黒戸よりキツいぜ「笊ヶ岳」(老平からピストン)
- GPS
- 09:08
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 3,001m
- 下り
- 2,994m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 9:06
天候 | 曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★駐車場〜渡渉★ トラバース部分で悪い場所あり。渡渉は丸太をズリズリ。水量にもよるが、川に入るのは危険かな。 天然シャワーは気持ち良かった。 ★渡渉〜布引山★ 最初はつづら折れ、尾根に乗ったら急登が続く。テープがついており、踏み跡ははっきりしているが、つづら折れのスイッチバックで直進しないように注意。倒木が道を塞いでいるところが7,8ヶ所あるが、横に巻ける。布引山手前の崩落部分のみ西側の展望ある。布引山山頂には2,3張分のテントスペースあり。 ★布引山〜笊ヶ岳★ いったん鞍部まで下り、ほぼ同じくらいの標高を登り返す。傾斜はキツくないので、楽な区間。山頂は展望がよく、本来ならとなりの小笊の後ろに富士山を拝めるらしいが、今日はダメだった。 |
その他周辺情報 | ★駐車場★ 老平の無料駐車場は8台くらい駐車場可能。トイレがないので、必要な場合にはヴィラ雨畑の道の反対側の町営トイレを使う。 ★飲食店、日帰り温泉★ ヴィラ雨畑に日帰り入浴、レストランあり。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
非常用ツエルト
雨具上下
ハイドレーション
ペット飲料
ヘッドランプ
救急キット
昼食
行動食
携帯電話
予備電池
非常食
地図
計画書
予備電源
保険証
ココヘリ
時計
バフ
帽子
手袋
|
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感想
★本日のコース★
聖にしようと思ってましたが、徒歩でも通行不可との情報あり、こちらに変更。さすが、甲斐駒の黒戸尾根よりキツい、山梨百名山の四天王と言われるコース。しっかり洗礼うけてきました😁
★行動の記録及び感想★
前日23時過ぎに駐車場到着、朝の出発までに満車になってました。数名先行していたようです。
林道の先にスチール製の橋が出てきますが、そのうちの1つが壊れており、帰りにツルっと滑って谷に転落しそうになりました。要注意。
崩落したトラバース部分は見た目ほど悪くないですが、それ以外にもちょっと怖いトラバース箇所いくつかあります。
定番の渡渉部分は、丸太ズリズリで通過。現在の水量だと川の中へ入るのは危険です。
そこから布引山までは、ほぼずーっと急登。所々、山の神や、林業遺産の重機等の見どころもありますが、展望なく、修行が続きます。時々出てくる標識はあっちが笊ヶ岳布引山、こっちが雨畑とだけ書いてあり、現在地も所要時間も書いてないので、単に自分がコース上にいることしか判りません。
もっとも1本道なので、分岐はないはずですが、スイッチバック部分で直進しないように注意。
布引山手前の崩落部分の手前が少し判りにくいですが、基本分岐が出てきたら、全て上を選択するのが正解です。
布引山から鞍部まで200m程高度を下げ、そこから同じだけ登り返します。傾斜が緩いので布引山から先はビクトリーロードです。
笊ヶ岳山頂は展望良いのですが、今日はガスってダメでした。明石、聖、悪沢、上河内等、南ア南部の主要ピークが一望できるはずです。また小笊の後ろに控える富士山も楽しみにしていましたが、全くダメでした。因みに笊ヶ岳の山頂には2等三角点が設置してあり、静岡側の山頂標識の左奥に植物に囲まれてひっそり鎮座してます。
ピストンなので帰りはサクサク下山、それでも4時間弱かかりました。途中で抜いた方と、帰りにすれ違い。後からテン泊装備で出発された方ともすれ違いました。我々含めて10パーティくらいでしょうか。
写真の最後に笊ヶ岳の三角点の「点の記」を貼っておきました。明治三十五年に設置された当時の苦労が偲ばれます。
このコース、広河原の渡渉部分とそこまでのトラバース部分が悪いので大雨の翌日は天気良くても行かない方が良さそうです。さすが山梨百名山の四天王の1つ、甲斐駒黒戸尾根よりキツいと言われているだけあり、登り甲斐のある山でした。
コメント
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笊は山梨百名山の四天王の1座だったんですね。執念が足りず、あっさり断念して仕舞いました。激登と暑さの中、2回も抜かれましたが、日頃の鍛え方が違うんだろうなと大変感服しています。
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