丹沢/玄倉川檜洞沢

2020年08月08日(土) ~ 2020年08月09日(日)

• GPS: 16:03
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,436m
• 下り: 2,451m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:15

距離 7.1km 登り 785m 下り 463m

7:22 寄大橋
7:25 水源の森・公衆トイレ
7:40 7:41 後沢出合
7:44 7:45 宇津茂林道終点(=登山口)
8:59 9:04 釜場ノ平
9:07 9:14 寄コシバ沢
10:11 雨山峠
10:49 雨山橋
11:03 11:04 ユーシンロッジ分岐ゲート
11:10 11:28 ユーシンロッジ
11:32 11:33 ユーシンロッジ分岐ゲート
11:37 ユーシンロッジ

2日目

• 山行: 10:41
• 休憩: 1:08
• 合計: 11:49

距離 16.4km 登り 1,682m 下り 2,008m

6:02 ユーシンロッジ
6:41 石小屋沢
7:09 檜洞沢
7:37 7:49 ザンザ洞
10:25 10:26 源蔵尾根下降点
10:30 金山谷乗越
10:57 11:03 神ノ川乗越
11:44 12:06 臼ヶ岳
12:46 水晶平
13:00 13:17 コイタゾーリの頭
14:30 14:33 ユーシンロッジ
14:36 14:41 ユーシンロッジ分岐ゲート
14:51 雨山橋
16:03 雨山峠
16:35 寄コシバ沢
16:42 16:43 釜場ノ平
17:35 宇津茂林道終点(=登山口)
17:39 17:40 後沢出合
17:48 水源の森・公衆トイレ
17:51 寄大橋

天候

8/8 快晴、8/9 曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
寄大橋西詰めの駐車場利用。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
・寄大橋〜雨山峠〜ユーシン：元々渡渉が多く道迷いの可能性が高いが、台風により更にワイルドになった印象。
・朝日向尾根（臼ヶ岳南稜）：水晶平までは支尾根の分岐もあり道迷いの可能性が高い。950m地点でも支尾根に入り掛けた。
◆登山ポスト
森林管理事務所にある。郵便箱が紛らわしい。

