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記録ID: 248898
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ハイキング
中国山地西部

小五郎山 - 向峠から金山谷鉱山ルート周回

2012年11月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:22
距離
11.2km
登り
891m
下り
891m

コースタイム

【11:19】向峠集落『にこにこ市』駐車場出発
【11:24】林道入口
【11:26】イノシシゲート
【11:46】小五郎山『向峠ルート』登山口
【12:35】大谷辻北のコル
【13:22】小五郎山頂(昼飯)【13:49】
【13:50】金山谷鉱山ルート分岐
【13:59】坑道案内板(その1)
【14:00】坑道跡(引き返し)【14:01】
【14:02】坑道案内板
【14:10】坑道案内板(その2)
【14:10】坑道跡(引き返し)【14:10】
【14:11】坑道案内板
【14:13】小五郎鉱山跡(説明看板)【14:15】
【14:15】鉱山跡すぐ横の小さな沢
【14:19】ロープ設置の小さな沢
【14:30】比較的水量の多い小さな沢
【14:38】展望岩【14:40】
【14:48】寺床案内看板
【15:09】オンドル跡地案内看板(分岐)
【15:11】オンドル跡地
【15:15】オンドル跡地案内看板(合流)
【15:17】小五郎山『金山谷鉱山ルート』登山口
【15:24】登山者用?駐車場
【15:25】金山谷集落(深谷川沿い)
【16:29】山口県道16号合流地点
【16:41】向峠集落『にこにこ市』駐車場到着
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
『向峠にこにこ市』横に邪魔にならない様に停めました。
近所の方に確認したら、入口や消防設備を塞がないように停めれば、
まぁ、大丈夫だろうとのことでした。
コース状況/
危険箇所等
イノシシゲートは必ず閉めるようにしましょう。
全般的に急勾配の山です。
滑りやすい黒土に加え、これまた落葉が積もって滑りやすいです。
金山谷鉱山ルートは向峠ルート以上に勾配が急で滑りやすいです。
黒土が湿っていたからなのか、滑りやすさは九重のソババッケ〜大戸越の感じです。
『向峠にこにこ市』
左の車の後ろは舗装に「駐車禁止」の標示あり
『向峠にこにこ市』
左の車の後ろは舗装に「駐車禁止」の標示あり
ここから林道に入ります
ここから林道に入ります
イノシシ(害獣)ゲート
開けたら閉めましょう
イノシシ(害獣)ゲート
開けたら閉めましょう
おそらく日本トップクラスの小さな山荘ですね
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おそらく日本トップクラスの小さな山荘ですね
『四境の役の向峠集落民隠れ屋跡』の説明文
『四境の役の向峠集落民隠れ屋跡』の説明文
林道から登山道へと入ります
ここまでけっこう急勾配
林道から登山道へと入ります
ここまでけっこう急勾配
反対側から
魚眼レンズで撮ったっぽい(笑
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魚眼レンズで撮ったっぽい(笑
こういうのに心惹かれる
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こういうのに心惹かれる
この木を見ると...
『WSSの44年型迷彩服』を思い出す
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この木を見ると...
『WSSの44年型迷彩服』を思い出す
大谷辻北のコル
登山口〜山頂のおよそ中間点になります
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大谷辻北のコル
登山口〜山頂のおよそ中間点になります
大きなどんぐり
たくさん落ちてました
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大きなどんぐり
たくさん落ちてました
あとは主尾根をひたすら
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あとは主尾根をひたすら
あと少しで山頂!?
いやいや、まだでした...
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あと少しで山頂!?
いやいや、まだでした...
空が青い
山頂はあんなに先なのか...
山頂はあんなに先なのか...
あ、雪だ
やっと山頂!
広く開けた明るい山頂です
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広く開けた明るい山頂です
小五郎山(1,162m)
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小五郎山(1,162m)
眼下には中国自動車道
390〜392KP付近が見えます
