鳥海山 一ノ滝より煌めく天空のお花畑と大絶景に感動の大縦走

2020年07月23日(木) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:25
• 休憩: 0:56
• 合計: 10:21

7:05 一ノ滝駐車場
7:26 間ノ滝
7:38 水場
7:50 万助道 二ノ滝口方面分岐
7:55 渡戸
8:19 尾根渡り
8:45 8:51 万助小舎
9:36 9:37 ドッタリ
10:02 10:03 仙人平
10:17 10:18 蛇石流分岐
10:33 10:41 鳥海湖分岐
11:07 11:08 御田ヶ原分岐
11:25 11:28 七五三掛
11:34 外輪山・千蛇谷分岐
12:32 12:52 御室
13:04 13:16 鳥海山
15:13 15:14 御浜小屋
15:49 15:50 笙ヶ岳
16:30 ガラ場
16:54 渡戸
16:58 16:59 万助道 二ノ滝口方面分岐
17:08 水場
17:16 間ノ滝
17:26 一ノ滝駐車場

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は「一ノ滝駐車場」を利用させてもらった
20台以上は停めれそう
綺麗なトイレも完備

コース状況／危険箇所等

鳥海山頂上付近・お鉢巡りは火山の風化による岩々の不安定な足場の崩れやすさと、雪渓が幾つかあるので、そのポイントに注意すれば大丈夫です。

看板や標識も明瞭で道も全般よく踏まれている。

ただ今年はコロナの影響で狩り払いがされていない区間があり、集中してルーファイして進まないといけない区間（万助小屋〜仙人平あたり）があります。

雪渓　大小5・6箇所くらいあります。
　一番大きい新山〜七高山の雪渓は急斜面の下りの為、正直アイゼンが欲しかった。

その他周辺情報

下山後は車にて八森温泉「ゆりんこ」を利用した。

写真

7/23 7:05

一ノ滝駐車場
ここから頂上を目指す

軽く20台は停められる

7/23 7:05

大きな屋根のある休憩デッキと冬季でも利用できる仕様のトイレ完備

7/23 7:05

山の上と思えないほどの完璧

7/23 7:15

いざクライムオン

7/23 7:14

ブナの巨木がお出迎え

7/23 7:33

標識も明瞭

7/23 7:18

アジサイ

7/23 7:33

デカいキノコ
鳥海の麓もキノコ祭りでした

7/23 7:37

良く踏まれた深い森の道を行く

7/23 7:42

渡渉箇所も幾つか

7/23 8:01

渡戸
ここから万助道を尾根伝いに登っていく
尾根伝いといっても、沢の音はずっと聞こえている登山道

7/23 8:04

ブナの巨木がそこかしこに

7/23 8:09

この深い森を歩くだけでも楽しい

7/23 8:10

7/23 8:44

沢の水が綺麗

7/23 8:51

万助小屋到着

7/23 8:46

清潔
狩り払いの基地になっているようで、玄関には鉈が沢山ありました。
登山道の整備いつもありがとうございます。

7/23 8:52

中はこんな感じ
一日利用で210円

7/23 8:52

暖房設備もあり

7/23 8:49

小屋の裏手から千畳ヶ原へ
このあたりから少し道が荒れている

7/23 8:57

今年初ギンリョウソウ

7/23 9:10

やはりお日さんはいい

7/23 9:18

小屋を出たあたりから色々と目を楽しませてくれる花が

シャクナゲ

7/23 9:38

ドッタリあたりからニッコウキスゲの群生地

7/23 9:58

アカモノ

7/23 10:00

モミジカラマツ

7/23 10:01

鳥海はニッコウキスゲの山でした

7/23 10:03

7/23 10:05

どこまでも

7/23 10:10

ミヤマキンバイかな

7/23 10:14

仙人平到着

7/23 10:19

7/23 10:19

千畳ヶ原への分岐

7/23 10:31

ここから登山道の整備が一新

7/23 10:33

青空が山並と共に素晴らしい

7/23 10:34

ヨツバシオガマ

7/23 10:39

ハルリンドウ

7/23 10:42

鳥海湖チラ見

7/23 10:40

鍋森とニッコウキスゲ

7/23 10:41

エメラルドグリーンのカミキリ虫

7/23 10:48

頂上を目指す
このあたりから木道が整備

7/23 10:48

両サイドにはお花畑

7/23 10:55

7/23 10:56

振り返って

7/23 11:13

御田ヶ原分岐

7/23 11:19

八丁坂

7/23 11:19

素晴らしい登山道

ハクサンシャジン

固有種　チョウカイアザミ

通常の3倍くらい大きい

クルマユリ

7/23 11:32

鳥海頂上が見えてきた

7/23 11:38

何度も振り返ってしまいます

7/23 11:40

分岐より新山をめざす

7/23 11:46

大きな雪渓出てきます

大小5コくらいの雪渓を越えていきます

7/23 11:50

あと少しがなかなか遠い

7/23 11:55

青空が素晴らしいですね

7/23 12:13

遠く日本海

7/23 12:22

イワブクロ

7/23 12:38

肩まで来た

7/23 12:39

鳥海山大物忌神社

7/23 12:53

いざ

7/23 13:08

頂上は岩々です
門をくぐり

7/23 13:15

鳥海山　新山頂上
撮っていただきました

久しぶり新規百名山

7/23 13:28

新山〜七高山へのアプローチはこの日一番の雪渓をたどる

傾斜キツく下りはヤバい( ;∀;)

