大無間山(ヒルにやられまくり!)
- GPS
- 09:24
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,793m
- 下り
- 2,750m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:21
天候 | 安定の雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
小無間手前の崩壊地はナイフリッジ、ロープはあるが落ちたら終わり 田代から山頂まで水場はなかった |
写真
感想
今日は最初から降水確率100%だった。行きたくないが行くしかない。目指すは上河内岳、問題は登山道に渡渉点が5箇所あることだ。しっかり橋があれば問題ないが情報はない。白樺荘で食事を食べ三時間半仮眠して23時に起きた。外は激しい雨が降っている。おにぎりを食べ深夜0時に宿を出ると雷と豪雨、マジ勘弁して欲しい、畑薙第一ダムへ向かうと道路は場所により川のようになっている。怖すぎ、ダムゲートまで行くと道路は冠水している。これで上河内岳へ行けるはずはなく偵察だけで宿に帰る。
ここまで来ておまけに宿まで取って帰るのか?自問自答した、はずはない最終日予定の200名山大無間山に変更、眠たいので横になると熟睡してしまい2時過ぎに目が覚めた。行くしかないと宿を出るとまた雷がなった。勘弁して下さい!登山口の井川キャンプ場へ行く途中トンネルで完全雨対策をして気合を入れ直す。
登山口ははっきりしなくてウロウロ、ようやく登山口を見つけて土砂降りのスタート、初めての山は暗闇ということもあり心臓に悪い、おまけにボッチだし、杉林はルートが良くわからず何度も道を外した。カッパを着て登る場合標高が低ければ暑すぎてペースを上げると汗だくになるので時間400mペースくらしか出せない。沢の音がゴーゴー聞こえる。登り切ると三角点に出てここが小無間と勘違いして楽勝だなと思った。すぐ先に小屋がありずぶ濡れの下着を着替えてようやく安堵した。カッパを脱ぐと足元が血だらけになっている。なぜ怪我もしてないのに、ライトを照らすとヒルが付いていた。マジカ剥がそうにも中々剥がせなかった。反対足も血が出ててこちらもヒルだ。勘弁して下さい!
これはイカンと靴下の上にネオプレンソックスを重ね着した。さあ先を急ごう。この先何度もアップダウンや崩壊地を通過してどーんと眼前にそびえる峰が見えた。これが小無間山であった。この迫力はスンバラシイ、小無間を過ぎてもアップダウンは続き中々大無間山は見えない。無限だ!それでもズンズン突き進みようやくピークに着いた。写真を撮ったら早く帰還しなければ帰りも難儀だ。帰りはメチャ滑るので気を付けていたが一回大転倒した。行けども行けどもアップダウンは続く、この山は周回したほうが良いらしくて自分も当初そう考えたがこの天候で無難にピストンにした。避難小屋でデポを回収して三角点からダッシュで降りた。
降りても雨、今日は一日雨で安定の貸し切りであった。残すは上河内岳、しかし明日も雨、辛すぎる!
コメント
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雨で、滑って転んだり大変でしたね。怪我をされなくてよかったです。
ヒルがいるんですね!! ライターであぶるといいと聞きました! 雨の日だと、ライターも不安です。
X JAPAN?? のようなポーズはなんでしょうか??先生の数々の登頂写真には、なかったと思います!
何より、この大雨でもご無事に金沢に帰られたようで計画などは完璧だったんですね!お疲れ様でした(o^^o)
レス有難うございます。まああの雨の中山に向かう人は皆無で大無間山・上河内岳は安定の貸し切りでした。チンコイヒルが血を吸ってブクブクに太ったのを見て馬鹿野郎と言ってやりました。安平路山でストックを無くして連日歩きながら良いストックの素材を探して歩いてました。軽くて持ちやすくて丈夫、山頂では良いお供を自慢したくてXしました。遠征の帰路高速も大雨であちこち通行止めで泣けましたが大回りして帰宅しました。最後まで計画は完璧でした。臨機応変に行動する。山も人生も同じだと思っています。今後とも宜しくお願いいたします。
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