丹沢表尾根縦走 〜鎖場大渋滞〜
- GPS
- 07:50
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
--(0:08)--鎖場通過に21分--(0:08)--政次郎ノ頭--(0:10)--書策小屋跡--(0:13)--新大日--(0:14)--木ノ又大日
--(0:28)--12:32塔ノ岳
[ トータル4:29 / 休憩0:53 正味歩行時間3:36 ]
13:09塔ノ岳--(0:11)--金冷シ--(0:12)--花立山荘--(0:26)--堀山の家--(0:15)--駒止茶屋--(0:21)--見晴茶屋
--(0:31)--15:53大倉バス停
[ トータル2:44 / 休憩0:48 正味歩行時間1:56 ]
天候 | 概ね晴れ、絶好の登山日和 但し、塔ノ岳山頂では曇ったり晴れたりで富士山は見えず。 おまけに風も強く寒かった(友人に確認してもらったところ3℃でした) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
が、電車が一本着くたびに行列がすごい勢いで延びていきました。 バスは7:15に臨時便が出ました。すぐ後にも出たようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ヤビツ峠の公衆トイレはポンプ故障のため11月25日現在使用不可 ・登山ポストは秦野駅のバス停と大倉どんぐりハウス前にあります ・大倉ではバスに乗る前に登山靴の汚れを落とすための水場があるので便利です ・登山道は日当たりのいいところは霜柱が解けてぐちゃぐちゃ。スパッツがあるといいです ・一方、三ノ塔から烏尾山荘への下りなど日当たりの悪いだろう所は凍っているところもあり、 慎重に慎重に皆下っていました。尻餅つく人も |
写真
感想
いつもの友人との登り納め。1年ぶりに丹沢表尾根を縦走しました。
3連休最終日、天気もよくかなりの混雑が予想されます。
秦野駅に6:35に到着したときバス停にはまだ数名、しかし電車が着くたびにたくさんの登山者が吐き出され
あっという間に大行列。今までで一番長い列でした。
始発のバスの時刻は7:35ですが7:15に臨時バスが出ました。私より少し遅く到着した友人も乗車でき一安心。
ヤマレコの記事で鎖場の渋滞がひどいとの情報を得ていたので、鎖場までいかに早くたどり着けるかで
塔ノ岳到着時刻が大きく変わってきそうです。
まずはヤビツ峠への最初のバスに乗るという関門をクリア、ここからは我々の脚次第。
張り切って出発。
勝手知ったる登山道、富士見山荘のあった所まで下りここからニノ塔まではしっかり登らされます。
この日は歩いていると暑かったので頻繁に脱ぎ着しました。
ニノ塔へ着いたとき友人はTシャツ1枚。私も薄手の長袖をめくって歩いてました。
ここから先は日当たりのいい登山道は霜柱が融けぐちゃぐちゃでした。
うっかりスパッツを忘れてしまったので泥はねに注意しながら先を急ぎます。
三ノ塔からの眺望は素晴らしい。雪をまとった富士山も綺麗です。
昨年の酷暑の日、ここから尊仏山荘を見て二人とも心が折れましたが11月の晴れた日の陽気は登山には最適、
鎖場目指しどんどん進みます。
三ノ塔からは烏尾山荘の三角屋根が見下ろせます。そこへは一旦大きく下ってから登り返しますが、
この下りが今回一番難儀しました。日当たりが良くないのでしょう、道が所々まだ凍っていて滑ります。
私の前後で何人か滑って尻餅ついていました。私はたまたま大丈夫でした。
烏尾山荘まではツアー登山か?と思わせるような登山者の数。
そこから行者ヶ岳にかけてだんだんばらけてきました。
行者ヶ岳を過ぎるとまず小さな鎖場が現れます。ここは待ち時間ほとんどなし。
そこから登り返すと・・・うっ渋滞しとる(ToT)
鎖場への到着は決して遅くは無かったはずだけれどこの鎖場の通過に20分強かかりました。
渋滞はこの後どんどんひどくなっていったようです。
この鎖場、高度感はないので難しくは無いんだけれど、もたもたしてると後続者の目が気になります。
でもここであせっては危険。特にこの日は滑りやすかったので慎重に。
鎖場通過後、政次郎ノ頭へは崩壊地にかけられた階段を登って行きますがここで前日から一泊で
来ているという登山者と友人が話しこんでいました。
何と前日、鎖場渋滞1時間半!だったそうです。
渋滞を見て諦めて(呆れて?)引き返した人もいたそうです。
20分でよかった・・
鎖場を無事抜けることが出来たのでここからはのんびり歩いてよし。
まぁ、疲れているので自然のんびりになるんだけれど。
鎖場を過ぎてからはWストックで歩きました。丹沢にストック投入するのは初めて。
バカ尾根での膝痛対策でついに伝家の宝刀を抜いた、そんなとこでしょうか。
書策小屋の跡地は広くて快適、風も無かったのでここで鎖場渋滞を眺めながらおにぎりを2個チャージ。
シャリバテ対策を終えたら新大日までえっちらおっちら登ります。
もう余裕なんてありません(いつものこと)。
新大日から先が私には鬼門です。木ノ又小屋の辺りで脚が攣りそうになることがしばしば。
今回はそれを見越してとにかくゆっくり、ゆっくりと歩いたので塔ノ岳まで無事でした。
だいぶ前から雲行きが怪しかった山頂は曇り。ときどき晴れ間が見えるも富士山は見えず仕舞い。
風も強くザックに提げている温度計を友人に確認してもらったところ3℃とのことでしたが、
体感温度は風もあり氷点下。ちょうど1年前同じ体験をしたので今回はダウンジャケットを持参。
もう何年もダウンのお世話になっていなかったけれどダウンって暖かいねー。
山頂で昼食。簡単にカップメンとハイネケン。ここで新兵器。昨年はお湯が沸くのを待っているのも
辛い寒さだったので今回は「山専ボトル」に熱湯を入れてきました。
朝4:30に沸かした湯を入れてカップメンに注いだのが8時間後の12:30、結果は・・
熱々とはいかないけれど、きちんとカップメンを食べられるようにしてくれました。
天晴れ!山専ボトル
塔ノ岳山頂滞在は30分、暖かいところまで下って飲もうということになり大倉尾根へ。
ちょっと下るだけですごい暖かい。花立山荘のベンチでビールの飲みなおし。
ここでゆっくりし、まだまだ先の長い大倉尾根へ再び突入。
もう打ち上げのことしか考えられない二人。
我々としてはいいペースで大倉まで下って来れました。
大倉のバス停は・・予想通り大行列。でも臨時バス(すし詰め)が出たので待たずに渋沢駅まで行けました。
打ち上げは友人のリサーチでいつもの白木屋ではなく駅からちょっと歩いた「はっぴ」という店で。
二人とも気に入りました。次回からはこの店一択となりそう。
これで年内の山歩きは終了。
次は天気がよければ恒例の元旦愛鷹山初詣登山です。
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