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記録ID: 2493436
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

熊倉沢 右俣右沢↑ 左俣西沢↓ 上級生w-ing

2020年08月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:51
距離
10.2km
登り
904m
下り
921m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
1:33
合計
7:51
7:50
35
8:25
9:43
125
林道終点(入渓地)
11:48
11:48
12
12:00
12:00
14
12:14
12:29
4
12:33
12:33
188
下降点(950m付近)
15:41
南郷バス停
このほかに10分の休憩を2.3回と、沢装備解除の時間が含まれている。
天候
最高38度(武蔵五日市駅)
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
武蔵五日市駅1番バス停で乗車。
7時10分発であったが、行列ができるほど混むので早めに並びたい。
平日ということもあり、乗客の割合はサラリーマン、登山者が一対一であった。
30分強ほどの南郷バス停で下車。
コース状況/
危険箇所等
平水(そもそも水量は少ない)
林道は何箇所か崩落している
林道途中。橋が崩落している箇所を振り返って。左に巻き道があるが直進もできる
林道途中。橋が崩落している箇所を振り返って。左に巻き道があるが直進もできる
同じ箇所の反対側
同じ箇所の反対側
ここも崩落してる。普通に通れる。
2020年08月11日 08:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/11 8:10
ここも崩落してる。普通に通れる。
後ろから
2020年08月11日 08:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/11 8:11
後ろから
林道終点(入渓地点)
2020年08月11日 08:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
8/11 8:25
林道終点(入渓地点)
入渓地で焚火
なんだか気が抜ける
入渓地で焚火
なんだか気が抜ける
陸軍滝
写真用に取り付いてみた
陸軍滝
写真用に取り付いてみた
炭焼き窯
中は1畳ほどで普通に入れた
炭焼き窯
中は1畳ほどで普通に入れた
4mCS
CSの左から登る。頭の左上当たりにグラグラ残置あり。
4mCS
CSの左から登る。頭の左上当たりにグラグラ残置あり。
上から。肩がらみでフォロー。
上から。肩がらみでフォロー。
10m滝
どう登ろう、、、
10m滝
どう登ろう、、、
水線の左側をリード登攀。見にくいが登攀者がいるとこらへんにハーケンを打った。詳細は〈感想〉で。
水線の左側をリード登攀。見にくいが登攀者がいるとこらへんにハーケンを打った。詳細は〈感想〉で。
落ち口右の木を支点にフィックス。中間者を待つ。
落ち口右の木を支点にフィックス。中間者を待つ。
トポでは④の分岐。我々は左俣へ。
トポでは④の分岐。我々は左俣へ。
稜線到着。実際に詰めあがったのはこの看板の30m程奥の方。
稜線到着。実際に詰めあがったのはこの看板の30m程奥の方。
熊倉山頂。ベンチが3つ。
熊倉山頂。ベンチが3つ。
熊倉山直下のコル付近から下降
熊倉山直下のコル付近から下降
撮影機器:

装備

備考 ・50ザイルは右俣の10m滝リードで一度、左俣の8m滝の懸垂で一度使用
・ハーケンは右俣10m滝リードで一個使用。横、軟鉄
・カムは不使用(持って行ってもいいかも)
・30ザイル一本あれば事足りる

感想

メンバー:4年 K(L記)、G(SLカ)
     3年 N(医)
     2年 自分(気)、T(装)
     OB KO
グレード:1級上
目的  :沢の遡下降、下降点のルーファイ、楽しむ

〈記録〉
 南郷バス停横の小坂をおり、林道歩きスタート。橋が決壊していたり、土砂で林道が埋まっていたりと、状態は良くないため、サンダルじゃない方がいいかも。約ーーーー分ほどで入渓点に到着。1人遅れたため、1時間ほど河原で焚き火をした。

行動を開始するとすぐに現れるのが陸軍滝18m。上級者であれば登れそうな感じがした。我々は釜のすぐ左から伸びる踏み跡を辿った。急な小尾根を登ると仕事道が見えるため、そこを目指す。

4mCSは全然難しくなかった。「ボル4級程の難易度」という記録もあったためビビっていたがせいぜい5級-? スタンスが見つかれば楽勝。記録通り残置ハーケンはぐらついていたため使わなかった。トップの自分が直登し、肩がらみでフォローした。

支流は遡行図通りのものしか出てこず、読図は非常に楽。

左沢との分岐点まで行くと10m滝は目の前である。50ロープで自分がリードした。最下部のみ水線から少し離れたが、その後は水流のすぐ右を登った。スタンス、ホールドともに豊富なので経験者はフリーで良い気がする。中間地点でハーケンを打った。良さげなところが全くなく、ランニングビレイはその一箇所のみ。トポに記載の落ち口付近のハーケンは見つからなかった。落ち口右側の十分丈夫な木を支点に、中間者はフィックスで、ラストはオートロックで登攀。打ったハーケンは極まりすぎてしまい、リミットが迫っていたこともあって残置した。本来は回収すべきです。申し訳ありません。とても安定しているうえ、新品のハーケンなのでよかったら使ってください。

最後の二股(④)は左の涸れ沢へ。少し急だが安全なツメだった。GPSログを参照。

登山道合流後、熊倉山まで移動。山頂直下950m地点から伸びる小尾根から下降開始。急ではあるが、あまりガレておらず比較的安全。

8m滝(⑧)は50ザイルで懸垂下降(安定するところまで降りるには20じゃ足りなそうだった)。

4mCS(⑦)はCWが少しぐらついていたためそこにお助けロープを垂らしてクライムダウン。下部のスタンスが滑りやすい。

その後、出合まではただの沢。

〈所感〉
全体的に渋めの沢だった。下部は蜘蛛の巣だらけ。上部はハエ、アブにウンコのような勢いでたかられる。水量が少なく歩きやすいうえ、刺激的な滝も少ない。一級上というグレードとしては簡単すぎるし、楽しさという面でも微妙である。

しかし、1日で沢の遡下降、リード登攀、ハーケン打設、下降点探し、懸垂下降など、さまざまな練習がソコソコのレベルでできる。(ツメは軽すぎるため練習にはならないが)技術の確認には適していると思う。

また、この沢は全体的に水量が少なく、腰まで浸かる機会もほとんどない。これなら自分でも雨具無しで良さそうだった。

個人的には、沢自体が簡単だったのもあるが登攀や歩行に関して問題はなかった気がする。警戒していた4mCSも問題なかった。だが、リード登攀の流れがあやふやだったうえ、支点構築でももたついてしまった。詳細は〈反省〉で述べるが、自分には定期的な練習が必要だと感じた。

〈反省〉
・遡行図を忘れた
→論外なので強く反省
・リード登攀の手順が曖昧だった
→もっと練習するべき
・ハンマーのカラビナが小さくて取り外すのにもたついた
・ハーケンを打つ場所を探すのにもたついた
・安全環を閉めるのを何回か忘れた。
・10m滝上の支点が、カラビナが木と接触してしまう位置であった
→引っ張られる方向を意識して構築する
・左俣の4mCSで滑った
→お助けロープに頼りすぎてホールドを探すのがおろそかになっていた


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