八ヶ岳(横岳・杣添尾根)
- GPS
- 07:27
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
天候 | 文句のない快晴! 海ノ口登山口入口駐車場に6:00到着時、 気温はマイナス10度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※駐車場までの道のりは積雪なし。この日はノーマルタイヤでもOKでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 海ノ口横岳登山口入口にあり。 【コース状況】 この時期まだ積雪量が中途半端なため、2600m辺りからの尾根通しの冬道は使えず、 北側をトラバース気味に進んで行く夏道でした。 アイゼン:2000m付近の登山道がカチカチのアイスバーンになっていて、下り時に使用。 (komemameは登りから使用) ピッケル:森林限界より上で使用。 ●海ノ口横岳登山口入口〜貯水池 別荘地をすり抜けていく登山道。車道を3度ほど横切ってショートカットしていく。 途中までは富士見岩遊歩道と兼用。 貯水池への最後のショートカット(沢を徒渉する箇所がある道)は崩落箇所があるため、 車道を使って迂回するように標識が付けられている。 積雪は5〜10cm程度。凍っている箇所あり。 ●貯水池〜三叉峰 貯水池と東屋を過ぎ木橋を渡る本格的な登山道となり、樹林帯ををひたすら登っていく。 斜度はキツくもなくユルやかでもない、さらに緩急も少なく一定の斜度を保ちながら高度を上げていく。 2000m付近はアイスバーンになっていてツルツル。高度を上げるにつれ徐々に雪の量が増える。 積雪量は10〜30cm程度。 2600m付近からは尾根を直登する冬道ではなく、尾根の北側をトラバース気味に進む夏道に。 この辺りが今回のルートで一番積雪量が多く、トレースはあるものの できたばかりの感じで踏み固まっておらず、腿上までズッポリいくこともしばしば。 2700m付近でようやく森林限界を越える。ここからは素晴らしい眺望がひらける。 横岳はもちろん、赤岳、硫黄岳、そして富士山、奥秩父、浅間山などが良く見える。 ここから三叉峰(2825m)までは急登が続く。積雪50cm程度。 森林限界から上はトレースなしだったが、先行者がガシガシトレースをつけてくれて、 ラクさせてもらいました。 ●三叉峰〜横岳(奥ノ院) 三叉峰からいったん下り大権現を越えてしばらく歩くと奥ノ院に到着。大権現にハシゴが2箇所あり。 三叉峰と大権現鞍部は風の通り道となっていて雪は飛ばされている。 |
写真
感想
三連休。移動性高気圧に覆われて絶好の登山日和になるのが日曜日との予報。
しかし最終日だけに行楽帰りの渋滞に巻き込まれるのがコワい。
中日もそこそこの天気のようで迷ったけど、どうせ行くならより晴れる確率が高い方へ、
という訳で済ますべき用事は2日目までに済ませて最終日に備える。
渋滞のピークに巻き込まれそうだからあまり遠出はしたくない。
そして今期はスタッドレスを導入したこともあり、今まで雪の季節にアプローチできなかった
八ヶ岳東側、杣添尾根から横岳を目指すことに。
スタッドレスの効果を確かめるために道中雪を期待するも、
登山口の駐車場まで積雪なしでちょっと拍子抜け。
朝6:00到着するとクルマの温度計はマイナス10度でビックリ。まだ11月なのに…。
しかし、クルマの中で靴を履きゲイターを付ける行為が、冬の訪れを感じさせます。
杣添尾根は変化のない樹林帯の登り一辺倒のルート。
ちょっとウンザリしてきた頃にようやく森林限界を越えそうになるが、
ここから尾根の北斜面をトラバース。
この斜面が吹き溜まりになっていて、ここから森林限界に出るまでが積雪量が多く急ブレーキ。
森林限界に出てからはこれ以上を望めないような最高の天気の中、まずは三叉峰に到着。
三叉峰から奥ノ院までは鞍部の風の通り道を除いてはほぼ微風で、
ゆっくり写真を撮りまくりながら360度の絶景を満喫。
南アルプスから中ア、乗鞍、そして焼岳〜白馬まで北アルプスぜんぶが良く見えた。
これだから冬の八ヶ岳は止められません。
およそ4時間かけて横岳(奥ノ院)に到着。山頂でおにぎりを食べてから下山開始。
名残惜しいけれど中央道の渋滞のことを考えるとあまりゆっくりしてられません。
積雪のおかげで2000m付近までは快調に下れた。
しかし、ここからアイスバーンで登山道はツルツル。
最後までアイゼン無しで通したかったけど、ほんの10〜15分だけ使用することに。
小仏渋滞はまだだったけど、藤野PA付近での事故のため渋滞に巻き込まれる。
それでも19時過ぎには自宅に到着することができたのでまぁ良かった方なのかな。
今シーズン初八ヶ岳、好天のおかげで最高のスタートを切ることができました。
danyamaさん、komemameさん、こんばんは。
4月に浅間山でお会いしたusatakoです。(覚えておられますでしょうか? ピッケルの・・・)
迂闊にも気が付きませんでしたが、日曜日は私も杣添尾根を同じ時刻に登っていて、間違いなくお会いしています 三叉峰直前で抜かされたかと・・・。
ワカンをザックに着けた私の姿がdanyamaさんのお写真にも写っています。danyamaさんとkomemameさんであることに気がつくことが出来ず、とっても残念です。
でも、天気が良くて絶好の一日でしたね
(ところで、三叉峰辺りでSIGMAのレンズキャップを拾ったのですが、danyamaさんの物ではないですか?)
usatakoさん
やっぱりusatakoさんでしたか!
実は下りでkomemameと単独の方はもしかして
usatakoさんじゃないかと話していたところ、
komemameもusatakoさんのような気がしていたと…。
もし違ったら失礼なのでお会いした時には、
「usatakoさんですか?」と声を掛けるわけにもいかず、
勇気出してお声掛けすればよかったです。う〜ん残念。
是非、お話したかったのですが…。
北斜面の夏道でのラッセルありがとうございます。
今回はあの辺りが一番キツかったので助かりました!
森林限界から上では最高の天気と展望が待っていてくれてましたね。
usatakoさんも撮影で中々前に進まなかったのではないでしょうか。
次回お会いした時は、是非お話できればと思っております。
(キャップですが、コメントいただくまで気付きませんでした。
二度お会いして二度落とし物を拾っていただくとは!
何という偶然というか…お恥ずかしい限りです)
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