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記録ID: 247890
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ハイキング
東海

鳳来寺山 ―紅葉・黄葉を満喫するスタンダード・コース

2012年11月25日(日) [日帰り]
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GPS
04:30
距離
7.6km
登り
636m
下り
625m

コースタイム

9:00駐車場-9:15石段入口-9:20仁王門-9:55本堂-10:26奥の院(小休憩)-10:45鳳来寺山山頂-10:55瑠璃山山頂
瑠璃山先岩場(昼食休憩)11:35-鳳来寺山山頂-天狗岩-12:27鷹打場-12:50東照宮-本堂-13:15石段入口-13:30駐車場
登り:石段入口から瑠璃山まで1時間40分(左回りコース・小休憩含む)
下り:瑠璃山から石段入口まで1時間40分(右回りコース・小休憩含む)
立ち止まって写真ばかり撮っていたので、ゆっくりめです。
天候 秋晴れ!
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
豊田南IC(伊勢湾岸道)−(東名高速)−豊川IC−鳳来寺門前町手前の駐車場
コース状況/
危険箇所等
【駐車場】ちょうどもみじ祭り開催中だったせいか、鳳来寺門前町手前の駐車場のみ無料。
     臨時で鳳来寺すぐそばの小学校のグラウンドも駐車場として開放していました。
     一ノ門の駐車場は有料(400円)
     「登山者の駐車はご遠慮ください」と書かれた自然科学博物館の駐車場に
     堂々と車を停めている登山者を見かけました…。

