妙義山2 金洞山-中ノ岳-東岳-鷹戻し前中間道バイパス-石門群
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
8:35道の駅みょうぎ
9:50中ノ岳駐車場
10:20中ノ嶽神社登山口
12:00中ノ岳(小休止)
13:00東岳〜中間道
14:00石門群巡り〜第四石門でコーヒー沸かす
15:00中ノ嶽神社着
16:45あまりに自動車道が単調過ぎた為金鶏山をショートカットするルートの入りを誤り
迷う登ったり降りたりしてたら先週の自分のヤマレコ見たというお二人に偶然会ってしまい助かる
17:45松井田着
天候 | 快晴、風弱〜中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
高崎(地震で電車遅延足止め駅で一泊)〜始発6:58発横川行き〜松井田(徒歩)〜中ノ岳神社 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■先週の妙義からの縦走に入るルートと比べました ・妙義神社入山 :標高が低いので縦走ルートに上がるのに時間がかかる 鷹戻しを通過しなくてもこちらは長めに縦走を楽しめる 堀切までなら野宿するにもこちらの方が比較的し易い 縦走路の幅はこちらの方が広いのと中間道の降りはこちらの方が危険度が低いが危険は危険。 ・中ノ岳神社入山:標高が高いので縦走ルートに入りやすく景色が素晴らしい 鷹戻し通過しないルートをとる場合長く縦走を楽しめない 鷹戻しを通過しなければ野宿する場所がほとんどないうえに危険だと思う 縦走路の幅はこちらの方が狭い40〜60cmほど、鷹戻し前の中間道の降りもこちらの方が危険度が高い。 ・この他に国民宿舎から堀切手前に上がる裏妙技ルート女坂・中間道とかあり 先週お会いした野宿の先輩おじいさんからは国民宿舎の道は鎖場も少なく 登り下り楽チンという情報をいただきました、今度試します。 *歩いて松井田から中ノ嶽神社までは結論から言うと 時間と体力の無駄になるのでタクシー拾った方がいいかと妙義神社くらいなら 歩きで全く構わないけど松井田から登り1時間30〜50分は準備運動にしては やり過ぎた。 *この時期はどちらのルートも霜が降ってます正午過ぎても山の影部分は霜が溶けず残っています。 |
写真
感想
懲りずに今週も行ってきました.....。
計画自体は11/24仕事終わった後終電で松井田、徒歩で中ノ岳駐車場(バルブで遊ぶ)ー
11/25朝7:00スタート金洞山ー中ノ岳ー東岳(鷹戻し見物)ー中間道ー石門巡りー
中ノ嶽神社ー金鶏山(下見)ー松井田
という予定を天気予報見ながら練りましたが11/24 16:00頃の大きめの地震で
電車のダイヤが狂い『高崎』で足止め始発の6:58の電車まで構内でザックを枕に寝ました。
計画も金鶏山の下見は取り止め、むしろ前回の復習として同じ妙義ルートを辿ってみる案と
中ノ岳ルートで迷いました結局、妙義山系の全体像が見えてくる中ノ岳の方面のルートで決めザックリ時間見直しました。
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主要装備:ザック60ℓ(大き目のに変えました貰い物)、ハイドレーション水1.3ℓ
カメラ3台(MF、コンデジ、コンパクトデジ)、ライト、ipad(バルブで遊ぶ用)
三脚2台、トランギアクッカーアルコールストーブ、燃料500mmℓ、食糧(多め)
マット、携帯カイロ
ウェア:登る服装は前回とほぼ同様、靴とレギンスとゲーター変え+中綿入りロングパンツ
パッキンされたダウンジャケット、フリースのウインドブレイカーを夜間用に持ってきた
がほぼ無駄に。
身長171cm
体重57.8kg(じわじわ戻ってきた)
一応、前回の反省は踏まえてますが、はっきり言うと無駄な荷物があります前よりは軽くて10~数kgかと…仕様です
カメラ:ポケットサイズのカメラで十分でした、コンデジは山頂でのバッテリー消費が激しい為
バッテリーは常にジャケットの中にしまい温めておくかカイロ取り付けるかして面倒
MFの機械式は135、中判共にとても使い易かった堅牢でビクともしませんOMシリーズとか軽くてよいです。
三脚:激しく無駄になった
ipad+wifi:本当はバルブで夜遊ぶ予定だったのが地震で無駄になりました、山頂での通信テストも出すの面倒だしそもそも存在を忘れてた。
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11/25(日)