写真

8/8 7:17

寄大橋西側の駐車場にクルマを停めて出発。鍋割も暑さで霞んでいる。

8/8 7:20

やどりき水源林ゲート。台風19号による林道崩落があるとのこと。

8/8 7:21

久し振りに手書きの登山計画書を提出。

8/8 7:24

綺麗な公衆トイレがある。

8/8 7:32

林道崩落箇所で高巻き道が付けられている。

8/8 7:34

が結構な高巻きでいきなり汗をかいた。

8/8 7:35

あそこが崩落箇所。仮設の桟道が敷かれている。人は問題なく通れるぞ。帰りはあっちだな。

8/8 7:36

土砂流出箇所。これも台風19号の災禍の一つ。

8/8 7:42

林道終点。

8/8 7:45

新しい道標が設置されていた。

8/8 7:48

記憶にある以上にここも高巻くんですが。また汗をかく。

8/8 7:51

黄色い道標が傾いている。その先も法面なりに進もうとしたがすごい難路になる。

8/8 7:56

黄色い道標で渡渉が正解だった。対岸にも黄色道標あり。

8/8 8:01

右岸側を5分程歩いて堰堤を越えるとまた左岸側へ渡渉。

8/8 8:08

そしてまた数分左岸側を歩く。

8/8 8:09

崩壊地。もっと流れが広かったような気がするが岩屑が広がり本流は右岸側に押し寄せられている。

8/8 8:10

いっそ伏流になっていれば渡渉は無いんだけれどね。

8/8 8:45

まだコシバ沢までも達していないけれどともかく沢水があるところで小休止。結構消耗してる。

8/8 8:52

余り休憩ばかりしていては着かないから出発。

8/8 8:53

釜場平。ベンチがある。

8/8 9:05

コシバ沢まで来た。

8/8 9:20

ここも結構ザレている。

8/8 9:31

雨山峠まであと500m位。

8/8 9:46

沢水があるところでまた休憩。

8/8 10:06

あと200m。

8/8 10:07

最後の階段。

8/8 10:10

雨山峠に着いた。3時間近く掛かってしまった。流石にここでは休憩しない。

8/8 10:22

峠のこっち側もなかなかワイルドだ。

8/8 10:24

古い道標。

8/8 10:30

イワタバコが多い沢沿の径。

8/8 10:32

イワタバコの群生地だ。和む。

8/8 10:41

桟道に来ると玄倉林道も近い。

8/8 10:43

タマアジサイ。

8/8 10:44

林道が見えて来た。

8/8 10:45

令和4年3月まで通行止めのようだ。先は長い。

8/8 10:48

玄倉林道をユーシンへ。

8/8 10:50

ここも崩落箇所がある。去年の5月には崖側が縁のように残っていたけれどそれも破壊されていた。

8/8 10:51

ユーシン側の登り降りが少ししんどい。

8/8 11:01

ユーシンへ渡る橋が見えて来た。

8/8 11:03

緑の橋。

8/8 11:07

神奈川の美林50選の標識。確かに美しい林だ。

8/8 11:07

ユーシンロッジ到着。外部にある公衆トイレは厳重に入口が塞がれていて使用禁止になっていた。

8/8 11:08

ユーシンロッジ全景。

8/8 11:11

今日はここに泊まらせて貰います。取り敢えずデポして、沢行く？13Kさんは疲労困憊ながら沢支度をしようとしているよ。Aki-CLさんは外でくつろいでいたが沢は明日で良いかなぁとのこと。そうだよね！

8/8 11:56

Aki-CLさんから恒例？の誕生日プレゼントのプリン。疲労した体に甘さが心地いい。美味しかったです。

8/8 11:59

午後は裏の檜洞沢で行水して昼寝。嗚呼、夏休み！

8/8 12:15

河原で昼寝

8/8 12:16

河原で昼寝

8/8 13:49

ちょっと早いけれど一杯やらせて貰います。今日はやっぱり猛烈に暑かったんで脱水気味にもなっていたんだろうなぁ。

8/9 5:41

夜、何者かが食堂のガラス窓を叩く音がして眠りが浅かった。狸かなぁ？4:45に明るくなってきたので起床、朝食を済ませて沢支度中。

8/9 6:02

檜洞沢へ出発。

8/9 6:03

明治薬科大学の小屋が見えてきた。

8/9 6:06

径路が二手に分かれるが沢寄りを行く。

8/9 6:09

玄倉発電所の取水設備の脇を行く。

8/9 6:12

この堰堤を梯子で越える。

8/9 6:13

ここからは人工物が無い自然の世界。ヘルメットも着けよう。

8/9 6:23

穏やかな渓相だがもう奥にF1が見えてきた。

8/9 6:24

13Kさんはお助けロープに沿って行く。

8/9 6:25

一段高い所をトラバースして行く。僕は一番楽な釜から左岸側のリッジに取り付こうとしたら思ったより深くていきなり泳ぐことになってしまった。今までで一番水量が多いってことだ。