【危険箇所・難所】なし。本堂まではずっと石段です。

【登山ポスト】なし

【トイレ】もみじ祭り開催中のため(?)門前町手前に仮設トイレが3台ほどあり。
     一ノ門の有料駐車場にもきれいなトイレがあり。
     石段入口横と東照宮そばにもトイレあり。
     但し、本堂、奥の院、山頂にはトイレがありません。
門前町手前の駐車場。無料。鳳来寺の石段入口までは徒歩約15分。一番遠いところです。
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門前町手前の駐車場。無料。鳳来寺の石段入口までは徒歩約15分。一番遠いところです。
駐車場には、こんな紅葉した蔦の絡まる廃屋が。
駐車場には、こんな紅葉した蔦の絡まる廃屋が。
空から被さってくるような紅葉。
空から被さってくるような紅葉。
秋ですねー。これだけで、もう嬉しい。今日の山歩きはきっと良い!という確かな予感。
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秋ですねー。これだけで、もう嬉しい。今日の山歩きはきっと良い!という確かな予感。
鳳来寺山の案内看板。
鳳来寺山の案内看板。
門前を歩いて行く時にもあちこちで紅葉・黄葉を目にします。
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門前を歩いて行く時にもあちこちで紅葉・黄葉を目にします。
おぉ?!シーサー?のようなものが門柱の上にいる素敵なお宅。
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おぉ?!シーサー?のようなものが門柱の上にいる素敵なお宅。
シーサーではなくて、唐獅子?どちらにしても、なんだか愛嬌があります。
シーサーではなくて、唐獅子?どちらにしても、なんだか愛嬌があります。
色とりどり。
今回、このグラデーションになっている紅葉が一番のお気に入りだったかも。木の下を歩いて行かれる地元の方の後姿が、また得も言われぬ味わい。
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今回、このグラデーションになっている紅葉が一番のお気に入りだったかも。木の下を歩いて行かれる地元の方の後姿が、また得も言われぬ味わい。
門前の桔梗屋さん。昔ながらの日本家屋の雰囲気が趣があります。
門前の桔梗屋さん。昔ながらの日本家屋の雰囲気が趣があります。
さ、ここからいよいよ石段の始まり。朝はまだ、一般参拝客はほとんどいません。
さ、ここからいよいよ石段の始まり。朝はまだ、一般参拝客はほとんどいません。
石段が急なの、伝わるでしょうか。ちらっと廂が見えているのは仁王門。
石段が急なの、伝わるでしょうか。ちらっと廂が見えているのは仁王門。
だんだん近づいてきて…
だんだん近づいてきて…
はい、これが仁王門の全貌。
はい、これが仁王門の全貌。
仁王門を過ぎてから、傘杉。鳳来寺山で最も優れた杉ということで、しめ縄も張られていました。ご神木に近い存在?
仁王門を過ぎてから、傘杉。鳳来寺山で最も優れた杉ということで、しめ縄も張られていました。ご神木に近い存在?
急な石段、まだまだ続きます。広角レンズなので割と緩めに見えますが、実際はもっともっと急。
急な石段、まだまだ続きます。広角レンズなので割と緩めに見えますが、実際はもっともっと急。
四國の霊場巡りを模した箇所がありました。碑が建っていて、その様に書かれていたけれど、しっかり確認しませんでした。
四國の霊場巡りを模した箇所がありました。碑が建っていて、その様に書かれていたけれど、しっかり確認しませんでした。
お地蔵さんたちは赤ではなく、青と言うか、水色のような前掛けをされています。
お地蔵さんたちは赤ではなく、青と言うか、水色のような前掛けをされています。
本堂手前(?)の東海遊歩道の案内板。
本堂手前(?)の東海遊歩道の案内板。
本堂のやや奥にあった、昔の本堂?
本堂のやや奥にあった、昔の本堂?
岩肌にくり抜かれた洞に鎮座しておられる上人?仙人?も。
岩肌にくり抜かれた洞に鎮座しておられる上人?仙人?も。
本堂を通り過ぎて奥の院へ向かうと、こうした梯子段。石段を抜け出して、ようやく少し山道の雰囲気になってきます。
本堂を通り過ぎて奥の院へ向かうと、こうした梯子段。石段を抜け出して、ようやく少し山道の雰囲気になってきます。
なかなか荒れている箇所もあり。
なかなか荒れている箇所もあり。
奥の院の手前にも、倒木が。くぐり抜けます。
奥の院の手前にも、倒木が。くぐり抜けます。
奥の院。荒れ果てています。他の登山者さんが「もう少し手入れすればいいのに…」とおっしゃっていましたが、全く。本堂みたいに立派でなくとも、あともう少しだけ手をかけてさしあげれば。
奥の院。荒れ果てています。他の登山者さんが「もう少し手入れすればいいのに…」とおっしゃっていましたが、全く。本堂みたいに立派でなくとも、あともう少しだけ手をかけてさしあげれば。
奥の院の先の展望場から見下ろした山々。奥三河は山地帯なのですねー。
奥の院の先の展望場から見下ろした山々。奥三河は山地帯なのですねー。
奥の院から少し先の休憩所。
奥の院から少し先の休憩所。
どんぐり、落ちています。この子は帽子を被っていますね。
どんぐり、落ちています。この子は帽子を被っていますね。
この朱の鮮やかさを何と言おう。
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この朱の鮮やかさを何と言おう。
山頂標識。
ひとひら、ひとひらの小さな赤い葉たちもまたかわいらしい。
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ひとひら、ひとひらの小さな赤い葉たちもまたかわいらしい。
このごつごつの岩、瑠璃山。他の登山者さんに訊くまでわかりませんでした。
このごつごつの岩、瑠璃山。他の登山者さんに訊くまでわかりませんでした。
瑠璃山の頂上って、こんな感じ。岩です。
瑠璃山の頂上って、こんな感じ。岩です。
小さな黄色い葉たちも、いとをかし。
小さな黄色い葉たちも、いとをかし。
瑠璃山の先の岩場から臨む宇連山。瑠璃山から先の尾根道は本当にずっとずっと岩場続きの様です。
瑠璃山の先の岩場から臨む宇連山。瑠璃山から先の尾根道は本当にずっとずっと岩場続きの様です。
岩場でお昼ごは〜ん!山頂でのカップヌードルはやっぱり美味しい。
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岩場でお昼ごは〜ん!山頂でのカップヌードルはやっぱり美味しい。
岩場から、南アルプスも!雪を被っている頭が3つ、ぽこ、ぽこ、ぽこ、と見えています。何岳と何岳なのか、教えてください…。塩見とか聖でしょうか。
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岩場から、南アルプスも!雪を被っている頭が3つ、ぽこ、ぽこ、ぽこ、と見えています。何岳と何岳なのか、教えてください…。塩見とか聖でしょうか。
鳳来寺山頂から右回りコースを下ります。結構急な岩の下り坂。
鳳来寺山頂から右回りコースを下ります。結構急な岩の下り坂。
なだらかな土道が多いですが。
なだらかな土道が多いですが。
あぁ、こういう山吹色の味もいいですねぇ…
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あぁ、こういう山吹色の味もいいですねぇ…
そしてやはり、紅い葉。山道の中にぽっと一本朱が差すと、また美しい。
そしてやはり、紅い葉。山道の中にぽっと一本朱が差すと、また美しい。
こういった彩も。
こういった彩も。
そして弾けるような朱。
そして弾けるような朱。
天狗岩よりも手前の岩場。ルートを間違えて、この岩に登ってしまいました。
天狗岩よりも手前の岩場。ルートを間違えて、この岩に登ってしまいました。
その岩から見下ろした麓。なかなか絶景。ルートを間違えたけれど、これはこれで素敵じゃないか。
その岩から見下ろした麓。なかなか絶景。ルートを間違えたけれど、これはこれで素敵じゃないか。
登っちまったのは、この岩。下から見上げると結構凄い。
登っちまったのは、この岩。下から見上げると結構凄い。
鷹打場に到着。
もみじ祭りの季節だけあって、人が多いです。皆さんのウェアも、カラフルですね。
もみじ祭りの季節だけあって、人が多いです。皆さんのウェアも、カラフルですね。
東照宮。人多し。
東照宮。人多し。
銀杏の落葉。
何かもう、降ってくるような紅葉が凄すぎて…言葉を失います。
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何かもう、降ってくるような紅葉が凄すぎて…言葉を失います。
帰りの仁王門にて。両脇にお仁王様がおられます。こちらは吽形様。
帰りの仁王門にて。両脇にお仁王様がおられます。こちらは吽形様。
阿形様。しっかり、災厄を睨んでくださっていますね。
阿形様。しっかり、災厄を睨んでくださっていますね。
さ、石段入口まで帰り着きました。もみじ祭りのお客さんたち、まだまだこれから登っていらっしゃいます。
さ、石段入口まで帰り着きました。もみじ祭りのお客さんたち、まだまだこれから登っていらっしゃいます。
怖いくらいに。
こちら民家の紅葉。とても見事。
こちら民家の紅葉。とても見事。
黄色が鮮やか。
こちらも渋くて、また素敵。
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こちらも渋くて、また素敵。
〆はやっぱり滴り落ちる程に紅く染まった紅葉で。
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〆はやっぱり滴り落ちる程に紅く染まった紅葉で。

