『富良野岳/原始ヶ原登山口の林間コース/動画あり』
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,193m
- 下り
- 1,186m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
参考ストリートビュー(市道「ベベルイ零号線」沿いにございます林道入り口): http://goo.gl/maps/W5B5l 原始ヶ原登山口(「ニングルの森広場」という土場でございます): http://goo.gl/maps/cszrg |
コース状況/ 危険箇所等 |
「原始ヶ原登山口」から歩き始めますと、すぐに「滝巡りコース(沢コース)」と「林間コース」の二つのコースに分かれます。本当は「滝巡りコース」を予定してございましたが、橋の崩壊と落石で通行が出来ない状況でございました。橋が復旧するまで全面禁止との張り紙がございまして、「林間コース」を歩くことになりました。歩き続けますと突然に「原始ヶ原(湿原)」が現れるのでございます。湿原の分岐に立てられております「頂上・原始ヶ原」の道標をよくよく見ますと、L字型の矢印が書いてございます。その方向が「富良野岳」への道でございます。この湿原には管理木道はございません。行こうと思えばどこへでも行けますが、初めての方は出口を見失う可能性もございます。分岐から「富良野岳」へ向かうコース上には「池塘」はございませんので、落ちて呑み込まれる心配はございませんが、踏み跡を外れますと膝まではまり込む所がございます。また、ヒグマの糞や足跡も見られましたので注意が必要でございます。 |
その他周辺情報 | 「ニングルの森広場」には仮設トイレと「ニングルの森管理棟」という小屋がございます。この小屋は鍵が掛かっておりますが、トイレと流しのございます30人収容の無料宿泊施設でございます。事前利用申し込み先は富良野山岳会あきば民宿(0167-22-3205)、そして問合せ先は富良野市(0167-39-2300)でございます。 |
写真
感想
【2012/10/04】北海道の「富良野岳」に登ってまいりました。この山の標高は1911.9mでございまして、頂上は富良野市と上富良野町との境界になってございます。また、「大雪山国立公園」の域内にございます「十勝連峰」の中では、最も南西に位置する山の一つでございます。私は2001年7月10日にも「十勝岳温泉」の「凌雲閣」前から「富良野岳」に登ってございます。同じ連峰の中ではございますが、荒涼とした「十勝岳」とは対照的に緑と花が豊かな山であるという印象でございました。今回はこの山に「原始ヶ原登山口」から林間コースを辿って登ることに致しました。
この登山口へは、富良野駅前からございます道道253号線の「原始ヶ原登山口」案内標識に従いまして走りますとたどり着く事が出来ます。ただし「麓郷」の手前、「北布礼別」の何も無い交差点で「道道253号線」から左折して「市道ベベルイ零号線」に入る必要がございますので、その箇所は注意が必要でございます。その交差点から道なりに約2.7km進んだ所の右手に林道の入り口がございます。写真を撮り忘れましたが、確かそこには「作業場入り口、立ち入り禁止」と書いてあったような気が致します。そこから入りまして2.8kmほどダートを走りますと「原始ヶ原登山口」に到着致します。この「原始ヶ原登山口」は広い土場でございまして、なぜか「ニングルの森広場」というメルヘンチックな名前が付けられてございます。ここには仮設トイレと「ニングルの森管理棟」という小屋がございます。この小屋は鍵が掛かっておりますが、トイレと流しのございます30人収容の無料宿泊施設でございます。事前利用申し込み先は富良野山岳会あきば民宿(0167-22-3205)、そして問合せ先は富良野市(0167-39-2300)でございます。
参考ストリートビュー(市道「ベベルイ零号線」沿いにございます林道入り口):
http://goo.gl/maps/W5B5l
原始ヶ原登山口(「ニングルの森広場」という土場でございます):
http://goo.gl/maps/cszrg
「原始ヶ原登山口」から歩き始めますと、すぐに「滝巡りコース(沢コース)」と「林間コース」の二つのコースに分かれます。本当は「滝巡りコース」を予定してございましたが、橋の崩壊と落石で通行が出来ない状況でございました。橋が復旧するまで全面禁止との張り紙がございまして、「林間コース」を歩くことになりました。「林間コース」とは申しましても「布部川・三ノ沢」を見下ろしながら歩きまして「広原の滝」も渡ります。そして歩き続けますと突然に「原始ヶ原(湿原)」が現れるのでございます。湿原の分岐に立てられております「頂上・原始ヶ原」の道標をよくよく見ますと、L字型の矢印が書いてございます。その方向が「富良野岳」への道でございます。この湿原には管理木道はございません。行こうと思えばどこへでも行けますが、初めての方は出口を見失う可能性もございます。分岐から「富良野岳」へ向かうコース上には「池塘」はございませんので、落ちて呑み込まれる心配はございませんが、踏み跡を外れますと膝まではまり込む所がございます。また、ヒグマの糞や足跡も見られましたので注意が必要でございます。湿原からは「前富良野岳」が美しく望めました。
「富良野岳」の登りは概ね火山礫のザレ場を直登するような形になります。小さくジグザグに登るにつれて斜度がきつくなり、ずり下がる足を一歩一歩着実に進めることになります。頂上には「十勝岳温泉」側から登って来た登山者も居られましたが、この日「原始ヶ原登山口」から登りましたのは私1人だけでございました。この日はやや雲がございますものの、まずまずのお天気で、沢と湿原を通り、秋を感じさせる紅葉も美しく、前回とはかなり印象が違う「富良野岳」の山行となりました。お薦めコースでございます。
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