日本二百名山 石狩岳(シュナイダーコース)
- GPS
- 04:56
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 4:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気をつければ大丈夫だと思います。大雪山国立公園内のためか登山道はよく整備されています。長い急登があるので安全には気をつけながらもなるべく身軽にしたほうがよいと思います。 |
その他周辺情報 | 南のぬかびら温泉郷か、北の層雲峡でしょうか。今回はコロナ禍のため念のため温泉は自重。 |
写真
感想
石狩岳は標高1967メートルと高さも十分にある日本二百名山です(日本百名山の選定基準は標高1500メートル以上が原則)。むしろ、全国で3位、北海道で最長の石狩川(268km)の源流がある貴重な山ともいえます。単に山頂で水を流してみても草や木に吸い上げられて終わりでしょうが、もしも大雨の時に山頂から水を流すと運が良ければその水は層雲峡を通り、旭川を通り、深川、滝川、砂川、奈井江、美唄、岩見沢、江別、札幌を経てはるかかなたの石狩湾にそそぐことになるでしょう。
北海道夏山ガイドによりますと、シュナイダーコースの名前の由来は野球用語のスライダーをもじったものだそうです。命名者はきっと右利きだったのでしょう。左利きの元山岳部の娘と私はシュートコースと呼びたいところです。
国道273号線に林道への入口があり、そこから登山口までは14kmととても長いですが路面の状態は割とよかったです。登山口に登山ポストはありませんでしたが、道中に2か所、通行数を自動的に計るカウンターがありました。登山口から1.5kmの標高940m地点ほぼ平地は終了し、ここからは標高1760mの稜線上まで標高差800メートルの急登がありました。登山道はよく整備されてました。藪漕ぎはなく、草が少しカラダに触れる程度でした。ただし、途中から当日の先頭になってからは朝露で下半身はずぶ濡れになりました。
お花はチングルマ、コマクサ、チシマノキンバイソウ、トカチフウロ、マルバシモツケ、ウサギギク、ウメバチソウ、ハイオトギリ、ゴゼンタチバナ、エゾシオガマ、ミヤマリンドウ、エゾツツジ、キオンなどを見かけました。
合計8人とすれ違いました。途中で追いついた登山ガイドと思しき方と山女子の二人は重装備でした。このコースの長い急登は大変だったでしょう。あっぱれです!富良野岳まで縦走するとのことで恐れ入りました。このコロナ禍で登山ガイドの収入は厳しいとの報道をみましたが、このガイドはきっと助かったことでしょう。今回は昨日の疲れで石狩岳のみでしたが、次回は音更山とユニ石狩岳まで縦走したいと思いました。今回も楽しい登山でした。
下山後に駐車スペースで大きな虫取り網を持った方がくつろいでました。貴重な昆虫が撮れるのでしょうか?
総時間4時間55分。距離11.73km。平均速度2.4km/h (Garmin ForeAthlete225Jによる計測)
総重量68kg。体重60kg。身長172cm。
平均心拍数は122拍/分。消費カロリーは1763kcal。
水は2リットル持参して250ミリリットル飲みました。行動食はカロリーメイト2本(200kcal)。
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