白いアーチは『宇佐川橋』
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眼下には中国自動車道
390〜392KP付近が見えます
白いアーチは『宇佐川橋』
正面は『羅漢山(1,109m)』
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正面は『羅漢山(1,109m)』
三角点と昼飯
正面の三角形の山の右後方に
津和野の『青野山(907m)』が見える
正面の三角形の山の右後方に
津和野の『青野山(907m)』が見える
コントラストを上げてみた
広島湾に浮かぶ『似島』が、
その奥には『野呂山(839m)』も
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コントラストを上げてみた
広島湾に浮かぶ『似島』が、
その奥には『野呂山(839m)』も
『金山谷鉱山ルート』で下山開始
ちょっと振り返って山頂を
『金山谷鉱山ルート』で下山開始
ちょっと振り返って山頂を
山頂からすぐの所に分岐あり
右は『容谷・右谷・寂地』等への縦走路
山頂からすぐの所に分岐あり
右は『容谷・右谷・寂地』等への縦走路
『坑道』の案内看板です
寄り道してみましょう
『坑道』の案内看板です
寄り道してみましょう
ん?
これかな?
わっ!
さすがに入る勇気はありませんが、
先人達の苦労が偲ばれます
わっ!
さすがに入る勇気はありませんが、
先人達の苦労が偲ばれます
つららや霜柱もあちこちありました
つららや霜柱もあちこちありました
おや?
また何かあるぞ
おや?
また何かあるぞ
また坑道だ
今度は縦穴でした
しかも、かなり深くて狭そう
今度は縦穴でした
しかも、かなり深くて狭そう
坑道のすぐ下方に平坦地があり、
立派な石垣も組まれていました
坑夫達の宿舎跡ですかね?
坑道のすぐ下方に平坦地があり、
立派な石垣も組まれていました
坑夫達の宿舎跡ですかね?
と思ったら、ありました!
なになに?
と思ったら、ありました!
なになに?
小五郎山鉱山跡の説明
勉強になります
小五郎山鉱山跡の説明
勉強になります
鉱山跡の横には小さな沢が
ここを渡って行きます
鉱山跡の横には小さな沢が
ここを渡って行きます
二つ目の沢はロープが張ってあります
二つ目の沢はロープが張ってあります
ほんとに大きな倒木ですが、
歩きやすい様、切り込み済み
ほんとに大きな倒木ですが、
歩きやすい様、切り込み済み
気持ちの良い登山道
気持ちの良い登山道
展望台ですか
まぁまぁの眺めです
ここ、大きな浮石がありました
ご注意を
まぁまぁの眺めです
ここ、大きな浮石がありました
ご注意を
どーん!
今回『寺床』はパスしました
今回『寺床』はパスしました
ふかふかの登山道
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ふかふかの登山道
植林帯に入ったら、まもなく下界です
植林帯に入ったら、まもなく下界です
ここで道は分岐していますが、再び合流するので、オンドル跡地を見に行っても大丈夫です
ここで道は分岐していますが、再び合流するので、オンドル跡地を見に行っても大丈夫です
あそこが合流地点です
あそこが合流地点です
下方から見るとこんな感じ
右の看板には「温突跡200m先」と書かれています
オンドルって、そう書くんですね
下方から見るとこんな感じ
右の看板には「温突跡200m先」と書かれています
オンドルって、そう書くんですね
オンドル跡から数分で堰堤があります
オンドル跡から数分で堰堤があります
堰堤のすぐ横が『金山谷鉱山ルート』の登山口です
堰堤のすぐ横が『金山谷鉱山ルート』の登山口です
ほんの少し、林道歩きです
ほんの少し、林道歩きです
寒いけど、いい天気
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寒いけど、いい天気
登山者用と思われる駐車場
地元の方々に感謝
(奥から降りてきました)
登山者用と思われる駐車場
地元の方々に感謝
(奥から降りてきました)
金山谷の集落に到達!
金山谷の集落に到達!
深谷川の清らかな水
深谷川の清らかな水
金山谷集落〜向峠集落は、
5.5kmの舗装路歩きです
金山谷集落〜向峠集落は、
5.5kmの舗装路歩きです
路上河川...と言ってもいいかな?
酷道険道ファンには堪らない
路上河川...と言ってもいいかな?
酷道険道ファンには堪らない
ガードレールが現れただけで、ちょっと感動(笑
ガードレールが現れただけで、ちょっと感動(笑
山口島根県境、深谷川に架かる
『深谷大橋(高さ94m)』
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山口島根県境、深谷川に架かる
『深谷大橋(高さ94m)』
山口県道16号に合流!
黄色いガードレールは山口県道ならでは
山口県道16号に合流!
黄色いガードレールは山口県道ならでは
夕陽に染まる深谷PA(中国自動車道)
夕陽に染まる深谷PA(中国自動車道)
ここからも“朝の”林道入口に行けます
ここからも“朝の”林道入口に行けます
あと80mでゴール
無事にゴールしました
無事にゴールしました

