るとかなりの硫黄の匂い
2012年11月10日 09:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:35
近寄るとかなりの硫黄の匂い
コルに到着。笠ヶ岳がお出迎え
2012年11月10日 09:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:36
コルに到着。笠ヶ岳がお出迎え
南峰。立ち入り禁止。
2012年11月10日 09:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:36
南峰。立ち入り禁止。
エビの尻尾に近いもの
2012年11月10日 09:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:38
エビの尻尾に近いもの
荒々しい岩山
2012年11月10日 09:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:38
荒々しい岩山
岩が黄色に変色しています
2012年11月10日 09:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:41
岩が黄色に変色しています
コルから一旦山頂を北側にトラバース
2012年11月10日 09:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:43
コルから一旦山頂を北側にトラバース
焼岳小屋への分岐まで来るとやっと穂高が見えてくる
2012年11月10日 09:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:46
焼岳小屋への分岐まで来るとやっと穂高が見えてくる
上高地は紅葉
2012年11月10日 09:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:46
上高地は紅葉
槍穂の眺め
2012年11月10日 09:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:47
槍穂の眺め
山頂目前ですごい音を立てて噴煙が上がっている
2012年11月10日 09:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:48
山頂目前ですごい音を立てて噴煙が上がっている
北峰山頂
2012年11月10日 09:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:55
北峰山頂
雲海そして真っ白の笠ヶ岳
2012年11月10日 09:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:55
雲海そして真っ白の笠ヶ岳
前穂高、奥穂高そしてわずかに槍の穂先
2012年11月10日 09:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:55
前穂高、奥穂高そしてわずかに槍の穂先
火口湖は既に雪をかぶっている
2012年11月10日 09:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:55
火口湖は既に雪をかぶっている
ちょっとだけガスがかかる
2012年11月10日 09:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:55
ちょっとだけガスがかかる
2012年11月10日 09:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:56
それにしても笠ヶ岳がきれいだ
2012年11月10日 09:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 9:56
それにしても笠ヶ岳がきれいだ
霞沢岳、左奥は蝶ヶ岳
2012年11月10日 09:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 9:56
霞沢岳、左奥は蝶ヶ岳
風向きが変わってガスがこっちに向かってくる
2012年11月10日 10:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:05
風向きが変わってガスがこっちに向かってくる
はるかかなたに雪をかぶった白山が
2012年11月10日 10:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:05
はるかかなたに雪をかぶった白山が
北アルプスを一望!
2012年11月10日 10:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:08
北アルプスを一望!
やっぱり笠ヶ岳が好きだ。高校2年生のときに三俣蓮華岳から見た笠ヶ岳のきれいさに圧倒されてから、ずっと好きな山。
2012年11月10日 10:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:08
やっぱり笠ヶ岳が好きだ。高校2年生のときに三俣蓮華岳から見た笠ヶ岳のきれいさに圧倒されてから、ずっと好きな山。
わずかに新穂高温泉が見える
2012年11月10日 10:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:08
わずかに新穂高温泉が見える
来年は穂高に登ろう
2012年11月10日 10:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:08
来年は穂高に登ろう
そして槍にも
2012年11月10日 10:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:09
そして槍にも
西穂山荘が見えた
2012年11月10日 10:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:10
西穂山荘が見えた
霞沢岳
2012年11月10日 10:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 10:13
霞沢岳
2012年11月10日 11:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 11:19
2012年11月10日 11:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 11:19
風が強いのか、雪は少なめ
2012年11月10日 11:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 11:22
風が強いのか、雪は少なめ
硫黄の臭いもすごいし蒸気の音もすごい
2012年11月10日 11:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 11:23
硫黄の臭いもすごいし蒸気の音もすごい
降りれそうだけれどちょっと怖い
2012年11月10日 11:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 11:24
降りれそうだけれどちょっと怖い
これ以上近寄るのは怖い
2012年11月10日 11:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 11:31
これ以上近寄るのは怖い
食事をして、笠ヶ岳ともお別れ
2012年11月10日 11:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 11:48
食事をして、笠ヶ岳ともお別れ
広場まで戻ってきた
2012年11月10日 12:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 12:34
広場まで戻ってきた
暑いくらい
2012年11月10日 12:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 12:35
暑いくらい
さようなら焼岳
2012年11月10日 12:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 12:37
さようなら焼岳
樹林帯に戻ると木の雪が解けて雨が降っているよう
2012年11月10日 12:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 12:58
樹林帯に戻ると木の雪が解けて雨が降っているよう
雪が解けて泥だらけ
2012年11月10日 13:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 13:00
雪が解けて泥だらけ
水が滴る
2012年11月10日 13:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 13:00
水が滴る
車の残骸まで戻ってきた
2012年11月10日 13:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/10 13:30
車の残骸まで戻ってきた
登山口に帰還
2012年11月10日 13:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 13:35
登山口に帰還
午後になって雲も多くなってきた。穂高も山頂は雲の中に。
2012年11月10日 13:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/10 13:35
午後になって雲も多くなってきた。穂高も山頂は雲の中に。