8/9 6:26

Aki-CLさんはノーマルの�卦薀襦璽箸如�

8/9 6:26

ここは3年前は小滝だったと思うが岩がずれたんだろうか。

8/9 6:27

日差しのせいもあるが何となく3年前の青い水と白い岩の印象から曇っている感じだなぁ。

8/9 6:29

CS滝は大岩に立ち込むムーブで。先ずは対岸に左足を突っ張る。

8/9 6:29

両脚で突っ張って。

8/9 6:29

乗越す。僕も同じムーブで続く。

8/9 6:31

Aki-CLさんは右岸側トラバースで行く。

8/9 6:31

CS滝の大岩

8/9 6:32

釜を持つナメ滝。3年前は2条で流れていた。でも美しい。

8/9 6:33

ナメと白い岩。

8/9 6:34

この茶色い感じが以前は無かったんだよな。台風でかなり土砂が流れ込んだんだろう。

8/9 6:35

上流に向かう程やや清涼感も向上していく感じがする。

8/9 6:37

石小屋沢出合。

8/9 6:41

沢床はナメが続く。

8/9 6:44

今日も出会えたイワタバコ。

8/9 6:44

下ノ魚留滝4m。3年前よりもここは水位が低い。13Kさんは左コーナーから登るけれどカンテからが楽です。

8/9 6:48

魚留滝上からの流れ。

8/9 6:49

ここはわざと水流沿いに行く。

8/9 6:50

夏休みを楽しみましょう！

8/9 6:50

良く見ると水流の中にスタンスがある。

8/9 6:51

13Kさんも続く。

8/9 6:51

水流沿いに行く。

8/9 6:55

吹割滝3m手前のナメと釜。

8/9 6:56

吹割滝は優美な滝だ。左岸側から越えて行く。

8/9 6:57

滝上は見事なナメになっている。

8/9 6:59

檜洞沢・ユーシン沢出合で小休止。

8/9 7:05

二俣小休止。

8/9 7:07

出合から見える4m滝は遠目には難しそうだが実際には右岸側を歩いて登れる。

8/9 7:07

ナメと釜。驚いたことに3年前の写真を見るとこの大岩は無い。

8/9 7:08

ナメ滝を登る。

8/9 7:08

これが3m樋状滝だろうか？

8/9 7:08

3m樋状滝？

8/9 7:11

両門の滝っぽい。ここは右の方が楽だった。

8/9 7:14

4m滝なんだか大分雰囲気が変わっている。

8/9 7:15

一応慎重気味に覗くけれど流心沿いに行って問題無し。

8/9 7:17

テーブル岩。赤い矢印が描かれていた。

8/9 7:20

傾斜したナメ。

8/9 7:24

2段4m滝だったようだが今では1段だな。

8/9 7:37

ザンザ洞出合の岩屋。

8/9 7:37

ザンザ洞出合に到着。ここで小休止。

8/9 7:48

ザンザ洞出合小休止。

8/9 7:48

ザンザ洞出合小休止。

8/9 7:48

ザンザ洞の流れ。今回は候補の一つでもあったけれどヌルヌルボロボロと言う記録があり止めた。

8/9 7:52

3mCS滝だったところみたい。

8/9 7:54

4m滝。水流沿いに楽しく登れる。

8/9 7:57

ショウマの仲間かな？

8/9 7:57

今日も出逢えたイワタバコ。

8/9 7:58

4mゴロタ滝。

8/9 7:59

小滝も楽しいですぞ。

8/9 8:06

上ノ魚留滝。右岸側から容易に越す。

8/9 8:07

3段13mだが見ようによっては5段にも見える。七ツ釜に匹敵する？

8/9 8:08

一つ登る。

8/9 8:11

一番上がツルツル。左上に残置スリングが掛かっているので行ってみる？

8/9 8:20

カムで支点を作ってクリア。流心を突っ張って行くのもどうだろう？

8/9 8:30

13Kさんがラストで続きます。

8/9 8:33

タマアジサイ。未だ蕾も多い。

8/9 8:34

これもタマアジサイだろうか？

8/9 8:36

3m滝だったところ。今では滝の面影も薄い。

8/9 8:39

樅ノ木。右岸側から支沢が出合う。

8/9 8:40

インゼルの脇の小滝。

8/9 8:44

釜とナメ滝。

8/9 8:47

ナメを歩く。

8/9 9:04

ナメが続く。

8/9 9:06

ナメ滝も。

8/9 9:23

広河原になってきた。

8/9 9:24

ビランジ？一群れだけピンクで目立っていた。

8/9 9:27

