紅葉の御在所岳(1212m)[中道ルート]
- GPS
- 04:36
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 882m
- 下り
- 879m
コースタイム
天候 | 晴れ ※強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さらにその100mほど手前に20台ほど停められる駐車場有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
■中道ルート(登山口〜地蔵岩〜富士見岩) やや急な登りがあり、花崗岩の地面が滑りやすい。 15mほどの高さではあるがキレットがあり、ここは要注意 ■御在所岳山頂付近 特に危険箇所なし ■御在所岳→武平峠 正規ルートではない脇道がいくつかあるので分岐に出会ったら地図を見て方向を確認すること |
写真
感想
御在所岳。ございしょだけ。
ちょっと趣のある響きで、一度聞いたら忘れない山名だと思います。
滋賀県と三重県を隔てる鈴鹿山脈の山の一つです。
標高は1212mとアルプスの山々と比べると比較にならないほど低いのですが、奇岩がおりなす山の姿は独特の風格があり、アルプスの山に劣らないと思います。
ただ、ロープウェイが山頂近くまで伸びているので、伊吹山と同じように誰でも山頂に立ててしまい、ちょっとありがたみが薄い気もします。
もちろん、下からの登山道もあり、その道を歩くのがとても面白いです。
今回の登山の目的は、冬山に備えて冬靴を足に慣らすこと。
冬靴を半年ほど眠らせていたので、久しぶりに履いて、歩き方の感覚を取り戻したい。
なので、軽く3〜4時間ほど歩けばいいかなぁという気分。
神戸から最寄りの四日市インターまでは名神→新名神→東名阪を使って2時間ほど。
とても近いです。
有名な山なので登山ルートは多数。
地図を見ただけでも、「表道」、「一ノ谷新道」、「中道」、「裏道」の4つがパッと目に入ります。
その中でも「中道」が一番面白いよ!と聞いていたので、初めての御在所登山はこのルートで行くことにしました。
序盤からいきなり急な登りが続きます。
しかも地質が花崗岩でボロボロ崩れやすいので、けっこう滑る…。
この季節は体温調整が難しいですね。
気温は低い。登りは暑い。風は冷たい。太陽の日差しは暑い。
と、状況がコロコロ変わるので、適正なレイヤリングを探すのに時間がかかります。
このルートはいろんな奇岩が楽しめます。
その中でも「地蔵岩」は面白い。
高さ10mぐらいに垂直に立った細長い2つの岩。
この岩の間に大きな岩が乗っかってます。
どうやってここに乗っかったんだろう?
たぶん、何万年も前に地面が隆起してこんな風になったと思うのですが、昔の人は人間じゃない誰かが乗せたと信じても不思議ではありません。
ちょうど紅葉にはよいシーズン。
山肌の彩りがとてもきれいです。
登りはじめてから2時間ぐらいで登りは終了。
ここから緩やかな登りで20分ほど歩いて山頂へ向かいます。
そういう意味でとても広い山頂をもった山ですね。
鈴鹿の山はこのように山頂が平地になった山が多いような気がします。
山の上から眺める紅葉もなかなかきれい。
まだ時間に余裕があるし、今日はついでに鎌ヶ岳まで行ってしまうか、ということで南へ向かうものの、道を大きく間違え、時間を食ってしまいました。
間違った踏み跡を進み、だんだん道が細くなりやがて谷を下っていくようになったところで、「これはおかしい」と思い、地図とGPSを見て間違いに気づきました。
鈴鹿の山はこのように脇道が多く、迷いやすい気がします。
しかもその脇道にピンクのテープが張ってあったりして、あたかも正しいルートのように見えてしまう。
鈴鹿で遭難事故が多いのはこのせいかもしれません。
そんなわけで、少し時間を要してしまったことと、今回の目的は足慣らしであることでもあったので、武平峠まで行って、そこから出発点に戻ってきました。
鎌ヶ岳は後の楽しみに。
半年ぶりの冬靴はだいぶ足に馴染みました。
来週は雪を見に、この靴で北アルプスに臨みます。
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