天空の湿原「鬼怒沼」ファストハイク（ピストン）

2020年07月26日(日) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 22.4km
• 登り: 1,551m
• 下り: 1,548m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:38
• 合計: 7:13

5:21 女夫渕温泉
5:56 5:56 コザ池の滝
6:14 6:18 八丁の湯
6:23 6:27 加仁湯
6:34 6:37 日光澤温泉
6:46 6:51 丸沼分岐
7:11 7:20 オロオソロシの滝展望台
8:12 8:12 鬼怒沼
8:24 8:24 鬼怒沼巡視小屋
8:43 8:52 物見山
9:05 9:05 鬼怒沼三叉路
9:12 9:12 鬼怒沼
10:11 10:21 オロオソロシの滝展望台
10:30 10:40 丸沼分岐
10:41 10:59 ヒナタオソロシの滝展望台
11:08 11:14 丸沼分岐
11:24 11:34 日光澤温泉
11:39 11:41 加仁湯
11:47 11:48 八丁の湯
12:04 12:10 コザ池の滝
12:32 12:33 女夫渕温泉
12:34 ゴール地点

天候

雨一時曇り、のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

女夫渕温泉跡駐車場

コース状況／危険箇所等

道標・階段・木道・橋・赤テープ等が整備されており、特段危険な箇所はありませんが、落石跡が多かったため、通過に注意が必要な区間があります。また雨天時のハイクということもあったのか、湿原に近づくにつれて、登山道を伝って多くの水が流れていました。

その他周辺情報

下山後は、川俣湖温泉共同浴場「上人一休の湯」に立ち寄り。源泉掛け流しの公共施設のようで入浴料は510円。食事はできません。
https://www.city.nikko.lg.jp/kuriyamakankou/shisetsu/shouninnoyu.html

写真

7/26 5:16

朝5時過ぎ、女夫渕温泉跡駐車場をスタート。雨がポツポツと降っています。駐車場にはトイレと自販機があります。

7/26 5:15

駐車場にあった案内板。奥鬼怒には4つの温泉宿があります。手白澤温泉以外は日帰り入浴も可能。

7/26 12:31

まずは奥鬼怒歩道に沿って進みます。トラス橋を渡り右手にある鉄製の階段を登って行きます。（写真は下山時に撮影したもの）

7/27 2:15

「鬼怒の中将乙女橋」。こんな橋を全部で3ヶ所渡りつつ、上流にある奥鬼怒温泉を目指します。

ちょっと圧倒される荒々しい岩壁の脇を進んで行きます。

7/26 5:44

鬼怒川に沿って進んで行きます。

河原の樹林帯。ちょっと雰囲気が変わりました。

7/26 6:14

奥鬼怒温泉「八丁湯」。雰囲気がとても良い温泉宿です。八丁湯の先には加仁湯があります。

7/26 6:37

更に歩を進めて日光澤温泉に到着。ここから先が本格的な登山道となっていきます。登山届の提出ポストがありました。

日光澤温泉の温泉神社の脇を通って鬼怒沼を目指します。

7/26 6:38

鬼怒川の流れも大分急となり徐々に渓谷感が深まります。

7/26 7:21

急登の登山道がしばらく続きます。

7/26 7:31

今回のコースで眺望が広がるポイントはほとんどありませんでしたが、木々の間から雲海が見られるようなスポットがありました。

7/26 7:36

急登から徐々に平坦な道に。美しい森の中では終始鳥の鳴き声が聞こえていました。

7/26 9:27

雨が降り続いているせいか、登山道は小川のようになって水が流れてきます。

7/26 8:13

苦労して樹林帯を抜けると鬼怒沼（奥鬼怒湿原）の光景が目の前に広がります。

7/26 8:15

標高約2000m地点。こんな高所に湿原があるとは、ちょっと感動。曇天ながら池塘がイイ感じ。

7/26 8:21

男体山や女峰山の日光連山が見えます。

7/26 8:21

湿原の向こう側を鹿が数頭、飛び跳ねるように走り去っていきました。

7/26 8:25

湿原の植物でまず目を引いたワタスゲ。時期が遅かったせいか、雨に濡れているせいか、ワタスゲ群生の絶景とはいきませんでした。残念。

7/26 8:27

湿原を抱えるようにある物見山と鬼怒沼山山頂へ向かいます。まずは物見山から。

7/26 8:43

物見山山頂。眺望はありません。山頂に着いた頃から雨足が強くなってきたため、鬼怒沼山は断念して下山へ。

7/27 2:16

鬼怒沼へ戻ると、周りを囲んでいた山がガスに包まれて見えなくなっていました。

7/26 10:00

足元が滑りやすくなっているため、気を付けて下山していきます。

7/26 11:06

下山の中盤辺りから、空が明るくなり、そのうち青空が見えてきました。

7/26 11:07

途中、ヒナタオソロシ(日向恐ろし)の滝展望台の分岐案内があったので、行ってみることに。

7/26 10:50

急登の道を登っていき、ヒナタオソロシの滝展望台に到着。結構長い滝みたいですが、ちょっと遠くて木々で全体像が見えない。

成長過程のギンリョウソウ？

7/26 10:47

陽射しが当たり始めると周辺の緑が一層輝き始めました。

7/26 11:10

別の滝にも陽射しが当たりとてもキレイ。

7/26 11:18

足元が悪く、下を向いて進んでいたら、何やら視線を感じたので顔を上げると・・・カモシカさんがこちらを直視。

7/27 2:18

カモシカさんとはこんな距離感でした。こんなに近くで長い時間見たのは初めてでした。

7/26 11:18

陽が当たり鬼怒川ブルー（？）も鮮やかになってきました。

7/26 11:25

日光澤温泉まで戻ってくると、少し安心感が出てきました。

7/26 11:43

奥鬼怒歩道を軽快に下っていきます。陽射しが当たって緑も鮮やかで往路とは雰囲気も違います。

7/26 11:57

陽射しを浴びる滝��

7/26 12:09

陽射しを浴びる滝��
滝壺で泥を落として、水浴びができました。

7/26 12:15

陽射しを浴びる滝��

無事にスタート近くのトラス橋まで戻ってきました。

今回登山道で見かけたお花たち。

撮影機器：

AQUOS R compact SHV41 au シャープ

感想

BATA5555

今回のコースは、「天空の湿原」と呼ばれる鬼怒沼の景色がメインと思っていましたが、その途中の奥鬼怒歩道では、荒々しい岩壁や、形状が異なるいくつかの滝、鬼怒川の清らかで激しい流れの渓谷美が、また、登山道に入り標高を上げていくと、樹林の様相が変化していき、様々な風景を楽しめました。
更には、スタート時から雨が降ったり止んだりの天気でしたが、コース終盤には青空と陽射しが出てきて、雨に濡れた緑や川面が一層鮮やかとなり、鬼怒沼までの往復の道のりも変化に富んだ楽しい時間となりました。