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記録ID: 246918
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ハイキング
京都・北摂

皆子山〜楽しい?疲れる?スッテンコロリンドロドロな沢あるき〜

2012年11月21日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:16
距離
9.7km
登り
717m
下り
714m

コースタイム

足尾谷橋10:00-ツボグリ谷分岐11:00-12:50皆子山山頂13:20-14:40安曇川出合-15:00平-15:30足尾谷橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道367から平の先で、旧道で足尾谷橋へ。
コース状況/
危険箇所等
今回のルート、足尾谷〜ツボグリ谷〜皆子山山頂〜寺谷は、ほぼ沢歩きになります。
徒渉する箇所、ロープが数多くありますので、水量が多い時、雨天時はスリップ、ドボン(笑)などに注意をしてください。
登山靴より沢靴(ラバーソール)や長靴の方が良いかもしれません。
また、ルートが不鮮明な箇所も多いので、慎重にルート確認を。

○足尾谷
・旧国道足尾谷橋〜取水施設の先までは林道
・林道終点からを渡ってからは、ツボグリ谷出合までほぼ沢(脇)を歩きます。
 木橋、徒渉点、ロープ場多数あります。
・ツボクリ谷出合の徒渉は、ロープが張ってある場所より下流の方がいいと思います。

○ツボクリ谷
・足尾谷と同じく徒渉点、ロープ場多数あります。

○ツボクリ谷〜皆子山山頂
・ツボクリ谷からの分岐は、滝を巻いたあと大トチノキの先です。
・サワグルミ?の木にが目印(標識あり)
・分岐〜山頂まではほぼ沢を源頭まで直登でつめていきます。
・沢がみえなくなってからはスリップしやすいので注意(ロープ場もあり)

○山頂付近、寺谷・東尾根・ヒノコ分岐
 山頂を南にいった所、「皆子山-ヒノコ」の標識裏に「寺谷」の標識あります。
 ただ、東へのわかりやすいルートは東尾根です。
 よくみると、「東尾根」「寺谷(沢)」の標識があり
 寺谷へはアセビのブッシュでわかりにくいです。

○寺谷
・はじめは滑りやすい急坂を下りると沢になります。
・天候、時期にもよると思いますが、流れの中を歩く事になります。
・途中右(下って)へ尾根道の分岐(地形図にあり)があります。
・尾根道(地形図にあり)は途中からルートが不鮮明になりました。
・安曇川本流合流まで、徒渉を繰り返します。

○安曇川本流合流〜平
・快適?退屈な林道歩きです。
のんびりすぎる時間に、足尾谷橋から出発。
下流が足尾谷。
上流(ツボクリ谷出合より上?)が芦火谷。
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のんびりすぎる時間に、足尾谷橋から出発。
下流が足尾谷。
上流(ツボクリ谷出合より上?)が芦火谷。
明け方の雨でしっとりした、
日本らしい風景?
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明け方の雨でしっとりした、
日本らしい風景?
足尾谷のキイロ
紅葉はもう終盤。