高崎駅で他の方々と一緒に寝起きして
駅で昨晩夜食べる用に持ってきたカップ麺を食べる為にお湯沸かして入れようと
したら寝ぼけて熱湯をこぼして左手の親指から人差し指、掌にかかって火傷する
アツくて目覚める。
(結局今回の怪我はこれ位で山での怪我はなかった)
7:40松井田着
今回もニッチに歩いて中之嶽神社まで行こうとしたら他にも一人だけ歩いて妙義方面に
行く方が居て勝手に親近感を覚える
黒門坂ショートカットを上がり妙義神社にさっくり着いて駐車場脇の
俳句の道ショートカットを上がる登りは地味にきつい
(ここはローラー滑り台があり帰りは下半分まで滑っていけるので楽チン)
ひたすら道路を歩くと石門・中間道への入り口と橋があり小川が流れている
パノラマ道を歩き続けると金鶏山近くで先行を歩いてる2人組みがいる
金鶏山だろうかと思いながら金鶏山登山道に着く山の中から声がする
今日も行ってるいる人がいるみたいで大人気登山禁止金鶏山。
さくらの里カーブを曲がって休憩所、石門群登山口、中ノ岳駐車場着9:40
水を入れてトイレとゲーター装備、バナナと行動食取ってふと左手を見ると
親指から掌にかけてみみず腫れができていて間接が曲がりづらい
...親指は諦めて左は四本でいく。
登山者カード記入して中ノ嶽神社に
階段が急で手すりがないと危うい簡単にお参りして轟き岩方面見てから登山口へ
石門と中間道と縦走路に上がる分岐で曲がりひたすら登る途中安全なルートが
分かりづらい所もある。
金洞山への最初の鎖場は取り付きやすく登りやすい、登ったあとの斜面反対側は影で
霜が残り凍っている箇所もあり上がった所で西岳と星穴岳への立ち入り禁止プレート
一つ目のピークに上がる前にトラロープ貼ってあるトラバースがあり
足場狭いし気をつけたほうがいい場合によっては凍っている。
登りきって開けた場所に出るカメラ出して撮影してると次の鎖に取り付く前に後続から3名上がってきて抜かれる、上がりきった所でザックたたんで鎖場に
ここは垂直気味7〜8m位の上り少し狭いがホールドはしっかりしていた
中ノ岳で先行の3名の方が休憩していて撮影してたら
鷹戻しから戻ってきた2名の男女が鷹方面から来てその場にいた3名の内1名の方と交えてちょっと話す。
『鷹戻しですか?』と聞かれたので
いえエスケープですと答え先週妙義方面から登って来たので
今回は中ノ岳方面から登って来ましたと野宿した話とか交えて雑談
小休止でパンを齧って水飲んでたら男の方が510(ファイブテン)履いていて
女性の方が『靴の調子どう?』男『絶好調』との受け答え、靴が軽そうで
傍目にうらやましい。
小休止終えお先に〜とばらけて東岳に向かう縦走路は狭い強風に煽られると危険だ
東岳の取り付きも急で気が抜けない。
上がって撮影して降りたところの先で鷹戻しから戻ってきた単独の方とお会いして
鷹戻しバックでカメラ撮影をお願いされた
『単独だとこういう時困るんですよね、今鷹戻しがちょっと渋滞してましてね』
・・・あぁほんとだ流石に現状あそこ登る気にはなれないとしばし鷹戻し見物しながら
妙義方面からの登りより中ノ岳からの登りのが楽だとか装備の話とか
ネットの写真は高度感ないのにここ来ると嫌ってほどあるとか
単独山行者同士の情報交換や会話を10分ほどする
今日は中ノ岳方面にこのまま降りて第四石門から中間道で妙義に帰る予定だそうだ。
(この方とは第4石門休憩所でもう一度顔を合わして下山の無事を確かめ会えそれぞれの休憩を取り別れた)
その後鷹戻しから来るパーティーを眺めつつ道を譲ってエスケープに入る
ここのエスケープは人によっては全然エスケープに思えないかもしれない
妙義方面のバイパスと比べるとこちらのバイパスの方が数段危険で危ない
中間道に降りるまでに鎖場とトラロープの張ってある急な斜面が大部分を占める。
ゆっくり降りて石門群へ...そういや石門群見物は初めてだ
天狗のひょうていからは先ほど降りてきた東岳が望め
立っている人が豆粒見たく見えるあそこから手を振れば下の人にも気づくようだ
大砲岩、天狗のひょうていは混雑していて鎖待ちで登り降りに案外時間を食った
下を見るとゴミが多い....。
休憩所のある第四石門へ着くと先ほど東岳付近でお会いした単独の方と再びお会いして
互いに『あっ、おぉーおー』となり雑談、互いに休憩に
お湯を沸かして僕はコーヒー入れてソーセージ焼いてる間にパパっと写真を撮って
ゆっくりコーヒーを飲んでソーセージを食べた。
休憩をあとに『お気を付けて』と互いに分かれてつるべ下がりの方に向かう
