武尊山

2020年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: 09:23
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,073m
• 下り: 1,066m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:22

距離 9.1km 登り 1,073m 下り 1,073m

6:46 武尊沢林道終点駐車場
7:06 7:07 須原尾根分岐
8:08 8:27 武尊神社下降点
8:32 手小屋沢避難小屋分岐
10:53 11:52 武尊山
13:09 13:22 剣ヶ峰山
15:48 武尊沢
15:53 須原尾根分岐
16:07 16:08 武尊沢林道終点駐車場
16:08 ゴール地点

武尊山山頂にてランチ
剣ヶ峰山からの下りは大変滑りやすくなっています。余裕を持った工程を立てましょう。

天候

雨のちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

武尊沢林道終点駐車場を利用（無料）
朝6時30分の時点で残り4台程度となっていました。
この駐車場にはトイレはありません。
なお、道が相当掘れていますので、車高の高い車以外は手前の裏見ノ滝駐車場をおすすめします。
裏見ノ滝駐車にはトイレがあります。
武尊沢林道終点駐車場を利用するより、往復約1時間程度プラスとなりますがこちらの駐車場を利用した方がいろいろ安全かと思います。

コース状況／危険箇所等

　今回は、武尊沢林道終点駐車場から時計回りで、須原尾根分岐〜手小屋沢避難小屋分岐〜武尊山〜剣ヶ峰山〜須原尾根分岐を経由して武尊沢林道終点駐車場に戻ってくるルートとしました。
　今回のコースは、全体的に段差の大きい登りや下り、岩場、ザレ場、鎖場があり、特別な危険箇所があるわけではありませんが、慎重に上り下りをする必要があると思います。

・駐車場〜須原尾根分岐まで
　登山道が大きく掘れて、大きめな石が点在しているので少し歩きにくいです。
　特に危険箇所等はありません。

・須原尾根分岐〜手小屋沢避難小屋分岐まで
　樹林帯の中を一気に高度を上げて登っていきます。（距離1.2キロ、標高+360m）
　基本的に段差が大きい登りで、滑りやすい岩や木の根を登っていく感じとなりますので、慎重に登ってください。

・手小屋沢避難小屋分岐〜第一鎖場まで
　避難小屋分岐〜第一鎖場までも段差の大きい登りで滑りやすい岩や木の根が続きます。

・第一鎖場〜武尊山まで
　第一鎖場から武尊山までは、大きな鎖場が続きます。
　結構長さのある鎖場となりますので、鎖を使うかキッチリホールドして三点支持で登ってください。
　雨の後は、岩が滑りますので、しっかりとホールドしてください。

・武尊山〜剣ヶ峰山まで
　武尊山の直下はガレ場となりますので石を落とさないように慎重に歩きましょう。
　山頂直下はお花畑となっていますので、よそ見をすると転びます（笑）
　剣ヶ峰山まではアップダウンを繰り返し登っていきます。
　剣ヶ峰山の直下は大きな岩を登りますが、手掛かりがありますので問題はないと思います。
　なお、山頂は大変狭く？細くなっています。標識もほぼ読めません（笑）

・剣ヶ峰山〜須原尾根分岐まで
　もー嫌になるくらいの急斜面を下って行きます。
　もちろん、段差も大きく、岩、ガレ、ザレ、泥、木の根と滑るオンパレードです。
　慎重に下れば大丈夫だと思いますが、今回の様に雨の後は大変時間がかかります。
　余裕を持った工程を立てて頂ければと思います。
　沢を渡った辺りから、徐々に緩やかになり、林道にでたら須原尾根分岐に到着です。

・須原尾根分岐〜武尊沢林道終点駐車場まで
　登山道が大きく掘れて、大きめな石が点在しているので少し歩きにくいです。
　特に危険箇所等はありません。　

その他周辺情報

（日帰り温泉）
　水上温泉郷／宝川温泉 汪泉閣（宝川山荘：日帰り施設）
　〒379-1721群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
　TEL：[phone] （山荘直通） TEL[phone] （代表）
　URL：https://www.takaragawa.com/higaeri.html
　日帰り入浴　2,000円/大人　4時間（現在1,000円に割引中）
　営業時間　9：00〜17：00