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足尾谷のキイロ
紅葉はもう終盤。

熊剥ぎ
出会いませんように・・・
熊剥ぎ
出会いませんように・・・
落ちないように慎重に・・・一本目
コレはしっかりしてました。
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落ちないように慎重に・・・一本目
コレはしっかりしてました。
橋を渡ると、沢歩き開始。
橋を渡ると、沢歩き開始。
落ちないように慎重に・・・ニ本目
噂?のL(く)字橋。
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落ちないように慎重に・・・ニ本目
噂?のL(く)字橋。
ドボンすると痛い目に・・・
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ドボンすると痛い目に・・・
谷に日が差すと、黄色が鮮やかに。
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谷に日が差すと、黄色が鮮やかに。
ところどころ山道
ところどころ山道
芦火谷小屋
ツボクリ谷出合だと思う。
記憶が曖昧・・・
ツボクリ谷出合だと思う。
記憶が曖昧・・・
ここを徒渉しろと言うのか!
迂回路を探すも・・・
※もう少し上流に行けばあったようです。
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ここを徒渉しろと言うのか!
迂回路を探すも・・・
※もう少し上流に行けばあったようです。
覚悟を決めて、少し下流を靴を脱いで渡る。
冷たい!
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覚悟を決めて、少し下流を靴を脱いで渡る。
冷たい!
モミジと苔
4段滝?
こんな滝がごろごろでお腹一杯(笑)
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4段滝?
こんな滝がごろごろでお腹一杯(笑)
落葉の絨毯
紅葉は遅かったけど、苔が○
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紅葉は遅かったけど、苔が○
何本目かの橋
さすがに渡るのは恐いので、滝の上を徒渉。
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さすがに渡るのは恐いので、滝の上を徒渉。
F(滝)いくつかな?
ってぐらい滝だらけ。
F(滝)いくつかな?
ってぐらい滝だらけ。
カッコイイ滝あらわる。
直登なわけはなく、徒渉して右の崖へ
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カッコイイ滝あらわる。
直登なわけはなく、徒渉して右の崖へ
オオトチ広場
休憩するには◎な、キモチのいい場所。
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オオトチ広場
休憩するには◎な、キモチのいい場所。
支沢の分岐。
左沢を山頂直下源頭までほぼ直登。
支沢の分岐。
左沢を山頂直下源頭までほぼ直登。
分岐の標識。
胸突き八丁?
足場悪いは、スベルはで苦戦中。
胸突き八丁?
足場悪いは、スベルはで苦戦中。
山頂へもう一踏ん張り。
山頂へもう一踏ん張り。
どこを歩いてきたかわからん。
アカゲラを見れたのが救い?
どこを歩いてきたかわからん。
アカゲラを見れたのが救い?
京都第一峰に到着。
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京都第一峰に到着。
しかし、標識多すぎ(笑)
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しかし、標識多すぎ(笑)
比良の第一峰と第二峰。
奥は蛇谷かな?
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比良の第一峰と第二峰。
奥は蛇谷かな?
蓬莱〜武奈
この比良の眺めは貴重?
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蓬莱〜武奈
この比良の眺めは貴重?
2m(1.5m?)違いの第二峰(京都)の峰床山。
2m(1.5m?)違いの第二峰(京都)の峰床山。
西尾根に行きたかったけど、
時間切れ。
西尾根に行きたかったけど、
時間切れ。
蛇のブナ。
ベンチに丁度かな。
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蛇のブナ。
ベンチに丁度かな。
残り紅葉、マユミかな?
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残り紅葉、マユミかな?
南湖(琵琶湖)を望む。
左端は霊仙山
南湖(琵琶湖)を望む。
左端は霊仙山
皆子山ーヒノコの標識
皆子山ーヒノコの標識
東尾根の標識。
東尾根道の方がわかりやすい。
東尾根の標識。
東尾根道の方がわかりやすい。
アセビのブッシュをくぐって、寺谷へ。
アセビのブッシュをくぐって、寺谷へ。
寺谷への標識。
見落とさないように、注意。
寺谷への標識。
見落とさないように、注意。
いきなりの急坂な谷(沢)への取りつき。
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いきなりの急坂な谷(沢)への取りつき。
エイリアンの木、ベースはトチ?
安曇川本流出合直前
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エイリアンの木、ベースはトチ?
安曇川本流出合直前
橋を渡って寺谷終了。
あとは平まで安全、安心な林道。
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橋を渡って寺谷終了。
あとは平まで安全、安心な林道。
安曇川本流の清流
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安曇川本流の清流
比良の紅葉を眺めながら、周回完了。
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比良の紅葉を眺めながら、周回完了。

感想

今秋の行きたい山リストにはいっている、皆子山。
隣の峰床、向かいに比良にはよく登っているのですが、なんとなく手強そうなので未だに未踏。
京都第一峰ですし、京都生まれの京都育ちとしては登っとかないとなんで、
屁理屈をつけて、風邪ひきから復調したし、週末の資料は作成したし、天気もいいので、平日山行きをしてきました。

湖西道路から見える、気持ちよさそうな南比良稜線の誘惑を振り切って足尾谷橋へ

紅葉は終わりかけの気配ですが、朝方に降った雨のおかげでしっとりした風情が○。
関電の取水施設先までは林道で、木橋を慎重に渡ったら本番です。

ルートによっては、沢を詰めて山頂までいって、沢を下ってくる山って結構貴重?

