霊仙山 〜小春日和のカルスト地形の展望周回コース
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- GPS
- 06:25
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 975m
- 下り
- 966m
コースタイム
天候 | 快晴の小春日和 ・霊仙山の天気(日本気象協会)http://season.tenki.jp/season/mountain/normal/point-1069.html |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・谷山谷のルート(上丹生登山口ルート)は2012年9月18日の豪雨による土砂崩れなどで通行止め、汗拭峠〜今畑の区間で沢沿いの登山道が2箇所で崩壊 ・霊仙山登山の絵地図 http://www.maibarashi.jp/img/po_oshirase_ryozen-MAP1.pdf http://www.maibarashi.jp/img/po_oshirase_ryozen-MAP2.pdf ・2012年5月21日ヤマシャクヤクの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-192958.html |
写真
感想
榑ヶ畑の登山口に向かう途中で伊吹山が綺麗に見ていたので、その撮影で寄り道をしました。醒井養鱒場から先の林道は以前はワイルドな砂利道の悪路でしたが、すべての区間で舗装が完了していました。廃村となった榑ヶ畑の登山口から沢沿いの登山道を進みました。11月の後半なのでヤマビルは出ないでしょう。いつものように山小屋かなやの前に流水を利用した飲料水の無人販売機がありました。汗ふき峠から大洞谷へ下って行きました。大洞谷の右岸沿いの斜面に登山道がありましたが、大洞谷の合流部で土砂が流出して登山道がなくなっていました。いったん左岸に渡りまた右岸へと渡りました。その下部でも登山道が流出している箇所がありました。1箇所アルミ製の梯子が応急処置されていました。今畑の廃村集落付近の沢でカワガラスを見かけました。飛んでいる所を撮影しましたが空振りでした。つづら折り植林地の登山道を進むと廃村の上部にお寺らありその先からブナなどの落葉公樹林の気持ちの良い道となりました。トラバース道を進むと笹峠付近の鞍部あり、霊仙山の西南尾根が見渡せる地点に立ち寄りました。笹は枯れてしまってシダ類が生い茂って半分ほど枯れていました。石灰岩が露出する急斜面を登っていくと見晴らしが良くなり養老山地、鈴鹿山脈の山並みや琵琶湖が見渡せるようになってきました。近江展望台からは琵琶湖対岸の比叡山や比良山系の山並みが見渡せました。石灰岩の足場の悪い稜線に沿った道を進んで行くとトビなどの猛禽類が地上の獲物を探しながら旋回して何度もアタックしていました。トビ以外にもカラスや他の猛禽類も飛んでいました。稜線では空気が冷たかったものの風が弱く、小春日和で快適でした。霊仙山の最高点に到着すると伊吹山とその右脇に能郷白山、白山、北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプスなどの雪景色が望めました。山頂付近では木の葉が落ちていて、桃色の実を沢山つけたマユミの木が目立ちました。実が割れたものからは赤い種子が見えていました。お虎ヶ池とお猿岩を経由して滑りやすい泥でぬかるんだ道を下って一気に登山口まで下りました。帰り道で三島池に立ち寄りカモ類の観察を行いました。時間が遅かったので日差しが当たらなくなった時点で切り上げて一部の種しか確認ができませんでした。前回来た時はエクリプスだったオスも冬羽に衣替えしていて、越冬するカモ類の数が増えていました。
【動画 霊仙山からのパノラマ展望〜白山と日本アルプス】
【動画 ヒドリガモとオナガガモ in 三島池】 前半の「ピーュー」「ピュー」はヒドリガモの鳴き声、後半の「ゲエゲエ」はマガモ(アヒル)の鳴き声
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