石門群の鎖場も客観的に見ると危険な場所はいくつもある
縦走路の危険度に慣れて下り登りの石門群で気を抜かない方が懸命だ。
石門群を抜けて自動車道に降りて中ノ嶽神社にご朱印を貰いにいく。
*以下"〜"、山の神様の話とかになるんで興味ない人は飛ばして下さい山行の話ではないです特に信心深いわけでもなく気になると調べたくなるんです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ご朱印を貰いに行き神職の方にご朱印をお願いするとご朱印は
2種類〈中ノ嶽神社〉〈大国神社〉と2種類あるらしい。
お参りしたのが中ノ嶽神社のほうだけだったし、次に鷹戻し含めた縦走する
時にまた来るので中ノ嶽神社でお願いする。
書いて頂いてる途中〈金鶏山〉の登山話になり今日も行く人いましたねなどと話す
『ああ...居ましたか』
金鶏山の上まではそうでもないんですけど頂上に立つとと向かいの
筆頭岩まで対した距離に感じないから縦走に行きたくなるのは
登山者の性みたいなものですかね
『それで金鶏山からの縦走と筆頭岩で転落して道路まで一気に落ちますからね』
怖い話である
頂上に祀られている〈御嶽神社〉の話を聞く
以前ネットで〈中ノ嶽神社〉が〈御嶽神社〉だったみたいな記述の草子を見かけたので
(http://bit.ly/Tr1wVZ )
〈中ノ嶽神社〉が〈金鶏山〉の管理しているのですか?と尋ねると
『それは聞いた事がないですね元々〈金鶏山〉は下の陽雲寺さんが管理しているお山で菅原道真公を祀っているはずです』と言われたココで訳わかんなくなる。
というか白雲山(豊受大神)、金洞山(倭建尊)、金鶏山(菅原道真)の神様のバランスがどうみてもおかしい。
金鶏山の上にある像は菅原道真で間違いないと思うがその横の〈御嶽神社〉に元々祀られているのは
〈蔵王権現〉(大己貴命、少彦名命、国常立尊、日本武尊 、金山毘古命)なのではないか神道、修験道との繋がりも深いし何より筆頭岩に修験者が登って
法螺貝を向かいの金銅山と白雲山のピークから吹き合っていたらすげー絵になる。
古くから金鶏山近くの屏風前辺りに〈御嶽神社〉があって
何かしらあって潰れ神様いるしアレなんで金鶏山頂上に移して寺社の管理になったのか
よく分からんしもうこれ以上調べるのは深みにはまりそうなのでやめる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
みたいな事を話したり思考したりして下山する事にする、帰りも歩きだ
帰り道の金鶏山脇の岩肌に水が濡れて滴っている箇所を数箇所見つける。
単調な道路を歩き金鶏山ショートカットに入る事に登っても登っても
降りにならないのでおかしいと思い引き返すX2往復
その間単独の方、一人はフィジカルの強うそうな白人の方とすれ違い
段々暗くなってきて...またかっ!と思っていたら前方から二人組の男女が
降りてきたので道を尋ね
これから自動車道まで降るというので厚かましくご一緒させて頂く事に
途中『先週も妙義の方で野宿した方がいたらしくヤマレコに...』みたいな話になって
!!!!!!!!
それ、僕です....みたいな展開になって
!!!!!!!!!!
向こうも驚き『本人に遭えるとは思わなかった』と
...すいません方向音痴で....
先週の鷹戻し前で往生して一晩歩き通した高齢のご夫婦のお話とか
今日の山行とかの話をしながら降りて山の地図がある所まで来て
何をどう迷ったのか確認するとあっけなく解決、ショートカットの入りを
出口から入って入口に戻っていただけだった、方向音痴である。
そのまま暗くなった自動車道を降りて妙義神社横駐車場でお二人にお礼を言い
別れ一路、松井田まで歩き帰った。
帰りの道路でかなり雑な歩きで前に重心かけすぎて歩いたせいで
足指に水膨れができた、左手の水膨れは破かないですんだ、これは反省する。
時間を置かないで妙義登った事で大分、縦走路への足がかりができたと思う
ゴミは縦走路ではなかった、上がる前におしるこの缶と
石門群と第四石門の間に激しくゴミがあったのでとりあえず拾って多すぎるので
諦める。
特に山を大切にとか思っている訳ではなく
要は『俺の歩く道にゴミを落とすなよ』とかそういう感じが心情として近い。
帰り実家に電話したら先週分含めて当然怒られた
前回に比べると歩いた距離は倍以上だったけど登り降りが半分以下だった
せいか特に酷い起き上がれないほどの筋肉痛はなかった。
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