これどもかと現れる小滝、落葉道、残り紅葉を楽しみながら歩いていきますが、
滑りやすい岩、木橋にに苦戦・・・
渓流釣をするので沢歩きはなれているはずなんですが、ビブラムのソールはよくすべり、
何回も尻餅ついて、ドロドロ(カメラも)(笑)

ラバーソールの沢靴かFIVETEN(無敵のグリップらしい)が欲しくなりました(物欲に火が・・・)

噂のL(く)字橋も渡って、足尾谷からツボクリ谷へ。
ここの徒渉は結構ハードル高し(大げさ)
落ち込みにトラロープはあるものの、さすがにココは流れが速くて、深くて渡れん。
一度少し戻り、高巻ぎみに上流方向に渡りやすそうな場所を探すも見つけられず(迂回路はあるようです。)
意を決して、素足で徒渉(冷たい!)

ツボグリ谷も沢登りってほど大げさではないのですが、大小って言うより小滝が繰り返し現れあきません。

あきないので我が家の小娘たちにも良いかもしれませんが、
が、徒渉、ロープ場は数しれずでヨチヨチ小娘にはハードルが高いかも。

ツボグリ谷から山頂への支沢の分岐は、オオトチの先100m位です(標識あり)
少し迷いやすいかもしれないので、慎重に。

オオトチあたりは日当たりの良い広場になっているので、休憩にはもってこい。

一息入れて、いざ山頂へ。
山頂へは支沢を源頭まで、ほぼ直登。
ルートがわかりにくいかしれませんが、基本沢に沿って真っ直ぐです。

最後の最後は崩れやすい足場の胸突き八丁(大げさw)。
アカゲラ?の姿をみれたのが救い(笑)

登りきると、誰もいない静かな山頂。
昔はクマザサのブッシュだったようですが、すっかりササが後退してしまって広々。

北には峰床山、東は比良山系が権現〜蛇谷まで一望。
こんな比良の姿は貴重かも?

本当は西尾根を散策したかったのですが、時間切れでおとなしく寺谷を下ります。
が、噂どおり分岐がわかりにくい。
山頂から南に行ったところにヒノコ方面の標識のあたり、アセビの影にひっそり分岐があります。
平直通の東尾根のルートの方がわかりやすく、足尾谷までご一緒した方は間違って下りて、
展望が良すぎるって戻ってこられました。

アセビのトンネルをくぐるといきなりの急坂。
谷おりるとココも水の流れる沢道。
途中尾根に上がるルート(地形図に有)分岐があるので、歩きやすいかなと行ったんのはよかったですが、
ルート消失で、戻るのも・・・なので足場の悪い斜面をズリ落ちながら下ると、
作業道?があり、寺谷正規ルートに合流。
同行して頂いた奈良の方、すいませんでした。

GPSの軌跡は地形図ルートのそのものなんですがね(笑)

寺谷もツボグリ谷と同じよな沢道。
倒壊した小屋をすぎて、エイリアンの木(寄生されたトチ?)がでてると安曇川本流に合流。
途中、京都工繊大の小屋への標識や梯子があり。

下りは東尾根ルートの方が良さそうです。

安曇川本流の木橋を渡ると林道で平。
平からは旧国道で足尾谷橋にもどるのが、結構しんどいなぁだったのですが、
奈良の方と、今年も行けてない台高、大峰の情報やあの山この山の山話をしながら、
あっという間に帰着。
好き者?同士、話が盛り上がりました(笑)