このへっぴり腰(;^ω^)

7/23 13:34

上から見るとこんな感じ

7/23 13:40

七高山

7/23 13:40

先まで行ってみる

7/23 13:39

あのとんがりが七高山

7/23 13:40

絶景です

7/23 13:53

ハルリンドウ

7/23 13:57

お鉢巡り

7/23 14:01

行者岳

7/23 14:03

新山と菩薩像

7/23 14:06

外輪山も気持ちいい

7/23 14:06

下が新山へ登った道

先がこれから進む道

7/23 14:06

御室と新山

7/23 14:06

今来た道を振り返って

7/23 14:11

伏拝岳

7/23 14:19

ありがとうございました。鳥海山

7/23 14:22

これからまだまだ先は長い

7/23 14:22

7/23 14:29

文殊岳

7/23 14:39

メッチャ良かった

7/23 14:53

バイバイ

7/23 14:54

7/23 14:55

鳥海湖

7/23 14:59

ガスが出てきた

7/23 15:14

コロナの影響で御浜小屋は営業はしていません。
欲しかったTシャツなどの販売もしていないそうです。

小屋のご主人にこの先の道の状況など教えて頂く

7/23 15:15

両サイドニッコウキスゲの大群生という贅沢な登山道

7/23 15:27

特等席ですね

7/23 15:29

7/23 15:29

気持ちいい登山道

7/23 15:44

来た道を振り帰って

7/23 15:44

まさに天空の散歩道

7/23 15:45

7/23 15:55

笙ヶ岳

7/23 16:08

オオバギボウシ

7/23 16:13

7/23 16:36

7/23 16:36

クルマユリ

7/23 16:59

渡戸まで戻ってきた

7/23 17:09

再びブナの森を抜けて

7/23 17:24

登山口まで戻ってきた

7/23 17:34

my gps では、約25�繊�10時間24分の行動時間でした

7/23 19:26

八森温泉「ゆりんこ」にてほっこりして

鳥海高原の濃ゆいヨーグルトを飲んで、このあと「岩手山」へ

つづく。。

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

iPhone XR Apple

感想

mimiyan

アルプスなどの山小屋に泊まったり、東北の温泉などでご一緒したりする、東北の山好きの方と会話すると、東北・鳥海山はいい山だから是非登って欲しいと何度も言われてきた。今回念願のその景色を自分の目で確かめることが出来た。
　
くらまてんぐさんが事前に何度もリサーチの結果、東北は雨のリスクが少ないと、遠征を決行。行き先は鳥海山と岩手山。遠い(; ・`д・´)
　
でもコロナの不自由さや梅雨の合間の晴れ間の青空も相まって、とても素晴らしかった。

昨年の飯豊縦走の2日間が想像を越えて良かったので、東北はもっと魅力ある山々があるはずと、GWの貴重な休みを通して再び東北へ遠征してきました。
　昨年の飯豊→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1974886.html


関西から東北は遠い。
でもそれを言ってしまうと、「もう一生東北の山には行かないのか！？」。
あの素晴らしい景色をもう一度見れなくていいのか？

　ハッキリ言って車での移動は（相当な距離・場所によっては1,000�前幣紂砲�なりのリスクがありますが、それにも増して素晴らしい景色があるので、その感動を得れるのならハードな行程（運転片道だけでも軽く7時間以上）となりますが気力体力集中力を切らさず、若干の出費はありますが（公共交通機関よりはかなり安いし、自由が利く）。一人では無理ですが、同じ強い意思を持つ者が2人であれば可能であると前回証明できたので、これからもまた行きたいと思います。

東北の名峰・鳥海山
どこまでも続いていきそうな山並と、頂上付近の荒々しい岩々の感じ、火山のお鉢周り、素晴らしい眺望。ブナの巨木の深い深い森と深い谷とそこに流れる清冽な水。
沢山の鳥や虫（飯豊と同じようにトンボが印象的）などの生き物。
　青空に映えるニッコウキスゲの大群生や白・黄・赤・青・紫・ピンクと色とりどりの多くの高山植物。もうどれをとっても最高でした。

噂通り素晴らしい山でした。

ありがとうございました。

2日目は更に260�阻名紊靴董�岩手山へ行ってきましたので、こちらも近くレコしますので覗いてやってください。


追記：7/26　関西のマラソン・トレラン界を牽引してきたRWSのオラオ店長が山で水難事故にあって、お亡くなりになったそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=jhJlzSmUn3c

　10年ほど前RWSの火曜日練習会に何度も参加して、練習の仕方やアドバイスなど頂き、店舗ではギアの説明など受けて、今の僕に影響を与えてくれた人物でもありました。

「家に帰るまでが登山」そう言っていた人なのにショックが大きいです。
https://orao.at.webry.info/202007/article_4.html

心よりご冥福をお祈りいたします。