唐松岳 無雪期登山始めました
- GPS
- 04:51
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登行】 ・黒菱駐車場から八方池山荘までリフト2本乗り継ぎ。 ・八方池山荘から唐松岳山頂までの登山道に雪はない。 【下行】 ・雨で一部登山道が薄っすらと水溜りになっていた。 ・木道、木の根は滑りやすいので慎重に。 |
写真
感想
職場の仲間とその家族のキャンプに便乗させてもらい八方へ。
その際に八方池までトレッキングするとの事で、折角なので夏山装備を揃えて夏山デビュー。それなら唐松岳を目指しましょう。
黒菱駐車場に到着すると雨が強く、雨雲レーダーを確認して雨が弱くなるのを少々待つ。程なく雨が弱くなったので合羽を着てリフトを乗り継ぎ、八方池山荘脇の登山口から元気に夏山第一歩スタートです。
雨は降ったり止んだりの繰り返し。上方下方共にガスで眺望はないが、登行に支障はない。
40分も歩くと八方ケルンに到着。ここで八方池散策組と別れキッズと二人で唐松岳山頂を目指す。今年の冬に滑走した南斜面から八方沢源頭方面が見えた。夏でもガスってると陰鬱な沢だ。
下ノ樺の並木道に癒されながらキッズとおしゃべりしながら歩いて行く。上ノ樺を過ぎると扇雪渓が現れる。雪渓はまだスキーで滑れそうな感じ。
2400m付近で残雪が出てくるが登山道に雪はない。雨は相変わらず降り続き、風が吹くと少し手が寒く感じるようになってきた。
ガレやハイマツの登山道を進むと迂回ルートは通行止めとなり尾根ルートに導かれる。浮き石に気をつけながら高度を稼ぐ。風が強い日は気をつけなければならい場所だ。上部はガスガスで唐松山荘、唐松岳山頂も見えない。キッズは雨の寒さも相まってテンションが下がり、「山頂まであとどれくらい?」の繰り返し。もう少しです頑張りましょう。声を掛けてモチを上げてやる。
2650のポコに乗り上げて30mも下れば唐松山荘だ。ガスの中に薄っすらと建物が見えた。今回はスルーして帰りに大休止させてもらう事にする。あとは山頂までのビクトリーロードだが、やはり山頂は見えない。右手に唐松沢雪渓の上部が見える。最後のひと頑張りをこなす。
無事登頂〜。
寒いし眺望も無いので1分で退散。初の夏山ピークの感動も何もなかった...。唐松山荘まで戻りエネルギー補給をして、お湯を飲んで一息つく。手袋も交換したらキッズも元気復活。
さぁ帰ろう。
当たり前だが、山スキーと違い自分の足で下らなければならない事に物凄い違和感を感じる。それと同時に不安も感じていた。最後まで足は売り切れないでもつのか。
山荘を出たら少々の登り。
雨で足元が滑りやすいので安全に一歩一歩高度を落とす。安全な所は早歩きで。
雨も小降りになってきたら暑いので合羽の上を脱ぐ。早歩き以上のペースでぐんぐん高度を落として行く。下ノ樺の並木道は駆け足で通過する。
八方池が見えた辺りで合羽の下を脱いだら走りますか。滑りやすい木道は早歩き、それ以外は駆け足で。
あっという間に八方池山荘登山口へゴール。
初の夏山は雨デビューとなってしまったが、冬山への体力作りとしてこの先も夏山山行を継続していこう。可憐に咲く高山植物を目にするのは冬山にはない癒しだ。
キッズも最後までよく頑張りました。
下山したら「ねぇ今度はどこの山に行く?」だって。天晴。
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