感想

ちょっと遅めに自宅を出発、11:10頃に向峠集落に到着。
天気は良いけど、今シーズン最高レベルの冷え込みが心配。

スタートしてから林道途中の登山道入口までは急勾配が続き、一気に汗ばむ。
登山道に入ってからも急勾配が続く。
松の木峠から登る寂地山や、九重の男池ルート(ソババッケ〜大戸越)に似た印象を受けました。
湿気を含んだ黒い土は滑りやすく、体力を余計に消耗させるし、
落葉はこれまた滑りやすいうえ、その下にある障害物(ごろ石・切り株・窪みetc)を隠してくれるので、ちょっと油断すると足を取られてしまう。
なかなか新参者に厳しい山だなぁというのが素直な感想でした。

大谷辻北のコルから山頂までは、これまた急な上りが続きます。
尾根歩きで眺めも良いですが、なかなか見えて来ない山頂に気持ちが焦ります(笑
ほぼ2時間ちょうどで、ようやく山頂に到着です。
広く開けた山頂は明るく、360度とまではいかないまでも、それに近い展望があります。
眼下には山々を縫う様に走る中国自動車道の宇佐五橋が。
視線を少し上げると、寂地山、冠山、羅漢山、青野山などといった山々が。
遥か南には瀬戸内海も薄っすら見えます。
広島湾に浮かぶ似島、厳島も。
暖かな日だったら、もう1時間ほどのんびりしたい山頂でした。

下山は北川斜面を下る『金山谷鉱山ルート』を選択しましたが、こちらは『向峠ルート』よりも更に急坂&滑りやすいので、細心の注意が必要です。
九十九折の急坂、しかも道幅は細く、数箇所で踏み跡が薄く判り難いというか、ルートを外れてしまいそうになる箇所がありました。
すぐに気付きましたが「あれ?」と思ったら、すぐに周囲を見渡して正しいルートを探せば赤テープやロープが目に入ると思います。

その反面、このルートは坑道跡や石垣、オンドル跡、修験者の修行場etc、と勉強になる見所満載のルートだと思います。

金山谷集落からは舗装路となります。
向峠集落までの5.5kmをおよそ1時間10分かけて歩きましたが、ほぼ水平な道なので、疲れるという感じはありませんでした。
ただし、クマへの注意は集落に入っても最後まで切らさないようにしましょう。
今回はクマに出くわすことはありませんでしたが、付近の集落では何度も目撃されている他、高速道路に侵入して礫死したクマや、養豚場?に侵入したクマも居たそうです。

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コメント

ゲスト
はじめまして
小五郎山登頂記、拝見させていただきました。
私はほぼ地元といってもいいほど、この山に近いところに住んでおりますが、未だにまだ未踏です。
今年の春からはじめた健康志向の登山ですが、現在のところ芸北中心の山歩きですので、山口県側は来年のお楽しみですね。
東ホウベン山も素晴らしい山(新日本百名山)と伺っております。是非、訪れたいものです。
私もほぼ単独行です。どこかでお会いすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
これからも登頂記、楽しみにしております。
2012/11/28 16:19
ありがとうございます
kuma1707さま

コメントありがとうございます。
素晴しい自然が溢れ、良い山のある素敵な地域にお住まいなんですね。
芸北地域の山を制覇した後は小五郎山をはじめ、寂地山、安蔵寺山など登られてみてはいかがでしょうか。
その時は感想のアップをお待ちしています

また、東鳳翩山も街に近い山とはいえ、四季折々の自然が豊かで、市民に親しまれている眺めの良い山です。
ぜひ、足を伸ばしてみてください

つたない文章と写真の山行記録ですが、今後も宜しくお願いします。
2012/11/29 12:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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