感想

 本格的な冬シーズンを迎える前に、一目雪の北アルプスを眺めたいと思い、これまで行ったことのなかった焼岳へ。
 仕事を終えて、22時に東京を出発、松本ICを下りて新島々駅手前のセブンイレブンで食糧を調達。路面の凍結と積雪を心配して念のためタイヤチェーンを用意してきたものの、使用することなく深夜2時過ぎに安房峠第11号カーブ駐車場に到着することができた。
 登山口には車が3台ほどで余裕を持って駐車。しかし、とにかく寒い!けれど満天の星空がきれい。寝酒にビールを1本飲んだら仕事の疲れかそのまま寝てしまった。
 翌日は5時半に起床し、寒さに震えながら朝食を採って6時過ぎにスタート。朝焼けの穂高に期待が高まる。
 道路に平行した登山道を行き、朽ち果てた車の残骸を通り過ぎると、焼岳への尾根道に取り付く。
 登り中盤2000mまでは樹林帯。登り始めて15分くらいで雪が出始め、30分くらいで登山道は完全に雪道に。急勾配を上がるごとに少しずつ雪が増えていく。ただ登山道自体は随所に木道が用意されたりしており、安心して通行できる。積雪があってもとくに危険な箇所はない。
 焼岳の山頂が望める展望スポットに着く頃には完全にガスが晴れ、目の前には噴煙を上げる焼岳が。そして振り返ると雪をかぶった荒々しい霞沢岳。
 ここから少し上がったところで、念のためアイゼンを装着。中の湯からの登山口と合流すると、ここからは山頂めがけて一気に駆け上がる。振り返ると雪をかぶった雄大な乗鞍岳とさらに遠くに中央アルプスそして南アルプスが見渡せる。下堀出合から稜線まで約400mを一気に上っていく。
 南峰と北峰のコルに出ると、少し風が出てくるものの、ここで火口をはさんで向かい側には笠ヶ岳が見えてくる。ここから北峰の山頂を北東側に巻いていく。
 焼岳小屋への分岐に差し掛かると、これまでずっと隠れていた穂高連峰のお出迎えに感動!
 山頂にはわれわれ含めて2パーティーしかおらず、山行全体を通しても3パーティーしか会うことなく、有名な山にもかかわらず、静かな山頂で圧巻の景色を楽しむことができた。 風はあって寒いけれど、それを忘れさせてくれるような大迫力の穂高連峰に北アルプス核心部の雄大な眺め、そして白くきれいな笠ヶ岳と大満足。しばし絶景を楽しむ。
 30分ほどで山頂を後にし、コルの手前で昼食に。この辺りは風が弱いのと火山の熱で雪が溶けて乾いていたので、休憩にはちょうどいい。ただし、火山ガスの状況によっては危険なこともあるかもしれない。
 1時間ほど食事しながら絶景を楽しんで下山開始。 下りは日が昇ってきて暑いくらいで、快適に下山することができた。ただ、樹林帯に入ると雪が解けてしまい泥道になったのは辟易した。
 下山後、車ですぐの中の湯温泉旅館の日帰り湯に。露天風呂からは穂高連峰が一望できるものの、残念ながら山頂は雲の中。
 沢渡でてんぷらそばを食べて、17時頃に松本ICから中央道に。途中20kmほどの渋滞に巻き込まれたものの9時過ぎには東京に到着することができた。

 積雪を心配して12本爪アイゼン、ピッケルまで用意したものの、晴れていたのでなくてもギリギリ登れる雪の量だった。今回は今後の雪山に備えての練習の意味も含めてアイゼンを装着して歩いてみたが、実際、ほとんどの人はアイゼンなしで登っていた。

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この記録に関連する登山ルート

未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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