北ア立山・室堂から雄山─大汝山往復


- GPS
- 04:19
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 670m
- 下り
- 660m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ越までに雪渓横断箇所1ケ所。 一ノ越から雄山までは上り専用/下り専用にルートが分けられている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
保険証
携帯
タオル
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感想
弟子(妻)との月例ハイク、8月分は弟子のリクエストもあり立山に行って来た。弟子と私が室堂に来るのは、2年前のTJARの応援時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1551986.html)以来。
COVID−19の感染症(以下、コロナ)の影響で団体ツアー客が見込めなくなった立山黒部アルペンルートは大幅なダイヤ削減を行っており、立山ケーブルカーの始発は7:40! 例年に比べると大幅に遅い。ダイヤに合わせて立山駅に向かったら、みんな考えることは同じでチケット購入の長蛇の列が出来てた…。8:50発の臨時便のチケットを購入したものの予定より1時間遅い登山開始がこの時点で確定した。例年ならカラー印刷の豪華な時刻表がフリーで配られてるのに、今年は白黒コピーの1枚ペラの時刻表。刷り上がった今シーズン用の豪華な時刻表はコロナのせいでみんなゴミになったんだろうな…(汗)。
ケーブルに乗って、美女平駅へ。美女平駅は売店も何もなく、ガラ〜ンとしてる。食糧などを現地調達を考えるひとは、なるべく予め準備してたほうが良いかも。
バスで9:50には室堂バスターミナルに到着。軽食コーナーは今シーズンの営業を休止してる…。9:58に室堂バスターミナル出発。この日は北陸地方の梅雨明けが発表されたこともあってか、天候に恵まれ、10時になってもまだ雲が上がって来ていなかった。おかげで展望は抜群。陽に当たると暑いものの、風が吹いて爽やかだった。一ノ越までの上りの雪渓横断箇所は今年は雪が少ないのか、2年前に比べると小規模。2人の兄ちゃんがスコップで雪渓にステップ切る作業をやってた。
一ノ越からは槍も笠も見えたけど、雄山への上りの途中からどんどんガスが上がって見えなくなった山が多かった。コロナ対策なのか、一ノ越と雄山の間は上りルートと下りルートが完全に分離されてる。また、すれ違う時に「こんにちは」の挨拶をする登山者もめっきり減った。これが「with コロナ」なんだろうけど、世知辛い世の中になったもんだ…(苦笑)。雄山からは大汝山へ移動。大汝山からは黒部ダムがと黒部湖が一望出来た。
帰りは時間の都合もあり、往路を忠実に戻る。
一ノ越から室堂の下りの雪渓横断箇所は、兄ちゃんたちの奮闘の証のステップは半日で破壊されて滑りやすくなってた。しかしながら、兄ちゃんたちはこの雪渓を完全に除雪するつもりのようで、あと数日もしたらコース上から雪はなくなるかも。
コロナのおかげでいつもと違う立山を体験してきたけど、これから立山登山を検討されるかたには、ダイヤと食糧事情は予め確認しておくことをオススメする。
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