イワオトギリ？

8/9 9:27

1155mで沢が左に屈曲する所。

8/9 9:29

経角沢との出合。さっきの屈曲点からすぐだ。

8/9 9:36

途端に源流域の雰囲気になる。

8/9 9:36

沢に咲くマルハダケフキ。

8/9 9:43

3m滝のようだが倒木が邪魔していて大変そうなのでAki-CLさんと僕は巻きました。

8/9 10:15

1250mでほぼ水流も涸れたので沢装備を解く。

8/9 10:26

金山谷乗越に出た。いたって安楽な詰めだ。

8/9 10:27

渓の詰めの雰囲気。

8/9 10:33

ユーシン沢・檜洞沢中間尾根を下るオプションもあったが安心感がある臼ヶ岳南稜の朝日向尾根を下ることにした。

8/9 10:37

檜洞丸から大室山への稜線が望める。

8/9 10:39

臼ヶ岳は未だ遠い。

8/9 10:40

密生したキノコ。食べれる？

8/9 10:44

ウスユキソウの仲間でしょうか？

8/9 10:50

ここまでも細かくアップダウンがあったが神ノ川乗越に向けては大きく下る。

8/9 10:56

神ノ川乗越。ユーシン沢の詰めはここだ。檜洞沢より更に安楽。

8/9 10:58

姫次。

8/9 11:05

ヤハズハハコ。

8/9 11:27

シロヨメナ。

8/9 11:31

ダイコンソウ。

8/9 11:40

この黄色い花は？

8/9 11:41

この白い花は？

8/9 11:42

漸く臼ヶ岳に着いた。やれやれ。

8/9 11:44

蛭ヶ岳にご対面。

8/9 11:55

小休止。

8/9 12:04

さあ出発。鹿柵に沿って南に進む。

8/9 12:05

山頂からちょっと南側にずれると蛭ヶ岳から不動ノ峰に掛けてのベストビューポイントがあった。

8/9 12:08

うぅ。アザミヶ原。

8/9 12:28

水晶平まではテープが結構設けられていた。

8/9 12:37

中間尾根の末端が望めた。あそこからは急降下だな。

8/9 12:42

水晶平まで来た。鹿柵の向こう（内側）に鹿の群れがいた。

8/9 13:15

コイタゾーリの頭で小休止。

8/9 13:21

ここからはまた適度にマーキングがある。

8/9 13:56

ミツマタの群落。

8/9 14:00

ユーシンの公衆トイレが下に見えてきたので斜面を下る。

8/9 14:02

ユーシンまで戻って来た。これだけでもう8時間だよ。

8/9 14:35

沢で汗を流してデポした荷物をパッキングして出発。

8/9 14:36

橋の袂に水場があった。

8/9 14:48

林道崩壊箇所を通過。

8/9 14:50

雨山橋に着いた。

8/9 14:53

桟道ゾーンを歩く。結構地味に登るんで疲れる。

8/9 15:40

漸く雨山峠に到着。

8/9 16:07

沢を下る。

8/9 16:22

ここの桟道はいつ踏み抜けてもおかしく無いヤバさがあった。

8/9 18:07

いやぁ結局12時間掛かった。お疲れ様でした。

撮影機器：

SO-02H Sony

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

moto g(7) plus motorola

感想

tadomasa

何となく遠出を躊躇ういつもと違う夏休み。だけど普段はできない沢旅をしてみようと雨山峠を越えてユーシンへ入った。初日に3年ぶりの檜洞沢、2日目に石小屋沢なんて計画していたけど猛暑でグダグダ、初日はユーシンまで。2日目に檜洞沢を遡行して帰って来た。相変わらずの美渓だったが3年前からの変化もそこここにあった。何よりの変化は自分達の体力かも。まあ夏休みらしく目一杯水遊びを楽しめた。

【1日目】
玄倉林道はどうやらあと2年は不通らしいのでユーシンへのアクセスは寄から雨山峠を越えて行くことになる。寄大橋の袂にクルマを停めてそこからスタート。猛暑日の予報だが朝からこの辺りも蒸し暑い。台風19号の影響で林道の崩壊があり高巻き道が整備されていたがそれでもう一汗かいた。雨山峠までは沢沿いの径で表丹沢の登山道と違って野趣に富んでいるがよりワイルドになった感じがする。新しい黄色い道標は遠目にも目立って良い道案内になっている。しかし暑い。1時間毎に水が流れる沢に出合ったところで小休止を取るがいつもより長くなる。結局3時間近く掛かって漸く雨山峠に出た。

