笹をかき分け神威岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,248m
- 下り
- 1,252m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北海道沢登り山行も最終日なのに、有終の美を飾ることはできなかった(T_T)
自宅出発時は神威岳は予定に入ってなかった。天候の具合から、最終日は千歳に近い山にしようとなって神威岳にした。急遽の変更で地形図を持っていなかった。可能性のある所は用意して行くべきだと反省した。
前夜神威山荘に泊り早朝出発とした。山荘Pには4台駐車していたが、小屋には石川県の方が2名おられた。寝支度をしながら喋っているとカムエク山頂の看板を去年置いてきたとの話になった。写真を見せると「これこれ。枠が緑色で囲ってある。間違いない。まだ残っていたか。」と嬉しそうであった。
○元浦川林道
下調べ不足だった。林道入口から神威山荘まで距離は、約20劼婆な涸。大雨が降れば崩れそうな箇所は、10ヶ所はあった。轍はあり通行止めの看板もなかったので、行けるとは思うのだがとても不安。この山行の中で危険な所はと問われれば、もちろんこの林道である。レンタカーなので石や枝が車に当たる度にドキドキでした。夕方だったし怖かったので、林道入口から1時間半もかかってしまった。
○神威山荘〜尾根取付き
30分は元林道歩き。その後沢歩き、渡渉も何回もある。出発から沢靴がいいと思う。まず5分位で渡渉がある。登山靴でも渡れないことはないが、今回は難しそう。自然に還りつつある林道を終点まで行くと、数mの崖を降り沢に突き当たる。ここが440m二股だ。対岸にピンテが見えるので渡渉し、巻道に入る。しかし倒木と笹で道不明となり右往左往して探した。本流に入れば後は通常の沢歩きだ。カムエク、コイカクの沢歩きに比べ、ピンテやケルンが多いのでよく見て歩けば問題ない。取付きには沢の中に大岩があり、ペンキで印があった。先行者が居れば沢靴がデポしてある。
○尾根取付き〜神威岳
山靴に履き替え出発した。ピンテが入口である。すぐに尾根となり、笹の急登をひたすら登るのみ。行けども行けども笹の急登である。少し緩んで急登が終わったかと思うが、安心するのはまだ早い。兎に角山頂まで笹の急登と思えば、間違いはない。昨夜の雨で笹には雨つゆがが付いており、今日も靴が濡れてしまった(T_T)
晴れていれば山頂直下のハイ松帯で眺望が得られる。山頂は360°の展望だが、真っ白で何も見えない。天我に味方せず!
○神威岳〜山荘
最終日なので、長居もできず直ぐ出発。石川県の方たちとは笹の急登ですれ違った。沢に出た後は忠実に印を拾いながら下った。お陰で道迷いはなく早く下れたと思っている。
※感想
ガスっていたので笹と急登しか思い出のない山となってしまった。
今回の北海道沢歩き山行も、無事終わることができたので成功と言えるなと一人満足している。8日と言う長丁場、雨の日をどう過ごすかも今後の課題だ。来年は幌尻岳、ぺテガリ岳を攻略したいな。
下山後は恒例?の札幌の友人方に生存確認に行ってきた。ご夫婦とも元気そうで祝着至極である。来年も生きて顔を出しに来るからね(@^^)/~~~
苫東から船に乗り、非日常の生活からゆっくりと日常の生活に戻って行った。
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