　今回は入っておりませんが、温泉で近いところは宝川温泉となります。
　混浴となり湯浴み着を着用して入浴することになります。
　混浴が嫌なときは水上街まで降りてきますが、鈴森の湯がおすすめです。

　鈴森の湯
　〒379-1618 群馬県利根郡みなかみ町阿能川１００９−２
　TEL：[phone]
　URL：https://suzumorinoyu.com/
　日帰り入浴　800円/大人　2時間
　営業時間　11:00〜20:00

写真

8/8 6:39

武尊沢林道終点の駐車場です。
10台程度止められそうです。
6時半時点で残り4台程度でした。

8/8 6:59

スタート直後から掘れた登山道を進みます。

8/8 7:05

須原尾根分岐に到着です。

8/8 7:41

一段の段差が大きい急登が始まります。

8/8 7:51

木の根も沢山ありました〜

8/8 8:08

岩の所もありました〜

8/8 8:12

木の根の階段がないと登れません（笑）

8/8 8:20

手小屋沢避難小屋手前の分岐に到着です。

8/8 8:31

手小屋沢避難小屋が見えます。

8/8 8:32

手小屋沢避難小屋に下る道ですが、結構下る必要がありそうなので、見学はやめました（笑）

8/8 8:37

まだまだ急登が続きます。

8/8 9:12

何でしょうか？

8/8 9:29

結構倒木等がありましたが、登山道の邪魔をしているものはありませんでした。

8/8 9:30

倒木のため、木の横を登っていきます。

8/8 9:32

雨が降っていたので苔が元気です。

8/8 9:37

初めの鎖場が見えてきました。

8/8 9:39

雨のせいでよく滑ります。

8/8 9:54

二つ目の鎖場です。

8/8 9:57

二つ目の鎖場の上部です。

8/8 9:57

ナナカマドがもう紅葉してました。

8/8 10:07

木の根を頼りに大きな段差を登っていきます。

8/8 10:07

大きな岩に小さな花が咲いていました。

8/8 10:09

三つ目の鎖場です。

8/8 10:11

三つ目の鎖場上部です。

8/8 10:12

頑張って登っています。

8/8 10:14

何でしょう？

8/8 10:15

ハクサンオミナエシでしょうか？

8/8 10:15

四つ目の鎖場です。

8/8 10:17

鎖場のアップです。

8/8 10:21

雨も上がり少し山々が見えるようになってきました。

8/8 10:25

鎖場が終わり開けた他場所にできました。
もう少しで山頂ですね。

8/8 10:32

ミヤマアキノキリンソウかな？

8/8 10:35

何でしょうか？

8/8 10:40

ミヤマアキノキリンソウでしょうか？

8/8 10:43

こっちのキリンソウ？
この辺り難しい

8/8 10:43

イワオトギリでしょうか？

8/8 10:49

ヒメシャジン

8/8 10:49

最後の登りです。

8/8 10:51

苔が元気です。

8/8 10:53

武尊山山頂に到着です。
雨は上がっていますがガスガスです。

8/8 10:56

山頂で記念撮影
今回ご一緒したTさんとM夫妻です。

8/8 10:57

こっちは私と嫁

8/8 11:02

本日のランチ
暑さを警戒して凍らせたゼリー等を持ってきました。
ほどよく溶けてよく冷えていました。

8/8 11:35

剣ヶ峰山方面です。
少し見えてきました。

8/8 11:35

中ノ岳方面です。
もう少しで見えそうでしたが駄目でした。

8/8 11:51

ガレ場を慎重に下ります。

8/8 11:52

武尊山山頂直下はミネウスユキソウが群生していました。

8/8 11:52

ミネウスユキソウ

8/8 11:54

ヒメシャジンも群生していました。

8/8 11:54

ヒメシャジンアップ

8/8 11:56

こんなにウスユキソウ群生しているのですね。

8/8 11:56

花畑となっていました。

8/8 12:03

ガレ場を抜けても剣ヶ峰山が見えません。

8/8 12:05