念願の京都第一峰に登れましたが、なかなか手強い山でした。
西尾根行けなかったので、また宿題を増やすハメに・・・

で、昨日今日は転びすぎて腕やら脚やら筋肉痛・・・
ここまでの筋肉痛は久しぶりで情けないッス。

で、連休の今週末はハー恒例のミカン山に収穫で不在。
なので、
ウーとの約束をはたしに金勝アルプスに行く予定ですが、どうなりますやら。

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コメント

沢登り
この時期のドボンは要注意ですね
ウェーディングブーツは持ってませんが、FIVETENのクライミングシューズは確かに無敵
あっ、アプローチシューズは知りません・・・

もう紅葉は終盤ですね。
冬山装備と経験不足につき、今のうちに比良山系踏んでおきたいなぁと思ってるのですが・・・
2012/11/23 22:44
tomokikiさん、こんばんは!
皆子山はスタートで川を渡る
位のイメージしかありませんでした。

所々で現れる滝や
比良の山々の見晴らし
物静かな空間と
魅力いっぱいなんですね

沢沿いは苦手ですが
好きでもあります。

苦手、苦手と言いつつも
魅力的な記録を見てしまったら
行ってみたくなるんです

またまた勝手に
参考にさせて頂きますね
ありがとうございました。
2012/11/24 1:44
足尾谷!!
tomokikiさん、こんばんは〜
足尾谷!!生き物調査であの辺りの沢を夜な夜な徘徊していたことが・・・(笑)長靴が素敵な働きをしてくれそうな道ですね
皆子山・・・来年度に行きたい山リストに入っていますので参考にさせていただきますね〜
詳しい内容ありがとうございました〜
2012/11/24 20:04
比良
niiaiさん<
早くしないと雪、かぶりはじめますよ。
いつ、おいでですか?
日程が合えば突撃するかもしれません

FIVETEN
アプローチシューズもすばらしいグリップだそうですが、
ミドルカットしかないのが・・・
ハイキング用と割り切るのも良いかもしれませんね。
2012/11/24 21:51
静かな山
kiiroさん<
ほんと、静かな山でした。
山の空気を楽しむには○でした

小滝の連続で動けなくなるかもしれませんが、機会があれば登ってください。
2012/11/24 22:37
夜間調査って
bebebeさん<
足尾谷奥まで入ってたですか???
暗くなってからは遠慮しときたいですわ

長靴がベストかも。
でも、岩場も多いのでグリップの良い方はよいかも
妄想長靴登山シリーズに是非っ

もう、来年度ですか?
2012/11/24 22:41
tomokikiさん、こんばんは。
皆子、峰床はずっと行きたいと思ってましたが、一人ではちょっと心細くて…(-_-;)

けっこう渡渉もあるのですね!?
しかもあの細い橋(板?)
そそっかしい私はドボン要注意!!です~。
2012/11/25 0:09
コメントありがとうございます。
u-saさん<
地味な山?に興味をもたれてますね

峰床山の方は皆子山より行きやすいく、
葛川中村からなら、沢歩き、湿原と変化にとんでいるので、
春の花の時期にでも行ってみてください
皆子は結構手強いので、同行の方がいはる方がいいかもしれませんね。
2012/11/26 22:29
まだ未登・・・
朽木の反対側・・・まだ歩いた事ないんです・・・
夏はヒルまみれって聞いたことあるし、ヤマレコでも記録少ないし、危険って情報あるし・・・

やっぱり手強そうですね、皆子山

でも沢沿いの道と比良の眺望は魅力的だなぁ・・・
2012/11/27 22:45
大丈夫
utaotoさんちなら、皆子山ですよ。
が、徒渉はぬれるの覚悟でいけばいいですが、
橋は怖いですね。

水の少ない時が登り時かもしれませんが、
夏はヒル、冬〜春は雪で、水の多いときにしか行けないのが・・・

近くて遠いやまですね
2012/11/29 17:22
プロフィール画像
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