雨山峠からは下りでもあり比較的楽。沢沿いなのでやや涼しいしイワタバコの多くて目を楽しませてくれた。それでも玄倉林道に出てそこからユーシンまでの距離も長く感じ、ユーシンロッジに着く頃にはすっかり消耗していた。もっと水分も取るべきでしたと言う反省もちょっとある。先ずはデポする荷物を分けはしたがこれから往復6時間行程の檜洞沢ってちょっと無理じゃない？と思っていたが、13Kさんは疲労困憊ながらも沢の支度はしていくのかと尋ねてくる。Aki-CLさんが外にいたままなので、どうする？行く？と聞いたら「いやぁ、明日行けるからもういいかな」と。しんどかったのは3人一緒だった訳だ。CLの一言でこの日はもう裏の檜洞沢で行水して昼寝して過ごすことに決定。一転長閑な夏休みになった。

【2日目】
翌日は5時起床で6時出発を予定したが4:45には外が明るんで来たので起床。夜半食堂のガラス窓をだろうか、ガタガタ叩く音が気になった。狸の親子がいたから狸だろうと思うことにして寝ていたが浅い睡眠に終始した感じだ。ともあれ予定通りに6時に出発。余分な荷物はロッジにデポして行く。明治薬科大学の薬用植物調査研究所の脇を通り玄倉発電所の取水設備をヘツリ堰堤を越えるとそこから先は人工物は無い。梅雨の長雨が続いたせいか水量は多くF1の釜では胸まで浸かりいきなり泳ぐことになった。朝のうちは曇りで陽射しが無かったせいもあるかもしれないが記憶ほど岩が白く見えず、水も蒼く見えない。でも岩の間を埋めている流砂が茶色い土砂だったので昨年の台風で流れ込んだこれが多少は白さを減らしているかもしれない。

3年前の写真と比べるとあちらこちら変化もあったことがわかるがナメと翠の釜が美しい沢であることは変わりはない。水量は多めだけれど積極的に水流と戯れる楽しみがある。下ノ魚留滝、吹割滝など名前が付けられている滝はどれも優美だ。ユーシン沢を右に分けると白い大岩が多く転がり流れの音も大きい印象になる。ザンザ洞出合を過ぎるとやや沢幅も狭くなるが3段13mに出合う。この最上段ではロープを出した。そしてやや明るくなりゴーロになって行き1160mで経角沢に分かれ、いよいよ源流域になる。1255mで水もほぼ涸れたので沢装備を解く。詰めも悪くないので暑さ対策優先でヘルメットも脱いだ。そこから稜線まで10分強でちょうど金山谷乗越に出る。金山谷乗越まで来ると急に展望が広がる。

そこからユーシンまではユーシン沢を下るとかユーシン沢檜洞沢中間尾根を下る（最終的には沢を下る）とか色々ありうるが13Kさんはヤマレコマップで臼ヶ岳の朝日向尾根を下るルートを描いていた。一番遠回りではあるが一番確実。でどうしようか？とAki-CLさんの意見を仰いだら朝日向尾根で行こうとのこと。まあそれならまた沢装備を着ける手間は省ける。しかし臼ヶ岳まで実にアップダウンが多くて、また暑くて、消耗した。臼ヶ岳からユーシンまでは概ね下りだけれど時折ある登り返しがまた辛い。2時間でなんとか戻ってこられた。

檜洞沢でまた汗を流してデポした荷物をパッキングして出発。雨山橋から峠までも地味に登っていてこれまた疲れる。峠からは大体コースタイムで下りられただろうか。3年前は玄倉からの日帰りで檜洞丸経由で下ってきたがこんな調子では同じ山行は難しい感じだ。沢の変化も少なくは無かったけれど自分の老化の方が変化が大きいな。

ともあれ無事に夏休み山行を終えられた。水遊びを堪能できたし。2日目は臼ヶ岳で1名、ユーシンロッジ周辺で5名、雨山峠に向かうところで2名に出逢ったが丹沢としては静かなもの。終わってみればなかなか楽しい山行でした。