感想

恵那山で、今年の山は登り納め!と思っていたのですが、その次の週末に山に登らずにいたら、どうにも体がすっきりしなくて、気持ちもしゃきっとしなくて…。

やはりこれは、登らねば!
そうだ!1,000mない低い山なら、雪は降っていないじゃないか!
雪山やらない私だって登れるじゃないか!

と、思い立って、我が愛知県が誇る紅葉の名所・鳳来寺山へ行って来ました。
時まさに紅葉真っ只中。
「もみじ祭り」なるものも開催されていて、静かな山歩きというわけにはいきませんでしたが、それでも山歩きも楽しめて紅葉も味わえて、一粒で二度美味しい登山になりました。

…しかし、この一般もみじ狩りのお客さんが多い中を、登山装備で歩くのはなかなか勇気が要りますね。
朝早いうちはまだ人が少なくて良かったのですが、昼過ぎに下って来た時には東照宮から石段の入り口、そして門前町、駐車場まで、一般のお客さんにじろじろと奇異の目で見られて、とってもいたたまれなかったです…。
きれいにお化粧して、ミニスカートにブーツやパンプスを履いたお客さんがたくさんいる中を、しっかり汗をかいた登山装備の小汚い女(=私)が一人で歩く気恥ずかしさと言ったら…。
浮きまくっていました。かなりアウェイでした。
登る山と登る時期は選ばなければならない…と、学習しました。
日曜日ではなく、平日ならもう少し良かったのかもしれませんねー。

話が逸れましたが、低い山でも、ザックを背負って軽登山靴を履いて、木立の中を歩いていれば、自分はそれで十分幸せに感じられるのだということがよくわかりました。
鳳来寺山は、本堂までの石段はちょっと面倒なものの、本堂を過ぎれば、その期待に応えてくれる山ですね。

そう言えば私の高校は、1年生の春遠足がなぜか鳳来寺登山でしたっけ。
修学旅行も長野の山登りだったし、修学旅行なのにキャンプファイヤーまであったし。
高校には山岳部もあって、彼らはザックを背負ってグラウンドを歩いていました。
登山の好きな先生がいたのですねー。
あの頃は山岳部の人々を「おかしな人たち…」と思って遠目に眺めていましたが、まさか今になって自分もザック背負って歩くようになるとは。
高校時代を思い出して、しみじみしたりもした山歩きでした。

うむ、満足。
次は宇連山まで縦走できるといいなぁ。

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コメント

dachanh さん、こんばんは!
鳳来寺山、スタンダードコース行かれましたか〜
紅葉どうなったか見たかったんですが、
やっぱり一番見頃でしたね

東照宮前の紅葉は、以前に行った時に
とても印象に残った場所だったのですが、
お〜、週末は紅く染まってましたね〜maple

観光で来られたおしゃれな方々の中に
がっつり登山の格好をした自分が、、、。
うんうん、気恥ずかしくなる気持ちわかりますよ
ハッと我にかえって気になっちゃったりして。
最近だいぶ慣れてきましたが

宇連山まで、いつか縦走できるといいですね
2012/11/27 23:03
slowlifeさん、コメントありがとうございます!
鳳来寺山、行って来ました〜!
slowlifeさんご一家の山行記録を参考にさせて頂きました。
どうもありがとうございます
そうなんです、ちょうど紅葉真っ盛り、見頃でした
それだけに一般の参拝客さんたちもすごい人出で、
尚更登山装備の自分が……気が引けると言うか
わかってくださいますか〜
こういう気持ちって、南北アルプスではほとんど味わわないものですよね。
やはり、街にも近い、観光の山ならではだなぁと思いました。

宇連山、ぜひ歩いて行きたいです!
設楽町をホームにしている友人によると宇連山以外にも
三ツ瀬明神、岩古谷山もいいよ〜ということなので
ぜひぜひ奥三河の山を深めてみたいです。

slowlifeさんの山行もまた、楽しみに参考にさせて頂きます。
よろしくお願いします
2012/11/28 21:38
プロフィール画像
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