振り返ると武尊山が顔を出していました。

8/8 12:08

結構な急登を下ります。

8/8 12:13

キョウは本当に苔が元気！

8/8 12:15

天気が良ければ見晴らしの良い稜線なのだろうな〜

8/8 12:17

大分下ってきました。

8/8 12:20

またまた苔です。

8/8 12:29

剣ヶ峰山が雲の向こうに一瞬見えました！

8/8 12:42

これを越えると分岐に到着です。

8/8 12:52

コバノコゴメグサでしょうか？

8/8 12:57

分岐に到着です。
ここから一気に高度を上げ剣ヶ峰山を目指します。

8/8 13:19

剣ヶ峰山に到着です。
今年のお山2020mとなっております！

8/8 13:12

2020m（ちょっと見にくいですが・・・）

8/8 13:23

さて、分岐まで下ります。
冬の方が雪がついている分歩きやすい感じがします。

8/8 13:24

雨の後で滑る道を下ります。

8/8 13:28

分岐に到着し、ここから長い下りが待っています。

8/8 13:33

大分滑ります・・・ずるずるです。

8/8 13:35

剣ヶ峰山から須原分尾根岐まで大きな段差がある下りが続きます。

8/8 13:38

大きな岩も下って行きます。

8/8 13:49

登山道が大分崩れてザレザレです。

8/8 13:52

木の根がないと降りられません。

8/8 13:56

全体的にこんな感じです。

8/8 14:15

木の根を使って下って行きます。

8/8 14:15

木の根さまさまです。

8/8 14:21

日が差してきて、森と苔が輝いています。

8/8 14:22

苔がいい感じです。

8/8 14:33

もうひと頑張りで分岐なのですが、滑る滑る

8/8 14:34

倒木にびっしり生えた苔がイキイキしています。

8/8 15:02

小さい沢を合わせて4回くらいわかったかな？

8/8 15:14

道も落ち着き歩きやすくなりました。

8/8 15:48

樹林帯をまったり歩きます。

8/8 15:51

林道にでました。分岐までもう少し

8/8 15:52

須原尾根分岐に到着です。
ラスト10分！

8/8 15:57

ここからの道が結構大変です（笑）

8/8 16:00

クロアゲハかな？

8/8 16:05

駐車場までの道は大分掘れて歩く場所がないくらいです。

8/8 16:08

武尊沢林道終点の駐車場に到着です。
いや〜はやり下りが厳しい！

撮影機器：

DMC-LX7 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

t-nao

　今回は、水上にあるペンションを起点として登山を考え、登山候補は、谷川岳（西黒尾根〜田尻尾根）又は武尊山（武尊山、剣ヶ峰山周回）
　この候補を一緒に行くメンバーさんに伝えたところ、武尊山が良いとのことでしたので、今回は武尊山に登ることとなりました。
　谷川岳は秋に登れればいいかなと思っています。

　で、武尊山と言えば、最近は冬に川場スキー場からピストンで登ることはありましたが、武尊沢林道から登るのはなんと2011年以来です。
　当時の記憶は、剣ヶ峰山からの下りが厳しい、段差が大きい、林道が長い！くらいしかありません。

　約10年ぶりに登った感想も「やはり武尊山は厳しい」でした（笑）
　10年前に比べると、登りのつらさはなく、鎖場の危機感もありませんでしたが、剣ヶ峰山からの下りは、10年前と変わらない感想となりました。
　岩、ガレ、ザレ、木の根がすべて滑り、段差が大きい、下りが長い！
　途中、苔等を見ながら気分を紛らわせていましたがキツかったです。

　また、前回は全く記憶がありませんが、武尊山山頂直下にお花畑があり、ウスユキソウが群生していました。
　ウスユキソウってあんなに群生しているものなのですね。
　花畑は想像していなかったので、うれしい誤算でした。

　今回一緒に登って頂いた、Tさん、Mさん夫妻、次の機会もよろしくお願いいたします。お疲れ様でした〜

　では、次回は、西穂高岳かな〜？